「……で、どうすんだお前」
「え……?」
渡辺ホノカ(わたなべ ほのか)は拍子抜けした。 さっきまでの緊迫感はどこへやら。 目の前の男からは殺気も悪意も感じられない。 あるのは底なしの『適当さ』だけだ。
「お姉ちゃんを返せって言ったろ? ノドカ。帰るってよ」
改蔵は投げやりにノドカに声をかけた。 ノドカはTシャツ一枚の姿でニコニコとお茶をすすっている。
「あらぁ。もう帰っちゃうのホノカちゃん? ゆっくりしていけばいいのに」
「お、お姉ちゃん!? 何言ってるの! 帰るよ! こんな変な場所!」
ホノカが姉の腕を引っ張る。 だがノドカは動かない。 その豊満な身体は見た目以上に重くそして何より意志が固かった。
「ううん。私まだ帰りたくないの。だって……」
ノドカは頬を染めて改蔵を見た。
「まだ神主様に『搾って』もらってないもの」
「しぼ……?」
「うん。胸が張っちゃって。神主様に手伝ってもらわないと苦しいのよ」
ノドカは自分の爆乳を両手で持ち上げぷるんと揺らした。 その目には明らかに『期待』と『情欲』が浮かんでいる。 ホノカは絶句した。 大好きだった清楚なお姉ちゃんが。 こんなだらしない男の前で発情している。
「嘘……こんなの……」
「嘘じゃねえよ。なあマナ」
「はい! ノドカさんのポテンシャルは『豊穣』! 定期的な『
小悪魔マナが得意げに解説する。
「つまりだな妹ちゃん。姉ちゃんは俺が必要なんだよ。色んな意味でな」
改蔵はニヤニヤしながら起き上がった。 その視線がホノカの身体を舐め回す。 小さい身体。 不釣り合いな巨乳。 強気な瞳。
「へへ。姉妹揃っていい身体してやがる。遺伝子ってのはすげえな」
「見ないでよ変態!」
ホノカは両腕で胸を隠した。 だが改蔵は気にした様子もなく鼻をほじった。
「隠すなよ。せっかくイイもん持ってんのに」
「うるさい!」
「なあ。お前も姉ちゃんみたいになりたいんだろ?」
改蔵の言葉にホノカがピクリと反応した。
「……は?」
「スキャナーに出てんだよ。お前の『コンプレックス』がな」
マナがスマホの画面をホノカに見せる。 そこには『姉への劣等感』『発育への焦り』そして『姉と同じになりたい』という深層心理がグラフ化されていた。
「なっ……!?」
「姉ちゃんは立派だもんなあ。デカくて柔らかくて優しくて。それに比べてお前は……まあ『未完成』ってとこか」
改蔵はわざとらしくため息をついた。 ホノカの顔が悔しさで赤くなる。 図星だった。 いつも姉と比べられてきた。 姉の背中を追いかけてきた。 でも追いつけない。
「……うるさい。うるさい!」
「俺ならお前を『完成』させてやれるぜ?」
改蔵は軽い口調で言った。 まるで「ジュース奢ってやるよ」くらいのノリで。
「姉ちゃんと同じにしてやる。いや姉ちゃんと『一緒』に可愛がってやるよ」
「一……緒?」
「おう。姉妹仲良く俺の『儀式』を受けるんだ。そうすりゃお前も姉ちゃんみたいになれるし姉ちゃんも喜ぶだろ?」
「あら。それいいわねぇ」
ノドカがポンと手を打った。
「ホノカちゃんと一緒ならもっと楽しいかも。ねえホノカちゃん。一緒に『気持ちよく』なろう?」
「お、お姉ちゃんまで……!」
ホノカは混乱した。 逃げなきゃいけない。 でも足が動かない。 姉の誘惑。 男の挑発。 そして自分の奥底にある『姉と同じになりたい』という欲望。
「ま、嫌なら帰っていいぜ。俺はノドカと遊ぶからよ」
改蔵はそう言うとノドカの腰を引き寄せた。 ノドカは嬉しそうに改蔵の首に腕を回す。 目の前で見せつけられる姉の『女』の顔。 ホノカの中で何かが切れた。
「……ずるい」
「あ?」
「お姉ちゃんだけ……ずるい!」
ホノカは叫んだ。 理屈ではなかった。 姉が自分を置いてどこか遠くへ行ってしまうような焦燥感。 それを止めるには自分もそこへ飛び込むしかなかった。
「私も……! 私もやる!」
「ハッ! そうこなくっちゃな!」
改蔵は満面の笑みを浮かべた。 姉妹丼。 男の夢が今叶おうとしていた。
***
場所はいつもの土蔵。 カビ臭い空気が今は甘い香りに変わっている気がした。 魔法陣の中央。 改蔵は服を脱ぎ捨て仁王立ちしていた。 その両脇には二人の女性。 姉のノドカはすでに全裸になり恥ずかしげもなくその豊満な肢体を晒している。 妹のホノカは制服のまま顔を真っ赤にして震えていた。
「さあホノカちゃん。脱ぎましょ?」
ノドカが優しくホノカのブラウスに手をかける。
「う、うん……」
ホノカは抵抗しなかった。 姉の手によって一枚また一枚と服が剥がされていく。 スカートが落ちる。 下着が露わになる。 そして最後に残った布切れも床に落ちた。
「……っ」
ホノカは思わず身体を縮こまらせた。 隣に並ぶ姉の圧倒的なボリューム。 それに比べて自分はまだ子供だ。 恥ずかしい。 惨めだ。
「いい眺めだ」
改蔵が感嘆の声を上げた。 熟れた果実のような姉。 蕾のような妹。 その対比が最高にエロい。
「まずは姉ちゃんから手本を見せてやれ」
「はいぃ」
ノドカは四つん這いになり改蔵に尻を向けた。 慣れた様子で腰を突き出す。 牛怪人の名残かそのポーズはあまりにも自然で卑猥だった。
「見てろよ妹。これが『儀式』だ」
改蔵はノドカの秘所に自らを沈めた。
「ああんっ! 神主様ぁ……!」
ノドカが甘い声を上げる。 肉がぶつかる音。 溢れる愛液。 ホノカはその光景を瞬きもできずに見つめていた。 姉が犯されている。 でも苦しそうじゃない。 幸せそうだ。
「ほら。お前も来いよ」
改蔵がノドカと繋がったまま手招きした。 空いている口。 空いている手。 全てがホノカを待っている。
「……うん」
ホノカはふらふらと近づいた。 もう迷いはなかった。 姉と同じになりたい。 姉と同じものを感じたい。 彼女は改蔵の正面に回り込みその首に抱きついた。
「お邪魔します……お姉ちゃん」
「んっ……いらっしゃい……ホノカちゃん……」
改蔵はホノカの小さな身体を抱きしめた。 背中には姉の柔らかい感触。 胸には妹の張り詰めた感触。 前後から挟み撃ちだ。
「へへっ。贅沢なサンドイッチだな」
改蔵はホノカの唇を奪った。 ファーストキス。 荒々しく舌が入ってくる。 ホノカの頭が真っ白になる。
「んぅ……! んっ……!」
「よし。次は下だ」
改蔵はノドカから一旦離れると今度はホノカを床に押し倒した。 そしてその上にノドカを覆いかぶせる。 二段重ね。
「えっ!? き、きゃあっ!」
「姉ちゃん。妹をリードしてやれ」
「はいぃ。ホノカちゃん、大丈夫よ。痛くないからね」
ノドカがホノカの顔を覗き込み優しくキスをする。 姉の重み。 姉の匂い。 ホノカは姉に包まれながら改蔵を受け入れる準備をした。
「いくぞ」
改蔵がホノカの未成熟な器に侵入する。
「いっ……!」
痛み。 裂けるような感覚。 だがすぐに姉のキスがそれを和らげてくれる。
「よしよし。偉いねホノカちゃん」
「お姉……ちゃん……! 熱い……! なんか、入ってくる……!」
「それが『魔力』よ。神主様の力。受け入れて?」
改蔵が腰を動かす。 ホノカの身体が揺れる。 それに合わせて上のノドカも揺れる。 三位一体。 改蔵の魔力がホノカの中で渦を巻く。 彼女の『コンプレックス』と『姉への執着』が魔力と反応し熱に変わっていく。
「あ……! ああっ! お姉ちゃんと、繋がってる……! 同じこと、されてる……!」
「そうだよ。私たちは一緒よ」
改蔵はさらに激しく腰を振る。 ホノカの絶叫。 ノドカの喘ぎ声。 二つの声が重なり合い蔵の中に響き渡る。
「すげえ……! 姉妹揃って感度抜群かよ!」
改蔵も興奮が頂点に達していた。 この背徳感。 この征服感。 たまらない。
「あ! 改蔵様! ホノカさんの数値が急上昇しています!」
マナが叫ぶ。
「ポテンシャル『姉妹愛』と『成長願望』が共鳴しています! ノドカさんの魔力ともリンクしています!」
「おう! まとめて面倒見てやるよ!」
改蔵はラストスパートをかけた。 ホノカの身体が弓なりになる。 限界だ。 もう何も考えられない。 ただ姉と同じになりたい。 大きくなりたい。
「いくぞ! 受け取れ!」
改蔵が魔力を解き放つ。 ホノカの最奥に熱い濁流が注ぎ込まれる。
「あ────っ!」
「んああああんっ!」
姉妹の絶叫が重なった。 同時にホノカの身体が光に包まれる。
「最終変態、開始します!」
光の中でホノカの身体が変わっていく。 華奢だった手足に筋肉がつき少しだけ背が伸びる。 頭部からは姉と同じ小さな角が。 ただし姉よりは鋭く短い。 肌には白と黒の模様が浮かび上がる。 そして何よりも。 彼女の胸が。 ロリ巨乳だったその果実がさらに膨れ上がり張り詰めたような弾力を帯びていく。 姉の『
「う……うぅ……」
光が収まるとそこには一人の怪人が横たわっていた。 『子牛怪人』。 ノドカを一回り小さくしたような姿。 だがその身体から発せられる魔力は姉に勝るとも劣らない。 あどけなさと色気が同居した奇跡のバランス。
「……はふぅ」
ホノカはゆっくりと目を開けた。 目の前には汗だくの改蔵と微笑むノドカがいる。
「お姉ちゃん……」
「ホノカちゃん。可愛いわよ」
「……うん」
ホノカは自分の胸を触った。 大きい。 熱い。 力が溢れている。 これならお姉ちゃんの隣に立てる。
「神主様……ありがと」
ホノカは改蔵に抱きついた。 その顔はもう迷える少女のそれではない。 『オス』を知った『メス』の顔だった。
「へへ。気に入ったかよ」
改蔵はホノカの頭を撫でた。 そしてノドカの肩を抱く。 左右に牛と子牛。 姉妹丼の完成だ。
「お前の名前は『子牛怪人』だ。姉ちゃんと仲良くやれよ」
「はいっ! モウ!」
ホノカが元気に鳴いた。 アジトに新たな姉妹の