これは、鏡氷華の支配下にあった神崎零(无)が、八雲の無尽の精の情報を引き換えに、淫魔の王ヴァルグリドと秘密裏に新たな、より激しい契約を結んだ夜の物語である。
零の「無の精」は、氷華の冷たい支配に順応していたが、ヴァルグリドの底なしの淫欲は、その順応性を破壊し、新たな快楽を零に刻みつけようとした。
壱の接触:冷気と淫魔の熱狂
ヴァルグリドは、零の純粋で冷たい精が持つ潜在的な可能性に気づいていた。彼女は、鏡氷華の魔力が届かない、地下深くに存在する淫魔の城で零を待っていた。
零は、氷華の命令で八雲の精の情報を盗み出すため、ヴァルグリドに献上した。
「ああ、冷たく美しい无(うー)。貴様の精は、氷華の支配によって無駄に冷やされているわ。私の無限の淫欲の熱で、貴様の冷たい精を最高の快楽へと変えてあげましょう」
ヴァルグリドは、零の服を魔力で瞬時に溶解させ、彼を淫魔の王の玉座に抱き上げた。
弐の淫宴:二重の支配の破壊
ヴァルグリドは、零の精の源に自身の底なしの魔力を集中させた。それは、鏡氷華の支配を破壊し、ヴァルグリド自身の淫魔の刻印を零の体に焼き付ける行為だった。
「貴様の精は、私のような真の支配者のためにある! 氷華の冷たい鎖など、私の快楽の熱で跡形もなく溶かしてやる!」
ヴァルグリドは、零の全身に灼熱のキスと愛撫を施し、鏡氷華の冷気によって抑圧されていた零の肉体の本能を強制的に解放させた。
ドプッ! ヴァルグリドの全てが、零を飲み込む!
ヴァルグリドの淫魔の圧倒的な支配力と無限の精への渇望が、零の精の源に突き刺さる。零の体は、氷華の冷たい支配からヴァルグリドの熱狂的な支配へと急激に移行するショックに、激しく痙攣した。
「はぁ……ッ! ああああッ! ヴァルグリド様……!熱い……冷たい……! 僕の精が……破壊される……ッ!」
零の「無の精」は、ヴァルグリドの淫欲の炎によって異常な高温に達し、鏡氷華の冷気を打ち破りながら、制御不能な奔流となって溢れ出した。
ジョバァアアアア
ヴァルグリドの恍惚としたうめき声と、零の精の奔流がほとばしる音が、静かな部屋に響き渡った。零は、自我を失いそうになりながらも、淫魔の王の熱狂的な支配を受け入れていた。
参の契約:永遠の服従の誓約
ヴァルグリドは、零の精の奔流が収まるまで彼を抱き続けた。そして、彼女は零の顔を引き寄せ、淫魔の契約の儀式を行った。
「无(うー)、貴様は私のものだ。永遠に私の淫欲を満たすために尽くすのだ。代わりに、貴様に真の快楽と力の頂きを味わわせてやろう」
零は、ヴァルグリドの刻印が自身の体に深く刻まれるのを感じた。それは、鏡氷華の支配よりも遥かに強く、魂にまで根付く誓約だった。
肆の帰還:二重生活の始まり
翌朝、零は鏡氷華のもとに帰還した。彼の体はヴァルグリドの淫魔の刻印で覆われていたが、彼は完璧な演技で氷華の前に跪いた。
「氷華様……。僕は……僕は……」
「無(うー)……? 私に嘘は通用しない。貴様の精は……ヴァルグリドの匂いが染み付いているわ。裏切ったのね」
氷華は怒りに震えながらも、零を許した。なぜなら、ヴァルグリドが八雲の情報を提供したことで、氷華にとっても利があるからだ。
零は、鏡氷華の忠実な僕でありながらも、ヴァルグリドの淫魔のペットとしての第二の人生を歩むことを決めた。彼は、二つの相反する支配者によって同時に服従されることで得られる、破滅的な快楽に溺れていくことになるだろう。
そして今宵も、鏡氷華の命令を受けた零は、新たな任務に向かうため、淫魔の城へと足を踏み入れるのだった。