※この作品はR-18です。

【摂理世界大系】シリーズEX(リクエストや余談の保管庫)   作:信頼できる語り手

5 / 5
読者様からリクエスト頂いた短編を書きました。
次は総合評価2000の時にお逢いしましょう。

わざわざ見に来たファンの方は、どうか☆9(高評価)を!


【おせ学】妄想シチュエーション
君を詐欺罪と強姦罪で訴えます! 理由はもちろんお分かりですね? 君が私をこんな目隠しで騙し、咥内の純潔を凌辱したからです! 覚悟の準備をしておいて下さい。近い内に訴えます。裁判も起こします。


「思いがけず、予定が空いてしまった……」

 

 女神像にも劣らない美しさの私──ミザール・シトリンがベッドに横たわると、黄色の長髪が眩しく広がった。

 

 人間(ヒト)の肉体は超常に染まりやすい。どの人種の特徴とも異なる鮮やかな原色は、私が高い素質と経験を持つ精霊使いである証だ。

 

「学内で手に入る資料は限られてるし、実験も結果待ちのモノばかり」

 

 暗く渦巻く瞳を横に流す。部屋の壁にピンで留めた乱雑なメモ書きが目に入った。

 

「退屈だよ。行動力だけが取り柄の私としては、何か新しい研究を始めたいところだね」

 

 独り言が多いのは思考を整理する為の癖である。そうしなければ、脳裏に浮かぶ閃きが本当に『私自身の思考』なのか判別できない。

 

「ああ、そうだ。それがあった」

 

 私はとある特異体質を持っている。

 

 私の中には『2つ目の意識』が混在しているのだ。それも、厄介な事に主導権は向こうに握られており、もう片方の人格が表に出ると『私』は気絶してしまう。

 

 裏人格の存在については謎が多い。ただ、私の体に宿る前は男性であった自覚と、精霊術に関する高度な知識だけがこちらに共有されていた。

 

「私の妄想や多重人格ではない事は確かだけど……この機会にもう少し詳しく調べたいな」

 

 ちなみに、妄想でない根拠は分かりやすい。

 

 皆には隠しているが……私は精霊を『使役』できる。カウンターフィト王国が血眼になって求める『本物の霊能者』なのだ。

 

 つまり、私の魂は男性でもある。特に性的嗜好にはその影響を強く受けていた。

 

 私の無意識は女性を『異性』として認識している。男性は恋愛対象にならない。だから、女性愛者であっても同性愛者ではないのだ。

 

 ただ、私は最近になって男性に興味を抱き始めている。それがあの転入生の影響なのかは不明だが、男体との濃厚な接触によって内なる存在に変化が起こる予感がしていた。

 

「ふむ、試してみる価値はある。善は急げだ。適当なペニスを咥えてみよう」

 

 照れも恥じらいもない真剣な顔で、年頃の娘にあるまじき言葉を吐いてみる。

 

 女体同士の交わりはそれなりに経験があっても、男性の陰茎に触れたのは転入生のメノウ・ルースケースを足先で弄んだ時くらいだ。

 

 しかし、気になった事象は徹底的に解明しなければ気が済まない。それが、私という人間の性分だった。

 

「未知の探究ほど楽しい事はないね」

 

 革命児ミザールは止まらない。内から込み上げるその好奇心だけは、間違いなく私自身のモノだと思えるから。

 

 

 

 カウンターフィト王国には、貴族のみが利用する秘密の施設がある。

 

 最前線で戦う霊媒女性を慰安する建物。包み隠さずに言えば、VIP専用の社交場……に偽装されたラブホテルだ。

 

 男装女性同士の偽装カップルが後継ぎを残す際は、幾つか点在する『社交場』に口の堅い男性を呼んで子種を貰う。また、閨で恥をかかない為の練習にも使われるらしい。

 

 今回は名目上、後者という事になった。

 

「やあ、目隠し付きで失礼するよ」

 

 外出用のゴーグルとガスマスクを脱いだ私は、代わりに布で両目を覆っている。まるで野菜嫌いな子供の克服練習のようで滑稽だ。

 

 できるだけ素顔を晒したくないのもそうだが、男性が性的に乱れる姿など見たくないという個人的な事情もある。自分で言い出したからには、萎えて途中帰宅するのも悪いし。

 

「ああ、視界を隠していても性技に支障はないから安心してくれ。私は器用さだけが取り柄なんだ」

 

 私は顔の横で手を開いたり閉じたりして見せた。霊能者は目に頼らずとも、周囲に漂う精霊を介して物の輪郭を知覚できる。

 

「そこの彼女も、わざわざ来て貰って悪いね。私はどうしても女性がいないと盛り上がらない性質なんだ」

 

 コクリと頷く気配。この部屋に私以外の男女がいる事は確かだが、随分と無口である。

 

 国王を務める母──アークトゥルス・アンバーに『実験相手』の手配を頼んだからプロ意識の高い人間が選ばれたのだろうか。

 

「まあ、私の指示に従ってくれるのなら、無反応でも構わないさ。私が用があるのは君の男性器(ペニス)だけだからね」

 

 ベッド端に腰掛ける男性のペルトに手を伸ばしながら、饒舌に喋り始める。

 

 元々、私は他人に気を遣うような人間でもない。相手が道具の役割に徹すると言うなら、却って楽なくらいだ。

 

「母が寄越した人材なら、私が好きにして良いって事だろう?」

 

 母は常識の内側からはみ出さない退屈な人間だが、人の本質を見抜く能力に関してだけは優れている。私という人間を理解している彼女なら、壊れて困る者は差し出さないはずだ。

 

 長い指が器用に男性のズボンを脱がせ、簡素な下着の縫い目を滑る。ペニスはまだ勃起していないようで柔らかい。

 

「私としても自分が何処まで男を受け入れられるか知りたいんだよ。この美しく優秀な血を次の世代に残すのも、貴族の責務だからね」

 

 床に膝を付く。子供を産みたいとは思わないものの、体質の遺伝には興味があった。

 

 私の中の『もう1つの意識』は実子にも受け継がれるのか。結果が予測できない未知の実験。研究テーマとして、一考の余地があるかもしれない。

 

 さて、その場合、誰を交配相手に選ぶべきか。

 

 

 

「精霊にも幼体期がある事を知っているかい?」

 

 椅子に座った男の陰茎が熱く硬くなる。もう1つの意識のおかげで、男性器の扱いは分かっていた。

 

 激しく擦れば良いわけではないのは女性と同じだ。確かに、男性器は雑な刺激でも射精に至る事ができるが、気持ち良さのランクが下がってしまう。

 

 私は風呂場で体を洗うような優しい力加減で、ペニスをむにむにと刺激した。

 

「私達が扱うのは充分に育った精霊だけど、微弱な『精霊擬き』も含めるなら、万物に精霊が宿っていると言っても過言ではない。勿論、君達にもね」

 

 塞がれた視覚情報を補おうとしているのか、他の知覚が鋭敏になっている。男性の体内に流れる霊気をはっきり感じ取れた。

 

「一説によると、精霊は人間の生殖器に集まりやすいらしいよ。一番生命力が豊富だからかな」

 

 機械の調子を確認する感覚で、脈打つ陰茎の音を聴いたり、匂いを確認してみる。それから、私は髪を耳にかけた。

 

 れ、と舌を出す。竿部分をチロチロなぞると、仄かに精霊の味がした。塩辛さと薔薇の風味のミックス? とにかく不思議な味だ。

 

 歴代の霊能者は男性のはずだから、ペニス周りの精霊を味わったのは私だけの可能性がある。後で細かく記録しておかねば。

 

「悪くない味だ。とは言え、これ以上をする前に口直しをしておきたいな。そこの女性、頼めるかい?」

 

 私のジェスチャーで意図を察したのか、女性が顔を近付けてきた。その細い首を抱き寄せて、ディープキスで口を濯ぐ。上品な香水の匂いに本能的な興奮が湧き上がる。

 

「お待たせ。では、続きをしようか」

 

 陰茎の根本を握った。奇妙な弾力のあるそれは、幾度も触れた女性器とは形や反応がまるで違う。中身の詰まったゴムの棒に似ているが、生物的な生々しさもあった。

 

「ゎ、ふ……」

 

 未知を咥え込む。ペニスがピンと跳ねた。舌の動かし方によって微妙に反応が変わる。海綿体の中を配線が走っているようだ。トライアル&エラー。試行錯誤が楽しい。

 

 私の中に宿る男性の記憶が、性的快感に対する共感を湧き上がらせる。腹の奥が少し疼いた。私は筆に墨を付けるように、男性の亀頭をひたすら舐め回す。

 

「ぷぁ……! こほ、こほっ……」

 

 私は軽く咳をした。唇が痛い。フェラチオがこんなに疲れるものとは思わなかった。

 

「君のペニスは大き過ぎるね。正直、顎が外れそうだよ。仕方ない。次に進もう」

 

 私物の水筒を取り出して、中身を男性の股間に浴びせる。ドロッとしたローションに包まれたペニスを掌で擦ると、男性の腰が跳ねた。

 

「私が自作した特製の薬液。効き目はどうかな? これを使うと女の子達は皆、良い声で喘いでくれるんだ。道具を使ったプレイは邪道と言う人もいるけど、私はむしろ大好きさ」

 

 水筒のキャップを閉めてから、今度は別の筒を用意する。

 

「だから、こんなモノも遠慮なく使うよ。ご存知、男性を慰める筒……オナホールだね。ただし、私の魔改造により」

 

 私はリモコンのボタンを押した。筒の中からキュイイイン、ガガガと工事現場のような音が響く。

 

「いやぁ、女性相手だと試して貰えないからね。こういう機会があって助かったよ。ちなみに、加圧調整機能もあるから射精を遠隔で完璧に管理できる優れも……何処に行くのかな?」

 

 逃げようとする男性の腰に腕を回し、全体重を乗せて押さえ付けた。

 

「ははは、どうやら私は結構プライドが高かったらしいね。どんな手を使ってでも、無反応な君に声を出させてみたくなった」

 

 ペロリと唇を舐めつつ、オナホールと陰茎を接近させる。我ながら理不尽なサディストだ。せめて、お詫びに天国を見せてあげよう。

 

 

 

「ぉ、ぁ……?」 

 

 私の咥内を何かが貫いた。喉までの気道が塞がれ、息ができなくなる。

 

「ん……っ!」

 

 混乱しながらも何とか事態を把握した。私は今、男性のペニスで口を犯されている。激しく、乱暴に、突き荒らされている。

 

「ん……! ん、ん゛……!?」

 

 喉奥に熱い塊が放たれる。予告なしの咥内射精。しかし、私が驚いたのはその事についてではない。

 

 ──精霊が、濃過ぎる。

 

「……っ!!」

 

 精液に含まれる霊気が体の芯を揺さぶった。圧倒的な蹂躙にマゾヒスティックな陶酔すら覚えそうになる。

 

 これはいけない。危険を感じた私は、反射的に雷の精霊を身に降ろした。

 

 まずは、電撃で気絶させる。そう考え……。

 

「が、ぁ……!?」

 

 パチパチと思考が弾け、反射的にペニスを吐き出した。脳の電気信号は目茶苦茶に乱れ、壊れるような絶頂感が体を支配する。

 

「あ、ぁ゛……! イッグ……っ゛……!!」

 

 抗う事のできない強制的な快楽を流し込まれた私は、『精霊の制御を奪われた』という事実の意味を考察する事もできない。

 

 ただ、自分の中の男と女、どちらの意識が絶頂しているのかだけは気になった。

 

「はぁ、ぁ……!」

 

 ペニスを頬張る口の形のまま、舌を垂らして犬のように喘ぐ。私の高貴な顔に精液がかかった。顔射によって湿った目隠しが、はらりと床に落ちる。室内に男女の顔が見えた。

 

「ミザール……」

 

 隣に控えていた女性は私の実母。アークトゥルス王。そして、男性の方は……。

 

「女の舌ってエッチだよなー」

 

「メ、ノウ……?」

 

 私は転入生の名前を呼び、意識を失った。

 

 

 

「はは、は……」

 

 額の汗を拭う。

 

「妙な夢を見たね。精霊に付け込まれないように、深い眠りは避けているつもりなんだけど」

 

 仮眠から目覚めた私は半身を起こした。せっかくだから、夢の内容はメモに書き留めておこう。無自覚な深層心理や重要なインスピレーションが隠れているかもしれない。

 

「ああ、いや、その前に……」

 

 自身の体を見下ろす。

 

「まずは、火照った体を慰めるところからかな。まったく、一度の絶頂で性欲が収まる男性は楽で羨ましいよ」

 

 私は濡れたヴァギナに指を這わせた。

 

「ん……!」




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【摂理世界大系】シリーズで早く更新して欲しいのは?(目次ページに作品リンクあり)

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