※この作品はR-18です。

ヤッて改造! 〜悪の組織の黒幕です〜   作:ろくさん

89 / 110
80話

 都内の繁華街、その路地裏にひっそりと店を構える大衆居酒屋『(たみ)』。赤提灯が揺れ、炭火とタレの焦げる香ばしい煙が充満する店内は、仕事帰りのサラリーマンたちの喧騒と、ジョッキがぶつかり合う音に包まれていた。その一番奥、薄いベニヤ板と障子で仕切られただけの狭い個室から、世界を守る戦士たちの、魂の悲鳴にも似た絶叫が響き渡っていた。

 

「やってらんねぇよ! おかしいだろ! なんだよ最近の怪人の傾向はァァッ!」

 

 ドンッ!  中ジョッキをテーブルに叩きつけ、黄金色の液体と泡を撒き散らしたのは、赤城(あかぎ)(レツ)。世間では熱血ヒーローとして子供たちの憧れの的である、正義戦隊ジャスティンジャーのリーダー、ジャスティンレッドの変身前の姿である。普段の爽やかな笑顔とリーダーシップはどこへやら、今の彼は安酒で顔を真っ赤にし、ネクタイを頭に巻く一歩手前の、ただの管を巻く若者になり果てていた。

 

「全くだ……。僕のIQ180を持ってしても、最近の敵の行動原理は理解不能だ。論理的(ロジカル)に考えて、作戦行動が支離滅裂すぎるんだよ。コスト対効果を完全に無視している」

 

 眼鏡の位置を神経質に直しながら、深いため息をついたのは、青山(あおやま)ソーマ(ブルー)。彼もまた、皿に残った枝豆の皮を几帳面に一列に並べながら、精神的に疲弊しきっていた。その目の下には濃い隈ができている。

 

「聞いてくれよ! この前の『豆腐怪人』の時だぞ! 物流センターのダンボールを全部絹ごし豆腐に変えるとか、戦略的価値がゼロだろ! 国の物流を麻痺させるならもっと効率的な方法があるはずだ。なのに奴らは、『世界を白く染める』とか言って、ただ豆腐を量産していただけだ……。しかも戦闘中に『豆腐の角に頭をぶつけて死ね』とか言って、硬度を上げた高野豆腐を投げてきやがって……。あの匂い、三日風呂に入っても取れなかったんだぞ!? クリーニング屋のおばちゃんに『豆腐屋さんでバイト始めたの?』って聞かれた時の僕の気持ちが分かるか!?」

 

 青山が頭を抱える。彼のトラウマは深い。

 

「僕なんて『ミイラ怪人』の時、最悪だったよ。公園の砂場でピラミッド作るまでは、百歩譲って子供の遊びの延長として許そう。でも、戦闘中に僕が投げた変装用の眼鏡が顔にかかった瞬間、『いやぁぁぁ! 現実が見えるぅぅ!』って叫んで自爆したんだぞ? 意味が分からないよ。勝った気がしないし、砂まみれになった特注スーツの修繕費、経費で落ちなかったんだからな! 自腹だぞ、自腹!」

 

「俺なんて、こないだの『アイドル魔人』の歌のせいで、未だに耳鳴りが止まらねえんだ! しかも歌詞が『破壊のシンフォニー』とか言いつつ、サビが『改蔵さまラブラブ、注入してぇ♡』みたいな惚気(のろけ)だったしよぉ! 公共の電波で何聞かされてんだ俺たちは! あの時、テレビ中継を見てた子供たちの情操教育に悪影響が出たらどうすんだ!」

 

 そこへ、黄色いアロハシャツを着た小太りの男、黄田(きいだ)(イエロー)が、大盛りの唐揚げを口いっぱいに詰め込みながら口を挟む。

 

「モグモグ……んぐッ。でもさぁ、一番キツかったのは、やっぱ先日の『新体操怪人』じゃない? あれはもう、精神的汚染(メンタルハザード)だよ」

 

 その言葉が発せられた瞬間、個室の空気が絶対零度まで凍りついた。テーブルの対面に座っていた女性陣──ジャスティンピンクこと桃井(ももい)モモコ、異世界から来た聖剣姫キリハ(人間体)、そして聖乙女ヒカリ(人間体)の三人が、同時に般若のような、あるいは怨霊のような形相になったからだ。

 

「……言わないで。思い出すだけで、共感性羞恥で内臓が裏返りそうになるわ」

 

 モモコがハイボールの濃いめを一気に煽り、空になったジョッキをダンッ! と置いた。彼女の脳裏には、先日のスタジアムでの地獄絵図が鮮明に焼き付いている。

 

「あの怪人……リボンイノリだったかしら。4K画質の巨大スクリーンで、食い込んだレオタードの股間を晒しながら、『見て! 私のワレメを!』って叫んでたのよ? 同じ女として、見てるこっちが恥ずかしくて死にたくなったわ。戦ってる最中も、どこ見ていいか分かんないし……。あんなの、セクハラ攻撃よ!」

 

「私だってそうよ……。あんな破廉恥な姿、聖剣を持つ者として直視できなかったわ……」

 

 キリハは私服(動きやすいジャケットとパンツスタイル)姿で、ウーロン茶の入ったグラスを強く握りしめている。かつては魔法少女だったが、今は魔法剣で戦う「剣聖」として知られる彼女。真面目な性格ゆえに、敵の下品さが許せないのだ。

 

「あんな格好で股を開くなんて、剣の道以前に、人としてどうかと思うのよ。恥じらいというものを知らないのかしら? 私なんて、スカートが少し短くなっただけでも気にするのに……。あんな、お尻が半分以上出ているような衣装で戦場に出るなんて、正気の沙汰じゃないわ。騎士道精神への冒涜よ!」

 

「神よ……。迷える子羊たちに救いを……。あと、フライドポテトと軟骨の唐揚げ追加で。マヨネーズ多めで」

 

 ヒカリは清楚なワンピース姿だが、その目は据わっており、テーブルの下で貧乏ゆすりをしている。聖職者とは思えない荒れようだ。ストレスで過食気味になっているらしい。

 

 そう、今日は「最近の怪人がカオスすぎて対策が立てられないため、とりあえず飲んで忘れよう」という趣旨で開催された、ヒーロー合同決起集会──またの名を『ヤケクソ合コン』であった。

 

「だいたいさぁ! 俺たちは出会いがねえんだよ! 守るべき市民と恋に落ちるとか、助けた美女といい雰囲気になるとか、そういうドラマチックな展開はないのか!?」

 

 赤城が天井に向かって吠える。

 

「今日は『一般女性との合コン』って話だっただろ!? なんで身内(お前ら)なんだよ! 職場飲みと変わんねーじゃねえか!」

 

「仕方ないでしょ! 私たちだって一般のイケメンと飲みたかったわよ! 合コンアプリとか使ってみたけど、急な怪人出現に対応できるのなんて、結局同業者しかいないじゃない! デート中に『ちょっと怪人倒してくる』なんて言えないし、一般人巻き込んだら守秘義務とか面倒だし!」

 

 モモコが焼き鳥の串を振り回しながら言い返す。閉塞感。それが今の彼らを覆う最大の敵だった。悪の組織よりも、日常のしがらみの方が遥かに強敵なのだ。

 

 その時、個室のふすまがガラリと勢いよく開いた。

 

「遅れてすまない。……ここが『北極点』への経由地か? それとも『アトランティス』への入り口か?」

 

 入ってきたのは、黒い革ジャンを着た長身の男だった。ボサボサだが妙に色気のある髪、彫りの深い顔立ち。しかしその目はどこか虚ろで、焦点が合っていない。背中にはギターケースのような巨大な荷物(中身は変身ベルトとバイクの予備パーツと、なぜか寝袋)を背負っている。

 

「……誰?」

 

 全員の頭に巨大なハテナマークが浮かぶ。だが、赤城は酔っ払っていたため、スーパーポジティブに脳内変換した。

 

「おお! お前が遅れてくるって言ってた、グリーンの友達か! 待ってたぞ! むさ苦しい男が増えただけだが、まあいい! 座れ座れ!」

 

「……? 俺はただ、北海道へ行く途中で道に迷って……気づいたらこの店の厨房にいたんだが……」

 

「厨房!? どうやったら客席じゃなくて厨房に迷い込むんだよ! ここ3階だぞ!?」

 

「『北』を目指していたはずが、なぜか『焼き鳥』の匂いに導かれた。……これは風の悪戯か。それとも、運命(さだめ)か」

 

 男はボソリと呟き、強引に席に座らされた。彼こそが、組織に属さない孤高の戦士『覆面ライダー』の変身者、風祭(かざまつり)ライである。極度の方向音痴である彼は、愛機(バイク)と共に北海道ツーリングを目指していたはずが、なぜか都内の居酒屋の、しかも個室に迷い込んでしまったのだ。

 

「……腹は減っている。頂こう」

 

 ライは状況を深く考えず、出された刺身の盛り合わせを、箸を使わずに手掴みでワイルドに食べ始めた。

 

「よし! 人数も揃った(?)ことだし、合コンの定番『王様ゲーム』やるぞぉぉッ! 憂さ晴らしだァッ! 今夜は無礼講だ!」

 

 赤城が割り箸で作ったくじを掲げる。世界を守るヒーローたちの、地獄よりもカオスな宴が幕を開けた。

 

 ***

 

 第1ラウンド。

 

「王様だーれだ!」

 

「……私よ」

 

 キリハが割り箸を厳かに引き抜いた。彼女は凛とした表情で箸を掲げ、まるで円卓の騎士に号令をかけるような真面目腐った口調で命令を下す。

 

「では、2番。……その場の全員に、己の『不覚(日頃の行い)』を詫び、腕立て伏せ50回を命じるわ! 基礎体力の欠如が、苦戦の原因よ! 酒を飲む前に筋肉をいじめなさい!」

 

「重いよ! 合コンで筋トレとかないから! 体育会系かよ!」

 

 青山(ブルー)が即座にツッコミを入れる。不運にも2番を持っていたのは、またしても黄田(イエロー)だった。

 

「ひぃっ! 無理無理! 俺のお腹には夢と脂肪と唐揚げが詰まってるんだ! 吐いちゃうよぉ!」 「口答え無用! 騎士に二言はないわ。……さもなくば、私の『聖剣(チョップ)』を受けることになるわよ?」

 

 キリハの手刀が鋭く光る。

 

「やります! やらせていただきますぅ!」

 

 イエローは泣きながら、狭い個室の床で腕立て伏せを始めた。「1、2……唐揚げ出そう……3……」

 

 ***

 

 第2ラウンド。

 

「王様だーれだ!」

 

「あら、私ですね♡」

 

 ヒカリがふんわりと手を挙げた。彼女は慈愛に満ちた、しかし目の奥が笑っていない聖母の微笑みを浮かべ、恐ろしい命令を下す。

 

「では、4番の方。……神への懺悔として、誰にも言えない『身体の秘密』を暴露してください。嘘をついたら、天罰(デコピン)ですよ? 私のデコピンはコンクリートブロックを砕きますからね♡」

 

「うわ、エグい! 誰だ4番! ヒカリのデコピンはマジで痛いぞ! 前に怪人の装甲を粉砕してたぞ!」

 

「……俺だ」

 

 静かに手を挙げたのは、迷い込んだライダー、ライだった。彼は口元の醤油を拭い、無表情のまま、遠くを見つめて淡々と語り出した。

 

「俺は……風と一体になりたいと思っている。風を感じるために、皮膚と布の境界を極限まで減らしたいんだ。束縛は、俺のライディングの邪魔になる」

 

「……ごくり」

 

 全員が固唾を飲んで次の言葉を待つ。

 

「だから、バイクに乗る時……つまり今もだが、実はノーパンだ」

 

「「「ブフゥッ!!!」」」

 

 全員が酒とウーロン茶を盛大に吹き出した。キリハも思わず「なんですって!?」と叫び、ウーロン茶をこぼしそうになる。

 

「な、なんて破廉恥な……! 信じられないわ! 貴方、それでも戦士なの!?」 「革ジャンの下に!? 直穿きってことか!? 擦れて痛くないのか!?」 「通気性は大事だ。……蒸れるからな。それに、エンジンの振動がダイレクトに伝わってくる……悪くない」

 

 ライは真顔で枝豆を口に放り込んだ。その堂々たる変態性に、女性陣はドン引きし、男性陣は奇妙な敗北感を味わった。こいつ、ただ者ではない。

 

 ***

 

 第3ラウンド。

 

「王様だーれだ!」

 

「俺だァァッ! ついに来たぜ俺の時代が!」

 

 赤城が立ち上がった。アルコールが回りきったテンションは最高潮だ。

 

「合コンといったらこれしかねえだろ! 1番と3番、ポッキーゲームだ! ギリギリまで攻めろよ! 唇が触れるか触れないかのスリルを味わえ! 青春を取り戻せ!」

 

「うわぁ、ベタなのを……。昭和かよ」 「誰だー? 1番と3番! 可愛い女子来い! ピンクか、キリハか、ヒカリか!」

 

 おずおずと、そして絶望的な顔で手を挙げたのは、青山(ブルー)だった。

 

「……僕が1番だ。嫌な予感しかしない。確率論的に、僕が貧乏くじを引く確率は異常に高いんだ……」

 

 そして、3番の箸を持っていたのは。

 

「……俺だ」

 

 ライ(ライダー)だった。男二人。しかも片方はノーパンの革ジャン男。

 

「……うそだろ。神様、これは何の試練ですか。前世で僕が何をしたって言うんですか」

 

 青山が頭を抱える。だが、ライは動じない。彼はポッキーの箱から一本取り出し、無造作に咥えた。

 

「俺は構わない。……命令は絶対なんだろう? どんな過酷なロードも、俺は走り抜けるだけだ」

 

 その目は死んだ魚のように据わっているが、無駄に覚悟だけは決まっている。

 

「いや俺が構うよ! なんで初対面の、しかもノーパンの男とポッキーしなきゃならないんだ! 論理的に考えて地獄絵図だろ! 衛生観念どうなってんだ!」

 

「来い、青いの。……風を感じさせてやる」

 

「感じたくないッ!! お前の(ノーパン)なんて!!」

 

 赤城の「やれ! やれ!」コールに押され、青山は半泣きでポッキーの端を咥えた。男二人の顔が近づく。ライの無精髭と、青山の青ざめた顔。ポッキーが短くなっていく。

 

 パキッ。

 

 野太い悲鳴と共に、ポッキーが折れる音が響いた。唇が触れたかどうかは、神のみぞ知る領域である。青山はその場に崩れ落ち、二度と戻らない青春を嘆いた。

 

 ***

 

 第4ラウンド。

 

 酒が回り、場はカオスを極めていた。赤城は上着を脱ぎ出し、キリハは「邪気を感じるわ! この割り箸に聖なる力を!」と叫んで割り箸を聖剣のように構え、ヒカリはマイクを持って賛美歌をデスメタル調で熱唱している。

 

「王様だーれだ!」

 

「……俺だ」

 

 再び、ライが王様を引き当てた。彼は虚ろな目で、個室の天井のシミを見上げながら、深い哲学的な問いを投げかけるように言った。

 

「全員、教えてくれ。……北海道はどっちだ」

 

「知るかよ!!!」

 

 全員のツッコミが綺麗にハモった。

 

「なんで合コンで地理の話すんだよ! 今ここで聞くことか!?」 「俺は……ただ北へ行きたいんだ。冷たい風に吹かれたいんだ。でも気づけば、いつも南にいる……。太陽が俺を追いかけてくるんだ」 「ポエム言ってないでスマホ見ろよ! GPS使えよ! 現代文明の利器を使え!」 「GPS……? 俺の辞書にそんな言葉はない。俺にあるのは『直感(ワイルド・センス)』だけだ」 「その直感が狂ってるんだよ! 致命的にな!」

 

 その時、店員が入ってきた。

 

「お客様、そろそろお時間です。ラストオーダーになります」

 

「ちっ、もう終わりかよ! まだ飲み足りねえぞ! 最後にもう一回だけ! ラスト王様ゲームだ!」

 

 赤城が無理やり延長戦を宣言する。

 

「王様だーれだ!!」

 

 シーン……。全員が手元の割り箸を見る。誰も名乗り出ない。赤城でも、青山でも、ライでもない。よく見ると、王様の(赤い丸)がついた箸が、テーブルから滑り落ち、床に転がっていた。

 

「あ、王様が落ちてる!」

 

 その時、個室の(換気のために少し開いていた)が、風圧でガラリと開いた。冷たい夜風と共に、黒い影がしなやかに飛び込んでくる。……怪人ではない。近所の野良猫だった。

 

「ニャー(王様は私よ)」

 

 猫は床の割り箸を咥え、悠然とテーブルの上に飛び乗った。

 

「猫が王様!?」 「あら、可愛い〜! 黒猫ちゃん!」

 

 女性陣が色めき立つ。殺伐とした空気が一瞬で和む。キリハも頬を緩める。 「まあ、なんて愛らしいの……。この子になら、王様の座を譲ってもいいわね」

 

 猫(実は次回登場するミヤの前身かもしれない野良猫)は、テーブルの上の残った唐揚げを一つ器用に咥えると、なぜかライの膝の上に飛び乗った。

 

「……ほう。お前も迷子か? 俺と同じ匂いがするな」

 

 ライが猫の頭を無骨な手で撫でる。猫はゴロゴロと喉を鳴らし、ライの革ジャンに爪を立てて甘えた。ノーパンの男と野良猫。奇妙な友情が成立した瞬間だった。

 

「ふッ……。悪くない夜だ。久々に、いい酒だった」

 

 ライはニヒルに笑い、唐揚げ代として千円札を一枚テーブルに置くと、猫を優しく床に下ろし、窓枠に足をかけた。

 

「あばよ、正義の友たち。……風が俺を呼んでいる」

 

 ヒュンッ!  彼は3階の窓から迷うことなく飛び降りた。

 

 スタッ……(着地音)  ブルルルンッ! バリバリバリッ! 

 

 直後、改造バイクの爆音が響き渡る。彼は颯爽と走り去っていった。……北海道とは真逆の、沖縄方面へ向かって。

 

「……あいつ、何だったんだ?」 「食い逃げじゃないだけマシか……」 「ていうか、本当にノーパンだったのかな……」

 

 残されたヒーローたちは、呆然と顔を見合わせた。熱気は冷め、後に残ったのは大量の空きジョッキと、虚無感、そして高額な伝票だけだった。

 

「……帰ろうか」 「そうだな。明日も怪人が出るかもしれないし」 「次は普通の怪人だといいわね……。騎士道精神のある相手と戦いたいものだわ」

 

 キリハがぽつりと呟いた。彼らの切実な願いも虚しく、次なる敵は、先ほどの猫が関わる「猫怪人」である。正義の味方の受難とストレスの日々は、まだまだ終わる気配がないのであった。

 

 お会計は、きっちり全員で割り勘となった。青山が電卓を叩き、1円単位まで計算したことは言うまでもない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。