ハイヌウェレ型ちゃん 作:ハイヌウェレ
――は、と目が覚める。真っ先に感じるのは、舌の上にこびりついた薬品のような苦味。
「うぐっ、げえ、げふっ!?」
立ち上がり、ぺっぺっと唾を吐き出しながらあたりを見回した。荒れ果てた部屋――おそらくは廃墟の、その一室か。その片隅に座り込んだ状態で、
「……死後の世界、じゃ、ないよね」
目の前には割れた褐色瓶。何をしようとしていたかはおおよそ心当たりがつく、自分も似たようなことを試みていたから。だからこれは、穏やかな死後の世界なんてものじゃあない。天国に自殺者がいてたまるか。
つまり、その辺の三文小説で見るような、転生。あるいは憑依か。この身体は中学生くらいの女子のもので、以前とは似ても似つかないから。この身体にもとあった精神が、良いところへ行けているといいが……。
にしても神様。
わたしの願いは聞き届けられたのでしょうか。
口に出すのも憚られるほど陳腐で、ありきたりで、しかし手に入らない者にはとことん手に入らない、わたしの願い。
「この身体なら、だれかきっと、わたしをあいし――」
ドガガガガガン!
「ひゃあっ!?」
部屋に反響する爆発音と衝撃。
咄嗟に頭を抱えて蹲った。
煙が立ち込める中、ガラの悪い少女の声がすぐ近くから聞こえる。
「ハイネェ! いるのはわかってる、早く出てきやがれ……!」
再びの轟音。なんだ。なんなのこの世界!
身を縮めて部屋の隅に逃げるわたしを咎めるように、土煙を切り裂いて現れたのは。
「……スケバンだ」
「鬼ごっこは終わりだぜ」
その特攻服じみたセーラー、目つきの悪い三白眼。そして……手に持っているのは、銃?
わたしは呆然と不良を見た。
不良は不敵にわたしを見つめ返して、わたしの手首を乱暴に掴んで引っ張った。
そして、わたしのうなじに鼻を寄せて、ぴすぴすと匂いを嗅ぎ出した。
「あの」
「動くんじゃねえぞ……」
「????」
数分も息を吸い込んだ不良の顔は赤らんで、その目はやや潤んですらいた。にや〜〜っと、ギザギザの歯がのぞくような笑みを浮かべて、確かめるようにわたしの首元を撫でる。
「なあ、なんで逃げたりしたんだ」
「……」
「だんまりか。まあいい、今度は2度と逃げられないようにするだけだ」
なんか不穏な言葉が聞こえて、わたしは口を開き、
「んうっ!?」
紡がれる寸前の言葉が意味を失って溢れでた。
ぬらりとした感覚が首を上って、耳に差し込まれる。水音、熱、湿気、吐息、息遣い……情報が洪水になって脳を満たして、思考を奪い去って、わたしは声を上げるだけの装置になったかのようだった。
ずち、ずちと耳の穴をほじくられて。
耳介を甘噛みされると、ちくちくした痛みが走った。
汗の滲み出したうなじを、ゆっくりと舐めとるたびに、不良は甘露を味わうような恍惚の吐息を吐き出す。
ぞくぞくした快感が背筋を走り、生理的に涙が溢れ出たかと思えば、彼女はそこにキスを落として、涙を吸い取っていった。
「ああ、おまえの……」
「はあっ、はあっ」
「おまえの身体はどこでも甘い……砂糖よりも蜂蜜よりも……」
囁かれ、また舐られる。
震えながら、私の無事な方の耳が、複数人の足音を聞き取った。
「――あーッ! リーダーもう食べてる!」
「ズルい! 何のためにスマホあると思ってるんですか!」
「チッ、早えな」
わあわあと集まってきたのはやはり、不良らしき少女たちだ。ただしその目の色はすっかり変わって、獲物を見つけた捕食者のように爛々と輝いている。
「見ろ、ハイネ」
おそらくは私の名前らしい単語を呟きながら、不良のリーダーは私をぐいっと不良たちの前に突き出した。
「お前の身体が、お前の身体が滲ませ、漏らし、垂れ流す全てが、ウチらをこうさせる」
不良リーダーの言葉はあまり私の耳に入ってこなかった。今にも飛びついて食らいついてきそうな不良たちの、荒い息や緊張した筋肉にすっかり体が怯えてしまって、先程まで辱められていたのも忘れて、私は不良リーダーにしがみついた。
「こ、わたし、こわくて」
「あァ。……泣いてもいいぜ」
そして不良リーダーは、私を飢えた獣の群れへ突き飛ばした。
「あッ――」
目にハートを浮かべて私を受け止めた一人目は、滑るようにしゃがみ込んで私のボロボロになったスカートを下ろした。
「脱いで! 早く脱げ❤︎」
それから上も下も脱がされて、たぶんその、下着の匂いが強いところに鼻を押し付けた不良の子が目をひん剥いて倒れた。なんか失礼じゃない!? なんて言おうとしたけれど、胸の先からびりびりっと弱い快感が走って、わたしはやっぱり変な声をあげた。
「ひいんっ」
「おちち……うま……」
「ちゅぱ……ちゅっ……まま……」
ちょっとびっくりしたけど、必死に吸い付く不良の子を見ていると、立っていた気が和らいでいくような気がする。まだぜんぜん状況を飲み込めていないけ
「おぎょっ??❤︎!❤︎?」
あ
え これ なに
「もっとジュース出せ❤︎」
「かりかり〜❤︎ お豆ちゃん弱いもんね〜❤︎」
びじゃじゃっと勢いよく液体が噴き出す音がした。
下腹部を中心に引力が働いてるみたいに、体の筋肉がきゅーって縮んで、そこに集まって、勝手に痙攣して、訳がわからないくらい苦しくて……
「死゛ぬ゛っ❤︎や゛め゛て゛ぇっ❤︎」
しぬほど、きもちいい。
「やめる訳ねえだろ! アタシらが何日お預け食らったと思ってんだ、勝手に逃げ出しやがって汁美味っ❤︎」
吸い付かれる場所が3点に増えて、身体が言うことを聞かない。
くるしい❤︎
くるしい❤︎
おりてこられない……たすけて……❤︎
「お゛お゛お゛お゛っ❤︎いき❤︎息できないっ❤︎」
「酸素と唾液交換しような〜❤︎」
「!❤︎!!!?!❤︎❤︎??!❤︎」
「いっぱい出せて偉いぞハイネ❤︎ みんなで教えたことも忘れてないみたいだな❤︎」
しらない❤︎
そんなの教わってない❤︎
「いいからもっと出せ❤︎」
そして、わたしの知らない部分が割り開かれ、ナカに指が突き立てられる。主人を置いて勝手知ったる手つきの侵入者は、いともたやすく膨らみを探し当てて、容赦なくそれを押し込んだ。
「ほぎょっ❤︎!❤︎❤︎!!??❤︎!?❤︎❤︎」
脳神経が焼ける音はきっとこれだ、っていうくらい、ばちばちと弾けるような感覚が全身を襲った。キャパシティを超えた快楽で意識が途切れる前、誰かが私に言った。
「――おかえり、ウチらのジュースサーバーちゃん❤︎」
もともと全年齢版予定で書いてたので、直接的な名称を出してないんだよねえ
ただの性癖だから直接的な性表現は出さなくても書けるんだけど、今回はちょっとライン超えてみました
ただ毎回そういうシーンがある訳じゃないので……どっちかに縛るのがいいかな、と
もし続くとして、R15とR18ならどっち?
続きがあるとしてどっちで見たい?
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R15
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R18