◇◇◇
◇◇◇
「さあ、ご主人様、お席にどうぞ。」
イスを引いてくれて、サンタメイドが微笑む。
赤いサンタ帽が愛らしい。
自分が用意したセットにはなかったから、真昼が自分で用意したのだろう……
サンタメイドは、開かいがいしくケーキやコーヒーをサービスしてくれる。
卓夫は、一口サイズに切り分けられたケーキをフォークで口に運ぶ。
「んーっ!おいしい!甘さ控えめでいいね!」
「本当?よかった」
「ご主人様に喜んでいただけて、何よりです」
「これってメイドさんの手作り?」
「まさか、お店のですよ」
「さすがに、クリスマスケーキはまだ売ってなかったから、イチゴのケーキを少しアレンジしました」
小さなサンタや、ツリーが乗せられている。
「真昼ちゃんの手づくりケーキも、食べてみたいなあ……っっ、ごめん。なんでもない」
「……もし、つくる時があればおすそ分けしますね……」
「あっああ、お願いするよ……」
短い沈黙。
もちろん、もうそんなことがないのは、卓夫もわかっている。
「メイドさんも、一緒に食べよう」
「はい、ありがとうございます、ご主人様。いただきますね」
◇◇◇
食器を片付けるため真昼がキッチンに立つと、卓夫はすぐさまその後を追った。
シンクに寄りかかりながら食器を洗う真昼の背後から、そっと腕を回す。
「洗い物は、僕がやっておくよ」
「ダメですよ。ご主人様にさせられないし、
この前お願いしたら、洗い残しがあったから、もうお願いしません」
「うっ、それを言われると……ねえ、もうご主人様は終了でいいよ」
「わかりました」
「その代わりね、今日は今晩だけは、僕たちは恋人同士という設定にして欲しいんだ」
「えっ、それは……」
「うん、無理なお願いだとわかってる。でも、今夜で最後だから、頼むよ」
卓夫の手がきゅっと真昼の乳房を掴み、耳元で熱く囁く。
いつの間にか高く屹立した肉棒の膨らみが、ぐりぐりし真昼のお尻を圧迫する。
「ねぇ……いいだろ」
「…………」
俯く真昼の顔には迷いが浮かぶ。
卓夫の願いを一度聞いてあげるくらいと思いつつ、更に周くんに対して裏切りを重ねる気がして逡巡する。
「真昼ちゃんの手、小さいな。柔らかいな。すべすべして……綺麗だ……」
卓夫が洗い物の手を止めている真昼の手を握り、指を絡めたり、甲をなでたりする。
「ちょっ……洗えないです……」
小さな声で制止する。
卓夫が真昼の指を口に咥える。
「んっ!!ダメですよ!洗剤が……」
「だって……可愛いんだもん」
卓夫が手のひらまで舐める。
「んん……くすぐったいですよ……」
真昼は困ったように眉を寄せたが、手を引っ込めようとはしない。
卓夫の熱い息と濡れた舌の感触が、指先から手のひらへと広がっていく。
ゾクゾクとしたものが背筋を這い上がり、思わず吐息が漏れた。
卓夫は真昼の反応に目を細めると、さらに大胆に舌を這わせた。
指の股をなぞり、手首に吸いつくようにキスをする。
「真昼ちゃんの手、全部好きだよ。この白い肌も、細い指も……」
まるで神聖なものでも崇めるかのように、卓夫は真昼の手を慈しむ。
その熱っぽい視線に、真昼は顔を赤らめ俯いた。
「ねぇ、真昼ちゃん」
「今夜だけだから。いいでしょ ? 」
耳元で囁くと、真昼の肩が小さく震えた。
「こ、今夜だけですからね……」
「ありがとう真昼。恋人なんだから、僕のことは卓夫と呼び捨てにしてね」
「それは……」
振り返ろうとした真昼の動きを封じるように、卓夫は左手で彼女の細いウエストを掴み、右手でスカートの裾を捲り上げた。
「ひゃっ……! だめぇ!」
抗議の声を上げる真昼だが、卓夫の手が迷うことなく内腿に触れると、その動きはピタリと止まった。
「ちゃんと……履いてないね」
「だって、卓夫が履くなって……」
「うれしいよ」
指先が割れ目に滑り込む。
そこはもう、ぬかるみと言っていいくらい濡れていた。
その感触を確かめるように何度かなぞると、真昼は「んぅっ……」と鼻にかかった甘い声を漏らした。
「すごい濡れてる……期待してた?」
「ちがっ……あんなに指舐めまわしたら、勝手に出るんです……卓夫のせいですからぁ……!」
「敬語もやめてね」
「卓夫がエッチだからぁ」
真昼は悔しそうに言い返したが、その声にはもう力がなかった。膝が僅かに震えている。
卓夫はニヤリと笑うと、シンクに真昼の体を押し付けたまま、いつの間にか取り出した最大限に勃起した欲棒を差し向ける。
「ほら、ご期待に応えて入れてあげるよ……」
低く囁くと同時に、グッと体重がかかり、熱い塊が一気に貫いた。
真昼がかぶっていたサンタ帽子がポロリと落ちる。
「あ゛あ゛ぁっ……! 入っ……たぁ……!」
真昼の悲鳴のような喘ぎ声がキッチンに響く。
痛いほど張り詰めた陰茎が、狭い蜜壺を押し広げていく。
ミニスカサンタメイドを背後から犯す。
ぞくぞくするシチュエーションだ。
真っ赤なミニスカをめくりあげると、眩しいほど白い真昼のお尻の対比が絵にしたいほど美しい。
そこにずっぽりと嵌まりこみ、抜き差しで見え隠れする赤黒い肉棒の醜さが、その美を淫靡に塗り替える。
「真昼の綺麗なお尻と、真っ赤なミニスカを揺らしてるのは何かな」
「えっ、やん、エッチぃ。知らない……」
「これだよ」
「はぅん、やぁん……」
肉棒のエラで、真昼の膣内の壁をごりごりと擦る。
「あん、それ、いいのぉ……」
そう言われると、そこでぴたりと止める。
「 ? 」
「さあ、答えて。答えないとこのままだよ」
濡れた眼の真昼が、振り向く。
頬を紅潮させ、もの欲しそうな顔も美しい。
「卓夫のいぢわるぅ……チンポ」
「なに何? 大きな声で」
「ち・ん・ぽ。もういいでしょ、これで。ねぇ」
「はい、せーかい ! 」
ずくん、腰の動きを速めると、こちらを向いたままの真昼と唇を重ねる。
腰はピストンしながら、口でも交わりあう。
両手は、サンタコスの中に入り込み、乳房を両手で大きく揉みしだく。
本格的な立ちバックが始まる。
「ぁっ、あっ、あっ……すごい……だめ、ダメになっちゃう」
快感をじっくり噛みしめる真昼の耳元で卓夫が囁く。
「おっぱいも、ノーブラにしてくれたんだね。うれしいよ」
「卓夫がそう言うからぁ……」
きゅっと双つの乳首を摘まみ上げる。
「やんっ、それ感じちゃう」
カチャカチャカチャ、食器を揺らしながら交わりが続く。
「真昼、大好きだよ。さあ……」
「えっ……? なに……?」
激しい律動に翻弄されながら、真昼は問い返す。
「恋人なら……真昼も『好き』って言ってくれるよね?」
「あっあっあっ、それは……!」
「ほら……」
卓夫は腰を大きくグラインドさせ、膣奥を抉るように突き上げた。
「ひぅんっ! ……あぁっ! 好きっ……好きだからぁ……!」
「卓夫が……好き」
思わず口から出た言葉に、卓夫は歓喜の表情を浮かべた。
「もっと……もっと言ってよ!」
「すきっ……卓夫……好きぃっ……!」
一度口にしてしまえば、堰を切ったように言葉があふれ出す。
真昼自身も驚くほど、その言葉は甘く響いた。
そして、好きと言う度に得も言われぬ幸せを感じるのだ。
多幸感というものだろうか……
(なんで……どうして……こんなの嘘なのに……)
頭では混乱しながらも、心臓は信じられないほどドキドキと高鳴り、全身が悦びに打ち震えている。
卓夫は感極まったように真昼の耳朶に噛みついた。
「真昼……愛してる……!」
「あぁっ……私もっ……卓夫をぉ、愛してる……っ!」
その瞬間、子宮の奥がキュゥッと収縮し、卓夫の肉棒をぎりぎりと巻き締めあげた。
真昼は立っていられないほどの絶頂に達し、シンクの端に爪を立てて必死に堪える。
「ぐっ……出る……!」
卓夫もまた、真昼の絶頂による凄まじい締め付けに耐えきれず、最奥に欲望を解き放った。
ドクンドクンと脈打つたびに、大量の精液が子宮に直接注ぎ込まれていく。
「あついぃ……いっぱい……出てるぅ……」
朦朧としながら呟く真昼の唇を、卓夫は貪るように奪った。
舌を絡め合い、お互いの口腔に舌が入り込み、歯茎まで舐めあう。
たっぷりと唾液を交換する、濃厚な口づけだ。
結合したまま、二人はしばらくその余韻に浸っていた。
びくんびくん、卓夫のペニスからの放出で、全て出し切るのを感じながら。
やがて息が落ち着くと、卓夫はゆっくりと真昼の体を解放した。
支えを失った真昼はズルズルと床にへたり込みそうになるが、卓夫の腕に抱きかかえられる。
「次は……汗かいちゃったしお風呂だね。せっかく用意してくれてあるし。
真昼を隅々まで綺麗に洗ってあげるからね」
「はぁ……はぁ……」
まだ息も荒いまま、真昼はコクリと頷くのが精一杯だった。
羞恥と快感の入り混じった表情が、卓夫の劣情をさらに煽る。
二人の長い夜は、まだ始まったばかりだった。
◇◇◇
浴室には湯気が立ち込め、シャワーのお湯が二人の体をしっとりと濡らしていた。
「まずは私が洗ってあげるね」
そう言うと少し元気を取り戻した真昼は、スポンジにボディソープを泡立て、
卓夫の鍛えられていない中年の体を丹念に洗い始めた。
腕から胸板へ、そして腹へと滑らせていき、下半身に差し掛かるとわずかに躊躇う。
しかし卓夫の期待に満ちた視線に押され、陰嚢から竿へとスポンジを這わせた。
「ん……くすぐったい……」
卓夫が身じろぎすると、真昼は嬉しそうに微笑んだ。
「ふふ、ここは一番綺麗にしなきゃいけませんからね、ご主人様」
普段よりも少し挑発的な口調で言うと、スポンジから手に持ち替え、優しく包み込むように擦り始めた。
やがて、綺麗になった肉棒をかぽっと咥えこむ。
ちっちゃなお口を懸命に広げて呑み込むことも、もう慣れたものだ。
ぐぽっ、くぽっ、ぐちゅぐちゅ……
舌を鈴口あたりに這わせることも忘れない。
続いて、カリ周りにも。
ふぅふぅ、ぐっちゅぐっちょ、じゅぽじゅぽじゅぽ
懸命に首を振る真昼の乳首をいたずらする卓夫の指。
感じると、口がきゅっと締まってよいアクセントになる。
びくびくとするペニスの脈動に射精の予兆を感じて、より一層真昼の動きが激しくなる。
「おぉぉぉっ」
ドクンドクンドクン………ゴクリッ……
真昼はその放出を全て受け止め、飲み干した。
「うーっ、やっぱりおいしくない……」
「ぼちぼち好きにならない?」
「ぜーんぜん……」
ふぅ、放出してもまだまだ余裕のありそうな、もはや慣れてしまった卓夫の赤黒い肉棒を見つめながら、ふと真昼は考えてしまった……
この前の夜、見て触れてしまった周のモノとの違いを。
恋人のモノと比べるなどあってはならないことだが、一旦思いついてしまうとどうしても気になる。
大きさにかなり違いがあるので。
(周くんのは、もっと短くて全体にほっそりしていたような……色も、もっとピンクで……
この人のモノしか知らないから、これが普通だと思っていたのだけれど……)
そして、生来天然なところのある真昼は、うっかり言葉に出してしまった。
ぽろりと。
「卓夫のこれって、大きい方なの?」
あまりに何気なく真昼が問うので、卓夫も素直に
「うーんそうだな。野郎のブツなんて見たくもないからちゃんと見たことないけど、銭湯やトイレで目に入った限りは、僕のはそこそこ大きいかな……って、何聞いてんの」
「えっ……きゃっ、な、なんでもないです」
真昼は自分が何を聞いてしまったか、卓夫の突っ込みでようやく理解して焦り、
思わずペニスをぎゅっと握りしめてしまう。
「あたたた、いたい、いたい」
「ご、ごめんなさい」
「出したばっかりだし、ここは敏感だからね。ダメだよ気をつけなきゃ」
「……で、なんでそんなこと聞くの? 急に」
「いえ、何んとなく気になっただけ……」
「誰かのを見て、比べられるようになったのかなぁ……」
「そ、そんなわけじゃないわ……」
「こら ! 嘘つくんじゃないっ」
うろたえる真昼に手を伸ばした卓夫は、そのまま抱えてバスタブに入った。
自分の両足の間に入れた真昼をがっちりと捕まえて、逃げられないようにして、卓夫は耳元に囁く。
「悪いコの天使様は、周くんと僕のを比べたね」
フルフル首を振る真昼は真っ赤だ。湯あたりではなく。
「男はね、他のオトコと比較されることをあんまり喜ばないよ」
「まあ、さっきの聞き方だと、僕のペニスが大きいみたいだからいいけどさ。
ダメだよ周くんに聞いたら。
男はね、『小さい』と言われたら大ショックなんだよ」
「はい……」
(そ、そうなんだ……全然知らなかった……周くんのは小さいんだ……
あのくらいの方が可愛くてわたしは安心できるけどな)
可愛いなんて言われたら、更に大ショックなことには思いもよらない真昼だった。
黙り込む真昼に、にやにやする卓夫も喋らずバスルームにはぽちゃんと落ちる水音だけが、暫らく響く。
「次は……真昼を洗わなくちゃ」
バスタブの中でも構わず、今度は卓夫が真昼の小さな体を洗う。
泡を塗り広げながら、敏感な場所を重点的に攻めると、
真昼は「んっ……やぁ……」と小さく喘ぎながらも身を任せた。
特に胸と太もも、そして既に熱く潤っている中心部は念入りに。
「真昼……きれいだ……本当に……」
目の前の真昼の真っ白な肌の美しさは、水に濡れて一層映える。
それを泡で覆っていく。
つーっと手でなぞると「ひゃん」と敏感に感じるポイントが背中にある。
既にそこを把握している卓夫は、巧みに攻めてぴくぴくさせて悲鳴も上げさせる。
体全体の泡を洗い流すと、真昼の腕を引いてあらめたて自分の膝の上に乗せようとする。
あらためて自分のモノの大きさを実感してうれしい卓夫のモノは、既にあっという間に硬さを取り戻していた。
実は、真昼には内緒だが事前に亜鉛系の精力剤をしっかり飲んで、今夜に備えていたのだ。
まだまだいける。
「あの……これは……?」
戸惑う真昼の腰を両手で掴み、卓夫は軽く上下させる。
「そのまま……ゆっくり腰を落として」
「えっ……でも……」
お湯で濡れた体とはいえ、この状態での挿入は未知の領域だ。
躊躇する真昼だったが、卓夫の熱っぽい眼差しと、すでに充血して膨らんでいる秘裂に感じる熱量に、逆らうことができなかった。
意を決して、ゆっくりと腰を落としていく。
「んん……入っ……くるぅ……!」
ズププ……とお湯の抵抗を感じながらも、ぬめった粘膜同士が擦れ合いながら一つに繋がっていく。
お湯の浮力のおかげか、普段より楽に奥まで飲み込むことができた。
「あぁ……深い……すごい……っ」
互いの肌がぴったりと密着し、その一体感に真昼はうっとりと目を閉じた。
卓夫は真昼の太ももを掴み、ゆさゆさと揺さぶり始める。
「真昼……好きだ……大好きだよ」
「あぁん……私も……好きぃ……」
偽りの言葉だと分かっていても、口にするたびに心の奥がざわめき、切なくなる。
それがなぜか、さらなる快感へと変わっていく。
「ちゅっ……んむぅ……」
どちらからともなく唇を重ね、舌を絡め合う。
「このちんぽ、好き?」
「うん、ちんぽ好きぃ」
「大きいチンポいいよね?」
「大きくて素敵ぃ……卓夫のちんぽ好き……」
睦言を交わしながら、お湯の温度と互いの体温で溶け合うような感覚の中、二人は再び高みを目指して昇りつめていった。
◇◇◇
風呂から上がり、二人は濡れた身体もそのままにベッドへ倒れ込んだ。
「はぁ……はぁ……まだ……足りないよ……」
卓夫の求めに応え、真昼は仰向けになって。
「きて……ください……ご主人様」
恥じらいながらも妖しく呼び込み、脚を開き、招き入れる。
卓夫は覆い被さるようにして深々と突き入れた。
ろくに拭いてもいない濡れた肌がぶつかり合う音と、結合部から漏れる淫靡な水音が部屋中に響く。
ギッギッギッ、、、ぱちゅんばちゅんばちゅん……
真昼は枕を掴みながら弓なりに体をしならせ、片手は卓夫の背中に爪を立てた。
「んあっ! あっ! 卓夫っ……ん! もっと……!」
「真昼……! かわいい、愛してる……!」
二人は互いの名前を呼び合いながらすぐまた絶頂を迎えようと必死だった。
「いく……! もう……ダメぇっ!!」
真昼が先に痙攣し始めると同時に、卓夫も最奥に熱いものを放出した。
「あっ……出てる……熱いの……また、たくさん……」
虚ろな目で呟く真昼の額に汗で貼り付いた髪をそっと払ってやりながら、卓夫は愛おしそうに口づけた。
しかし一度の射精では全く萎える気配を見せず、抜かないまま硬度を保ったままの陰茎でゆっくりと抽送を再開する。
「もう……一回……!」
「ふぁっ!? 待って……あぁぁん!」
休む暇もなく与えられる快感に真昼の思考は停止寸前だった。
ただひたすらに溺れていくしかない。