※この作品はR-18です。

天使様じゃなくなるとき   作:小松 美堂

21 / 37
21.天使様のお言葉

 

◇◇◇

 

何回か放出して余裕のある卓夫は、腰の角度を変え、

より膣奥深く様々なところに刺さり刺激するように調整していく。

 

(ここだな……)

 

グリッ!

鋭角的に突き上げる。子宮口を直撃された瞬間、真昼の身体が大きく跳ねた。

「ひぃんっ!!」

 

甲高い悲鳴。しかしその声には苦痛ではなく明らかな快楽が混じっていた。

(やっぱり……ここが好きなんだ……)

 

卓夫は狙いを定めて執拗に攻め立てた。

グリッ!グリッ!

「あっ……あっ……ダメェッ……そこ……そこぉっ……!」

 

真昼の反応が明らかに変わる。

声がさらに高く甘くなり、身体全体がガクガクと震え始めた。

「もう……やめてぇ……おかしくなるぅ……!」

 

「いいよ……おかしくなっても……。真昼をおかしくしたいんだ。

大好きな真昼に気持ちよくなって欲しい。

僕のこいつに夢中にさせたい」

 

卓夫は夢中で腰を振り続ける。

彼女の反応が全ての糧だった。

 

「愛してるよ真昼」

またも臆面もなく愛の告白をする卓夫。

(こんな時ばっかり言うなんて……あぁん……)

では、いつ言ったらいいのか。

真昼に答えがあるわけではない。

 

何かを考える余裕はたちまちなくなり、真昼は卓夫からもたらされる鋭い快感に翻弄され続ける。

「まひる、まひる、すきだすきだ」

「あんっ、あんっ、あんっ、やっ、やぁ」

 

「すんごく気持ちイイよね?」

「……うん。きもちいぃ……」

「どこが ? 」

「……」

 

卓夫は腰を止めて、真昼の顔を振り向かせて問う

「……言えない」

「ここだよ」

 

鋭く抜き差しするが、すぐ止める。

「あぁっん……どうして」

「教えてくれるまでしないよ」

と、卓夫は欲棒を抜きに掛かる。

真昼の腰が、思わずついていく。

 

「おっとストップ」

その腰を強引に止め。

真昼の膣の浅い部分だけで抜き差しする。

 

「あっ、あっ、あっ、やぁん。なんでぇ……そこばっかり……もっと…」

「さあ、今度こそ言えるね」

またも腰を止めて、真っ赤に頬を火照らせ、目は潤みきり、ぼぉと霞むような眼差しに

なっている美少女に問う。

 

そしてついに天使様が、またしても禁断の言葉を口にする。

「……あそこが……気持ち良くてたまらないの」

「あそこってどこ? 交尾して、どこが気持ちよかったか言うんだ」

「知ってるよね? あそこの名前」

俯く真昼。

 

「言えるよね?」

「ばか……いろいろさっき言ったのにぃ。いぢわるばっかり」

「ひどいオトコでごめんね。それで?」

 

肉棒もぴくぴく動かして聞くと、真昼の膣もひくんと反応する。

 

「さあ、まずここの名前は?」

卓夫は手を伸ばして、ふたりがつながっている部分をさわる。

結合部は、愛液と汗でぬるぬる大変なことになっている。

「つながってる真昼のところだよ」

「オ、オマンコ」

呟いた瞬間、ぎゅぎゅっとまたそのおまんこが締まる。

 

「よく言えたね」

「で、そこがいまどんな感じ?」

「……」

「もう、言っちゃったんだからさ」

 

「……オマンコキモチイイ……//////」

 

「もっと大きな声で、ちゃあんと全部言ってね」

またも、欲棒を引き戻しながら責める。

 

 

もう真昼はこれ以上焦らされるのは限界だった。

「……んっもぉ……交尾して……おまんこ気持ちいいのぉ……あぁん、早くぅ」

真昼はやけになって告げると、自分の腰を刺激を求めて前後に揺り動かす。

 

「よぉし !!!」

 

(とうとう、とうとう天使様が"おまんこ"なんて言葉を大きな声で口にしたぞ。

やったやったぁ !!)

大喜びで卓夫は、猛然と腰の抜き差しを行う。

 

真昼の腰をしっかり掴み。

三浅一深のペースで、激しく動く。

ただまっすぐではなく、真昼の膣壁を右に左に上に下に擦りあげ、おもむろに膣奥を強く突く !!

 

「あぁん、すごい。すごい。すごいぃ……気持ちイイ。気持ちイイのぉ~……」

 

一線を越えた破廉恥な言葉まで言ってしまった真昼は、臆面もなくはっきり自分の感覚を言葉にしてしまう。

 

なぜならそんなことを言ってしまう恥ずかしい自分が、

周を裏切って快感に溺れる自分が、

言葉にすることであからさまになり、その背徳感が更に快感を呼ぶのだ。

 

(だって、だって、このヒトの言う通り、口に出したら、背筋がぞわぞわゾクゾクして、本当に気持ちイイんだもん……わたし、おかしくなっちゃった……)

 

そう告げる真昼は卓夫の方を振り向き、キスをねだる顔を見せる。

その蕩けた天使様の表情にたまらず卓夫は唇にしゃぶりつく。

迎えた真昼の舌は、濃厚に進んで絡みつく。

 

真昼が卓夫の腔内に舌に唾をのせて送り込む。

卓夫はごくりとすると、たっぷりの唾をお返しに真昼に飲ませる。

何度も飲ませ飲み合い繰り返す。

 

もちろん、その間もピストンは続く。

真昼の頭は、どんどん霞がかかる。

もうセックスして気持ち良くなることしか考えられなくなる。

 

「あっ!ダメッ!わたし!わたしっ ! また、もうすぐっ!!」

 

真昼の絶頂が近いことを悟ると、卓夫も一気にスパートをかけた。

猛烈な勢いで腰を打ちつけ、子宮口を激しく突き上げる。

「僕も……もう限界だ……!」

「真昼、好きだ好きだ。おまえを愛してるんだ……真昼も、そうだろ」

 

「…………あんっ、やん。きもちいい……わ、わたしも……」

「あん、あん、ああっ……イクッ……イクゥーーーッ!!」

 

真昼の身体が大きく弓なりに反り返った。

全身の筋肉が強張り、膣壁が激しく収縮する。

その瞬間— たちまち締め上げられた卓夫も解き放ち

「くっ……出るっ!」

 

卓夫も限界に達した。

どっぴゅーーーーん!!!どくどくどく……

熱い精液が勢いよく放たれ、ゴムの中を満たしていく。

 

「あっ……熱い……」

 

ゴム越しでも感じるその感覚とその奔流と熱さに、真昼は陶然とした表情を浮かべる。

絶頂の余韻に浸りながら、それは実に満足げな表情だった。

 

◇◇◇

 

しばらくの静寂の後、卓夫がゆっくりとペニスを引き抜いた。

「ふぅ……」

 

解放感と共に疲労感が押し寄せる。しかし充実感の方が遥かに大きかった。

(最高だった……)

 

振り返ると真昼がベッドに伏せていた。

肩で息をしながら、未だ快感の波に漂っているようだ。

「大丈夫?」

 

「うん……」

掠れた声で返事する真昼。彼女の白い背中には汗が滲み、頬は上気していた。

そのぽぉとした表情は、いつよりも更に美しく、神々しささえ覚える。

 

その姿はあまりにも輝き、こんな美少女とセックスしている幸運が、いまだに信じられなくなる。

そしてそれは———卓夫の欲望に再び火をつけた。性懲りもなく。

 

(僕の身体、これは、どうなってるんだ。真昼相手だと、全然萎えない。

いくらでもしたくなる……まだ、ヤりたい……)

 

「真昼ちゃんは、そのままでいいよ」

「えっ ?」

やや朦朧とする真昼の理解が追いつかない。

 

うつ伏せにぺたりと身体を休める真昼のお尻部分から、ゴムをつけ直したペニスがするすると入り込む。

「あぁっ、また入って……」

 

いわゆる寝バックというやつだ。

卓夫は、真昼の後ろから覆いかぶさる形になる。

完全に征服されてしまったように感じる体位だ。

 

「これで、ゆっくりしようか」

「うん……」

小さく頷く真昼。

ゆっくりと言っても、膣壁を擦りあげられるとやはり声は出てしまう。

「うっ……あっ……」

 

ゆらゆらと腰を軽く揺らして、ゆったりと挿入を続ける。

 

「さっきは、めっちや気持ちよかったね。真昼のからだ最高だよ。あそこも名器だ」

「めいき?」

「おまんこのつくりが良くて、ペニスを巻き締めたり、すごく気持ちしてくれる力が備わってるってこと」

「な、な、なに?えっ、やだそんな恥ずかしこと言わないで。

そんなこと褒められてもうれしくないぃ/////」

 

 

あまりにあけすけな卓夫の言葉に、真昼は真っ赤になり、あわあわとなって、腕に顔を埋めるしかない。

 

顔を隠してそう言うしかない。

しかし、そう言いながら。

じゅん、とまた秘部が蜜液を吐き出し、身体は反応して喜んでいることを示すのだ。

 

ゆっくり腰を動かしながら、真昼の髪に顔を埋める卓夫は、かぐわしい香りを嗅ぎながら、ちいさな耳を甘噛みする。

 

「やぁん……」

「ねぇ」

耳元で囁かれると、ビクンと感じてしまう真昼。

「なぁに?」

顔を上に向けると、卓夫が舌を出している。

その舌に自ら真昼は舌を絡ませる。

やや苦しい姿勢ながら唇も重ねていく。

 

ちゅっ、ちゅっ、ぢゅる、ぢゅる……

卓夫の腰使いで、ぷはっと離れ、また絡め合う……

交わりながら、ゆったりと深夜の時間が流れる。

 

そして、おもむろに卓夫が誘いかける。

「ねえ、ナマでしてみない?」

「な……ま? なんですか?」

 

「コンドームをしないでセックスするんだ。

 生身のペニスとおまんこの粘膜接触は、ゴム付きとは比べ物にならないくらい気持ちイイらしいよ」

 

「な、な、な、なにを……コ、コンドームなしって……

 それじゃぁ……こ、こどもが……できちゃう……でしょ?」

「ダメ、ぜったいしない」

「ゴム有りとナシじゃ、全然ちがうらしいよ」

 

(全然ちがうって、これよりもっとキモチイイってこと? そんなことあるの?)

 

考えると、きゅんと膣が締まる。

「うぉっ、なんだ真昼も興味あるじゃん」

「な、何も言ってないわ」

「身体が言ってるよー」

ドキンとすると、またきゅと締まる。

 

(ダメダメ何考えてるの。どんどん、どんどんわたしよくない方へ……)

 

シーツの間に卓夫の両手が入り込み、乳首を探り当てて、両方を抓りながら、腰を動かし、耳元で囁く。

 

「ねっ、試してみないとわからないよ。僕もしたことないんだ」

「だめよ。できちゃう……」

真昼の耳穴に舌を差し込みながら言う。

 

「きゃうっ ! …………でも、つけないでどうして……??」

性知識に疎い真昼は、更なる性的刺激もあって、どう答えればいいのかすぐには頭が回らない。

 

 

(おぉっと、アフターピルとか知らないのか? まっ、あまり焦らない方がいいか)

 

「まあ、今日は準備がないから。また今度ね」

「ど、どういう……??」

 

今夜の真昼とのエッチがとんでもなく素晴らしいので、踏み込んだ卓夫なのだが、

欲張り過ぎはしっぺ返しも怖いので、この夜は予告に留めた。

 

一方、ホッとした真昼だが、説明もなくもやもやは残った。

 

ゆらゆらと交わりながら、夜は更けていく。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。