◇◇◇
「それで合ってるよ」
再び卓夫がベッドに横たわり、真昼は腰に跨って、猛る肉棒に手を伸ばす。
卓夫がサポートの言葉を放つが、そんなこと言われなくとも、真昼にはもちろんわかっている。
合っているからこそ、だからこそ
先ほどは待ち望んだモノを咥えこんで身体が喜んで、ゾクゾクしてしまったからこそ、
怯えたのだ。
再度、おずおずと腰が落ち、ピンクの陰唇が黒い欲棒を呑み込んでいく。
「あぁ……入って……くるぅ……」
ずずっと膣道を押し広げながら熱いモノが侵入してくる感触に息を詰める。
エラが、膣内を擦りあげる感触はツルツルしたゴムとは全く異なる。
それでも体重がかかってくるので、ズズっと嵌まっていく。
「あはん……あぁ、入ったぁ……」
そそり立っていたペニスが、下から真昼をぐさりと突き刺す。
真昼の体重分、いつもの挿入より、より中に入り込んだ気がする。
感覚としては、喉まで突き刺さってるようにも思える。
「うーん、もうちょっと少し深く座ってみて」
言われた通り、もう一度持ち上げて座り方を調整しようとすると、
卓夫が腰を掴み、位置を変える。
されるがままに沈めると角度が変わり、より奥まで届くようになった。
「んふぅっ……!?」
今まで感じたことのない場所が擦られ思わず仰け反る。
慌てて、逆に卓夫の身体にしがみつく真昼。
(これ、ダメ。こわい。このヒトのが、形がわかるぅ……生々しい)
(うぉーーーーーっ、ナマ最高だ、最高だよ。めちゃめちゃ気持ちイイ。
真昼の膣内のツブツブも、子宮口の柔らかな感触も、よーくわかる)
(ナマでヤルのは初めてだけど、こんなに違うものなんだ。
もうこれからはゴム有りでなんてできないぞ、こりゃ)
真昼はゆっくりと身体を起こされ、
あらためて卓夫に跨って下半身だけでつながる形になる。
「当たる……これ、なんかずっと奥に当たって……ます」
「そこ、多分子宮口だよ。赤ちゃんをつくる部屋の入口なんだ」
さらりと言われ真昼は顔を真っ赤にする。
知識として知っていても実感するのは初めてだ。
(あ、赤ちゃんをつくる部屋の前までナマのあれを入れてる……
わたしは、最低なことをしてるんだ……)
一瞬浮かんだそんな罪悪感も、卓夫の腰が動きはじめた瞬間に消し飛ぶ。
「ひゃっ……あんっ、あんっ、あん。そんな、はやい……」
「気持ちいいだろ?」
問いかけに首を振ることもできず、ただ喘ぐばかり。
真昼が身じろぎする度に、奥がコツンコツンと叩かれる。
その度に、びくんと身体が震え、
膣内が収縮しペニスを締めつける感覚に卓夫も眉根を寄せる。
「いい子だ……それで前後に動かすようにしっかり腰使って」
「こう?」
「上下じゃなくて、腰を前後に動かすようにするんだ。
自分の気持ちイイところを探しながらね」
そう命じられると、条件反射のように動き始める。
揺れながら、より快感を感じるポイントを探る性に貪欲な姿は、
普段の清楚な面影はどこにもないほど淫靡だった。
目を瞑り、唇をちろりと舐めながら膣内の感覚を懸命に探り、腰を動かすのだ。
「こう……ですか……?」
「くっ……上手いな……」
卓夫が掠れた声で褒めると真昼の胸の奥に奇妙な喜びが灯る。
(違う……ダメなのに、こんなことしてる自分が許せないのに……)
(自分が気持ちよいところで、卓夫さんも感じてくれると……うれしい)
身体は止まらなかった。
教えられた通りに腰を使えば使うほど、膣奥から新たな蜜が溢れ出て結合部を濡らしていく。
真昼のリードでのセックスは卓夫の想像以上に刺激的だった。
ナマで繋がっている感覚は、ふたりで共同作業して気持ち良くなろうとしている実感がある。
(そりゃあ、ナマってことはつまり、子作りというわけだから、そうなるか……)
清楚な顔立ちと普段の態度からは想像できない積極性に卓夫は酔いしれた。
更に、真昼の動きに合わせて揺れ動く双乳が魅力的で、手を伸ばす。
真昼の動きに合わせて、乳房を握る。乳首を軽く抓ると
「それ、ダメぇ。感じちゃう」
そして身震いすると、こんどは
「あぁっ……おくぅ……当たるっ……」
自分の動きが、子宮口を刺激する。
真昼が無意識に吐き出す言葉がさらに卓夫を高ぶらせる。
(真昼がこんなこと言ってくれるなんて……
可愛くていやらしくてサイコーだよ、おまえは。
絶対に離さないぞ)
「ねえ、真昼を気持ち良くしてくれてるのは何?」
「……んっ、うん……卓夫さんのモノ……が、キモチイイ」
素直に答えてしまう、蕩けた美少女。
先ほどあれだけ嫌がったのに、快感に翻弄され、なぜか素直に口に出してしまう真昼。
「じゃなくて、別な言い方さっき教えてでしょ」
「………いえない」
「これだよ。こんなに感じさせてあげてるのに」
真昼の華奢な腰をがっしり掴んで、卓夫は強く突きあげる。
「ぁぁあん……それ、いいの……すんごく……感じちゃう」
ずっちょずっちょと腰を使うと真昼は翻弄されていく。
(どうしよう、これものすごく気持ちいい……)
ペニスが最深部を叩くたびに真昼の背中が震え、内壁が貪るように絡みついてくる。
「さっ、こんなによくしてくれものをなんなのか、教えてよ」
「……オチンポ」
「ちんぽでいいんだ。ちんぽがどこを気持ちよくしてるのかな」
ナマのペニスが、襞々を擦り強く膣奥を突く。
「はぁんっ……やっやっやっ……やだ、ダメになっちゃう」
「ダメになろうよ。さあ言ってごらん」
「チンポガキモチイイノォーーー」
真昼がそう言った瞬間、膣壁がきつく収縮し、卓夫の肉竿を締め上げる。
動かすのも窮屈なくらい。
「くっ、すごいなこれは」
「まあいいか……そのちんぽを、もっともっと奥まで感じてよ」
「さあ、口にすると気持ちよくなるからもう一度」
肉竿に翻弄される真昼は、あっさりと口に出す。
「あぁんっ……ちんぽこすれて……気持ちイイのぉ !! 」
ぎゅぎゅっ、更に卓夫の竿を締め上げ、精液を搾り取ろうとする欲壁。
「そうか、そんなに気持ちいいんだ」
「うん」
小さく頷く真昼。
「もっと、もっと気持ち良くなろうね」
「うん……」
そう語り合いながらも、腰を動かすのは止まらない。
下から突き上げる動きに応えて、真昼自身は更に腰を激しく動かす。
そのグラインドの腰づかいは、つい少し前まで処女だった年若い美少女には似つかわしくない。
もはや成熟したオンナのそれだった。
そして、真昼は天を仰いで叫んだ
「んああっ!? きた。だめっ……そこだめぇ!」
ポルチオを直撃する衝撃に涙さえ飛び散らす。
今までとは比較にならない快感の渦に意識が遠のきかけた。
身体を起していられなくなり、くたりと真昼は卓夫の体に抱き着く。
「だめじゃないだろ? すごく締まってたぞ?」
「言わないでぇ……」
真昼の恥じらいは卓夫にとって最高の媚薬だった。
羞恥に悶える姿を見れば見るほど嗜虐心が燃え上がる。
「嘘つくなよ……ずっとこれが欲しかったんだろ?
ちんぽをおまんこに入れてもらいたくてさ」
低い声で卑猥な言葉で囁かれると膣壁がきゅんと締まった。
「ちがう……違うのぉ……」
否定しながらも腰の動きは止まらない。
むしろ自ら求めるように前後にグラインドし続ける。
膣壁が卓夫のペニスに吸いつく感覚に翻弄されながらも真昼は必死で耐えた。
(こんなの……だめなのに……)
たまらず真昼は、卓夫にキスを求める。
お互いの舌が生き物のように絡み合い、それぞれの口中を行き来し、
唾を呑ませあう。
(キス、すきぃ……キスしながらエッチするのって、全部でつながってるって感じで、
うれしくなっちゃう……)
腰をぶつけ合い、吸い付いたようなキスを行うふたりは、睦み合う獣のようだ。
そんな中でも、真昼の正常な思考がふと戻ると、
脳裏をよぎるのは今日楽しく過ごした周の笑顔。
ズキン心に痛みが走る裏で、背筋にはズクンと走るものがある。
(ごめんなさい、周くん。わたしはあなたを裏切って、ここに来たの。
自分が来たくて来てしまったの……)
彼の笑顔を汚している背徳感すらも、今は快楽に変えてしまう自分が信じられなかった。
(裏切って申し訳ないのに、なのに……それなのに……どうしよう。
気持ち良くなっちゃってるの !! )
「もっと……もっと強くしてぇ」
無意識のうちに漏らした言葉に卓夫が凶悪な笑みを浮かべる。
「いい子だね……お望み通りにしてあげるよ」
その言葉を合図に、卓夫は再び真昼の上半身を立たせ、腰使いを加速させる。
下から突き上げられるたびに乳房が激しく揺れ、結合部から泡立つ愛液が飛び散った。
「ひぃっ!? あっ……ああっ!」
「気持ちイイならそう言うんだ」
「……イイの、気持ちイイの……すごく」
「ナマがいいんでしょ?
僕も、ナマだからいつもよりめっちゃ気持ち良いんだ」
「……うん……」
「ナマいいんだね?」
再度、答えを最速するように激しく突き上げる。
「あっ……あぁん……やんやん、すごい……
はい……ナマが気持ちいいですぅ !! 」
(やだっ、言葉に出すと、やっぱり一段と……)
真昼の再度の絶頂が近いことを感じ取った卓夫は、さらに激しく攻め立てる。
ポルチオを集中的に叩かれ目の前がチカチカと明滅した。
「やっ……ダメ……イっちゃう……イッちゃいますぅ!」
「イケよ……僕のちんぽでイケ」
「ふぁあああっ!!ちんぽ、ダメぇ~~っっ」
身体を大きく弓なりにして真昼は果てた。
膣内が痙攣しながら卓夫のペニスを締め上げる。
「くっ……よぉし、俺も出すぞ ! 天使様に膣内出しだぁぁ !! 」
卓夫が腰を強く打ちつけると、真昼の胎内に熱い飛沫を解き放った。
びゅっびゅっびゅーーーーードクンドクンドクンっーーー
子種が、卓夫の分身が、真昼の身体の中に打ち込まれる。
「あぁっ、出てる、熱いのが。わたしの中に出てるぅーーーーー
いゃあーーーっっっ。んんっ」
初めての膣内への中出しは、激しく打ちあがり、真昼の子宮口を焼く。
(わたしの中に、このヒトの出したものが……ダメなのに。
愛する人以外に絶対許してはいけないのに……
でも、熱くて、強くて……すごく……感じちゃってる……
ナマで直接射精されるって、こんなにすごいんだ /////)
「はぁ……はぁ……」
くたり、真昼が卓夫の体に倒れ込む。
ぐったりと弛緩した身体を抱きしめながら卓夫は囁く。
「本当に……いい顔してるよ真昼ちゃん」
真昼は何も答えられなかった。
間違いなくその表情は、欲しいモノを存分に味わった満足感に満ちていた。