※この作品はR-18です。

唯一無二の親友だった幼馴染が実は女で何かもうぐちゃぐちゃだ   作:山崎世界

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ボッチ飯ではないけれど

 学園の授業も本格的に始まった。

 

 しかし、首尾は上々とは言えなかった。一言でいえば環境の変化だ。色々ありすぎて、身体が異常を訴えている。

 

「やあゆーと、お疲れ様」

 

 机に突っ伏していたところで、頬にひんやりとした感触。少し見上げると、コーヒー牛乳の紙パックと、それを持ってきたしのぶの姿が見える。

 

「今、昼休みだけど分かる? 所々寝てたみたいだけどさ」

 

 ちなみにしのぶの席は俺の隣だった。

 

「そっか……」

 

 そういえば腹が減ってるような気もする。あ……購買で買おうと思ってたのに昼飯忘れてた。

 

「まあそうかと思って買っておいたけどね」

「あー……悪い……」

「いいって。それより、ここじゃあんまり落ち着けないんじゃない?」

 

 その言葉に、ちらりと辺りを見回す。

 まあ、何だ。教室の中ではまあ、無難に机くっつけたりして飯食ったりしてる。

 そりゃ前の学校からの付き合いで、とか色々あるんだと思う。その中で俺はまだあんまりうまくやれてないってのが現実だ。

 その中でぽつんと飯を食うっていうのは、何だ。結構しんどい。

 

「じゃあ、行こっか」

「どこに?」

「まあ人気のないとこだね。そっちのほうが落ち着くでしょ」

 

※※※

 

 しのぶに連れてこられたのは、学園の屋上、だった。あんまり手入れはされていないようで、砂ぼこりやらがそこらへんに積もったりしている。

 

「まあホントは立ち入り禁止なんだけどね」

 

 しのぶはここの扉を開けるために使った鍵をポケットに仕舞った。

 

「それじゃはい、ゆーと」

 

 しのぶは俺にパンとコーヒー牛乳を差し出して、座る。

 何でここの鍵なんて持っているのか。それを聞くタイミングを逃して、俺も座り込んでパンを食べ始める。

 ああ、何だ。上手くいかないもんだ。今度こそ、って思ってても。そりゃ今までが今までだったんだから、急に変われるわけもないんだが。

 

「ゆーと……?」

 

 気が付くと、しのぶの顔が近かった。下から上目遣いで覗き込んでる。その瞳は心配そうに見つめている。けれど、本当は一体何を考えてるんだろうってそんなことを考えてしまう。

 そして、それと同時に、何か安心してしまう。

 

「口元にソースついてるよ」

 

 ぺろり、と舐めとられる。そのまま、じっとキスされる。

 

「……ソース味って男の子だよね」

 

 そう言うしのぶの口の中は甘い。

 しのぶは俺には総菜パンを買ってきて、自分用には菓子パンを買ってきていた。

 気分次第で逆転するような些細な違いではあるが、それでもやっぱりしのぶと俺はどこか違うんだと思う。

 最初は、拒否感があった。今も、違和感のようなものがぬぐえない。

 けど、もう受け入れている自分もいるのが分かる。よく分からないまま小麦粉の塊を口の中に押し込んで、流し込む。

 

「……疲れてるのかな?」

 

 しのぶは俺のズボンに手を伸ばす。そこは、ちょっと大きく、固くなり始めていた。

 疲れてる、と言えばそうなのかもしれない。しのぶと一緒にいて、キスの感触を思い出して、そして二人きり。そういう状況が手伝っているのもあるんだろう。

 しのぶのズボンから撫でる指の感触で、ズボンを押し上げて痛いくらいに勃起する。

 

「このままで教室に戻るのもまずいんじゃないかな。男子しかいないしね。変な疑い持たれるのもよくない」

 

 気遣うような声。同時に色気も混ざっている。

 自分で最後に追い込んだくせに。

 しのぶはズボンを脱いでフェンスに身体を預けて、こちらに尻を向ける。

 

「いいよ。無理矢理にでも吐き出しておかないと苦しいでしょ。ぼくは大丈夫だから、ね?」

 

 誘われているのか。最初から何もかもが計算尽くで、気遣っていたように見えたのも演技なのか。

 

 俺はふらふらと寝ぼけたような頭でしのぶに覆いかぶさる。

 

「んん!? ん、これはさすがに予想外、かな」

 俺は肉棒を取り出し、しのぶのパンツを脱がせないまま、尻に擦りつける。

 滑らかな女性ものの下着の感触と、しのぶの張りのある尻の感触を感じる。

 こうしてみるとまるで男を犯しているような感覚にもなるが、実際はそうじゃない。

 もしも、しのぶが男だったらどうなっていたんだろうか。実際は……考えていても埒が明かないし、それは目の前の女の子に対して逃げているというとこだな、と考えるのを止める。

 

「はぁ、ん、ふぅ、ふぅ……分かってたけど……へんたい」

 

 しのぶが息荒く、ちらりと後ろを振り向いて光景を確認しながら言う。

 半分くらいはお前がそうしたくせに。

 

「濡れてもないまま突っ込むわけにはいかないだろ」

「だから別にいいって言ってるんだけど。ん、ふぅ、はぁ……」

「…………どうしたらもっと感じる?」

 

 しのぶは息を呑んで驚くように、言葉を失くしている。元々、乗り気じゃない。それは今も変わってない。

 でも、しのぶのことをもっと知りたいっていうのは変わらない。

 

「…………抱きしめて」

 

 いつもの飄々とした態度と違って、かすれる様な声だった。

 

「ん……」

 

 覆いかぶさるようにその細くて小さい身体を抱きしめると、安心したように吐息を漏らす。

 

「もっと、胸の方も触ってくれると、嬉しい、かな」

 

 上着から手を入れる。さらしの感触で少し固いが、シャツの上からでもやはり男の胸とは違う柔らかさを感じる。

 

「もうそろそろ挿入(い)れても大丈夫か?」

「ん? うん、大丈夫だよ」

 

 一応具合を確かめるためにそっとしのぶの股間に触れる。

 パンツの上からでも愛液が滴っているのが分かって、そのまま下す。そして、そのまま肉棒を突っ込む。

 

「ん、ふぁあ!! 久しぶり、だね」

 

 あの初めての夜以来の二度目、にもかかわらずしのぶの膣内は締め付けてくる。きつすぎもせず、まるでお帰りとでもいって抱きしめるように。

 

「ハァ、あぁ、ダメ、声漏れちゃう。はは、気づかれちゃう、かな……」

 

 そのまま俺はしのぶにキスをして、口を塞いだ。

 驚いて少し噛まれた。血の匂いが交じり合う。けど別にいい。痛いのか、気持ちいいのか分からないまま俺は腰の動きも速める。

 パンパン! と肉の弾ける音と、くぐもった口内からの喘ぎ声が脳を刺激する。

 

「はぁ、あ、ん……お願い」

 

 しのぶが、ちゅる、と口を離して、呟く。

 

「……中に出して。ここ、汚すと色々うるさいし、制服も汚しちゃダメだから……ね?」

 

 当然のような理屈で、目が合う。

 そのまま今度はしのぶの方から唇を近づけて、そのまま首を抱える。

 

「ん、んふぅ!!」

 

 そしてそのまま、膣内に射精した。

 

「はぁ……あ……」

 

 行為が終わって、膣内から肉棒を取り出した瞬間、立ちくらんで地面に倒れる。

 

 

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