先輩のおっぱい揉んでいた両手を先輩の服の下から引き抜く。先輩は裾を直しながら椅子の向きを変えて、立った状態の俺と正対した。
「うわ、里塚くんのすごい硬い……あと思ってたより大きい……♡」
先輩が情欲に濡れた瞳で俺の大きくなった股間を見つめ、恐る恐る触れ、さわさわとまさぐる。
スラックスの上から触られるだけでもうかなり気持ちいい。直接触れられたらどうなっちまうんだ。すぐ出ちゃうんじゃないか?
勃起でテントを張っているスラックスの前ファスナーを、先輩はたどたどしい手つきで下げ、パンツに包まれた状態の俺のチンポをむんずとつかんで取り出す。たったそれだけで、こぷり、と先走りがパンツににじんだ。好きな女に触られるだけでこうも気持ちいいのか。
しかし先輩の手はそこで止まった。
「えっと……どうすればいい?」
先輩はどうやってチンポを取り出したらいいかわからず、上目遣いで俺を見上げる。
「パンツを引き下げて上から出してもいいんですが、こうなってると前の穴から引っ張り出したほうがいいですね」
「前の……穴……ああ、なるほど。前がボタン留めになってて、そこからおちんちんを出せるようになってるんだ」
感心しながら俺のパンツの前ボタンを開け、先輩は勃起したチンポを
「熱い……硬い……♡」
俺のチンポをメガネ越しに陶然と見つめる先輩の視線は、はっきりと熱を帯びていた。今にも舌なめずりしそうにすら見える。普段の先輩の楚々とした振る舞いからは想像もつかない姿だ。そういう顔を、普段は図書委員として仕事をしている図書室で見せている。
すんすん、と先輩がチンポのにおいを嗅ぐ。
「あの、やっぱり臭いますか。俺、今日一日一度もトイレに行かなかったってわけじゃないですし」
「んー、おしっこの臭いはやっぱりするかな。でもどっちかって言うと里塚くんのにおいのほうが強いと思う」
先輩がチンポに鼻を近づけ、すぅーっと息を吸い込んで、はぁーっと口から吐き出す。
「すっごいエッチなにおい♡」
陶然としたメスの表情をして、先輩はそんなことを口走った。思わずチンポが跳ねる。
俺のチンポは、もう先走りが溢れ出て、先端から垂れ始めていた。
「これ、出ちゃってるってわけじゃないんだよね?」
「わけじゃないですが、先輩がエロいことを言うので正直もう出したいです」
「じゃあ、早く出しちゃおっか……♡」
にやぁ……と先輩が淫らな笑みを浮かべ、右手を筒状にして俺のチンポをゆっくり優しくしごき始めた。
もう全然持たないということはすぐにわかった。冗談じゃなく三こすり半で出てしまうかもしれないと思ったくらい、先輩の冷たくて柔らかな手での手コキは気持ちいい。
もう射精したい。できれば先輩の顔にぶっかけたいけど、後始末考えるとちょっと無理だろうな。口で受け止めて飲んでくれたりしないかな。でも初めての性的接触でそれは求め過ぎか。
「裏筋が気持ちいいって聞くけど、裏筋ってここ……でいいの?」
先輩が手で作った筒を亀頭に絡ませ、親指の先で裏筋を刺激する。まだ処女なのに、そんな手つきが経験豊富な娼婦の手管のようにすら感じられた。それくらい気持ちいい。腰の奥に熱が溜まっていく。
「そこです。ううっ……先輩、もう出るんでちょっと強めにっ」
言ったとおりに先輩が裏筋を責めながらしごき始めるのとほぼ同時に、図書室の外の廊下からカツンカツンと足音がした。
しかし、もうそんなのどうでもよかった。裏筋を責められて俺のチンポはあっさり射精までの最終段階に入っていた。もう止められない。
「さ、里塚くん、誰か来ちゃった!」
「も、もう出ます!」
「ええっ!? もー!」
まさに射精するというその瞬間、俺のペニスが温かいものに包まれた。
びゅるるるっ、びゅるるるっ、びゅるるるっ……と、その温かいものの中で俺は意識が飛びそうになるくらい気持ちよく精液を撃ち出した。オナニーとは比べ物にならない、人生で一番気持ちいい、そして長い射精だった。
たっぷりの精液を気持ちよく吐き出し終えた直後のぼーっとした頭で股間を見ると、先輩が俺のチンポの先端をくわえていた。
と同時に、カツンカツンという足音はどんどん近づいてくる。
危機感から、急に意識がはっきりする。
「せ、先輩! 口離して!」
慌てて腰を引き、先輩の口からチンポを抜き取ってパンツにしまう。まだ大きいままだがどうにかスラックスに納め、俺のほうは取り繕えた。しかし先輩のほうはまだ口に精液を含んだまま口元を押さえていた。
「早く飲んで飲んで!」
うなずいてコクリ、コクリ、と俺の精液を飲み下していく。普段ならそれだけでもう一度勃起できそうな光景だが、今はそれどころではない。
その最中に、ガラガラと図書室のドアが開けられた。
入ってきたのは図書委員会担当で司書教諭の
「二人とも、遅くまでお疲れさま! もうすぐ完全下校時刻だから、きみたちもそろそろ帰りなさい」
「はい、お疲れさまでした」
まず俺が返答したが、先輩は口元を押さえてまだ俺の精液の最後の塊を飲み下している最中で、飲み下した後は精液が喉に引っかかったらしく、何度も咳払いをしてようやく「お疲れさまでした」と答えることができた。
「山口さん。顔赤いけど、もしかして風邪? まだ朝晩寒いから気をつけなさいね」
「はい、ありがとうございます」
「じゃ、いつもどおり帰る前に戸締まりお願いね。鍵置いていくから、こっちもいつもどおり帰るときに職員室に返してね」
先生はポケットから出した鍵をカウンターに置いて「それじゃ二人ともお疲れさま。気をつけて帰りなさいね」と図書室を出ていこうとしたが、出ていきがけに、
「あと、二人きりだからって学校内では変なことしちゃだめだからね。男女交際は高校生らしくするように」
と釘を刺していった。
俺と先輩は赤かった顔を青くして顔を見合わせた。
「……バレたかな?」
「どうでしょう。あ、先輩の格好……」
先輩はブラジャーを外すためにブレザーを脱ぎ、ネクタイも外したときのままだ。ブラウスのボタンは第一ボタンまで閉められていて人前に出られないような格好ではないが、ブラウスの裾がスカートから出ていて、普段はしっかり校則どおりに制服を着ている先輩にしては服装が乱れている。
さらに、新川先生には昨日俺が告白した後イチャついていたところをおそらく見られている。その翌日にそのカップルがほぼ二人きりで過ごした後、普段は身だしなみが整っている女の服装が乱れていたら、そりゃ「二人でやらしいことしてました」と言っているようなものだ。
そういう話をすると、先輩はあちゃーという顔をした。
「もう! 里塚くんのせいなんだからね! あんなちょうどいいタイミングで出しちゃうんだから!」
言いながらむくれて見せ、怒ってるんだぞアピールをする先輩。かわいい。
「すみません。でも不可抗力です。まさか先輩が口で受け止めた上に飲んでくれるとは思いませんでしたが」
「だって、あのまま外に出しちゃってたら後始末が間に合わなかったし」
「すごくうれしかったです。嫌じゃなかったですか?」
「思ってたより全然平気だったけど……それよりもバレる恐怖のほうが大きくて、それ以外のこと考えてなかったや」
ははは……と二人でぎこちなく笑い合う。
本当に間一髪だった。先輩が俺の精液を口で受け止めて飲んでくれるなんて、今のところ人生最大のラッキースケベイベントだったが、先輩の言ったとおりバレる恐怖のほうが大きかった。
しかし、恋人と普段仕事をしているはずの高校の図書室で、恋人のおっぱいを揉み、チンポをしごかれ、最後は口で受け止めてもらえた。これは一生モノの思い出だろう。きっと死ぬまで今日のことを覚えているに違いない。
俺が先輩のおっぱいを揉んだり手コキで射精させてもらったりした、その日の帰り道。
4月上旬だから、完全下校時刻になるともうかなり暗い。
「ねえ、里塚くん」
「はい」
「射精したってことは、私の手コキ、気持ちよかった、ってことで、いいんだよね?」
さっきの興奮がまだ冷めやらぬようで、先輩の頬は桜色に染まったままだ。
「はい。最高でした」
「そ、そっか……」
んふふ、と先輩は恥ずかしくも満足げな笑みを浮かべた。
俺を射精させたことを喜んでくれているらしい。そういうことを喜んでくれる先輩を見て、俺もうれしくなる。なにかの小説で読んだ「心に温泉が湧き出る感じ」とはこのことを言うのだろうか。
「今度は、その、俺が先輩を気持ちよくしてあげたいんですが」
「……うん」
笑っていた先輩の表情が恥ずかしそうなものに変わり、顔がみるみる赤くなっていく。
「次の一緒の図書室当番、来週でしたよね?」
「うん……」
「じゃあそのときに、俺が先輩のを、しますから」
「ら、来週か……」
「はい。……覚悟しといてくださいね」
俺がそう言うと、先輩は急に顔を手で覆ってしゃがみ込んだ。
「せ、先輩?」
「ごめん。なんか、すっごく腰に
先輩が真っ赤な顔で照れ笑いしながら俺を見上げる。目が潤んでいて、言い知れぬ色香を放っている。
「だ、大丈夫ですか」
「腕、貸してくれる?」
先輩はしゃがんだ状態から俺の腕に捕まって、よろよろと立ち上がった。俺の腕が先輩の大きな胸の谷間にぎゅっと挟まれ、柔らかな感触が伝わってくる。さっき出したばかりだと言うのに、俺の股間にまた血が集まるのを感じた。冬場だからコートでごまかせてよかった。
「急にごめんね」
「い、いえ……」
「里塚くんの声が……なんていうか、すごく効いちゃって。ふわ~ってなっちゃった」
「そ、そうなんですか」
先輩は俺の腕に抱き着いたままよろよろと歩く。
「私、里塚くんの声が好きなんだろうね」
「声ですか」
「うん。里塚くんにエッチなことささやかれるとかなり
ここに来て、俺には声という武器があったらしいことが初めて判明した。自分では別になんてことない普通の声だと思うが、先輩が喜んでくれるなら存分に使おう。セックスのときとかめちゃくちゃささやいてあげたいな。
「エッチなことと言えば、先輩は
「
「はい」
「んー……どうせならなんかの記念日に、ロマンティックなシチュエーションがいいかな。里塚くんの誕生日、今月末だよね? その日がいいな」
誕生日プレゼントもちゃんと買わないとね、そっかあ里塚くんが同い年かあ……と先輩がはしゃぐ。コロコロと表情を変えて感情を表す先輩が、とても愛おしい。またしても俺の「心に温泉が湧き出る感じ」がした。
「……あの、里塚くんは初めての
せっかくの誕生日なんだし、里塚くんの希望に合わせて
ロマンティックなシチュエーションというのが先輩の希望だが、高校生の分際でホテルのレストランでディナーした後お部屋で……みたいなことをする余裕はない。そもそもホテルとか旅館とか、どこかに泊まりに行くのが無理だ。
「あんまり『ロマンティックなシチュエーション』じゃないかもしれませんが」
「いいよいいよ。聞かせて聞かせて」
「俺の誕生日は金曜ですから、放課後ちょっとデートして、夕方の公園でちょっと駄弁って……キ、キスして」
「きゃ~乙女チック~!」
これ言うのめちゃくちゃ恥ずかしいな。顔が熱くなってきた。
「……で、先輩に『今日、うち、誰もいないんだけど……来ない?』みたいな感じで先輩の家に誘われて、先輩の部屋で先輩に誘惑されて、迫られたいです」
「誘惑……誘惑かあ……」
「それで、最初は先輩にリードしてもらうんですが、途中から攻守逆転して先輩を気持ちよくしたいですね。最終的には先輩をぐっちょんぐっちょんのメロメロにして、俺以外の男とセックスできないようにしたいです。あーそうか、俺は単に先輩とセックスしたいってだけじゃなくて、ちょっとクサい言い方ですけど、先輩の心も体も全部ほしいってことなのかもしれません。もう完全に俺だけのものにしてしまいたいというか」
恥ずかしすぎて途中からもう開き直りモードになり、欲望が前頭葉フィルターを介さずに口から流れ出た。顔が熱い。
そんな俺の欲望原液垂れ流しをふんふんと聞いていた先輩は、途中から(具体的には「俺以外の男とセックスできないように」のあたりから)リンゴのように耳まで赤面し、俺が言い終わる頃には再び両手で顔を覆ってしゃがみ込んでしまった。
「あー……先輩?」
「ごめん……しばらく立てないかも♡」
先輩を歩道の端に寄せ、俺も隣にしゃがみ込む。
「またふわ~ってなっちゃったんですか」
「ひぐっ♡」
耳元でささやくと、先輩が甘い声を上げて体を震わせた。
誰も聞いてないだろうなとあたりを見回す。先輩のエロい声を聞いていいのは俺だけだ。
「先輩、もしかしてイってるんですか」
「んうっ♡ さ、里塚くんのせいなんだからね♡」
本当にイってるらしい。
「先輩、ちょっとエロすぎませんか。ここ外ですよ」
「だ、だって、里塚くんがあんなこと言うから……♡」
「『ぐっちょんぐっちょんのメロメロにして、俺以外の男とセックスできないようにしたい』?」
「んくっ♡ それもそうだけど、そ、その後の……♡」
「『先輩の心も体も全部ほしい。もう完全に俺だけのものにしてしまいたい』」
「~~~っ♡」
先輩がぶるぶると体を震わせる。明らかに寒さによる震えではない。むしろコートを通じて熱すら感じる。
「俺は言いながら『ちょっと独占欲全開すぎて気持ち悪がられちゃうかな』と思ってたんですけど、先輩的にはそんなことない感じですか」
先輩は体を震わせたまま返事をせず、首を縦に振る。
「そうですよね、言われただけでイくぐらいなんですもんね」
「んんっ♡」
「うれしいです。俺のそういう面を受け入れてもらえたみたいで」
「ふぅん♡」
この人、ちょっとエロすぎるしチョロすぎるな。爆乳だから大学生になったら絶対ヤリサーみたいなとこの連中に目つけられるだろうし、このままだと来年先輩が大学に入ったら簡単に寝取られそう。俺しか眼中に入らない!ってくらいまで惚れさせないとダメだな。
しゃがみ込んだ先輩の肩に手を回して抱き寄せると、ビクッとひときわ大きく体が震えた。
「ここ、もう先輩の家の近くじゃないですか。ご近所さんにお外でイってるところ見つかったら大変ですよ。
「そっ、そんなのだめ♡ でも、それは里塚くんのせいなんだから♡」
先輩が自分のことを棚に上げてあくまで俺のせいだと甘い声で強弁するが、それにたまらなく嗜虐心をそそられる。男を煽るのがうまい。
しかしもうすっかり夜になって寒いし、遅くなると先輩のご家族が心配するだろう。言葉責めはこれくらいにして、早く帰したほうがいい。
「そうですよね、すいません。今日はこれくらいにしときます」
「え……?」
もう終わりなの……?と、先輩が潤み切った目で訴える。それだよ、その目。もっと責めたくなる。
先輩、もしかしてマゾヒストなのかな。マゾヒストの心理を理解するのにマゾッホの著作とか読もうかな。
「続きは来週の当番日の放課後にしましょうか。楽しみにしててください」
「う、うん……」
先輩ががっかりしたような顔をする。やっぱり先輩、マゾヒストなんだろうな。ここは彼氏として、彼女の被虐趣味に向き合わなければ。
少し考えて、俺は先輩に日常的にやってほしい
「先輩、このあと帰ったらオナニーします?」
「……ふぇ?」
「しますよね。でもイく寸前で止めてください」
「ええっ!?」
「今日だけじゃなくて、来週の当番日まで毎日そうしてもらおうかな。俺、先輩をちゃんとイかせられるかあまり自信がないので、先輩が欲求不満状態でいてくれれば可能性が高まるんじゃないかと思うんですよ」
我ながら白々しいことを言うよなと思った。
「わ、私、今まさに里塚くんにイかされてるんだけど……♡」
先輩の抗議を無視して続ける。
「それで、俺の誕生日に向けてもそうしてほしいんです。毎日オナニーして、イく寸前で止めてください」
「……鬼畜♡ 鬼畜だよ♡ 里塚くんがこんなサディストだったなんて♡」
さっきはがっかりした表情をしていた先輩は再び興奮を取り戻し、息もふうふうとすっかり荒くなった。
「でもわかったよ♡ 最愛の彼氏のお願いだもんね♡ 年上の彼女として、聞いてあげる♡ そのかわり……」
先輩が俺の耳にささやく。
「
完全に勃った。
今すぐこの女を押し倒してめちゃくちゃにしてやりたいと思ったが、鋼の自制心でどうにか獣欲を抑え込めた。
……と思ったところで、さらに先輩が俺にキスをするという追い打ちをかけてきた。
長引かせずに、先輩の体を優しく押し返す。
「先輩。あんまりそうやって誘惑されると……」
「されると……?」
「犯しますよ」
「――っ♡♡♡」
先輩は息を詰まらせて眉根を寄せ、目をギュッとつぶって体を震わせた。強くつぶった目からは涙がぽろぽろとこぼれ、本当にもっといじめたくなる。
周囲を見回すが、やはり通行人はいない。もう夜だから、周囲の家の窓にもカーテンがかかっている。路上で言葉責めされてイく先輩の艶姿は、俺以外の誰にも見られていない。
誰かに見られてたら路上で興奮してる変態カップルになってしまうという心配が俺の心の大部分を占めていたが、同時に先輩のこうした姿を俺が独占できているという独占欲や支配欲のようなものも確かに感じていた。
これヤバいな。そのうち露出プレイとかにハマっちゃうんじゃないだろうか。先輩もなんかそういう系の素質がありそうな雰囲気だし。でも先輩のエロい姿を俺以外の人間に見られるの嫌だな。
言葉責めも先輩の反応がいいからつい調子に乗ってしまったが、これも暴走して変態行為につながってしまいそうな気がする。自制しよう。そして先輩にも自制してもらおう。俺たちはまだ高校生。変態プレイに行く前にちゃんとスタンダードな性行為から段階を踏んでいくべきだ。よし。
「先輩、立てますか」
「自力ではちょっと無理♡ 里塚くん、肩貸して♡」
先輩の声に甘い響きが残っている。
先輩の手を自分の肩に回して体重を半分引き受けるような体勢を作ったが、先輩はそれだけで「んうっ♡」と甘い声を上げた。ちょっと敏感すぎじゃない?
どうにか先輩を立ち上がらせ、歩かせることに成功する。先輩の家はもう5分くらいの距離だ。
「里塚くん」
「はい?」
「垂れてきちゃった♡」
俺を煽るのがうますぎるだろこの女。
歩みを止め、大きく深呼吸する。
「……先輩。俺、誕生日を待たずにこのままヤりたいです。初めてだけど公園のトイレとかでいいですか」
「だ、だめだよ♡ だめなんだからね♡」
だめって声色じゃないだろ。なんだその媚び媚びの声は。
しかし、このまま公園のトイレみたいな安心できないところに連れ込んで抱くのはちょっと考えものだ。お互いどう考えてもおっぱじめたら朝までコースになる興奮の仕方をしている。ヤるならやっぱりちゃんとしたところがいい。
それに、今日は既に一度射精している。どうせなら一番濃いのを先輩の中に注ぎ込みたい。先輩も一番濃いのを注がれたいと思っているに違いない。……たぶんだが。
完全に濡れた瞳をこちらに向けている先輩を見つめながら、そんなことを考える。
「……そうですね。やっぱり初めては俺の誕生日にしましょう。先輩、どうにか親御さんにその日の夜は帰らないように言ってもらえますか? 無理そうなら俺の家にしましょう。親はなんとかします。それで、朝までぶっ通しで先輩を抱きます」
「……うん♡」
「あ、あとコンドームなしで先輩とヤりたいので、避妊薬飲んでもらえますか。お金は俺が出しますから」
「~~~っ♡ う゛んっ♡」
先輩が俺の腕を強く抱き締め、また目をギュッとつぶって体を震わせながらうなずく。
ちょっと簡単にイきすぎじゃない? 先輩、いくらなんでもチョロすぎると思う。よく今まで処女だったな。俺が初めての彼氏だから、俺と付き合って先輩のチョロさが開花したのか?
「先輩、俺の誕生日まで毎日寸止めオナニーしてくれますよね? 俺も今日からそうすることにします。あ、でも来週の当番日にはさすがに俺も射精したいので、そのときは先輩、口でしてくれますか」
「う゛ん゛っ♡」
先輩は涙をぽろぽろこぼしながら首を縦に振った。同時に、抱き締めていた俺の腕を伝ってずるずると膝から崩れ落ちるようにしゃがみ込む。
俺もまた先輩に合わせてしゃがみ込み、先輩の耳元でささやく。
「俺の誕生日にはたっぷり溜めたのを、先輩の
「~~~っ♡♡♡」
手を回して先輩の下腹部をポンポンと叩く。先輩はもう返事もできず、体を震わせながらコクコクと首を縦に振るだけだ。
これ以上やると先輩が卒倒してしまいそうなのと、俺も本当に我慢が利かなくなりそうなので言葉責めはそこでやめ、どうにか先輩の家の玄関ポーチまで先輩を運んだ。
「里塚くん、手、出して♡ 素手で♡」
「はあ」
言われたとおり、手袋を外して先輩のほうに手を出す。
先輩は俺の手をつかんで大胆にもスカートの中に潜り込ませ、自分の秘所に触れさせた。
「……ぐちゃぐちゃじゃないですか」
先輩の下着越しのおまんこは、もはや下着が意味をなさないレベルでぐしょぐしょに濡れていた。これでは愛液があふれて垂れてくるのも当然だ。
「さ、里塚くんのせいなんだからね♡ それに、来週までずっとイけないままお預け状態になるんだから、来週はちゃんと責任取ってもらうから♡」
真っ赤な顔で、哀願するような潤み切った目をして、先輩はとびっきりの媚びた声で俺をなじった。
「もちろん、先輩のことめちゃくちゃにしますから」
「ん゛ん゛っ♡♡♡」
そう言ってショーツ越しに先輩のおまんこを握るようにぎゅっと圧迫すると、先輩はぶるるっ、と腰を震わせて完全にイった。先輩のおまんこに当てた手のひらに、じわ~っと温かい液体が広がる感触があった。
先輩は俺に抱き着いたまますっかり気持ちよくなった後、腰が抜けたから家に上がって自分の部屋の中まで運んでくれと言うので、俺は言われたとおりにした。家にいた先輩のお母さん(初対面だ)には彼氏として軽く挨拶を交わし、「体育でスクワットをやらされて足腰に来ちゃったみたいです」というへたくそな言い訳をしたが、それで先輩のお母さんをうまくごまかせたかは自信がない。