※この作品はR-18です。

三つ編みメガネの図書委員   作:Asarijp

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8 お風呂でパイズリからのお風呂場セックス

 いろんな体液でどろどろになった体を拭き、とりあえず歩き回れる格好になったところで、1階の台所に向かう。

 先輩の部屋のドアを開けた途端に冷たい空気が流れ込んできたが、先輩の部屋は二人で数時間激(・)し(・)い(・)運(・)動(・)をした上にいろんなにおいも滞留しているから、室外の清浄な空気がいやにおいしく感じられた。

 

 先輩は事情を話したお母さんのみのりさんと事前に誕生日ディナーの準備をしておいてくれていたらしい。しかし料理に慣れているわけではないらしく(あと、さっきまでのセックスで俺がさんざん体力を消耗させたこともあって本当に疲れているらしく)、俺も手伝うことにした。

 

「ごめんね、お誕生日の人に手伝わせちゃって」

「いえ。……これはこれで、なんか新婚夫婦みたいでいいなって思います」

 

 こういうシーンで定番のセリフを言ってみる。自分で言っといて思ったが、なんて恥ずかしいセリフなんだ。

 先輩は無言のまま俺の二の腕をぺしっと叩き、照れ隠しに俺をにらむ。顔が赤い。

 

 誕生日ディナーはとても美味しかったし、それ以上にいい思い出になった。先輩と過ごす時間はどんどん俺の中に「大事な思い出」を増やしていってくれる。

 最後に誕生日ケーキもごちそうになって、セックスで消耗した体にエネルギーが満タンまで充電された。文字どおり朝まで夜通しセックスできるかもしれないが、先輩はやっぱりだいぶ疲れているように見える。この後できてあと1回くらいだろう。それでも全然構わない。なんならもう風呂入って寝てしまったっていい。それくらい先輩にはよくしてもらったと思う。

 

 

 

「先輩は、なんで俺の告白を受けてくれたんですか?」

 

 ケーキを食べた後、食休みの紅茶を飲みながら、俺は気になっていたことをなんとなく聞いてみた。

 

 俺は別に背が高かったり、容姿に優れているわけではないし、成績も高校の中で抜きん出ていいわけではない。もちろん先輩に対する気持ちでは誰にも負けないつもりだが、逆に言えばそれくらいしか目立った長所がない男と言える。そんな俺を先輩がなぜ選んでくれたのか、実を言えばけっこう気になっていた。

 

「えー、それ聞いちゃう?」

「え……もしかして、なにかとんでもない裏が……?」

「いや、ないけど」

「ないんかい」

 

 んふふ、と先輩が笑う。

 

「あ、今のが理由のひとつだよ」

「え、今の?」

「そうそう。里塚くんと今みたいな掛け合いできるの、私けっこう好きなんだ。『打てば響く』ってやつだね」

「こんなことがいいんですか」

「うん。私、里塚くんと話すの、単純に好きだよ。すごく楽しかったり面白い会話ってわけじゃないかもしれないけど、んー……なんていうか、話したことをちゃんと受け止めてくれたなっていう返事が返ってくる感じ? そういう会話ができるところ、好きだな」

「……なんだか褒められるところがないからすごく基本的なところを褒められている気がするんですが」

「なーに言ってんの! そういう基本的なことが大事なんだよ。そこで合わないなと思ったらもうどうにもならないでしょ?」

 

 告白したときにも思ったが、先輩の男の趣味は変わっていると思う。

 でもそういう人だからこそ、俺を選んでくれたのかもしれない。普通の女子高生は「同じ墓に入りたい」なんて言われたら引いてしまうだろう。

 

「あとはねえ……ちゃんと構ってくれるとこかな。ほら、私、けっこう構ってちゃんだから」

「なるほど」

「そこは『そんなことないですよ』って言ってほしかったなー」

「先輩、実際そうじゃないですか」

「そうだけどさ」

「でも、俺は先輩に振り回してもらえるの、うれしいですよ」

「んふふ、やっぱり? 私もそうなんだろうなーって思ってたよ。そういうとこも好きだな」

 

 先輩は紅茶をグイッと飲み干してカップを置いた。

 

「全体的に里塚くんとは『波長が合う』ってやつなんだと思うな。話してて楽しいし、お互い無言で一緒にいるだけでも居心地がいい相手って、そうそういるもんじゃないよ。だから、そういうところがいいなって告白される前から思ってた」

 

 思っていたのと全然違う回答が返ってきてちょっと面食らったが、なんだか先輩らしい答えだと思った。

 先輩のこういうところも、俺は好きだ。

 

 先輩は「そうだ、お風呂、お湯張らないとね」と言って立ち上がるが、立ちながらさらに付け加えた。

 

「あ、もちろん里塚くんの顔もちゃんと好きだからね。こう、常に眉間にシワを寄せてる感じが哲学者っぽくてシブいと思う」

 

 そう言いながら、先輩は自分の眉間にシワを寄せて見せた。

 

 やっぱり先輩の趣味は変わってると思う。

 

 

 

 

 

「里塚くん」

「はい」

「当たってるんだけど」

「不可抗力です」

 

 俺と先輩は二人でお風呂に入っている。

 

 湯船に入った俺の腰に座るようにして先輩が入っている。当然、俺のチンポは先輩のお尻に当たる。そして、先輩と一緒にお風呂に入って俺が勃起しないはずがない。さらには、風呂に入るためにメガネを外して三つ編みを解いた先輩はいつもより大人びた雰囲気で、普段とはまったく別の大人の魅力を放っていた。

 

 お風呂にお湯を張っている間、俺と先輩は洗い物を済ませて、明日の掃除(またの名を証拠隠滅)を楽にするために軽く片付けもした。あとはもう寝(・)る(・)だけという状態にしてお風呂に入っているのが今である。

 

「先輩、ちゃんと肩まで浸からないとあったまりませんよ」

 

 言いながら先輩を抱き締めて体を密着させる。

 

「私の中にあんなに出してたのに、まだおっきくなるんだ」

「さすがに精液はもうそんなに出ないかもしれませんが、先輩相手なら勃起は余裕ですね」

「ほーんとエッチなんだから♡」

 

 湯船からお湯があふれる寸前まで体を沈め、体を温める。ついでに先輩のおっぱいも揉む。

 

「おっぱい好きだねえ」

「先輩のおっぱい、いつまでも揉んでいたいです。……嫌でした?」

「ううん。好きなだけ揉みなさい」

「ありがとうございます」

 

 温かいお湯に浸かり、好きな女の子を抱き締めておっぱいを揉む。

 まさに極楽。ガンダーラはここにあった。一生こうしていたい。

 

「ね、里塚くんもパイズリってやってみたい?」

「あーパイズリ……」

 

 先輩のKカップでパイズリか……。

 

「一般的にはそんなに気持ちよくないって聞きますけど、どんな感じか気にならないと言えば嘘になりますね。でも先輩、疲れてません?」

「まあ元気いっぱいって感じではないけど、パイズリするくらいの体力はあるよ。しよっか」

 

 先輩は浴槽から出て洗い場の棚にあったボトルを手に取り、印籠のように俺に見せつけた。

 

「ちゃーんとローションも用意してあります! 準備万端だよ!」

「用意がいいですね」

「私とエッチなことするなら、里塚くん、絶対パイズリしたいだろうなって思ったから。ほら、里塚くんも上がって上がって」

 

 先輩に促されて俺もお湯から上がり、風呂用の椅子に腰掛ける。

 その間に先輩はローションを手に取り、自分の胸に塗り付けた。浴室の照明に照らされて先輩の体がテカテカして見えるのがとてもいやらしく、俺のチンポの硬度が増していくのがわかった。

 

「んふふ♡ 里塚くんもヤる気満々だね」

「よ、よろしくお願いします」

「じゃあ、さっそく、いくよ?」

 

 先輩が両腕で大きな胸を寄せたまま、俺の股間におっぱいを近づける。

 ローションでテカる先輩のおっぱいの下から、俺のチンポがゆっくりと谷間に挿入されていった。

 

 チンポが先輩の巨大なおっぱいに飲み込まれて、俺はチンポが融けてなくなったのかと思った。直前まで風呂で温められていた先輩のおっぱいの中はおまんこのように温かく、ただでさえ滑らかな肌はローションでさらに潤滑がよくなり、その状態で柔らかなおっぱいがチンポに密着してとても気持ちよかった。

 ただ……。

 

「……里塚くん」

「……もうちょっと高さが要りますね」

「うん……」

 

 風呂用の椅子ではチンポの位置が低すぎた。先輩は洗い場の床に女の子座りをして俺のチンポをおっぱいの谷間に入れているが、俺からは先輩の頭しか見えないし、先輩も動きにくいらしい。

 そういうわけで一旦パイズリの体勢を解除し、俺が浴槽の縁に腰掛けて、改めてパイズリの体勢をとった。先輩が立ち膝になるとちょうどいい高さだ。

 

「膝、痛くないですか?」

「タオル敷いたから大丈夫。じゃあ改めて……」

 

 にゅぷぷ……とチンポがおっぱいの下から谷間に飲み込まれていく。俺のチンポは平均サイズなので先輩のKカップから飛び出るような状態にはならないが、それがむしろよかった。チンポ全体が柔らかなおっぱいに包まれる感触は最高だ。俺のすべてが先輩の柔らかくて大きなおっぱいに包まれているような、俺自身が先輩に柔らかく慈しまれているような、そんな安心感があった。

 

「あ゛ー……先輩、これ、すげえいいです……」

「んふふ♡ 里塚くんすごい顔してる♡」

「『パイズリが気持ちよくない』っていうのは嘘ですね。めちゃくちゃ気持ちいいです。あったかくてぬるぬるですべすべで……」

「そっかそっか♡ じゃあ動いたらもっと気持ちいいかな」

 

 先輩は腕でおっぱいを寄せたまま上体を動かして、おっぱいで俺のチンポをゆっくりしごいた。ぬちっ、にゅぷっ……と卑猥な水音が立ち、先輩のKカップの深い谷間が近づいたり離れたりして、見た目にもいやらしい。おっぱいの中で俺のチンポがしごかれているからか、胸の谷間に溜まったローションが上下運動に合わせて谷間に吸い込まれてはあふれてくる。

 

「先輩、俺、すぐ出そうです」

「いつでもいいよ。あ、こうするとどう?」

 

 言いながら先輩は自分の双乳を両手でつかみ、交互にこすり合わせるようにおっぱいを動かした。さっきよりも激しいおっぱいの刺激に、思わず腰が浮く。

 

「うわ、それも……」

「気持ちいい?」

 

 声が出ず、何度もうなずいて返事をする。

 んふふ♡、と先輩が笑い、舌なめずりをした。その嗜虐的な表情に、思わずチンポを跳ねさせてしまう。

 

「里塚くんはかわいいなあ♡」

「なん……ですか、それ……」

「私にパイズリされて、ん~って気持ちよくて苦しそうな顔してるの、すごくそそるよ♡」

 

 先輩は交互にこすり合わせる運動をやめ、また元のおっぱいを寄せて上下する運動に戻ったが、さっきよりも乳圧が強い。上下運動の際の音も、ぐぽっ、ぐぷっ、と重く大きなものになった。

 強めの圧力をかけられた状態で早めにしばらくしごかれた後、にゅ~っとゆっくりとじらすようにしごかれる。このサイクルが繰り返されるたびに、どんどんチンポの根元に熱が溜まっていくのがわかった。

 

「先輩、出したいです」

「うん、おっぱいに中出ししちゃおうね~♡ 早いのとゆっくりなの、どっちが出そう?」

「は、早いほうで……っ」

「おっけー♡」

 

 ぐちゅっぐぽっぶちゅっぐぷっ……と先輩が早いペースでパイズリを続ける。先輩は先ほどの嗜虐的な笑みを浮かべたまま俺の顔をじっと見つめており、俺と目が合うとさらに口角を引き上げた。それが先輩に射精許可のように感じられ、急速に射精が近づく。

 

「っ……出ますっ!」

「イけ♡ イっちゃえ♡」

 

 先輩の言葉に促されるように、びゅるるるっ、びゅるるるっ……と先輩の爆乳の中に精液を撃ち出していく。先輩は射精を感知すると早い動きを止め、射精をさらに促すように小刻みにおっぱいでチンポをしごいてきた。今日もう4発目にもかかわらず、いったいどこにこんなに精液が残っていたのかというくらい射精は長引いた。

 

「んふふ♡ 里塚くん、すっごい射精してる♡」

 

 射精が終わってもしばらく先輩はパイズリをやめずにいてくれた。射精の後のパイズリはふんわりとチンポを労わるような優しい動きで、射精後の余韻を楽しませてくれた。

 最後にチンポに残っていた精液をびゅるっと絞り出されて、先輩のKカップパイズリは終わった。

 

「先輩……」

 

 背中を丸めて先輩にキスしようと顔を近づけると、先輩もそれに応えてくれた。俺は大量に射精して興奮が急速に収まっていく過程にあったが、先輩はおっぱいに射精されてむしろさらに興奮しているらしく、キスの最初から舌を入れてきた。

 舌を絡められ、上あごをねっとりと舐め上げられる。目を開けると先輩と目が合った。

 

 誘っている。

 

 口でセックスするような先輩のねとねとした舌遣いに翻弄され、今射精したばかりなのに、俺のチンポはまた懲りずに勃起していた。

 先輩は俺の口内の唾液をすべて奪うように啜り取って、俺の口から舌を抜いた。性的興奮と風呂で温まったことで顔も体も桃色に色づき、トレードマークのメガネと三つ編みもない状態で完全に発情した雌の貌(かお)を俺に向けている。それがなんだか先輩の――山口ななみという女の外面をすべて取り去った、剥き出しの彼女の正体が表れているような気がした。

 

 無言のまま、今度は俺から彼女を抱き寄せて舌を入れ、口内を犯す。舌をねぶり、頬の裏側の柔らかな感触を楽しみ、歯列の根元を舌でなぞる。彼女の口内の唾液をねぶり取って飲み下し、俺の唾液を彼女の口内に送り込むと、彼女は高い飲み物を味わうようにゆっくりとコクリ、コクリと飲み下した。

 口内を気の赴くままに犯し尽くして、ずるりと舌を抜く。彼女は大事ななにかを奪われたかのように寂しそうな顔をした。

 

 この女とヤりたい。

 

 浴槽の縁から立ち上がって風呂用の椅子をどかし、ちょっと迷ったが洗い場の床に仰向けに寝そべる。彼女はそれで俺がどうしたいのかわかったようで、無言のまま俺にまたがり、自分のおまんこに俺のチンポを入れた。

 

「んんっ♡」

 

 彼女は俺のチンポを入れるとすぐに腰を前後に振り、自分勝手に俺のチンポを味わい始めた。腰振りに合わせて彼女の巨大な胸が大きく揺れ、俺の興奮を煽ってくれる。

 彼女の中は熱でもあるのかというくらい熱く火照っていて、おまんこのひだがねっとりとチンポに絡みついてくる。彼女は俺を気持ちよくさせるためではなく自分で気持ちよくなるために奥のポルチオに当たるように腰を振っているが、それがずいぶん気持ちいいらしく、いいところに当たるたびに、ぎゅむ、ぎゅむと膣内が収縮した。

 

 彼女が無心で快楽を得るために腰を振る中、浴室にはぐちゅぐちゅといういやらしい水音と彼女の息遣いだけが響いた。

 彼女が腰を振るのに、俺にまたがって女の子座りにした膝を支えにしていることに気づき、さっきパイズリのときに膝に敷いていたタオルを膝に当てて「これを敷け」と暗に示す。無心で腰を振っていた彼女はそれに気づくと俺を見てニッと笑い、片足ずつ膝を浮かせて俺にタオルを敷かせた。

 それと同時に、俺の胸に突いていた片手を離し、手のひらを俺に向けて広げる。その手を恋人つなぎをするようにつかむと、「我が意を得たり」というようにまた笑ってもう片方の手も俺につかませた。恋人つなぎの状態になった両腕を、彼女が支えにしやすいように、俺が肘を床に付けて動かないようにする。それを感じ取った彼女は上体を俺に覆い被さるように大きく傾け、恋人つなぎにした両手に体重をかけてきた。

 

「んっ♡ はっ♡ あっ♡」

 

 その状態で腰を振り続けることで、俺の胸に擦れるように彼女の爆乳が揺れ動く。乳首がこすれるのも気持ちいいらしく、彼女の声が一段と高くなった。

 

「ふっ♡ んっ♡ ああっ♡!? んんっ♡!」

 

 動きが安定したのを確認し、俺もチンポを突き上げるように腰を振ると、彼女の嬌声が大きくなる。もはや声を我慢できないという様子だ。

 彼女の腰を振るリズムに合わせてチンポを突き上げるのを続けると、おまんこが痙攣するようにうごめき始めた。

 

「はっ♡はっ♡んっ♡んんっ♡も、もうイく……っ♡」

 

 つぶやくようにそう言うやすぐに彼女は背筋を反らし、おとがいをかち上げ、おまんこを震わせた。恋人つなぎにした両手が白くなるまでぎゅうっと握り締められる。

 

 彼女はイっていた。

 

 彼女の腰の動きは止まっていたが、その間も俺は突き上げるように腰を振るのを続けた。できるだけ長く、深くイって、気持ちよくなっていてほしいと思った。

 

 彼女がどれくらいの間イっていたのかわからないが、しばらくすると握り締められていた手をほどかれ、再び俺の胸に片手が突かれた。

 彼女の上体が俺の胸に崩れるように倒れ込んできたのを見て、慌てて軽く上体を起こして彼女の体を抱き留める。

 

「さいこう……♡」

「なら、よかった」

 

 浮かせた上体をゆっくりを下ろし、また洗い場の床に仰向けになる。彼女は恋人つなぎにしていたもう片方の手もほどき、両手を俺の頬に添えて俺の口を吸った。

 

「里塚くん、大好き♡」

「俺も先輩のこと、大好きですよ」

 

 このキスを境に、いつもの先(・)輩(・)が戻ってきた。

 

「いやもうなんなのってくらい興奮しちゃった! 里塚くんもすっごいエロい雰囲気出してくるし、なんなの!?」

「いや、それ、こっちのセリフなんですけど。なんでパイズリしたあと急にあんな色気出してくるんですか」

「有り体に言うと、パイズリでおっぱいに中出しされて発情しちゃったから?」

「ほんとに有り体ですね。俺も先輩が妙にオンナの顔するから、めちゃくちゃ抱きたいと思いました」

「んふふ♡ そっかそっか」

 

 先輩が俺の胸に頬をこすりつけるようにじゃれてくる。

 

「先輩。髪、触っていいですか」

「いいよ。頭撫でて」

 

 言われたとおりに先輩の頭を撫でる。先輩の黒髪はサラサラで手触りがいい。普段は三つ編みにしているセミロングの髪の末端のほうは、髪を解いている今はパーマをかけたようにウェーブがかかっていた。

 

「髪、綺麗ですよね。一生触ってたいです」

「里塚くんは私の体で一生触ってたいところが多いね」

「そりゃ、この人だけと決めた相手なので」

「うんうん。ちゃんと一生触ってね。髪はけっこう気を遣ってるとこでもあるし、褒められるとうれしいよ」

 

 黒髪はちゃんと手入れしないと汚らしく見えがちだからさ、と言いながら、先輩は俺に頭を撫でさせた。

 

「……今のセックスさ、ほとんど無言だったじゃない?」

「はい」

「それでも里塚くんが膝にタオル敷いてくれたり、恋人つなぎしてくれたり、なにより私が発情してるのをちゃんと感じ取ってくれてるなっていうのがわかって、『あー心が通じ合うってこれかあ』って思ったよ。気持ちよかったのも確かなんだけど、それ以上に幸福感と里塚くんへの愛情でイった感じ」

「幸福感と愛情で」

「そう。もう『里塚くんだいしゅきっ!』って里塚くんへの愛情が爆発しちゃって、心も体もイっちゃった」

「爆発しちゃいましたか」

「うん。めちゃくちゃ気持ちよかったし、もんのすごい幸せだった。里塚くんとのセックスは本当にハズレなしで気持ちいいけどさ、これが『相性がいい』ってやつなんだろうね。体だけじゃなくて心も相性がいいんだと思う」

 

 めちゃくちゃ恥ずかしいことを言われている気がする。いや、うれしいけども。けども、めちゃくちゃ照れる。

 

「実を言うとさ、里塚くんを一生の相手に選ぶときに一番心配してたのはセックスについてだったんだ。付き合い始めてからじゃないと確かめようがないことだから」

「じゃあ俺は先輩のお眼鏡に適いましたか」

「適ったどころじゃないよ! むしろ相性よすぎて里塚くんとのセックスに溺れそうだよ。私、今年受験生なんだよ?」

 

 里塚くんには毎日セックスしてもらわなきゃ大学落ちちゃうかもしれないなあ、などと言いながら、先輩はおまんこを締めたり緩めたりしてきた。すっかり忘れていたが、先輩のおまんこに入っている俺のチンポはまだ勃起したままなのだった。というか、「溺れそうだからセックスはやめよう」じゃなくて「毎日しなきゃ」ってほうなんだ……。

 

「……ね、まだできそう?」

「俺は全然できますけど、先輩こそ大丈夫ですか」

 

 さっきからずっと息が上がっているし、体にあまり力が入らなくなっているように見える。

 

「大丈夫じゃないけどまだしたい」

 

 先輩は俺の胸に頭を預けたまま、目で「しないの?」と訴えてきた。

 

「俺もしたいです」

 

 先輩に気を遣いたいところではあるが、当の先輩が意欲を見せているのだから、ここは欲望に忠実になるべきだろう。

 

「やった! じゃあローションまみれにしてぬるぬるローションセックスにしよう。エッチだなぁ~」

 

 ……やっぱりこの人、あんまり疲れてないんじゃないかな。そんな気がする。

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