唯斗は宮女の前を通ると、ある生徒が来るのを待った。
「こはねちゃん、まだかな……」
彼女との約束の時間は18時。スマホを見ればもう17時50分。夏の夕暮れが近づいていた。
校門から次々と出てくる女生徒たちの間から、ふわりとしたツインテが見えた瞬間、心臓が跳ね上がった。
「あっ!唯斗くん!」
小豆沢こはねが小走りで駆け寄ってくる。制服姿が新鮮で眩しい。
「ごめんなさい、待たせちゃった?」
「全然!さっき来たところだよ」
嘘だった。本当は30分も前から待っていたが、そんなことは言えない。
「じゃあ……行こっか。」
こはねは少し照れた様子で提案した。
「ごめんね、急に誘っちゃって」とこはねが言った。「でも、どうしても話したいことがあって……」
二人は並んで歩き始めた。夕方の街には人通りが多く、特に高校生や大学生らしき若い男女が目につく。こはねの足取りはどこか落ち着かない。
「こはねちゃん、どこに行こうとしてるの?」唯斗が尋ねると、彼女は少し躊躇してから答えた。
「えっと……その……」
信号待ちで立ち止まったとき、こはねが急に唯斗の方へ顔を向けた。夕日に照らされた彼女の頬が赤く染まっている。
「唯斗くん……実は私、家出しちゃったんだ」
「え?」
「親と喧嘩しちゃって……一週間くらい帰りたくないの。だから今夜泊まる場所を探してるんだけど……」
唯斗は驚いた表情を隠せなかった。「それで俺を?」
「うん……でも変な意味じゃなくて!ただ一緒に過ごしてくれたら嬉しいなって……」
唯斗は一瞬考え込んだ。
「わかった。なんとかするよ」
そう言いながら唯斗は財布の中身を確認した。ホテル代だけなら何とかなるはずだ。
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繁華街を抜けた先に見つけたビジネスホテル。フロントで手続きをしている間、こはねは後ろで静かに立っていた。
「お部屋はこちらです」
スタッフに案内されたのはシンプルだが清潔感のあるシングルルーム。ドアが閉まるなり、こはねが大きなため息をついた。
「ありがとう、唯斗くん……本当に助かった」
彼女はベッドに腰掛けた。窓からは都市の灯りが見え始めている。
「大丈夫?家族のこと……」
「うん、ちょっと……最近歌の練習頑張ってて、それで夜が遅くなってきて…少し言い合ってしまったの。」
こはねの声には疲れが滲んでいた。
「そっか……」唯斗はソファに座りながら言った。「何か食べるもの買ってくるよ。お腹空いてない?」
「ううん、それより……」こはねが立ち上がり、突然唯斗の前に立った。「唯斗くんの優しさに……お礼がしたいの」
その言葉と共に彼女が屈み込み、唯斗の手に触れると—
「こはね……!?」唯斗は困惑した。
「初めてだけど……」こはねの目が潤んでいる。
「私にもできることを探したの」
彼女の唇が唯斗の指先に触れる。ゆっくりと、確信を持って。
「ちょっ……待って……」
「大丈夫……痛くしないから」
すると、こはねは唯斗の指を口に含み、舌で包み込むように舐め始めた。柔らかく温かな感触が全身を駆け巡る。
「んん……」唯斗は思わず声を漏らした。
こはねの動きは徐々に大胆になっていく。
部屋の薄明かりの中、ベッドサイドランプの光が二人の影を壁に映し出していた。
「唯斗くん……気持ちいい?」こはねの問いかけに、唯斗は頷くしかできなかった。
彼女の舌使いは意外なほど熟練しているようで、丁寧に輪郭をなぞりながら少しずつ深い場所へと進んでいった。
「あ……」
唯斗の反応を感じ取ったのか、こはねはさらに頭を上下させ始めた。その動きは優しくも確実で、絶妙なリズムを刻む。
「こはね……本当に初めてなの?」
「ん……」彼女は喉の奥で小さく唸りながらも動きを止めない。「調べたんだ……どうすれば相手が喜ぶか」
その言葉に唯斗の胸が締め付けられる。純粋な好意が伝わってきた。同時に湧き上がる罪悪感と快楽の狭間で揺れ動く。
「あっ……そろそろ……」
こはねは一旦顔を離し、「カウントダウンするね」と囁いた。
「5……4…3……」
その数字が減っていくにつれて、彼女の動作も激しくなる。唯斗は歯を食いしばり、必死に耐えようとするが無駄だった。
「2……1…」
最後の一押しで、
「出る……!」
唯斗が叫ぶと同時に全てが解放された。こはねは受け止めきれず、半分は床に零れ落ちてしまった。
「あぁ……ごめん!」慌てるこはねに対し、唯斗は肩で息をしながら答えた。「気にしなくていいよ……むしろこっちこそありがとう」
「大丈夫?気持ちよかった?」
「もちろん。最高だった」
こはねはホッとしたように微笑んだ。彼女の額には汗が浮かび、髪が乱れている。それが逆に可愛らしく見えて仕方がなかった。
唯斗はこはねの肩を優しく抱いた。「今度は俺が返す番だよ」
こはねは驚いたように目を見開いたが、すぐに小さく頷いた。
「唯斗くんが……してくれるの?」
「嫌なら言えよ?」
「ううん……全然」
唯斗はゆっくりとこはねをベッドに横たえた。薄いカーテン越しに差し込む月明かりが彼女の白い肌を浮かび上がらせる。
「きれいだな……」
思わず呟いた言葉にこはねは恥ずかしそうに目を伏せた。
キスから始まった。最初は軽く、そして深く。互いの吐息が混ざり合う中で、唯斗は彼女の首筋に舌を這わせていった。
「あっ……そこ……」
こはねの小さな声が部屋に響く。唯斗はその反応を確かめるように、さらに耳朶から鎖骨へと唇を滑らせた。
「くすぐったい……けど気持ちいい……」
シャツのボタンを一つずつ外していくと、レースの下着が露わになった。こはねは両腕で顔を覆っている。
「恥ずかしい?」
「だって……こんな近くで……」
唯斗は下着の上からそっと触れた。「焦らなくてもいいよ」
時間をかけて前戯を行った。胸元へのキス、脇腹への愛撫、太腿への触れ合い—すべてが新しい体験のように感じられた。こはねの反応を確認しながら少しずつ進め、時には動きを止めて彼女の呼吸が整うのを待った。
「もう……いいよ」
長い愛撫の末、こはねが小さく告げた。
避妊具を取り出し準備を整えた時、唯斗は彼女の表情に気づいた。不安そうな眼差し。
「怖い?」
「うん……でも唯斗くんと一緒なら平気」
唯斗は彼女の額に軽くキスをしてから、慎重に入り込んだ。
「んっ……」こはねが息を飲む音が聞こえた。
痛みに耐えている様子を見て、唯斗は動きを完全に停止した。「無理だったら言ってくれ」
「続けて……大丈夫だから……」
少しずつ奥へ進みながら、唯斗はこはねの手を握った。指を絡ませ合いながら呼吸を合わせていく。お互いの体温が溶け合うような感覚に包まれていた。
やがて最深部に達したとき、二人の間から甘い溜息が漏れた。
「全部……入った?」こはねが涙ぐんだ瞳で見上げてくる。
「ああ……すごく温かい」
ゆっくりとした律動が始まった。初めは探るように—そして段々と二人のリズムが重なっていく。
「こはね……好きだ」
「私も……唯斗くんが……大好き」
その言葉に励まされるように唯斗の動きは深まり、こはねの反応も大きくなった。ベッドの上で二人は一つとなり、互いを求め合った。
時間がどれくらい経ったかも分からない。唯斗の中で高まっていく熱を感じながらも、まだ終わりたくなかった。
「もっと……このまま……」こはねがか細く訴えた。
「唯斗くん…ゴム外して……」思い切ったような声で言われて唯斗は驚いた。
「いいの…?…赤ちゃんができちゃうかもよ」
「大丈夫……唯斗くんなら、いいよっ?」
それは予想外の告白だった。唯斗は逡巡したが、結局コンドームを外した。直に感じるこはねの温度は想像以上で—これ以上の幸福感があるだろうかと思うほどの充実感があった。
「こはねの腟内……すごくいい」
「私のなか……そんなにいいの?」
「うん……ずっとここにいたいぐらい」
二人は繋がったまま何度も口づけを交わし、唯斗はこはねの体を様々な角度から貪るように味わった。
「すごい……奥まで来てる……」
こはねの声は甘く震えている。
「もうすぐ限界だ」唯斗が正直に告げると、
「来て……中にいっぱい出して」彼女は応じた。
そしてついに—
「出すよ!」
「うん……あぁっ!」
唯斗の放出と同時にこはねの背中が反り返った。二人はそのまましばらく動けず、ただ荒い息遣いでつながり続けた。
絶頂の余韻が徐々に引いていく中、唯斗は優しくこはねを抱き寄せた。
「幸せだな……」
「うん……私も」
彼らの鼓動はまだ速かったが、確かな絆がそこにはあった。
「こはね……これからどうしようか」唯斗が尋ねる。
「…もう一度、中に欲しいな」
唯斗はこはねの提案に戸惑いながらも、ベッドから降りて彼女の傍に立った。
「壁に手をついてみて」
こはねは少し躊躇いつつも言われた通りに行動した。壁紙の冷たさが頬に触れる。唯斗の視点からは彼女の細い腰と丸い尻が際立ち、そのコントラストに目を奪われた。
「こっち向ける?」
彼女は振り返り、不安そうな表情を見せた。「こんな格好……恥ずかしい……」
唯斗はその羞恥心を和らげるために優しく語りかけた。「大丈夫だよ。綺麗だ」
再び位置を戻し、こはねの体を支えながらゆっくりと入り込んでいく。先ほどよりも密接な結合感があり、こはねは思わず声を上げた。
「あっ……深い……」
唯斗は最初はゆっくりとしたペースで腰を動かした。リズミカルな動きが続くうちに、こはねの緊張も解けていくのが分かった。彼女の反応を伺いながら少しずつ強さを増していく。
「もっと強くしても大丈夫?」
こはねが頷くと同時に、唯斗は力強く打ち付けるように動きを変えた。こはねの喘ぎ声は途切れなく続き、時に抑えきれずに溢れ出す。
「いい……すごく気持ちいい……」
壁に置いた彼女の手は震え始め、背筋は弓なりに反っていた。唯斗は片手でこはねの胸を揉みしだきながら、もう片方の手で腰をしっかりと掴んだ。
「唯斗くん……お願い……もっと……」こはねの懇願に応えようと唯斗の動きはさらに激しくなった。
「ああ……もうダメ……おかしくなっちゃう……」
こはねの膝がガクガクと震え始めた頃、唯斗もまた限界を迎えていた。二度目の高まりの中で二人は共鳴するように昇り詰めていく。
「イク……イク……」
最後の一突きとともに二人は同時に果てた。唯斗はこはねの中に全てを注ぎ込み、しばらく放心状態が続いた。
「こはね……大丈夫?」
こはねは息を切らしながらも微笑んで見せた。「うん……信じられないくらい良かった……」
唯斗は彼女を優しく抱きかかえ、再びベッドに戻った。疲労と満足感に包まれた二人は言葉もなく寄り添った。
いい子ちゃんが家出すると襲いたく鳴る
誰に拘束プレイされたい?
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奏
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まふゆ
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絵名
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瑞希