※この作品はR-18です。

三つ編みメガネの図書委員   作:Asarijp

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3 寸止めオナニー動画

 足腰の立たなくなった先輩を家に送り届けた夜。

 

 先輩から『このアプリ入れてくれる?』というメッセージが来た。ちょっとマイナーなメッセージアプリだった。

 どういうことかと聞くと、寸止めオナニー動画を送りたいが、普段遣いのメッセージアプリで誤爆したら社会的に死ぬので、このアプリで俺とだけやり取りしたいとのことだった。

 俺が「毎日寸止めオナニーしてください」と言ったのを本当にやってくれるのはうれしいが、まさかその証拠に動画を送ってくれるとは思わなかった。変なところで律儀な人だなと思っていると、

 

『里塚くんは毎日送る私の動画を見て寸止めオナニーするように。あと里塚くんの寸止めオナニー動画も撮影して送るように。機材がなかったら貸すから』

 

 と反撃が来た。

 さすがにスマホは1台しか持ってないし、先輩のオナニー動画を見ながらオナニーするなら俺のスマホは撮影には使えない。先輩に『カメラ貸してください』とお願いしておく。

 

 そのメッセージが未読のまましばらくたった頃、先輩からさっき入れたばかりのメッセージアプリに動画が送られてきていた。

 

『んっ♡ ふう♡ んうっ♡』

 

 下着姿でベッドにM字開脚で座った先輩がオナニーしている様子を撮影した動画だった。映っているのは首から下だけで、顔が出ないように気をつけているのか、口にはマスクもつけているようだ。背景も一面白い壁で、場所や個人を特定できるような情報を巧妙に排除している。セキュリティ意識が高い。いや、本当にセキュリティ意識が高い人はそもそもオナニー動画を彼氏に送らないと思うが。

 

『あっ♡ はっ♡ あんっ♡』

 

 動画冒頭から先輩は既に体がで(・)き(・)上(・)が(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)らしく、全身が既に桜色に染まっていて、清楚な白いレースのショーツに覆われたおまんこはもうぐしょぐしょになっており、ショーツが張り付いていた。

 そのぐしょぐしょになったおまんこを、先輩は自分の指でくにくにと刺激する。指の動きはゆっくり大きく、その動きに合わせて、くちゅっ、くちゅっ、といやらしい水音が響いている。

 その様子を見ながら、いつの間にか硬く勃起していた俺のチンポを取り出し、ゆるゆるとしごき始めた。寸止めオナニーにするつもりだが、ちゃんと寸止めできるか自信がない。

 

 そのうちに先輩は左手を自分の爆乳にやり、もにゅん、もにゅん、と揉みしだいた。先輩くらいおっぱいが大きいと乳房の動きがダイナミックで迫力があるし、手放したときの、ぶるんっ!という自然な揺れも大きい。先輩が右手でいじり続けるおまんこの様子も気になるが、おっぱいが動いていると自然にそちらに視線を奪われてしまう。魔性の乳だ。その魔性のおっぱいを見つめると、チンポを扱く手の動きが自然と激しくなった。

 続いて先輩はブラジャーを上にずらして乳首を露出させ、右手でおまんこをいじりながら左手で乳首をいじり始めた。放課後におっぱいを揉ませてもらったときはおっぱいを見ないまま揉んだので先輩のおっぱいを見るのはこれが初めてだったが、綺麗なおっぱいだと素直に思った。乳首も乳輪もちょうどいいバランスで、薄い桃色をしている。

 

『あっあっんっんあっんっ♡』

 

 先輩は興が乗ってきたらしく、おまんこを先ほどより早くかき回しながら腰を小刻みに振るようになっており、それに合わせて綺麗なおっぱいがぶるんぶるんと円運動を描く。俺はその魅力的な円運動から目が離せなくなっていた。

 

『んっんっんっんっ♡♡』

 

 やがて先輩はもうイきそうだと言わんばかりに、腰を動かすと同時に股を閉じるような動きをし始めた。声も半オクターブ高くなり、絶頂が近いのを知らせる。俺も射精直前の快楽が根元に溜まる感じを覚えた。

 

『んっんっんっ―――っはあぁ……♡♡』

 

 快感の高まりに合わせて宙に浮かせた腰をぶるっと一度震わせたところで、先輩は右手を愛液があふれまくっているおまんこから引き剥がすように外し、左手も名残惜しそうに乳首から離した。

 俺もそれを見て寸止めオナニーだったことを思い出し、本当に射精寸前というタイミングでチンポから手を離す。もうあとひと押しでイけるのに射精を我慢しなければならないのは、思っていたよりずっとつらかった。

 動画の中の先輩も見るからに不完全燃焼で、おまんこからは下着越しにも愛液があふれてくるのが見えた。既に先輩の股座は愛液でびしょびしょに濡れており、時折ビクビクと震える腰から会陰部に愛液がぬとぉ……と流れていく様子が映っていた。M字に開いた先輩の脚はびっしょり汗をかいており、ハリのある滑らかな肌が照明を反射してキラキラと輝いて見えた。あの太ももにチンポを挟んでしごいたら、さぞ気持ちいいだろうな……。

 

 おっぱいといい太ももといい、さらには俺にエロいことをささやかれただけでイくチョロい精神といい、先輩はとんでもないエロスの才能があるのではないかとぼんやり思った。体も心もエロすぎる。このオナニー動画だって、付き合い始めた翌日に俺に送っている。そんな女いるか?

 

 先輩のことを絶対に逃すまい。必ず俺だけの女にしよう。

 俺は動画の中の先輩がイけずに不完全燃焼の体を持て余して淫靡に喘ぐ様子を見ながらそう誓った。

 

 その夜は興奮がまったくおさまらず、翌日は一睡もしないまま登校する羽目になった。

 

 

 

 

 

「里塚くん、クマがすごいね」

 

 翌日の放課後、二人とも当番がないので一緒に帰るために学校の玄関で待ち合わせて、最初に顔を合わせた先輩に言われたのがこれだった。

 

「完全に先輩のせいです」

 

 先輩と並んで帰路を歩く。先輩のいい匂いがとてもチンポに悪い。昨日の今日だから、先輩の匂いを感じるだけで股間に血が集まってきている。

 

「興奮してくれた?」

「興奮しすぎて一睡もできませんでした。帰ったら即寝ます」

「そんなにかあ。あ、里塚くんも寸止めオナニー、してくれたんだよね?」

「自分から言っといてなんですが、あんなに興奮するおかずでオナニーして射精できないのがあれほどキツいとは思いませんでした。正直いますぐ先輩を襲いたいくらいです」

「襲っちゃだめだよ。……私も抵抗しないで素直に襲われちゃうから♡」

 

 そう言って先輩は淫らに笑いかけてくる。俺の性欲を煽るのがうまいなクソッ。マジで襲うぞ。

 

 今日の先輩はなんだかやたらにエロく見える。髪を耳に掛けたりする仕草や視線の配り方にドキッとさせられる色気を感じる。先輩の昨日の寸止めオナニーが原因なのか、あるいは俺が寸止めオナニーをしたことで性欲に脳を支配されているからなのか。

 

「今日はさ、その、バイブオナニー動画にしようと思ってるんだけど、どうかな……?」

「え、バ、バイブ? 先輩、そんなの持ってるんですか」

 

 バイブ持ってる女子高生、いったいどれほどいるのだろう。

 

「うん。よく見るおちんちんの形したやつじゃなくて、もっと細くてペンくらいのやつだけど。だから処女膜はちゃんと里塚くんが破ってね♡」

「それはもちろん、喜んで」

「その細いやつでさ、私、……ルチオをね、……てるの」

「え?」

「ポ、ポルチオを……か、開発してるの」

 

 ポ、ポルチオ……?

 

「あ、あれですか、エロ漫画で女性が尋常でなくイく性感帯のポルチオですか」

 

 先輩が赤い顔でコクリとうなずく。

 

「開発自体はその、里塚くんと付き合い始める前から興味本位でやってたんだけど……」

 

 そんなことしてたの先輩……。

 オープンスケベを気取ってるけど実はウブなタイプかと思っていたが、ガチでスケベな人だったのか。

 この爆乳爆尻でガチスケベなのか……。学業だけでなくエロスについてもトップエリートなのか。

 

「最近はだいぶ、その、いい感じっていうか……気持ちよくなれるようになってきてて。だから、今日はその様子をお届けする予定です」

「は、はい」

「初めてのポルチオイキは里塚くんとの初めてのときにとっておくから……よろしくね?」

 

 俺はいったい何をよろしくされているんだ。

 先輩との初セックス、なんだか先輩から俺への期待値がどんどん上がっている気がする。俺、ただの高校生だぞ……。本当にセックスエリートの先輩を満足させられるのか?

 

 いやいや、満足させなければ。こんなエロくてかわいい女、絶対逃がさないと誓ったはず。

 

 とりあえず帰ってちょっと寝たら走って体力をつけよう。あと筋トレもしよう。先輩と駅弁セックスとかしたい。目指せ寝取られ漫画の寝取り竿役大学生!

 寝取られで思い出したが、先輩のチョロすぎる心身もどうにかしないとな……。先輩がマジでスケベな人だということが判明したので、やっぱり性的に十分満足させ続けるどころか、俺に夢中にさせて他の男に靡かないようにしないといけない。

 

「あ、そういえば先輩、今日は大丈夫ですか、俺の声」

「そんなにいつも発情してるわけじゃないから! 昨日はほら、その前におっぱい揉まれたりとか、里塚くんの精液飲まされたりとか、前段がちゃんとあったでしょ。……今日も前日に寸止めオナニーしてるから、まったくなんともないわけじゃないけど」

「そうですか……」

「それに、里塚くんの声でイったら寸止めオナニーの意味がないじゃん」

 

 先輩とは何をはばかることもなく普通にエッチな話をしてしまっているが、俺と先輩はどちらも高校生、しかも付き合い始めて3日目の高校生カップルである。高校生カップルってもっとこう、間接キスでドキドキしたりするような甘酸っぱい感じなんじゃないの? 3日目にして俺、もう先輩のおっぱい揉んで手コキされて精液飲ませてオナニー動画まで見てるんだけど。

 しかし、俺は先輩と付き合いたいのであって、先輩と「普通の高校生カップル」をやりたいわけではない。先輩がスケベな人で、その欲望を俺にだけ向けてくれるなら、俺としては願ったり叶ったりだ。俺だって先輩とスケベなことをたくさんしたいし、先輩を満足させて喜ばせたい。そして、先輩も俺に対してそう思ってくれているはずだ。「普通の高校生カップル」とはかけ離れていたとしても、そうした俺と先輩の関係は幸せなものなんじゃないだろうか。

 とはいえ、「普通」は普通になる理由があって普通になっているものだ。付き合い始めからトップスピードでエロスに振っている俺と先輩の関係は、肉体関係に飽きるのも早まってしまうのではないだろうか。俺とのエッチなことに飽きられて先輩に浮気されるの、嫌だな……。

 

 そんなふうに先輩との関係を悩んでいるうちに、先輩の家に着く。

 

「カメラ貸すから、ちょっと待っててくれる?」

「ホントにいいんですか? カメラなんて高そうなもの借りて」

「カメラって言っても古いコンデジだから、最悪壊しちゃってもいいよ。遠慮なく借りてって」

 

 先輩が一旦家の中に消え、すぐにコンパクトデジカメその他の機器を持って出てきた。

 玄関ポーチで使い方を教わり、動画ファイルのスマホへの転送方法なども聞く。

 玄関ポーチで。

 

「……あの、ごめんね? ホントなら私の部屋で説明したほうがいいとは思ったんだけどさ。……里塚くんを部屋に入れちゃったら私、我慢できないと思うから♡」

 

 俺だって先輩の部屋に入ったら、なにかの拍子に簡単に先輩を襲っていた可能性がある。それくらいムラムラ来ている。外はまだ寒いが、性的にはありがたい配慮だった。

 

 動画撮影時の注意事項や細かいことを聞いて、先輩からカメラ一式を受け取る。

 

「じゃあ、また明日。……里塚くんの今夜の動画、期待して待ってるから♡」

 

 

 

 

 

『ふーっ♡ ふーっ♡ んふーっ♡』

 

 今日の動画は先輩の予告どおり、バイブオナニー動画だった。

 

 動画の中の先輩は、今日は前開きのパーカーを肩に掛けただけの裸だった。背景は昨日の動画と同じく一面真っ白な壁で、やはりベッドに座ってM字開脚している。

 昨日と違って今日はパンツを履いておらず、むき出しのおまんこに少し太めのペンくらいのものを突っ込んでいる。先輩の言っていたバイブだろう。かすかに振動音も入っている。

 

 先輩の動画を再生すると同時に、先輩から借りたコンパクトデジカメの録画ボタンを押す。自分のオナニーを録画するのはなんだか変な気分だ。先輩に倣って場所や個人を特定できる情報は入れないようにし、マスクをし、首から下しか映らないように画角を調整してある。そして家族が部屋に入ってこないよう、夜中に撮っている。オナニー動画撮影は気をつけることが多くて大変だ。

 俺のチンポはと言えば、前日に寸止めさせられた上に、昨日の動画では下着に隠されていた先輩のおまんこがはっきり写っていることから、動画を再生し始めてすぐにギンギンに勃起していた。パンツを脱いで、すぐにゆるゆるとしごき始める。

 

 先輩のおまんこは綺麗な桃色をしており、最上部にある陰核は、動画開始時から先輩がいじっていて勃起しているからか、おまんこ全体からすると大きめに見えた。

 先輩はバイブオナニーを最初から撮影しているわけではなく、ある程度盛り上がってきたところから撮影しているようだった。今日も動画の中の先輩は最初から体が赤みを帯びていて、少し汗ばんでいる。動画全体は10分もないくらいだが、オナニー始めてからこの状態まではどれくらいかかるのだろうか。

 

『んっ♡ んうっ♡ ふぅんっ♡』

 

 動画が始まって割とすぐに先輩の声は半オクターブ上がり、性感が急速に高まっているのがわかる。全身の赤みが強まり、おまんこから愛液があふれてきた。先輩は右手で細いバイブを持ち、左手で陰核に愛液をまぶしながらいじり続けている。

 そういえば先輩はバイブをおまんこ深くに入れたままあまり動かさないが、バイブオナニーってそういうもんなんだろうか。ポルチオ開発をしていると言っていたから、性感を得るよりも奥に振動を当て続けて開発するほうを優先しているということなのかな。

 

『はっはっあっんっ♡』

 

 先輩はかなり気持ちよくなってきたようで、昨日の動画と同じようにやがて腰を小刻みに振り始めた。それに合わせて巨大なおっぱいもぶるんぶるんと揺れる。先輩の左手の動きが早まり、バイブの振動音に加えて、くちゅくちゅといやらしい水音も響く。

 先輩の昂ぶりに合わせて、俺がチンポをしごく速度も速くなる。このまま射精したい。

 

『あっあっあっあっ♡♡』

 

 先輩が腰を動かすと同時に股を閉じるような動きを始めた。もうイく寸前なのだろう。声もさらに高音になって、余裕のなさを伝えてくる。先輩、このときどんな顔をしてるんだろう。見たい。涙をぽろぽろこぼしながら口を半開きにして、このエロい声を上げているに違いない。

 俺のチンポをしごく手も止まらなくなり、射精に向けて腰の奥に熱が溜まってきて、金玉がせり上がるのを感じる。彼女のこんな淫靡な姿で、俺の心臓は破裂しそうなくらい激しく拍動していた。

 このままイきたいのに寸止めオナニーなのかよ。誰だ寸止めオナニーって言ったやつ。

 

『あっあっああっ―――っはあぁ……んううっ♡♡♡』

「――ぐううっ!」

 

 先輩は脚を突っ張って腰を宙に浮かせて震わせた後、左手を名残惜しそうに離すと同時に、細いバイブをおまんこから抜き去った。抜くときにバイブがおまんこの入口で引っかかり、最後のひと押しのようにおまんこを刺激されて、ぶるるっ、と先輩は激しく腰を痙攣させた。

 これ、イってねえか?

 

 そして俺もそんな先輩を見て危うく射精するところだった。

 ……と思ったのだが、俺もイってしまったかもしれない。射精はしてないのに、明らかに我慢汁ではなく精液のような白濁液が鈴口から滴り落ちた。

 やっちまったか……?

 射精……ではないにしろ、精液がとぷとぷと出てきてしまっているので、これはイったうちに入ってしまうに違いない。しかし明確に射精したわけではないので普通の射精後の賢者タイムが来ず、興奮が続いた状態で精液だけとぷとぷと出るというよくわからないことになっている。

 すごく損した気分だ。どうせなら先輩のオナニー動画で気持ちよく射精したかった……。

 

 動画の中の先輩もやはり少しはイっていたようで、動画ではぐったりしてしばらく腰を震わせていた。先輩の荒い息遣いがとても色っぽく、俺も興奮はまだ続いていてチンポは萎えないままだったので、竿の中に残った精液をしごき出すのも兼ねて、先輩が体を起こして録画を終了するまで、しばらくチンポをしごき続けた。

 

 あー! 何やってんだ俺は! どうせイくならちゃんと射精して気持ちよくなりたかったのに!

 

 先輩から借りたコンデジの録画を終了させ、垂れ流すように吐精した精液の後始末をしながら、俺の頭はそんな後悔でいっぱいだった。

 俺が寸止めオナニーしてくれって言ったのに、俺が守れないんじゃなあ……。明日先輩に全部話して謝ろう。

 

 結局その日も悶々として寝付けず、うつらうつらしただけで朝になってしまった。

 

 

 

 

 

「それはルーインドオーガズムってやつだよ里塚くん!」

 

 翌日の図書当番を終えた後の帰路で昨日のできごとについて先輩に話したところ、先輩の第一声がこれだった。

 

「ルーインドオーガズム?」

「『台無しになった絶頂』、つまり射精感を伴わない絶頂のことだね。私も詳しくは知らないんだけど、射精感がないから気持ちよくないけど、賢者タイムにもならないから続けて何度もできるし、そのあと普通に射精するといつもより気持ちいいってネットで読んだよ。里塚くん、どうだった?」

「そのあと射精まではしてないので続けてできるかはわかりませんが、確かに賢者タイムは来なかったですね」

「じゃあやっぱそれだよ。いやあ、初の寸止めオナニー動画でそんな特殊なプレイをしてくれるとは、さすが里塚くん! 期待を裏切らないなあ!」

 

 そう言いながら俺の肩をバシバシ叩き、家に帰ったらさっそく里塚くんの動画見なきゃね、と先輩は怒るどころかはしゃいでいる。別に特殊なプレイのつもりでやったわけではないのだけど……。

 

「ところで、先輩も昨日の動画で最後イってませんでした?」

「え? あー……やっぱわかっちゃった?」

「まあ、明らかに震え方が大きかったので」

「うん。ごめんね? さすがに2日連続で寸止めオナニーを撮影してたら、ちゃんとイきたいなって気持ちもあって……。事故と言えば事故なんだけど、『イってもまあしょうがないか』っていう未必の故意的なことは思ってたよ」

「俺もルーインドオーガズム?ってやつをやっちゃってるんで、先輩のこと責められないですけどね」

 

 そういうわけで、お互いに寸止めという約束を破ったことは不問に付すことになった。

 

「ところで里塚くん、ルーインドオーガズムの後もやもやしたり悔しい感じがしたりした?」

「うーん……どうせなら先輩のオナニー動画でちゃんと気持ちよくなりたかったので、もったいない感じはしましたね」

「いいねいいね! いつか里塚くんの射精を管理して、私の手コキでルーインドオーガズムをたくさんさせて、私でしか満足できないようにしてあげるね」

 

 先輩はサディスティックな視線を俺に向けながら、んふふ♡、と笑った。それだけで、昨日ちゃんと射精できなかった俺のチンポが硬くなり始めた。

 どちらかと言えば先輩を責めてめちゃくちゃにしたいタイプだと俺自身は思っていたが、責められて気持ちよくされるのもそれはそれでいいなと素直に思ってしまった。いやいや、俺が先輩を夢中にさせなければならない。他の男に先輩は渡さんぞ。

 

 翌日、俺のオナニー動画を見て先輩がオナニーする動画を見たところ、最後に普通にめちゃくちゃイっており、さすがに寸止めという建前は守れよと思った。本人を咎めると「精液をトロトロ出してなんか悔しそうな顔してる里塚くんがエッチすぎて、オナニーやめられなくなっちゃって♡」などと言い訳していた。

 結局1週間寸止めオナニーはあまりにもつらすぎるし、俺は俺で寸止めオナニーしても結局夢精してしまったので、せいぜい3日くらいが限度だろうということで妥協することにした(それでもかなりつらいことには違いないが)。俺が先輩のおまんこを責める図書室当番日の3日前にしたオナニーは死ぬほど気持ちよかった。

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