八雲と羅刹の秘密の逢瀬は、パールヴァティーが覚醒する一週間のサイクルの中で、幾度となく繰り返された。
初回こそ、八雲は「俺は同意していない」と叫び、理性の抵抗を試みた。しかし、羅刹は三只眼としての知識と技術を駆使し、八雲の无(ウー)の体に刻まれた無限の快楽回路を徹底的に刺激した。
羅刹は、八雲の抵抗の言葉を、すべて無視した。
「ああ、もっと激しく抵抗してちょうだい。あなたのその葛藤が、私の欲求をさらに高めるわ」
彼女は、八雲の絶叫さえも、自らの快楽のための前戯として享受した。八雲の『无(ウー)』の体は、抵抗すればするほど熱を帯び、羅刹に無限の精を注ぎ込まされ続けた。
ドチャッ、ドチャリ! チュパ、チュパ!バヂュッ!バヂュッ!バヂュッ!バヂュッ!ずりゅずりゅずりゅずりゅずりゅズブズブッズブズブッ
羅刹の部屋には、二人の肉体がぶつかり合う生々しい挿入音と、精を貪る水音が絶えず響いていた。
そして、四度目の夜。
八雲は、羅刹の家に足を踏み入れた瞬間から、すでに限界を迎えていた。この一週間、パイへの罪悪感と、羅刹への拒絶、そして制御できない無限の精力の熱に苛まれ続けた結果、彼の理性は疲弊しきっていた。
「来たわね、私の飢えた无(ウー)」
羅刹は、その夜、ガウンすら纏っていなかった。薄暗い室内で、裸体を晒す羅刹の姿は、あまりにも魅惑的で、八雲の『无(ウー)』の本能を直撃した。
八雲は、抵抗の言葉を口にしようとした。だが、喉から出たのは、掠れた息だけだった。
「もういいのよ。疲れたでしょう、藤井くん。もう抵抗しなくていいのよ」
羅刹は、優しく、しかし有無を言わせない力で八雲を抱きしめた。
その温もり、その密着、その熱が、八雲の心の最後の壁を崩した。彼は、パイへの愛も、羅刹への拒絶も、すべて忘れた。残ったのは、ただ「解放されたい」という、『无(ウー)』としての純粋な本能だった。
「羅刹……頼む……」
八雲の口から、初めて懇願の言葉が漏れた。それは、快楽への屈服であり、羅刹の勝利の宣言だった。
羅刹は、歓喜に満ちた表情を浮かべた。
「ああ、ようやく素直になったわね。さあ、私のもの。もう、誰にも遠慮はいらない。あなたの無限の愛(精)で、私を壊してちょうだい」
八雲は、羅刹の言葉に導かれるように、羅刹の体を抱きしめ返した。彼の手に伝わる羅刹の肌の熱と滑らかさが、彼の抑制されていた本能を一気に爆発させた。
ガッ!
八雲は、羅刹を乱暴にベッドに押し倒すと、初めて自らの意志で、羅刹の体を貪り始めた。彼の動きは、パールヴァティーに支配されていた時よりも遥かに暴力的で、貪欲だった。
「んんーッ! 藤井くん……そんなに激しく……! もっと!」
羅刹の喘ぎ声は、快感と、八雲の豹変に対する驚きで震えていた。
八雲は、羅刹の首筋に顔を埋め、理性を失った獣のように、彼女の匂いを嗅いだ。そして、彼の尽きることのない精が、羅刹の奥深くに、何度も、何度も激しく注ぎ込まれ続けた。
「あぁぁあああッ!……はぁ、はぁ……ッ! ああああ……!」
ビュッ! ビュッ! ビュッ!ビュルルルッ!ビュルビュル〜ズリュ…
羅刹の部屋は、八雲の激しい射精音と、羅刹の歓喜の絶叫に包まれた。
八雲は、もはや「同意」など気にしていなかった。彼は、羅刹という三只眼との背徳的な関係の中で、无(ウー)として生まれた自らの新しい本能と、無限の快楽に完全に夢中になっていた。
彼は、羅刹の体こそが、自分の无限の精力を受け止めてくれる唯一の場所だと悟った。そして、パイを裏切る罪悪感さえも、この背徳の快楽をさらに高めるスパイスに変わっていた。
「もっと! もっとくれ、羅刹! お前を、俺の精で満たし尽くしたい!」
八雲は、羅刹の体を強く抱きしめ、狂おしいほどに貪り続けた。彼は、『无(ウー)』の宿命を、背徳的な快楽として受け入れ、もう一人の三只眼の虜となったのだった。