※この作品はR-18です。

唯一無二の親友だった幼馴染が実は女で何かもうぐちゃぐちゃだ   作:山崎世界

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倉科しのぶは女の子である

 俺は、しのぶの地元に『戻る』ことを決意していた。

 幸いにして、近くに寮がある学園を探して、そこを目指して必死に勉強しまくった。

 

『あの学園の制服、カッコいいよな』

『そう、そう、かな……?』

『俺も着てみたい……そんで、お前と並んで、通いたい』

『……そう……そう、だね』

 

 そう。遠い昔の日、俺達が二人で憧れた、あの制服。男子校の寮だった。

 

「ゆーと!」

 

 駅で待ち合わせ。さて探しに行こうとしたら、駅の改札を出た辺りで抱き着かれた。

 

「て、いきなり抱き着くとか何だよ、もう」

「あはは、そうだね、うん」

 

 まあでも、何だ。うん。邪魔にならないようにちょっと動いて、俺も感極まって背中ポンポンって三秒くらい抱き合ったりする。

 

「てかお前、ちょっと背ぇちっちゃくね? 大丈夫か?」

 

 俺の胸位までの小柄な身長。華奢な肩幅。ショートカットの可愛い系の顔立ち。

「んーそうかな? ゆーとは、もう少し大きめのほうが好み?」

「何言ってんだが」

「あはは、うん。長旅疲れたでしょ? 荷物持とうか」

「大丈夫だっての」

「ふーん、さすが男の子だね。たくましくなったもんだよ」

「何言ってんだか」

 

 ああ、そうだ。

 コイツと話してると、楽しい。不思議な感覚だけどホントそう思う。

 電話で話すだけじゃなくって、メールとかだけじゃなくって、こうして顔を突き合わせて話すと、それを直に感じる。

 それからしのぶに学園を案内される。寮の部屋はしのぶと同室らしく、一緒に部屋に入った。

 

「それじゃあ荷ほどき手伝うよ」

「ん、さんきゅ」

 

 既にしのぶの方は準備が終わっているらしい。

 

「……ふーん、ゆーとってこういうのが好きなんだ」

「おま、ちょ! 見んなよ」

 

 別にしていた段ボールに入れたはずのエロ本をいつの間にか開けていた親友。

 いや、別にいいんだけどさ。

 

「何さ、そんなに慌てなくってもいいと思うけどー?」

「ほう、そこまで言うんだったらおまえの分のコレクションも見せろや!」

「あはは、ごめんね~ぼく、こういうの興味ないから~」

「てめえ! ウソこくでねえ!」

 

 んなわけねえだろうが! 素人エロ画像マイスターが! 現に俺のコレクションチラチラ見てるし。興味津々じゃねえか思春期男子が。

 でもそうか、こいつは現物は持たない派なのかもしれんな。あるいは巧妙に隠してるか。

 ふ、でもその内、お前の性癖だって暴いてやっからな、覚えてろよ。

 

※※※

 

 それから二人で思い切り騒いで、いい気分でベッドで眠った。

 俺は二段ベッドの下。しのぶは上で。

 

「ん……ぁむ……」

 

 慣れない環境で、真夜中に目が覚めてしまった。すると、何か下半身に違和感を覚えた。

 

「これが、ゆーとの……ふふ、やっぱりこどもの時とは違うね……たくましぃ……」

「!?」

 

 両腕と両足が縄で縛られているのに気づいて、思い切り目が覚める。

 そして、股にぬめぬめとした感触が走っているのに気づいて、視線を下に移動させる。

 

「ん? 起きちゃった? 残念だなぁ、バレないうちに既成事実積み上げて、逃られないようにしてからにしてあげたかったんだけど」

「……なに、やってんだよ、しのぶ」

 

 そこにいたのは寝間着姿のしのぶだった。そのしのぶは、俺のズボンをずり下げて、その小さな口から舌を伸ばして奉仕の真っ最中だった。

 

「冗談止めろって」

「ふーん、ゆーとは、冗談だって思うんだ? ぼくが、男で、男同士だから受け入れられないって? そうして見ないふりして友達続けろって言うんだ?」

「……ちがう!!」

 

 俺は思わず大声を上げる。そうじゃない。俺が……俺が、しのぶを拒絶するなんて、そんなわけないだろ。

 

「そうじゃない……ただ、その、なんだ。言えよ! 俺がそんな信用できなかったのかよ! お前が、同性愛だからとか、そんなんで距離とるような奴だと思ってたのかよ!」

「……ゆーと」

「俺たち……親友だろ? だから……」

「………………くくく……あははははは!!!」

「……しの、ぶ?」

 

 しのぶは狂ったように笑った。

 

「そっか、うん、そうだね。ゆーとがぼくのこと大切に思ってくれてるって言うのは、うん分かった」

「じゃあ」

 

 冷静になろう。縄を外してくれよ。そう続けようとした俺の言葉は途切れる。

 

「一つ、というかまあ色々勘違いしているのだけれど、まあ一つずつ是正しようか」

 

 しのぶはポツ、ポツ、とボタンに手をかける。しのぶが殻を脱ぎ去っていくのを、俺はバカみたいな顔で見つめていた。

 

「ぼくはね、女の子なんだよ」

 

 すっかり衣服を脱ぎ去ったしのぶの身体は、綺麗な曲線を描いていて、とても柔らかそうだ。どうやって誤魔化せていたのか、そのおっぱいはぶるん、と見間違えるわけもないくらいに膨らんでいて、パンツも既に脱ぎ去って陰唇がぬらりと覗いている。

 

「……俺、今まで勘違いして」

「ああ、別に謝らなくってもいいよ。だって、ぼくがただ隠し通していただけだもの」

 

 しのぶは一通り、俺に身体を見せびらかせた後、また俺の股に潜って、俺の肉棒を舐め始めた。

 

「何言って」

「だってさ、小さいころのゆーとって、女の子と遊ぶような子じゃなかったよね? ぼくのことを女の子だって知ってたら、仲良くしなかったよね?」

 

 待ってくれよ。そんなの。そんなの……

 

「ぼくはそのころからゆーとのことが好きだったよ。女の子として、男の子が好きだったんだよ。ゆーとは全然気づいてなかったみたいだけどね」

 

 じゅるるる、と熱心に肉棒に舌を這わせ、舌を滑らせる。はぁ、と熱い吐息をかけて、欲情しているのを見せつけるように、熱心に奉仕する。

 

「……ぼくはね、ゆーとのこと友達だと思ったことなんて、一度もなかったよ」

 

 そんな最低な告白をされているというのに、俺はそのまましのぶに我慢しきれずに射精してしまう。

 

「……ん、はぁ……」

 

 しのぶはごくん、と見せつけるように喉を鳴らして、そのまま俺の肉棒と自分の陰唇をくちゅくちゅと擦らせる。

 

「んふふ、見える? ゆーと。ほら、ゆーとの男の子の部分も、ビクビクって震えて犯したい犯したいって、言ってるよ? おち〇ちんのほうが素直だね」

 

 柔らかい太ももと、ま〇こが擦れ合う。目線を動かせば、柔らかそうなおっぱいが見えて、けど

 

「ほら、目を逸らしちゃダメだよ」

 

 しのぶが俺の顔を掴んで、自分の方を向かせる。

 

「……ぅ……」

 

 俺は、情けなく涙を流していた。自分が情けない。しのぶが、俺がしのぶに抱いていた感情も、何もかもが全部嘘……? そのことにショックを受けて、何より……こんな状況でもそそり立ってる自分が憎らしい。

 

「……ゆーとは優しいね」

 

 しのぶは俺に倒れ掛かって、俺の頬に唇を添えて、涙を舐める。

 

「……でもね、ぼくはその優しさが恨めしかったんだよ。ずっと。ずっとずっとずっと。そんな友情なんて要らない。ぼくに、欲情してくれればそれで十分なんだよ」

 

 耳元で、今度こそすべてが否定される。

 

「ん、はぁあ!」

 

 思い切り腰を突き入れられて、ぶちぶちと何かを突き破る感覚とともにその膣内に包まれる。

 

「ほら、ゆーと、見える?」

 

 しのぶがま〇こに手を添えて、広げられた膣内をさらに広げるようにして手を添えて、見せびらかす。

 

「ねえ、ゆーと。恋人になろ? 一緒に気持ちよくなろ? 友達なんてどうでもよくなるくらい、わたしと」

 

 わたし。ああそうか。俺に見せてたしのぶは本当に何もかもが偽物なのか、と分かった。分かってしまった。

 

 ああそうだ。いいじゃないか。しのぶは、俺のこと好きなのわかってて、その子が俺に告白してくれてるだけだと考えれば。だが……

 

「……やだ!」

 

 この期に及んでも、しのぶを傷つけることになるんだろうなってわかってた。

 

 でも、ダメだと思った。ここでしのぶを受け入れてしまえば、それこそ、もう。終わってしまう。

 

「……そう……」

 

 しのぶの腰の動きが止まり、俯く。

 

「まあいいんだけど、ね。そっちのほうがずっと、愉しめる」

 

 しのぶの腰の動きが早くなり、膣内が複雑に蠢き始め、俺は情けなく喘ぎ声を漏らした。

 

「いいよぉ、別に。元々、長期戦は覚悟してたから。わたしが、ゆーとのこと好きだって気持ちがちゃんと伝わって、ゆーとも同じ気持ちになってもらうまで、じっくり、たっぷりと、味合わせてあげる……まず、は……」

 

 そのままあっけなく膣内に射精させられる。しのぶもそのままじっくりと腰を沈めて、やがてまた動かしはじめる。

 

「……ゆーとが悪いんだからね? 素直にならないから」

 

 そしてそのまま、俺の意識が途絶えるまで続いた。いや、途絶えてからも、俺はしのぶに捕らえられる淫夢を見続けた。きっと、その後も俺の身体はしのぶの身体の快楽を叩きこまれたのだろう。

 

※※※

 

「おはよ、ゆーと。早く起きないと遅刻しちゃうよ」

「あ……ああ」

 

 朝、目が覚めると、既に制服に着替えていたしのぶに起こされる。

 

 

 昨日のは……夢?

 

 

「ああ、忘れてた」

 

 背中を見せたしのぶはくるりと振り返り、俺にキスをした。

 

「昨日は、精液を飲んだ口でキスするのもなんだからしなかったけど、ね?」

 

 ぺろりと舌なめずりをして、俺の頬を撫でる。

 

「これから、たっぷりわたしのこと、教えてあげるよ。ゆーと」

 

 俺たちは今までわかり合っている間柄だと思ってた。

 でもそれは勘違いで、目の前にいるのは多分、世界中の誰よりも理解できない生き物だった。

 

 

 でも、俺は諦めない。何が正解なのかは分からないけど、この親友と、いや、親友と思っていた女の子と向き合っていく。

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