※この作品はR-18です。

姫騎士エクセリアと聖獣の森   作:愛成戊廿助

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『ごめんヨ……その、今日エクセリアを見たらこう(・・)なってしまって……これまでこんなことなかったんだけド』

「え、ええ……なる、ほど……?』

 

 頭上から降ってくるフェンリル――ロヴォの謝罪に、エクセリアは戸惑いがちに返事をする。

 エクセリアは「おすわり」したロヴォの懐に、四つん這いの体勢で潜り込んでいる。自然、眼前にはロヴォの股間が迫るのであるが、

 

(殿方の……こんなに間近に見るの初めて……赤ちゃんの腕ぐらいある……)

 

雌(えもの)の気配を間近に感じたのか、血管の浮いた赤紫の肉槍がヒク♡ヒク♡と蠢く。

 視界いっぱいに広がるロヴォの男根(・・)の威容に気圧され、エクセリアはごくりと喉を鳴らした。

 

 ――エクセリアは処女である。

 

 王族という身分であれば当然のことではある。

 とはいえ、性について侍女(メア)たちから教育――という名の、大半は噂話のようなものだが――を受けていて、まったくの知識ゼロというわけではない。

 この、隆々とそそり立った陰茎が何を意味しているのかは分かる。

 つまりロヴォは人間の雌――つまり裸のエクセリアを見て、興奮している、ということで……

 

(狼が異種族の雌……人間の女の子に興奮するとか、あるのかしら……?)

 

 そう思いロヴォに話を聞くと、雰囲気から感じ取っていたとおり、彼はまだ少年と言っても過言ではない年齢らしく――未通女(おぼこ)なエクセリア以上に性に関する知識がないようだった。

 

 二年前に亡くなったという先代――父親から、フェンリルは眷属である森狼の雌との間に子を成すということは教わったが、これまで彼はそれらの雌相手に勃起した(こうなった)ことがなかったそうだ。

 

『いつカ、僕も自然とそうなると思っていたんだけド……』

「………………なる、ほど」

 

 いずれ時がくれば自然とそういう(・・・・)ことが起きるようになる……と考えていたが、今日初めて、それも人間の雌の裸(エクセリア)を見てこうなったということで、ロヴォ(ほんにん)も戸惑っているらしい。

 さすがにそのあたりの、やや倒錯した、雄の性欲の機微については、噂話好きの侍女たちの話にも含まれていなかったために理解の外であるエクセリアであるが。

 

 それだけにむしろ特に偏見も先入観もなく、そういうこともあるのか――と、内心首肯する。

 

 眼前の陰茎を心持ち薄目に見つめつつ、あらためてロヴォに確認する。

 

「ええと……つまり、その、精を放たせれば……いいのよね?」

『あ……あァ……そういうことになるのかナ? ……ごめんヨ、よくわからないんダ。でも、さっきから辛くて……お願イ』

 

 つまりエクセリアに課せられた試練は、この勃起した陰茎を刺激して、子種(ザーメン)を吐き出させれば良い、のだろう――多分。

 そうエクセリアは理解した。

 幸いにして知識はある……実践したことはないが。

 

(内容は意外だったけれど……まぁ……誰に見られてるわけでもないし……ええい、女は度胸……!)

 

 いずれにせよ試練をこなさねば王位を継ぐことができないのである。そのためにすでにこんな格好(すっぱだか)で野外を歩き回るという恥辱にも耐えたのであり、ここで諦めては全てが無駄になる……であれば選択の余地など、もとよりない。

 

「ん……わかったわ――動かないでね」

 

 そう伝えると、エクセリアは改めて眼前の男根――そういえばメアは「愛情を込めておちんぽ♡と呼ぶと殿方は喜びます」と言っていた――と向き合う。

 

(……それにしても、大きい……それに、人間のものとは随分形が違う……みたい?)

 

 今にも弾けんばかりにパンパンに膨れたフェンリルおちんぽは、メアに見せてもらった張型(・・)とも、訓練終わりに水浴びをする騎士たちの、何度か目撃してしまったそれ(・・)とも全く異なる形である。

 

(ふぅん……返し(・・)がないのね)

 

 鏃(やじり)のような形の返し(・・)がある人間おちんぽと比べると、フェンリルおちんぽは兵士たちが扱う長槍(パイク)の穂先に似た形をしている。

 

「じ、じゃあ……触る、から。痛かったら……言って?」

『う、うん…………うっ』

 

 頭上に向けてそう断りを入れながら、そっと両手をおちんぽの竿に添える。それだけでロヴォが呻いた。

 掌の中で、フェンリルおちんぽがピクリ♡と震える。

 

(掌に……ぺたって吸い付いて……これがおちんぽ……♡) 

 

 緊張に唾を飲む。

 掌に感じる感触は柔らかく、しかし芯があって硬い。

 人生で体験したことのない不思議な感触。

 顔が熱くなるのを感じる。

 これまで意識していなかったが――おちんぽ全体がムワァ♡と、熱気を放っている。

 

(まるで燃えてるみたい……それにこの匂い……♡)

 

 すん、と鼻を鳴らす。

 これまで嗅いだことのない匂い。かつて、父とともに訪問した他国の港町、その宴で供された烏賊(イカ)の臭い……に近い気がするが、それよりもずっと生臭さが勝る。

 しかし不思議と嫌な感じはない。

 むしろ――

 

(なんだか……お腹が熱くて……ずっと嗅いでいたくなるような……?)

 

そう感じる。

 このときエクセリア本人は気がついていないが――銀色のふわふわ陰毛に覆われた秘部が、興奮した雄の気配にあてられて湿り気を帯び始めている。

 

「ええと……始めるわね?」

 

 とまれ握りしめているだけではいつまでたっても試練は終わらない。

 内心で改めて決意を固め、侍女(メア)たちから聞かされた話を思い出しながら、まずはゆっくりと上下に擦ってみる――慎重に、繊細に。

 

『っ……そ、れ気持ち……いい……なに、コレ』

 

 途端にロヴォが腰をビクン、と震えさせた。

 

 処女による不慣れな手コキ愛撫であるが、生まれて初めて他者から局部へと与えられる刺激――その快感にロヴォは戸惑いの声を上げる。

 

「嘘……まだ大きくなるの……?」

 

 与える側であるエクセリアも同じぐらいに戸惑った声を上げる。

 なにせ刺激に反応して――手の中のおちんぽが、さらにムクムクッ♡と反り返って、硬度と太さを増していくのだから。さらに、

 

(先っぽから何か出てきた……ザーメン……じゃないわよね? メアたちはもっと白っぽくでネバネバしてるって言ってたし……)

 

おちんぽの先端――細長い穴から透明な液体がじわり♡と滲み出てきて、エクセリアは首を傾げる。

 

「………………」

 

 好奇心にかられて指先で掬ってみれば、わずかにザラリとした手触りで、侍女たちから聞かされていた子種汁(ザーメン)とは違うもののよう。

 所謂「先走り(カウパー)」である――聞きかじった知識しかないエクセリアにはそれがわからないのだが。

 

(まぁ、これだけ気持ちよさそうにしてるんだし……うまく出来てるってことよね。でも……こうしてみるとちょっと、可愛いかも?)

 

 内心で生まれた余裕にふふ、と微笑む。

 それはある種の優越感、あるいは万能感か。

 なにせ聖獣、あるいは神獣とも称されるフェンリル――雄々しい体躯の狼、圧倒的な力を持つ雄が、そのおちんぽを少し擦られただけで、甘く鼻を鳴らしながら腰を震わせることしかできなくなるのだから。

 

 このとき眼前のおちんぽが雌を、つまり自分を犯し、孕ませようと大きくなっている……ということはエクセリアの脳裏にはない。

 

(これならすぐ終わりそうね――だけど)

 

 そして手の動きをさらに動きを早めよう――として、滑りが悪いことに気がつく。ここは敏感な――女の子の陰核(クリトリス)と同じく――部位だというし、このまま無理に擦れば痛みがあるだろう。

 再び侍女たちの話を思い出す。

 

(ええと、こういうときは……そう、アレ(・・)ね……少し、いえ、かなり、はしたないけれど)

 

 シコシコ♡シコシコ♡と手を動かしながらもひとつ頷き、エクセリアは罅ひとつない可憐な唇を開く――

 

「ん……♡」

『ひァ!? 何!?』

 

ぺろり♡とフェンリルおちんぽの先端にに舌を這わせると、ロヴォが素っ頓狂な声を上げる。

 刹那、さきほどまで嗅いでいたよりも何倍も濃い匂いがツンと鼻を抜け、舌をぴりぴりと刺激する苦みで、唾液があふれてくる。

 

(匂いが濃いし……凄いエグみ……でも……)

 

 脳を灼くような、雄の、味。舌ではなくて、下半身に響くような、そんな味。

 

「ふっ♡ ぺろっ♡……ん……」

 

 甘い鼻息と共に、あふれた唾液をまとわせた舌でおちんぽの先端を愛撫すれば、溢れ出た先走りと唾液が混ざりあった淫液カクテルが竿(・)を伝って流れ落ちていき、

 

(これ……ちょっと……好き、かも♡)

 

上下するエクセリアの手に到達すると、ぐちゅ♡ぐちゅ♡と粘り気のある水音を立てる。森に響く淫猥な二重奏(デュエット)で――

 

『くぅん……やァ…ッ! それっ、それイイ!』

「…………ッ♡」

 

 そんな舌と手の動きに合わせるように、わずかに浮かせた腰をへこ♡へこ♡と揺らすロヴォの反応を見ながら、より大きな反応がある箇所を見出して、少しずつ、舌と手の動きに変化を付けていく。

 対手(・・)を観察し、弱点を見出し、そこを突くのは日頃鍛えている剣技の稽古と同じ――そう思いながら。

 そして。

 

『何か……上がってきテ――だめだ、出ル……! オォ……ッ』

 

 ぺろん♡とエクセリアの舌がフェンリルおちんぽの裏筋をなぞり上げた、その瞬間。

 ロヴォの腰がこれまでにないほどに震え――おちんぽの先端の穴が開くと、

 

 ――どぴゅぅ♡ ぴゅるぅぅぅうう♡

 

まるで火山の噴火のように、白濁した液体が吹き上がった。

 射精、である。

 

「きゃっ……!」

 

 その勢いに驚いて、とっさに目を閉じたエクセリアを目掛け、フェンリルおちんぽからザーメンが放たれる。

 通常、人間の男性が一度に放つザーメンの量は茶匙一杯程度だと――そう、エクセリアは聞いていた。

 しかし。

 

『~~~~~~~~~ッ!』

 

 声にならない声を上げながら、遠吠えするように天を仰ぐロヴォ。そのおちんぽから放たれるそれ(・・)は、ティーカップを満たして余りあるほどの量であっただろう。

 

「………………!!」

 

 フェンリルおちんぽから、銀色の髪に覆われた頭頂部から、整った顔(かんばせ)、そして豊かな乳房(おっぱい)へと――たっぷりと降り注ぐ、否、叩きつけられるザーメン。

 人肌よりも温かな、ねっとりと糸引く粘着質なザーメンの奔流を間近に受け――

 

(ちょ……これ……息が……!)

 

エクセリアは呼吸を封じられる。

 鼻を、口を、容赦なく覆い、侵入する白濁汁。拭おうにも、素手では限度がある。

 さらに、拭った傍から、新たなザーメンが降り注ぐのだから、堪らない。

 

 一般に人が息を止められる時間は数十秒から、訓練した人間で一分を超える程度と言われている。

 それも「息を止めよう」と意識し、呼吸を整えてこそ為せる時間であり、今のエクセリアのように 不意打ちで止められてしまえば、

 

「――――――っ♡♡」

 

 いとも容易く人は――“溺れ”てしまう。

 

 そこでエクセリアの意識は、ぷつりと、途絶えた――

 

 

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