晴れて
本来なら今日は当番日ではないが、当番だった図書委員に急用ができたとのことで、図書委員長である先輩と先輩に指名された俺が代理として図書室当番に当たっていた。いつもなら愚痴のひとつも言いたくなるところだが、恋人である先輩と
本校には、いま俺と先輩が詰めている図書室ともうひとつ、おととし完成した新棟にある第二図書室の、2つの図書室がある。大抵の生徒は新しくて教室から近い第二図書室を使うし、図書委員会担当の司書教諭・
「ね、あのさ……エッチなことするのは、どうしよっか」
先輩がそんなことを口走ったのは放課後、図書室にたまにしか来ない利用者が帰っていった直後のことだった。
「……え?」
「だからその、エ、エッチなことをどうするかって。ほら、やっぱり恋人同士なんだから、せ、性生活もしっかり二人でやっていきたい、でしょ?」
「せ、性生活……ああ、も、もちろん、はい」
確かに「性生活もしっかり二人でやっていきたい」のはそうだが、俺と先輩が付き合い始めたの昨日からだぞ……? 昨日の今日でもうそんな話するの……?
とはいえ、先輩はそういう人なのだ。心を許した人にはこんなふうに突飛な話をする。むしろ、昨日の今日でこういう話を振ってくれたことで、先輩が俺に心を許してくれている感じがしてうれしくもある。
「わ、私は、その……エ、エッチなことにけっこう興味があるんだけど……あの、里塚くんは、どう……?」
先輩が胸を寄せ、俺の顔を下からのぞき込むように上目遣いで見つめてくる。
「どう?」という言葉には、「お前もエッチなことに興味はあるか?」という意味の他に「エッチなことに興味がある私についてどう思うか?」という意味も含まれているように思えた。
「そりゃあ……大好きです。エッチなことも、エッチなことが好きな先輩のことも。早く先輩と、その、実践できたらいいなと、思ってます」
「そ、そっか……」
先輩が安心したように表情をほころばせると同時に、かぁ~っと先輩の顔が赤くなる。先輩は色白だから、顔色の変化がわかりやすい。
「わ、私も、里塚くんと、早く実践したいって、思ってるから……」
かぁ~っと今度は俺の顔が熱くなる。
「さすがに人前では嫌だけど……でも二人のときなら、いつでもいいよ……?」
いつでもいいというのは、俺から誘ってほしいということなのだろうか。わからんけど。いや、たぶんそうなんじゃないか?
「あー……例えば、い、今みたいな……?」
「……里塚くんのエッチ」
俺がそれとなく打診してみると、先輩が耳まで赤くして恥ずかしそうに俺をなじった。
これは……本当にいけるんじゃないか?
というか、
先輩、待ってるんじゃないか?
「じゃ、じゃあ、おっぱいを、触らせてください」
「……うん、いいよ。でも、後ろからしてくれる? 顔見られるの、恥ずかしいし……」
性的行為を承諾する先輩の言葉に、ドキリと心臓が高鳴った。
先輩に言われたとおり、立ち上がって先輩が座るパイプ椅子の後ろに回る。
後ろからだと先輩の二房の三つ編みおさげを挟んで、桜色に染まった首筋と耳が目に入る。2つに分けた三つ編みは普段なら子供っぽい印象だが、こういう状況で後ろから見ると桜色に色づいたうなじや後れ毛が見え、匂い立つような色気を感じた。
「まず、先輩のこと、抱き締めますね」
まずは首に腕を回すようにして後ろから抱き着き、先輩の色づいたうなじにキスをする。先輩が「うひゃっ」と声を上げ、俺は先輩の青りんごのような爽やかな甘い香りに包まれた。その香りがまた俺の興奮を煽るガソリンのようで、先輩のうなじに口づけながらその香りを吸い込むたびに、心臓の拍動が激しくなり、股間が硬くなるのを感じた。
「揉みます」
先輩の首に回していた腕をほどき、わきのほうからつぅーっと手を動かして、ブレザーの上から先輩の豊かな胸の曲線に触れた。
柔らか……くない。
触った感触としては「ごわごわしたガワの水風船」だ。ブレザーの厚みもあるだろうが、この感触の主原因はその下にあるブラジャーだろう。思ってたより硬い。ワイヤーとか入ってるから?
「胸揉まれるのって、なんか変な感じ……。あ、私が胸揉まれたのも里塚くんが初めてだからね」
「うれしいです。痛くないですか?」
「それは大丈夫。だけど、ブラが邪魔かな」
揉まれる先輩としてもなんか違うらしく、「ブラ取るから、ちょっと離れてくれる?」と言われて胸揉みはいったん中断となった。心臓がバクバク言うほどの興奮が、一旦静まっていくのがわかった。
先輩はブレザーを脱ぎ、肩をぐっと背中側に反らした状態のまま背中に手を回し、もぞもぞと動かしている。ブラジャーのホックを外そうとしているらしい。
すぐにホックが取れたらしく、先輩の大きな胸の位置がずしんと下がるのが、カーディガンの上からでもわかった。
「服の上からでも外せるんですか」
「ホックはね。でもストラップは腕を抜かなきゃいけないから……」
ブラウスのカフスボタンを開け、ネクタイを外し、ブラウスの前ボタンを第三ボタンまで開ける。先輩の胸の深い谷間がのぞいた。思わず視線を奪われる。
「んふふ、見てていいよ♡」
先輩がブラジャーを取る作業を続けながら、少し前かがみになって俺に深い胸の谷間を見せつける。
その谷間に吸い込まれそうになりながら、俺の心臓は再び大きく拍動していた。頭の中に心臓が移動してきたかのように、頭の芯が脈打つような感覚すらある。チンポは既に最大限勃起して痛いくらいだ。
俺が呆けたように先輩の胸の谷間をのぞきこんでいる間に、先輩はいつの間にかブラウスを着たまま器用にブラジャーのストラップを外し、ブラウスの襟から巨大なベージュ色のブラジャーを抜き去った。
「ブラジャーでっか……」
こんなデカいブラジャーがこの世にあるのか。
確かにさっきブレザーの上から先輩のおっぱいを揉んだときは、文字どおり俺の手に余るような大きさだった。それを包むとなると、やはりこれくらいの大きさになるのかもしれない。
「ちょっと、あんまり見ないの。今日はかわいいやつじゃないから」
そう言いながら、先輩は恥ずかしそうにブラジャーをカウンター下の物入れにさっと隠してしまった。
「せっ、先輩。これは完全に性的好奇心からの質問なんですけど」
「う、うん」
「先輩のブラジャーのサイズを、き、聞いてもいいですか」
今の俺、客観的にはすごくキモいんだろうな……。チンポをガチガチにしながら女子高生にブラジャーのサイズを尋ねる男子高校生の図。
そう思うものの、しかし聞かずにはいられなかった。
「い、言わなきゃだめ……?」
「ぜひ、聞きたいです」
先輩が恥ずかしそうにちょいちょいと手招きするので、耳を貸す。
「Kだよ。Kカップ。Kの70」
耳元で先輩にブラジャーのサイズをささやかれる。
K……? A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、KのK……!? 高校生で? Kカップ? マジで?
いつか聞いたところでは、ブラジャーのカップはアンダーバストとトップバストの差で決まり、Aカップでその差は10cmだという。これが次のアルファベットに行くたびに2.5cmずつ差が大きくなっていく。Kと言えばAから数えて10段階上、つまりAカップより25cmアンダーバストとトップバストの差が大きいことになる。Aカップで10cmの差があるのだから、つまりKカップは……35cm。
さらに先輩はK70とブラジャーのサイズを言ってくれた。ここで言う70はアンダーバストのサイズだ。そしてKカップはアンダーバスト+35cmだから……。
「先輩、バスト1m超えですか……」
「そっ……そうだけど言い方!」
「なんてこった……!」
俺の彼女は1m超えのおっぱいだというのか……。
この100cmオーバーのおっぱいを、俺は一生揉めるというのか……!
「すげえな先輩……」
「ほ、ほら! サイズに感動してないで、続き続き!」
「はいっ!」
いつの間にかブラウスの前ボタンはすべて閉じられていた。
あの深い谷間をもう一度のぞき込みたかったが、今はそれよりも先輩の胸を揉む。それだけに集中しよう。
もう一度元の体勢に戻り、カーディガンの上から胸に触れる。
今回はごわごわした感触がなく、素直な触り心地だ。服に包まれた柔らかな水風船というところか。
んふふ……と先輩が笑い出す。
「なんかくすぐったい」
「気持ちよくなれそうですか」
「んー、まだそういう感じではないかな。いろいろくすぐったくて変な感じ……ふくく……」
噛み殺すように笑い続ける先輩をよそに、俺はカーディガンの上から先輩の胸を持ち上げるようにして揉む。よりダイレクトにおっぱいの柔らかさが感じられる。
あと重い。おっぱいすごい重い。こんな重いものを24時間ぶら下げて暮らしてるのか先輩。片方だけで3キロくらいあるんじゃないか。Kカップのおっぱいってこんな重いの。
爆乳を揉みながら先輩の日々の苦労に思いを馳せていると、手に豆のようなやや硬いものを感じた。
「先輩、乳首勃ってますよ」
「そういうこと言わないの!」
先輩が横目で俺をにらむが、その目は恥ずかしさのためか潤みを帯びている。
「……里塚くんに揉まれてちょっと変な気分になってきただけだから」
恥じらいながらぼそぼそと小声でそんなことをつけ足す先輩が愛おしい。
胸で性感を得るのは簡単ではないというけど、どうにか気持ちよくなってもらえないかな……。
そう思いながら、先輩の乳首をカーディガンの上から優しく引っかくように触る。カーディガンの生地の滑らかさで俺の指が滑り、乳首がにゅるんと逃げていく。
「んっ……」
「すいません、痛かったですか」
「いや、痛くはないんだけど……なんかじれったい感じになってきた」
乳首をこしょこしょと刺激しながら、ずっしりと重い乳房を大きく優しく揉む。なんと言ったらいいのか、興奮しつつも安心するような、そんなアンビバレントな感覚だ。ドキドキとした興奮は相変わらず続いているが、この柔らかなおっぱいに顔をうずめて安らぎたいという気持ちも湧いてくる。
「ね、直接触らないの……?」
目が潤み切って今にも涙をこぼしそうな先輩が、直接触ってと目で訴える。
「触ります。……あー、どうすれば」
「上からブラウスのボタン外しちゃうといざって時に困るから、裾から手、入れてくれる?」
んしょ、んしょ、と先輩がスカートの中に入れていたブラウスの裾を引っ張り出す。下のほうのボタンを少し外して隙間を確保してくれたところに、俺は膝立ちになって手を突っ込み、まず先輩のお腹を触る。俺の手が冷たかったらしく、先輩は「んひっ」と小さく悲鳴を上げた。
先輩は太っているというわけではまったくないが、おなかは小さくつまめるくらいにはお肉がついていて柔らかい。ふにふに、むにむに、と少し汗ばんでいるがすべらかなおなかの感触を楽しむ。
「ちょっと里塚くん」
「先輩のおなか、すべすべですね」
「私、ウエストについてはあんまり自信ないから、早くおっぱいに行ってもらえると……」
「先輩のおなか、俺、好きですよ。柔らかくて」
「私が気になるの! ほら、早くおっぱい触った触った! こっちのほうが柔らかいから」
先輩に促されて手をさらに上に滑らせ、先輩のおっぱいに直接触れる。
「あったけえ……」
思わず声が漏れる。
先輩のおっぱいは温かかった。
そして緊張と興奮からか、少し汗ばんでいる。柔らかくて汗で少し湿った肌が、俺の手に吸い付いてくる。最高の触り心地だった。
そのおっぱいを下から持ち上げるようにして、ふにょん、ふにょんと優しく揉み上げる。
「先輩、ちょっと力入れて揉んでもいいですか」
「いいけど、痛いって言ったら止めてね」
先輩の了承を得て、手をめいっぱい開いておっぱいをぐゎし、と強めにつかむ。
「すげえ……指の間からおっぱいがはみ出てきてますよ。なんだこれ……」
先輩の抗議がないのをいいことに、もにもにと指を動かして先輩の爆乳の感触を堪能する。
温かく湿り気があり、手に吸い付いてくるおっぱいの感触。強くつかんだときに指の間からはみ出す乳肉の感触。おっぱいをつかんで持ち上げるときの重量感。どれをとっても最高だった。
これは男をダメにするおっぱいではあるまいか。
こんなおっぱいの女とねんごろになれたら、どんな男も一日中このおっぱいを揉んでしまうだろう。少なくとも俺はそうだ。このおっぱいを揉んで堕落したい。一生このおっぱいを揉んでいたい。
できればこのおっぱいに顔をうずめたいが、残念ながら先輩はカーディガン以下の服を脱いではくれないだろう。誰かが入ってきたら言い訳ができないからだ。
しかし手で揉んでいるだけでも全然構わない。俺の人生の幸福は、先輩のおっぱいにあったのだ。
俺、生まれてきてよかった……。
「んふふ、すごい顔してる。おっぱい触るのそんなにいい?」
「俺、もう死んでもいいです」
「死ぬのは80年後くらいに私たちの子孫に囲まれてにしてくださーい。これから死ぬまでいくらでも揉めるんだから」
「これから死ぬまで、先輩のおっぱいを支える仕事に就きたいです」
「そんな仕事にお給料を出せるほどの余裕はないかなあ」
バカ話をして笑い合う。
俺はこの人のこと、やっぱり好きだ。一生こんな感じで過ごしていきたい。一生おっぱい揉みながらバカ話したい。
「先輩、好きです」
「……いや、おっぱい揉まれながら言われましても」
「キスしてもいいですか。っていうかしますね」
「えっ、ちょっと……」
ブラウスの裾に手を突っ込んだ状態のまま立ち上がると、先輩のキャミソールからカーディガンまでがアンダーバストくらいまで俺の腕に引っ張り上げられる格好となり、先輩の柔らかなおなかがはっきりと露わになる。ウエストには自信がないとか言っていたが、運動部でもないのにこのウエストは十分細い。
「うひゃ、ちょっと里塚くん……もー……」
口では不満を述べつつも、先輩は顔を俺のほうに向けて目をつぶる。
「んっ」
先輩と口づけするや、俺はすぐにおっぱいを揉む両手に意識を移して揉むのを再開する。一方、先輩はキスのほうを担当してくれるらしく、俺の後頭部に手を回して舌を入れてきた。
「んんっ……んぅ……んん……♡」
先輩の乳首をもてあそびつつ、先輩の侵略を受け入れる。舌を絡められ、歯列の裏側をなぞられ、頬の内側を舐め回される。
こちらも負けじと先輩の舌をねぶり、乳首をいじる指に少し力を込め始める。
「んふふ……♡」
キスしながら先輩と目が合うと、先輩は俺の口に舌を入れたまま笑った。鼻にかかったような笑い声がとても色っぽく感じる。
俺の我慢もかなり厳しくなってきた。今すぐ勃起チンポを先輩の柔肌にこすりつけて射精したい。きっと気持ちいいだろう。どうにかそういう状態に持ち込めないかな……。
とりあえず先輩に俺の興奮状態を伝えるべく、パイプ椅子の背もたれの下の空間を通じて先輩の背中に勃起を押し付ける。先輩は背中に押し付けられたものが何なのかを認識すると、んふふ♡、と再び笑って見せた。
ずるり、と先輩の舌が俺の口から引き抜かれ、先輩の舌と俺の口の間に唾液の糸が伸びて切れた。俺と先輩の唾液が混じり合ったものでテラテラと光る先輩の舌と唇が妙に生々しく卑猥に見え、同時に俺の口の中から先輩がいなくなってしまったことに言い知れぬ寂しさを感じた。
「里塚くん
「今すぐにでも先輩に射精したいです」
「里塚くんはエッチだなあ……♡」
そう言って俺をなじる先輩の笑顔は高校生とは思えないほど淫らで、隠し切れない欲望が見て取れた。
「とりあえず今日は手でしてあげる♡」