近親警報! 機械です!
このエピソードで八章は終わりです。
「おらおら、機械のクリ弄くられて気持ちいいんだろうが! ちゃんとねだらねえと挿れねえぞ!」
そう言いながら真也がスティックの丸みを帯びた先端で紫の陰部をつつく。どうやら言った通りにクリトリスをつついているらしい。ほほお、と呟いて理子は紫の様子をうかがった。紫は頬を染めて涙を流しながら荒い息を吐いている。
「だめっ! やあっ! やめてっ! そこ、弄られたら! ああんっ!」
「言えよ! 息子が聞いてるんだぞ? 母親はちゃあんと息子に教えてやんないとな!」
人の悪い笑いを浮かべて真也がわざと手の動きを緩め、紫のクリトリスを触れるか触れないかのところでつつく。理子は興味を惹かれて紫の足許に回った。
「嫌! 優ちゃん、お願い、見ないで!」
涙を流しながら紫が喚く。だがよっぽど感じているのか、機械仕掛けの膣口からは透明な液体がしとどに漏れている。
「いや! いっちゃう! しんやぁ!」
「言えよ!」
再度、真也が腹の底から怒声を張る。その途端に紫の腰がびくびくと揺れる。どうやら真也に叱責されても感じるらしい。
「うわあ……凄いんだ。紫さんって」
理子は優一郎のところに戻り、背伸びをして優一郎の耳に小声で囁いた。
「うん。適正はあるはずだから」
身を屈めた優一郎が今度は理子の耳許に小声で言う。なるほど、と頷いてから、理子は二人に目を戻した。
「ああっ! いいっ、見られるの、いいのぉ!」
堪えきれなくなったのか、紫が唐突に甘えた声で口走る。すると真也はにやりと笑って紫のクリトリスをスティックの先端で弄り回した。
「欲しいんだろうが、棒きれが」
「ほしいのぉ、おまんこしてぇ!」
恥ずかしげもなく紫がねだる。その後、真也は漸く紫の膣内にスティックをさし込んだ。うわあ、と小声で呟いて理子はもじもじと腿を擦り合わせた。二人の様子を見ていたら、何だかむず痒いような変な感じがしてきたのだ。
「理子、どうしたんだい?」
笑いを浮かべて優一郎が言う。理子は恥ずかしさに真っ赤になって俯いた。ぎゅっと優一郎の白衣の袖を握ってスカートを押さえる。マスター登録用のスティックをさし込まれた紫の口から機械的な声が流れ、その後、自動的にスティックが膣から排出される。だがそんな様を見る余裕もなく、理子はスカートを押さえてもじもじと腿を擦り合わせた。
「父上。この建物は父上にさしあげます。城としてお使いください。ここは安定していて拠点としては良いところだと思います」
「何だ。そこの娘、発情してるのか?」
にやにやと笑いながら真也が言う。理子は慌てて顔を上げ、優一郎の腕にしがみついた。だが真也は特に理子に何かをしようという意図はなかったらしい。蕩けるような顔をしている紫の足許に寄り、ズボンの中からペニスを引っ張り出す。
「ふわあ……」
現れた真也のペニスを見た理子は思わず声を漏らした。真也のペニスはさっき見たスティックと同じ、禍々しい紫色をしていた。それを見た理子は堪らないものを覚えて優一郎の腕に腕を絡め、自分から胸を押しつけた。
「ぱぱぁ……してぇ……」
「父上、それでは、またお会いしましょう」
にこやかに挨拶をした優一郎が、抱えるようにして理子を連れて廊下に出る。
「ふう。凄く淫気に溢れていたね」
「ぱぱぁ……」
理子はうっとりとした顔をして優一郎にしなだれかかった。すがりついて優一郎の唇を奪う。
触れた唇を介して穏やかな力が流れ込んでくる。乱れていた理子の息は次第に落ち着いた。
「ごめん。理子。まず、多輝に会いにいかないと」
「パパ、理子もう我慢できないよぉ……」
目に涙を浮かべて理子は優一郎に抱きついた。廊下の壁に優一郎の身体を押しつけ、口づけしながら服越しに優一郎の股間を探る。少しは気分も落ち着いたが、股間の疼きがどうしても止まらないのだ。
「理子、それほど、我慢しなくても大丈夫だから。気を落ち着けて」
そう言いながら優一郎が理子の下腹部に手を当てる。理子はその手をつかんでスカートの中に導いた。
「パパだって感じてるくせに」
服越しに触れた優一郎のペニスはかたくそそり立っている。理子は服越しに優一郎のペニスを片手で弄り、もう片方の手で優一郎の片手をつかまえて自分の股間を探らせた。ぐっしょりと濡れたショーツに触れた優一郎がぴくりと手を震わせる。
「理子。跳ぶよ」
「きゃっ」
理子は唐突に現れた強い力に小さな悲鳴を上げて身を竦めた。優一郎がその場から転移したのだ。弾けた視界が正常になったところで理子は訝りの声を上げた。
「ここ……パパの寝室? だよね?」
多輝に会いに行く、と言っていたはずなのに優一郎が理子と一緒に転移したのは清陵高校の地下にあるいつもの施設の中だった。
「とりあえず。多輝の居場所を探らないと」
そう言ってから優一郎が目を閉じる。瞼を開けた優一郎は訝るような顔になった。
「あんなところに? なぜ?」
「多輝、どこにいるの?」
理子は泣きそうな顔で小声で訊ねた。スカートを押さえ、腿を擦り合わせる。陰部にこみ上げてきた疼きはとても強く、無意識に膣口がひくひくと動く。腿を愛液が伝う冷たい感触に理子は身震いした。
「理子。本当にごめん。大丈夫。それほど時間はかからないと思うから。さあ、行こう」
そう言って優一郎がその場に転移の力を導く。だが理子は差し伸べられた手を思わず払いのけた。
「理子……ここにいるから、パパだけで行って」
泣きじゃくりながら理子は何とか言葉を吐き出した。
「駄目だ。それはできない。理子の傍からは離れない」
優一郎が首を振ってそう言ってから、理子を抱き寄せる。理子はされるがままに優一郎の胸に顔を埋めた。
「それなら、力を貸して。多輝を呼ぶんだ」
理子は優一郎の胸に顔を埋めたまま頷いた。その直後、理子の持つ力が優一郎に弾き出される。二人の力を合わせた引き寄せの力が遠くにいる多輝の許に届く。どうやら多輝はここから随分と離れたところに居るらしい。
不意に衝撃が襲ってくる。理子は悲鳴を上げて床にへたり込んだ。優一郎が呻きを漏らしてその場によろける。理子はのろのろと顔を上げて優一郎を見上げた。優一郎は呆然としている。二人の引き寄せの力を、何故か多輝の方が拒絶してしまったのだ。
「理子。ごめん。もう少しだけ待っててくれるかい?」
神妙な面持ちをした優一郎がゆらりと立ち上がる。今度は優一郎が一人の力で多輝を引き寄せようとする。だが優一郎は力を導き出した直後、また呻いて今度は床にぺたんと座り込んでしまった。
それから何度も優一郎は力を使って多輝を引き寄せようと試みた。だがその度に優一郎は衝撃を食らうのか、呻きを漏らしてへたり込む。
「ねえ、パパ……。ママも多輝のところに居るんでしょ? ヒューマノイドなら連絡取れないの?」
「……取れると思う。だけど、会って話をしないと駄目だから」
そう答えてから優一郎がまた力を導き出す。理子はそんな優一郎からそっと目を逸らし、のろのろと立ち上がった。
「理子……お部屋に行ってるから」
ぽつりと呟いて理子は歩き出した。何となく多輝が優一郎の力を自分の意志で拒絶しているような気がする。なのに優一郎は何度も何度も多輝を引き寄せようと力を使う。理子はそんな優一郎を見ていられず、俯いたまま寝室の入り口に向かった。
ここまでで八章は終わりです。
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ここまでの登場人物紹介
○池田水輝
この章の最初がこいつなので紹介もこいつから。
頑張って奈月にエロシーンを見せてもフツーに問題なかった件。
orzになった。
余所で呑気に眺めてたら結局、出張る羽目になった。
佑にいちいち図星を指されてその度にかなりのダメージを受けている模様。
○吉良瀬佑
水輝といちゃらぶなので本人は満足していると思う。
○吉良瀬奈月
大変な事になってる人たちを助けようとしたら、海底を割ってしまった。
魔法の出力の調整をして!w
○翠
相変わらず奈月について回ってる。
○桜
多分、放置中。
○吉良優一郎
趣味のヒューマノイド作りを再開したと思ったら。
自分の母親を改造しました。
ていうか、それ何度目?w
○池田理子
この辺りでは始終欲求不満のはず。
気の毒……w
○吉良瀬立城
真也と久し振りに会ったのに……w
まあでも紫と分かれてるので仕方ないかも。
沙耶とは全く通じ合ってません。
○沙耶
がんばって告白したら調教された。
○吉良瀬多輝
元は雨宮多輝という名前だったんだが。
それはいいとして、急に順に誘われて由梨佳と避難することになった。
○吉良由梨佳
多輝と一緒に避難中。
○如月透(絵美佳)
順に誘われて避難した。
仕事忙しいのにあのオヤジはどーいうつもりだ、とか思ってる。
○池田渚
KTSは全員まとめて避難中。
○笹塚学
文を連れて避難した。
○吉良瀬真也
紫がヒューマノイド化したのでウキウキで弄り回している。
力も回収出来たので良かったのではなかろうか。
○紫
地龍神から堕ちた。
ので、今は龍神ではない何かになっている。
悲鳴を上げてるけど真也と再会したので嬉しいはず。
○木村順
苦労性なので水輝のところで情報共有したり、みんなを避難させたり、はみ出てきた魔を討ったりしている。
○重森和也
今のところは順のサポートに回っているぽい。
まあ、普段は好き放題に順を玩具にしている訳だが。