※この作品はR-18です。

性魔伝説パールヴァティー   作:坂本太郎

40 / 126
第四十一章:精の奔流と、二大魔族の衝突

八雲が指定した場所—人通りのない大学の敷地の奥にある古い温室の跡地—に到着すると、すぐに緋山茜が現れた。

 

茜の深紅の瞳は、八雲の体から濃厚に立ち昇る精の匂いに、完全に理性を失っていた。その匂いは、羅刹の時よりも強烈で、パールヴァティーの魔力によって「最高の快楽」として増幅されていた。

 

「ああ……藤井くん……! その匂い……! 精の奔流が、あなたから溢れているわ……!」

 

茜は、すでにラミアの本性を露わにしていた。彼女の体からは、蛇のような粘着質な魔力が立ち上り、八雲の体を縛りつけようとする。

 

「緋山、落ち着け! 俺の話を……」

 

「黙って! 私の命は、もう限界なの! あなたの无尽の精で、今すぐ私の飢えを、永遠に満たして!」

 

茜は、八雲の制止を振り切り、飢餓的な衝動のままに彼に襲いかかった。

 

壱の暴走:飢餓と精の奔流

茜は、八雲の服を力任せに引き裂き、彼の精の源に直接触れた。彼女の体は、飢えた蛇のように八雲の全身に巻きつき、彼の精をすべて奪い取る体勢に入った。

 

ドチャリ! ズルルルッ……!

 

茜の貪欲な挿入は、八雲の体を拒絶できない快感の嵐に晒した。彼女は、羅刹やパールヴァティーよりも遥かに速い速度で、八雲の無尽の精を吸い上げようとした。

 

「はぁ……ッ! あぁぁあああッ!! 止まらない……! 茜! 君の体は……俺の精を……ッ!」

 

八雲の体内では、精の生成回路が狂ったように回転し、制御不能な量の精が放出され始めた。

 

「ビュルルルルルルルルルルルルル……! ジョボボボボッ! ドバシャァアアア!!!」

 

その尋常ではない射精音は、途切れることなく、持続的な奔流となって温室の跡地に響き渡った。茜は、八雲の圧倒的な精の奔流に、恍惚と恐怖を覚えた。

 

「あぁん! これよ! この無尽の奔流……! 私の命だわ! 永遠の精……ッ! もっと! もっと私に!」

 

茜の体は、精の熱で急速に魔力を回復させるが、その回復速度は、八雲の精の放出速度には追いつかなかった。

 

弐の介入:支配者の怒り

八雲の精の奔流がピークに達した瞬間、温室の跡地に黄金の魔力が炸裂した。

 

「この泥棒猫がぁぁぁ!!」

 

性魔パールヴァティーが、パイの姿のまま、激しい怒りと共に姿を現した。彼女の瞳は、純粋な黄金の炎を上げていた。

 

パールヴァティーは、自身の无(ウー)を、別の魔族が貪っているという光景に、支配者としての最大の屈辱を感じた。

 

「私の无(ウー)から、すぐに手を離しなさい! その不潔な精は、すべて私が浄化する!」

 

パールヴァティーは、茜の体を黄金の魔力で打ち払い、八雲から引き剥がした。

 

茜は、八雲の精の奔流を途中で断たれ、激しい飢餓感と怒りに襲われた。

 

「パールヴァティー! 邪魔をするな! この『无(ウー)』は、私の命よ!」

 

「黙りなさい、ラミア! この『无(ウー)』は、私との宿命を背負った、私だけの糧だ!」

 

参の官能:精の奪い合い

パールヴァティーは、八雲を背後に庇うと、支配者の威圧感を持って、緋山茜に精の奔流を見せつけた。

 

「あの女の生ぬるい精など、忘れなさい! 私の无(ウー)の真の快楽は、私との結合によってのみ得られるのだ!」

 

パールヴァティーは、八雲の腰を掴み、緋山茜の目の前で、彼を貪り始めた。

 

「あぁぁあああッ! また……ッ! ぐぅ……ッ! ビュルルルルルルルルルルルルル……!!」

 

八雲の体から放出される精の奔流は、パールヴァティーの魔力によって、快感と支配の極致へと引き上げられる。

 

茜は、その圧倒的な精の量と、パールヴァティーの魔力によって増幅された快楽の波動を目の当たりにし、飢餓の本能が狂いそうになるのを感じた。

 

「ずるい……! その精は……! 私が命として必要なのに……!」

 

パールヴァティーは、勝ち誇った笑みを浮かべた。

 

「貴様の飢えなど、知ったことか! この无(ウー)の精は、私の支配のためにある!」

 

無尽の精を燃料とした支配者と、生命の危機に瀕した飢餓の魔族の戦いが、今、始まった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。