『有罪です。~キミを好きでいられるだろうか【第4話考察編】』 作:A.N.F
◆◆◆ 第9話 動き出す関係 ◆◆◆
『なあ、ちょっとで良いからダメか?みんなに内緒で!m(__)m』
女子同士の終わりが見えない乱痴気騒ぎは、夜のデリバリーでの食事を終えた後でも続けられ、夜遅くまで続けられた。
イキ過ぎて疲れ果てたみんなは、抱き合うように裸で眠り、朝も遅くに起きてみんなでシャワーを浴びて解散しようかと言う頃、木戸からLINEのメッセージが来ている事に気が付いた森川は、スマホの画面を見ていた。
「抜け駆けかよ。木戸の奴も級長を独り占めしたいんだね」
横から見ていた内田が、下着を穿きながら楽しそうに言った。
「木戸君バイトで抜ける事が多いですからね。溜まってるんでしょ、私じゃない事が少し残念ですが、言ってきたらどうです?」
乱れた長い髪を腕でまとめる吉塚が軽い感じで言ってきた。
「でも……」
「私は疲れたからパス。紗良は松井君を誘ったら?これで更に仲が良くなるかもよ」
どういう理由か分からないが、吉塚はそれに賛同した。
「そうですね!私は松井君を誘ってみますね。彼がOKしたら森川さんは木戸君とセックスしてきちゃってください」
真面目な言い方だが、森川にはその言い分が分からなかった。
狂わされるように電マで寸止めされ、『まっ、松井君が好き……かも』と恥ずかしい思いで告白するように白状したのに。
それでも松井君とは出来ないんだ、と。
その間にも許可をする前に森川が松井君だろうと思われる相手にメッセージを送っていた。
時間はすでに昼前。返事はすぐに来た。
「喜んでだって!うふふ。これで森川さんは木戸君と楽しめるわね」
「でも……下着も無いし……」
手足を拘束されていた森川は、横にずらされたままの下着は伸びており、自分の出した潮と愛液でガビガビに乾ききっていたのだ。
「大丈夫ですよ。こんな時の為に下着は沢山買ってますからっ!」
「ど、どんな時の為によ…………」
納得する前に、吉塚と内田が広いウォークインクローゼットの中へと入って行く。
中からワーキャーと歓喜の声が上がるが、それを吐くのは森川。なんで私の下着を二人が決めるのよと、不安になり、ベッドから腰を上げた時、二人はすぐに戻って来た。
「決まったわ」
「これは森川さんにピッタリだと思うの」
サッと出された下着に、森川は唖然とするのだった。
吉塚の家から木戸の家はそれほど離れていなかった。
町の中心部に近い繁華街の裏筋から進んだ人も少ない路地裏のアパート。
一度来た事もあったので、道は間違えようがなかった。
ただ、一つ懸念があるとすれば、この前は見ているだけの見学そして欲しいという名目で向かったのだけど、今回はするために向っていた事だけだった。
ムカつく事があると、反対の事をしてしまう言動が昔からあった。
嫌いな食べ物を言い当てられると嫌いじゃないですと無理やり沢山食べる。苦手だと言われた学科を言われると、頑張って克服する。心の中を言い当てられると、それを隠すように反対の事をやってしまう。
そしてその頑張った成果を言ってきた人に見せつけ、唖然とする顔を見るのが好きだった。
まさか、こんな事になるとは思えず、松井君の言動に腹を立て、松井君に見せつけるように色々してしまった。
初めてだったけど、処女のように初心《うぶ》な身体では無かったし、興味も人一倍あった。
恥ずかしさの奥に信じられないような快楽がある事を教えられ、それにのめり込むように二人と身体を合わせ、快楽に悶える松井君に見せつけ、見られて初めて本当の絶頂を知った。
「私は凄くエッチなんだ、本当の私は凄くエッチな事が好きな変態な女……」
誰に言い聞かせる訳でも無く、自分自身に言い聞かせているような感じであった。
ピロン
木戸君のアパートが見えたころ、突然スマホの着信が鳴る。
何かと思いスマホを確認してみると、そこには思ってもみないメッセージがあった。
ついさっきまでいた吉塚さんの部屋のドアに背中を当てて、大きくなったオチンチンを手で擦られている松井君の姿が。
自然に心がムッとする。
ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ
階段を上がりインターフォンを押す。
すぐにドアが開き一日ぶりに見た木戸君の顔があった。
「よく来てくれたぜきゅうちょ――おっ」
森川はドアを閉めるなり、玄関で靴も脱がずに軽く木戸に寄り添い、スウェットの上から柔らかいままの股間を触る。
柔らかい竹輪のような感触が手の平から伝わり、厳つい顔が和らぐと共に、急激に大きく、固く変化していく。
「なんかすごくエロい手つきなんだけど……級長もコレが欲しかった?」
「そんな訳ないでしょ。可哀想だからしてあげるだけ……」
うそ。喜ぶ顔を見ていると、してあげたくなる。
頼まれると、嫌とは言えない。女として求められている事が嬉しいのかな。
スウェットのズボンと下着を一緒に降ろす。
「がっついてんなぁ級長」
「違うから、そんなんじゃないって」
そう言いながら、私はスマートフォンを取り出し手で握っている太いオチンチンの写真を撮る。
パシャ
「級長、誰にチンポの写真を送ってんの?」
「秘密。黙って撮られなさい」
「ならフェラしてよ」
「……うん、可愛く撮りなさいよ」
スマホを木戸君に渡し、写真を撮ってもらう。
カシャ カシャ
先っぽの弾力がある所に舌を絡ませる。
「うわぁエロ」
この一週間で、何も言われなくても、どうすれば良いかは殆ど分かっていた。それでも個人差があるので、木戸君の弱い先っぽの段差をしつこく舌と唇で攻める。
浅く、浅く、浅く、深く。
先っぽの穴を舌で掘り、そのまま一気に奥まで。
お玉さんを舌で巻き込み、目を見ながら裏側を舐め上げ、唇で先っぽをはむはむしてあげる。
「ああ、じゅぼじゅぼしてくれ。もっ、もう出るっ」
追い込みの希望を木戸から聞いて、最後のスパートに入る。
じゅぼ ぎゅぽ にゅぽ ちゅぽ しゅぽ ずっぽ
じゅぼ ぎゅぽ にゅぽ ちゅぽ しゅぽ ずっぽ
じゅぼ ぎゅぽ にゅぽ ちゅぽ しゅぽ ずっぽ
じゅぼ ぎゅぽ にゅぽ ちゅぽ しゅぽ ずっぽ
繰り返される真空状態の温かい唾液付きのベロ刺激付きフェラ。
「ああ出る出る出るっ」
ビュビュッ! ボビュッ ドブビュッ ドビュッ
「すっ 吸って! ああ吸ってっ」
ドロッとした温かい液体が凄い勢いで入ってくる。
吸い込みながらカリの裏側を擦ると、ビクン、ビクンと激しく脈打ち、上を見れば、木戸君が呆けた顔で口をポカーンと開けていた。
なんか……かわいい
少しヤンチャで身体も大きくて、近寄りがたい雰囲気を持っている木戸君が、私の口で、私の舌で、普段見せないような顔で気持ち良くなっている。
ちゅぽっ 何も出なくなったオチンチンから口を離すと、慌てたように木戸君が口を開く。
「あっ、待って!待って!まだ飲み込まないでっ」
何かと思って顔を傾げると、私が差し出したスマホを顔の近くに持って来た。
「あーんしてみ。舌の上に精子を乗せてるのを撮ろうぜ」
何の意味があるか分からない……けど、私はドロドロの唾液と混ざった精液を舌に乗せて口を開いた。
パシャ パシャ
「うわぁ、すげえエロいって級長……俺を見ながらゴックンして……」
ごきゅ ごきゅ んんっ
赤ちゃんの元を飲み込む行為が何度も繰り返されたお陰で平気になっていた。
そして、それが私の興奮を……
「飲み込んだ証拠も撮らないとな」
再び口を開けられ、何も残っていない口の中を撮られる。
「うはっ、フェラ&ごっくんで級長の顔……発情してるぜ」
「え……」
一気に現実に戻される精神が、顔を一瞬で真っ赤にさせる。
「エロ顔がスゲーいいぜ」
「ばっ、バカ。もう良いからっ」
スマホを奪い取るように取り上げると、私は松井君の画像が送られて来た吉塚さんのスマホへと送り返す。
今撮ったばかりの写真を何枚も、何枚も選び……
パチパチパチ ジジジー ストンっ
「あっ」
強引に立たされた私は、ロングスカートのボタンとホックを外され、玄関で下半身を下着だけの姿にされた。
「おわっ!何このエロパンツ!ヒモじゃん!ピンクのヒモパン!しかもTバックの横結びサテンのヒモT!」
「ちょっ!送れないでしょ」
「俺が送ってやるから!あっちでやろうぜ!級長もやる気満々のパンツを穿いてくるとはな。これは夜までやりまくるぞ!」
「ちっ、ちがっ!これは……あ、ああん」
「もうぐちょぐちょじゃん!来る前からやる気満々だった?2日オナ禁した俺はいっぱい出せるぜ!俺はやるぜえええ!」
「きゃっ」
バックもスカートも玄関に置いたまま、私は木戸君に抱えられる。いわゆるお姫様抱っこと言う抱き方で。
ぽふっ
「きゃっ!」
少し乱暴にベッドに横たえられた。
木戸君は一気に上のスウェットを脱ぎ捨てると全裸になったままベッドに上がり、私のベスト、ブラウスを剥ぎ取るように脱がす。
「このニーハイストッキングを残す所がエロい級長を増長するんだよな」
太ももで止められた黒いストッキングとショーツだけにされると、私は大きな手で胸を揉まれ、もみくちゃにされながら快楽の坩堝にのめり込んでいく。
「内田も良いけども、級長の色っぽい感じ……俺好きだぜ」
「え?」
何枚も写真を撮られ、顔を真っ赤にしたままの私は、一瞬でゴムを付けた木戸君に……太くて大きなオチンチンを入れられ、恥ずかしげもなく声をあげるだけだった。
「んあああああああ!」
◆◆◆
「向こうも始めたみたいですね」
スマホを俺に向けて見せてくる吉塚さん。
そこには手コキから始まり、舌をチンコに絡め、綺麗な唇で大きなチンコをしゃぶる級長の画像が何枚も写っていた。
「級長……」
「ほら、松井君もするんでしょ?いっぱい写真を撮って森川さんを嫉妬させるわよ」
「嫉妬……するのかな」
「理織が言ってたでしょ。好きな人のセックスを見ながらのセックスは、一番気持ちがいいセックスだって。私は好きな男性がいないから分からないけど、この前から沢山してた松井君なら分かるんじゃない?」
「気持ちいいセックス……か」
確かに気持ちは良かった。
ただ、エッチが上手な吉塚さんと内田さんに手ほどきを受けて、リードされながらしただけとも言えるけど。
アレは確かに気持ち良かったのかもしれない。
「私じゃ森川さんのように美人じゃないかもしれないですけど……お気に召されませんか?」
裸で俺の前に座る吉塚さんは、とてもバランスの取れた細い体で、とても可愛く写っていた。
「そ、そんな事ないよ。吉塚さんはとても可愛いから。そんなオレが本来やれる相手じゃないのも分かるし……」
「そんな深い事を考えなくてもいいんですよ。お互いがしたいと思えば、この人なら全てを任せられる、気持ちいい事に没頭できるって思う事は、素晴らしい事だと思いますよ。それに私は松井君とこれからもずっと気持ちいい事をしたいです……ダメですか?」
こ、こんな可愛い子からそんな事を言われたのは初めてだった。
いつもは入り乱れて流されるだけで、自分のしたい事をリードされっぱなしだったけど……今日は、オレがリードしなきゃ。こんなオレでもこの可愛い吉塚さんを気持ち良く出来るんだという姿を、級長にも見せつけるんだ。もう、以前の様な
「今日は……オレがリードしたらダメかな?」
「いいですよ!松井君の好きになさってください。私が全て受け止めてあげますから」
「ありがとう……でも上手じゃないから」
「初めっから上手な人はいませんよ。何でも一歩一歩です!」
「うん、では吉塚さん……」
「松井君、二人っきりの時は名前で呼ぶものですよ」
「うっ、うん。さ、紗良さん」
「はい、松井さん……」
どちらからともなく身体を寄せ合い、白く柔らかい体を抱きしめる。
裸で抱き合うのがこんなに気持ちがいいとは思わなかったな。
そのまま裸の感触を確かめあい、俺は半開きになっているよし――紗良さんの可愛い唇にキスをした。
ピロリン ピロリン
頭のどこかで聞こえるスマホの着信音。
また級長から何かの画像が送って来たのだと思っていた。
だが、そのメッセージは先ほどの紗良さんへ送られて来たメッセージではなく、この乱交の仲間達で作ったグループLINEへ送られていた事はしばらく分からなかった。
「ああ上手です。気持ちいいわ。コレが松井さんのセックスなのね……」
あちこちに唇を付け、舐めしゃぶり、触っていく俺の幼稚なテクニックで、紗良さんが蕩けた声を出すまでに時間は掛からなかった……
弟の春斗は少しの間お休みです。
先にこっちの関係が動き出しました。
これから少しですが、級長こと森川の心理状態を含めて書いて行こうと思います。
そんな簡単には松井と吉塚をくっつけないのであしからず……ではまた来週。