※この作品はR-18です。

飛信の褥(しんのしとね)   作:坂本太郎

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登場人物
信(しん):飛信隊将軍。深い眠りの中で、かつての偉大な将軍の魂を抱く。

摎(きょう):故人。秦の六大将軍の一人。王騎と結婚の約束をしていたが、敗戦により若くして戦場に散った。その魂は、時を超えて熱を求めている。


⚔️ 第三話:六大将軍、摎(きょう)の永遠

1.   夢幻(むげん)の誓い

 

羌瘣との融合の夜を終え、信は深い、満たされた眠りに落ちていました。夢の世界で彼が目覚めたのは、光に満ちた戦場の跡でした。信の前に立っていたのは、凛々しい鎧を纏い、美しくも哀しい瞳を持つ女性、六大将軍の摎(きょう)の魂でした。

 

摎「…信。貴方の熱は、約束を果たせぬまま散った、わたくしの魂を呼び寄せたのですね」

 

摎の声は切なく、信の胸を締め付けました。彼女は愛と誓いの全てを王騎に捧げながら、その約束を果たすことなく散ってしまった、哀しき将軍でした。

 

信「摎。あんたの熱は、王騎様の熱だ。あんたの果たせなかった全てを、俺がここで受け止め、解放してやる」

 

信は摎の魂が抱える、時を超えた情熱の渇きを感じ取りました。彼は将軍としての敬意と、男としての情熱を全て込めて、彼女へと歩み寄りました。

 

2.   将軍の魂の解放

 

信は摎の鎧を優しく解き放ち、彼女の将軍としての重責から彼女の魂を解放しました。彼女の肉体は夢の中で蘇り、信の熱を求めました。信は王騎の代わりとしてではなく、今、ここにいる一人の男として、摎の魂の全てを抱きしめました。

 

信の熱い力が摎の内側へと深く、ゆっくりと侵入しました。その交わりは、将軍の威厳を保つための鎧を全て剥ぎ取る、魂の鎮魂歌でした。

 

「…フウ…ドムン…ヒュル…」(悲しく、しかし深く響く、魂の安寧の音)

 

摎は信の熱を受け入れると、止めどなく涙を流しました。それは戦場で流せなかった悔しさと、約束を果たすことができたという魂の悦びの涙でした。

 

摎「んん…信…ああ…この熱は…王騎のものとは違う…未来へと繋がる、温かい『命』の熱…んんっ!…私の全てが…安らぐ…」

 

信「摎。お前の全てはもう、苦しむ必要はない。王騎様の魂も、きっと、天で見守っているだろう。そして、その魂は、未来を担う、俺たちのような者に受け継がれていく。そうだろう?」

 

「ヒュウ……フウ……ヒュウ……フウ……」(摎の体が高揚し、魂が完全に満たされる音)

 

摎は信の情熱の前で、全ての未練を手放しました。信は彼女の哀しみを自分の熱で塗り潰し、彼女の魂を、永遠の安寧へと導きました。

 

摎「ああっ……信…これが……わたくしの本当の『幸せ』だったのだ……王騎の愛した国を……あなたが、あなたたちが必ず守ってくれると信じられる……ああっ!……最高の気分です!……んんっ!!……イッちゃうぅぅぅ!!!!!」

 

信「摎。あんたの強さは、未来へと繋がった。もう苦しむことはない。永遠に安らげ!」

ドピュルルルルルル!ドピュッドピューー!

 

信の魂の叫びが摎に届き、彼女は全身で悦びの波を受け止めました。将軍としての情熱が、一人の女としての至福へと昇華された瞬間でした。

 

摎「あああああ…信様…ありがとう…わたくしは…もう大丈夫…王騎にも会える…さようなら…」

 

摎の魂は安らかに光となり、信の胸に王騎の熱を引き継ぐという、新たな使命感を残しました。




次回予告
六大将軍の魂を解放した信の情熱は、次に秦王の母という背徳的な存在へと向かいます。王宮の闇と権力の裏側に潜む、太后の満たされぬ渇きを、信の野性の熱が征服します。

次回:飛信の褥(しんのしとね)— 第四話:王母の渇き、太后(たいこう)
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