※この作品はR-18です。

ギルドメンバー 【神狼/ラグナロク・ワーウルフ】   作:✝竜王✝

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暇潰しに来ただけなのに

二人は数百人が入っても余るほどの大きな部屋の中央を堂々と歩く

モモンガ「待機」

連れてきたセバスとプレアデスが横に並ぶ

諸王の玉座に向かう二人の目に女神の様な女の姿が目に入る

ヌンヌン「どうやったら此処まで作り込めれるんだ?」

モモンガ「タブラさんは元々設定魔でしたからね、見た目も特にこだわっていたから」

ヌンヌン「そうだ、設定見てみようぜ?」

モモンガ「タブラさんに怒られますよ」

ヌンヌン「どうせ見るだけじゃバレないバレない」

モモンガがスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを振りNPC設定メニューを開き、スクロールするが、数回スクロールしても底が見えない程

ヌンヌン「やっと最後まで行った」

モモンガ「自由設定データ量を圧迫するほどですからね」

ヌンヌン「本当びっくりしたよ、タブラさんがちゃんと責任持って課金アイテムでデータ量増やしてくれたけど」

モモンガ「それでなんですが、何でアルベドの設定に【モモンガを愛している】と書かれているんですが、元々此処はビッチじゃありませんでした?」

ヌンヌン「良く覚えてるね!?」

モモンガ「勝手に変えたんですか?」

ヌンヌン「それが勝手にじゃないんだよな〜」

モモンガ「なんで?」

ヌンヌン「タブラさんに頼まれたんだよね、確か…フラフラ歩いていたらワールドアイテムをアルベドに持たせる所を見てしまって、その時、ヌンヌンさんなら、最終日に居ることでしょう、だからお願いです、アルベドの設定を書き換えて下さいってな」

モモンガ「へぇ?」

ヌンヌン「アルベドは王の盾であり、お前を守る為だけに有るとか無いとか言ってたはず…まぁタブラ・スマラグディナからの最後のプレゼントだと思うといいと思うよ」

モモンガ「そうですか…タブラさんから…」

ヌンヌン「そろそろ時間ですし玉座にお座りくださいマイロード」

モモンガ「急になんですか…はぁ折角出し最後まで付き合いますよ」

(本気出してちょっとだけ格好良くする)

23時59分。世界を繋いでいた巨大なサーバーが、その電源を落とすまでの、残り数秒。

玉座には偉大なる絶対的支配者、ギルドアインズ・ウール・ゴウンのまとめ役、変わり者の多い41人をまとめ切り、サービス終了まで導いた死の王…モモンガ。

玉座の傍らにはどんな女にすら勝る美貌の守護者統括のアルベドが控えている。

ヌンヌンは跪く、その姿は美しくも狂気的、そしてギルドの数少ないメンバー

ヌンヌン「たとえ世界のすべてが塵と化し、我々の存在そのものが霧散しようとも、ここにあった事実は何一つとして変わりません」

モモンガ「……ありがとう、ヌンヌン。最後の最後まで、お前の忠誠、確かに受け取ったぞ」

 

【23:59:58】

二人はフフと笑う

【23:59:59】

走馬灯のように十年以上のナザリックでの思い出がよぎる

モモンガ&ヌンヌン「ナザリックに不変の栄光をっ!」

昔、ギルド皆で話し合った、サービス終了時にどんな事を言えばそれっぽいかと

00:00:00

ヌンヌン「は…?」

モモンガ「…ん?」

ヌンヌン「何で…」

ヌンヌンは周りを見渡す、見慣れたが違和感のある玉座だ、ヌンヌンの鼻には香水のいい匂いが漂う

"サーバー延期か?いや違う、どう考えても匂いを感じられる時点でおかしい、先ず香水は誰が付けて…"

モモンガはシステム画面を開こうとするしかし何年もやって来た慣れた行動なのにただ、指を動かすだけだ

ヌンヌンが見た方向には泣いて感動している様なアルベドが泣いていた

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