※この作品はR-18です。

友人の妹に脅されているみたいなんだがこの子のことが全く分からない   作:山崎世界

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プロローグ:こうして俺は彼女に弱みを握られました

 きっかけはそう。俺は大学入学と同時に実家を離れ、一人暮らしを始めていた。

 

 

 

 多分に漏れずバイトに明け暮れていたのだが、連休中に割のいいバイトを見つけた。ただ、そこまで行くのはちょっと面倒で候補から外していたのだが大学の友人から

 

 

 

「ああ、そこ俺の地元だからよければ泊まってけば?」

 

 

 

 という申し出があり、その友人の家に転がり込むことにした。

 

 

 

「すみません御厄介になります」

 

 

 

 連休前の最後の日。その日の講義は午前中だけだったので昼から出発して何とか友人宅に着いた。

 

 

 

 親御さんたちへの挨拶も済ませて、友人の部屋で寛いでいると、その隣の部屋に何やら誰かが帰ってくる気配があった。時間的には夕方。ちょうど学園で授業が終わって帰ってくるくらいの時間だろうか。

 

 

 

「ああ、それ妹だわ」

 

 

 

「へぇ……」

 

 

 

 多少興味を惹かれたがどうやら聞くところによると物静かで人見知りの性質らしく、だったらわざわざ紹介してもらうのもまずいだろうとそれほど気にしなかった。

 

 

 

 ただ……ちょっとトイレに立った時、ちょうど彼女がトイレから出て来たタイミングに重なって鉢合わせてしまった。

 

 

 

「ぁ……」

 

 

 

 長い黒髪でちょっと前髪が隠れているが、大粒の瞳が垣間見えて、中々に可愛らしい子だと思った。

 

 

 

「……ええっと…………」

 

 

 

「ああ、ごめんごめん。俺、お兄さんの知り合いでね。ちょっとわけあって泊めてもらうことになってるんだ。気になるかもしれないけど、騒がしくしないようにするから。何かあったら遠慮なく言って」

 

 

 

「……」

 

 

 

「……ええっと、いいかな? トイレ」

 

 

 

 呆然と俺を見つめてくる視線に耐えきれずに切り出す。妹さんは慌てて「ごめんなさい」と言って去っていった。

 

 

 

(……自分の後にトイレ入るのが気になる、とかかな)

 

 

 

 年ごろの娘さんの考えることは分からんね。いや俺もそんな年取ったわけでもないけど。

 

 

 

※※※

 

 

 

 夜。俺がすっかり寝入っていた時のことである。

 

 

 

 ガチャ。

 

 

 

(……ん?)

 

 

 

 扉があいたような音がしたような気がして、隣のベッドを見る。友人は寝ている。ちなみに俺は床で雑魚寝だ。まあそれは当然なのだが。

 

 

 

 まあ気のせいか……と俺はまた意識を手放そうとしたところ……。

 

 

 

「寝てる……?」

 

 

 

 誰かの声が聞こえた。

 

 

 

 ちゅ、と唇に感触が伝わって、そのままぶるっと寒気がしたと思ったら、そう毛布がまくられていた。

 

 

 

 そのままズボンまで手が伸びて……て、そこまで来てようやく薄目を開く。

 

 

 

 月光に照らされて、うっすらと顔が見えた。

 

 

 

 妹さんだった。

 

 

 

(……え? 何これは)

 

 

 

 夜這い? 夜這いなの? 考えられる可能性としては、何だ? 実は兄妹でそんな関係だったとか? それで俺と間違えて……

 

 

 

「んむ、おっきくなってない……」

 

 

 

 にしては全く手慣れてない、というか。

 

 

 

 俺の肉棒に手を伸ばしたと思えばそのままぺろぺろっと舐める。性的な奉仕というか、歯が所々当たって、何というか、何だ? 味わっているという意味合いが強いような。何だそれはと言われれば何だが。

 

 

 

「んーん……」

 

 

 

 そのまま、切なそうに身体をよじりながら、俺に身体を押し付ける。ええっと……立派なものをお持ちのようで。

 

 

 

「あれ? おっきくなった」

 

 

 

 すみません男は現金なもので。

 

 

 

「あ、む……」

 

 

 

 そのまま頬張る。何で? 何で俺は初対面の友人の妹にフェラチオされてるんだ。

 

 

 

「あ、わすれてた……」

 

 

 

 何を?

 

 

 

「でもどうしよう……」

 

 

 

 あたふたとしながら、妹さんはパジャマを脱ぎ始める。

 

 

 

「……こういう時はパンツがいいのかな? でも、さっきトイレに行ったし恥ずかしい」

 

 

 

 マジで何の話をしてるんだろう。

 

 

 

 そのまま背中に手を回し、プツン、とホックを外したようだ。そのままブラジャーを身体から外して……俺の口に突っ込んできた。

 

 

 

「!?」

 

 

 

 そのまま顔に手を回して塞ぐ。ちょっと息苦しくなったのと事態の意味の分からなさに思わず声を上げると、ぱっちりと妹さんと目が合った。

 

 

 

「……う、動かないほうがいい。お兄ちゃんに、気づかれたくないなら」 

 

 

 

 さっきの独り言よりも所々噛みながらしどろもどろに俺に言う。

 

 

 

「……ちゅ」

 

 

 

 そのまま頬にキスをしてきた。

 

 

 

「んん、あむ……」

 

 

 

 そしてそのまま、また股に潜ってフェラチオに。

 

 

 

「んふぅ……あむ」

 

 

 

 そのままどうしようもなく、妹さんに身を任せてしまう。いや止めろよ! て?

 

 

 

 言い訳になるが決して気持ちいいからとかだけじゃないんだよ。据え膳とかそういうんじゃないんだよ。

 

 

 

 ただ、本当にどうすればいいのかわかんないんだよ!

 

 

 

「ん、んん……!」

 

 

 

 そしてつたない奉仕がそのまま体感にして数十分続き、とうとう限界を迎え、射精する。

 

 

 

「……ん」

 

 

 

 そのまま精液も拭わず、妹さんは俺に顔を寄せて

 

 

 

 カシャ。

 

 

 

 スマホでカメラを撮った。

 

 

 

「お、脅すつもりなのか?」

 

 

 

 ようやくわかったと言えばいいのか。そうか。脅しか。と。

 

 

 

 いやまあうん。この子は何と言うか、学生だし(学生という意味では俺もだけど)こういう場合、俺が何言っても責められる立場だよねはははって。

 

 

 

「……ふふ」

 

 

 

 妹さんは笑う。やっぱりか。ていうか、何だ。妹さんの笑顔初めて見たけど可愛いなおい。

 

 

 

「お兄ちゃんには内緒だよ」

 

 

 

 全く分からないこの子との奇妙な関係が始まった瞬間であった。

 

 

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