※この作品はR-18です。

全てを抜き去る転生者 ~TS痴女のルサンチマンは過酷な栄光を掴み取る~   作:信頼できる語り手

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生意気な黒髪執事の屈辱アクメだけ描けばOK。

 僕達『シヴァルリク・オース』は、ダンジョンの最奥で輪姦されようとしていた。

 

 相手は褐色肌の女──サリファ・ビーストリンクの使役する数体の雄モンスター。

 

 それと。

 

「良いザマだなぁ、氷頭ぅぅぅぅぅ!!」

 

 筋肉馬鹿の狼野郎──ヴァルド・ビーストリンクの長い舌が、僕の顎から頬にかけてを舐め上げる。

 

「や、やめなさい! 氷頭様に触るな、ケダモノ! 死ね……っ!」

 

 執事服を破かれた明亜が嫌悪感を剥き出しに剣を構えるが、直ぐにモンスターに羽交い締めにされた。

 

「おっと、危ねぇなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 僕も右手に銃を再召喚してみたが、構える前に弾き飛ばされる。

 

「供物は無駄にするもんじゃねぇぜぇ?」

 

 自慢じゃないが、僕は他人が失敗したり罪を犯しても、罵倒や否定の言葉を投げる事はほとんどない。

 

 効率が悪いからだ。人間を追い詰めて壊したところで得られるモノはなく、優しく接して再利用した方が絶対に得である。

 

 しかし、既に直しようのないほど壊れているイカれ野郎に対しては、遠慮なく罵倒しても良いだろう。

 

「これは驚いたね。生産性の欠落した害獣の口から、まともな忠告が聴けるなんて。それとも、そういう鳴き声なのかな?」

 

「口が減らねぇなぁ! そんじゃ、どっちが上か体に躾けてやるよぉ。なぁ、氷頭ぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 

 狼野郎の馬鹿デカい陰茎が、僕の唇にぐいぐい押し当てられる。

 

「噛み千切るよ?」

 

「けけけっ、やってみろやぁぁぁぁ!」

 

 僕は躊躇なく陰茎に噛み付いたが、歯形すら残らなかった。

 

 硬過ぎる。攻撃を体で受けて更に重い一撃を返す、俗に要塞型と呼ばれるギフトツリーは伊達ではない。

 

 しかも、最悪な事にコイツのギフトは体力回復技も豊富だ。いつものように性行為で搾り取っていては、どれくらいかかるか予想できない。

 

 というか、終わる前に飽きて殺されるだろう。ヤられ損だ。

 

「挿入れるぜぇぇぇぇぇぇ!」

 

 銀髪を乱暴に掴まれて、上から頭を押さえ付けられる。後背位の体勢で後ろから女性器の中に突っ込まれた。

 

「ふ、くっ……! ぁ……!」

 

 長い。膣奥まで一瞬で埋め尽くされた。だが、本当の地獄はこれから始まる。

 

「勃ってきたなぁぁぁぁぁぁ!」

 

「ぐっ……! あ゛ぐぅ……が……っ!」

 

 そう、狼獣人は『挿入後に』勃起するのだ。特に太い陰茎の亀頭部分──亀頭球は異常なほどの膨らみを見せ、交尾が終わるまで物理的に抜けなくなる。

 

「か、ひ……っ! や゛め゛……っ!」

 

 今の僕の顔は涙でぐちゃぐちゃになり、下の口からは愛液が溢れ出しているだろう。

 

 気持ち良いとかそういう問題じゃない。この体が……雌の生存本能として、絶対に勝てない強者(オス)に屈している。

 

 せめて、どうにか精神だけは正気を保たないと……再起不能になりかねないな。

 

「アバターの穴は1日セックスしても緩くならねぇから良いなぁ! その分、魂の方に直接快楽が行って壊れちまうけどよぉぉぉぉぉぉ!」

 

「う゛ぁ゛……っ! お゛あ゛……っ!」

 

 突き入れられる度に、全身が連動して揺れた。痛みか快感か分からない『刺激』の洪水が、僕の悲鳴を引き摺り出す。

 

「楽しいぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

 僕はセックス以外の思考で頭を満たす事にした。幸いにも現実逃避は得意だ。前世ではそれ1本で生きていたからね。

 

(コイツらは……)

 

 この2人は多分、ダンジョン化した国の出身者だろう。そういう奴らは総じて倫理観が崩壊している。

 

 平和な国の人間はあくまでアバターで攻略ゲームを遊んでいるだけだが、奴らの選民思想はそんな生易しいものではない。

 

 強い供献者は神、弱い供献者は獲物、アバターを扱えない無献者はゴミ。それが指輪に命を預けて、死地を生き抜いてきた連中の思想。

 

「お゛お゛ぉ……っ! あ゛あ゛……っ!」

 

 僕はヴァルドの乱暴な抽挿に呻きながら、飛びそうな意識の中で明亜の方を見た。

 

 

 

「氷頭、様……っ! ん、んん……っ!?」

 

「いけないわ。貴方の相手はこの子達」

 

 明亜の極上の女体に雄モンスターが群がっている。彼女はアバターでなければ痕が残るほどの力で両手両足を拘束され、胴上げ前のような姿勢で強制的に股を開かされていた。

 

 仰向けになった胸や口には様々な形の陰茎が擦り付けられ、言葉を発する事もままならない。

 

「退、け……! クズど……も……っ!?」

 

「学習しないと駄目よ」

 

 使役者のサリファが指を慣らすと、小鬼のモンスターが明亜の膣を犯し始めた。

 

「これは躾。貴方達が折れるまで終わらないわ」

 

「ん、ぁ……っ! 死、ね……っ!」

 

 パチンと大きな音を立てて、明亜の頬が叩かれる。勿論、ヒト型モンスターの手によって、だ。挑発されたくらいで、サリファ自身が不用意に近付くようなミスはしない。

 

「人間って本当に愚かね。才能のない人間が意地を張っても、格上を追い抜けるわけないのに」

 

「あっ、あっ、あっ……! く、ぁ……!」

 

 モンスター達は代わる代わる明亜を強姦し、腟内で精を吐き出していく。無惨に破かれた執事服の下に覗く太股を大量の白濁液が流れ落ちる。

 

「ひ、く……っ! ぁ、ぁぁ……っ!!」

 

 下唇を噛んで堪えていた明亜も、腰をカクカクと痙攣させて何度も絶頂してしまった。彼女は悔しそうな表情で嬌声を上げる。

 

「でも、上手に媚びる事ができたら、私の可愛い下僕として飼ってあげる。ね、お兄様」

 

「おい、執事もこっちに連れてこいよぉぉぉぉ。2人仲良く尻を並べてハメ比べ……」

 

「神罰」

 

 ──ゾワッ、と。

 

 その場にいる全員が、圧倒的な生態系の上位者によって『威圧』された。ヴァルドの陰茎が縮み上がり、僕の膣からスポッと抜ける。

 

「ぃ……っ!? は、は、ようやくか……」

 

「グルぁ……! 『剛……!」

 

「『怒槍』」

 

 ヴァルドの肩を槍が貫いた。体を捻らなければ心臓に刺さっていただろう。要塞型である彼が咄嗟に回避を選択したのは、称賛されるべき判断力である。

 

「『アインシュタインの十字架』」

 

 セレナの手に輝く十字槍が出現した。

 

 彼──後光の(ハロー)セレナの代名詞である、唯一無二の供物。

 

「ちぃぃぃぃ……! サリファぁぁぁぁ!!」

 

 ヴァルドが妹の名を呼ぶ。おそらく、逃げようとしたのだろう。

 

 まあ。

 

「逃がさないけどね」

 

 僕は全身をヴァルドに巻き付けて、彼の動きを封殺した。

 

「ば……っ! 心中する気かぁぁぁ……!?」

 

 この状態だと僕もセレナの攻撃の巻き添えになる。そう言いたいのかな?

 

 安心してくれ。そもそも、彼の役割はもう終わっている。

 

「……明亜、使って良いよ」

 

「『オッカムの剃刀』」

 

 明亜が右手に武骨なナイフを握り、僕の方へと駆け付けた。

 

「え……!?」

 

 サリファが焦った声を出す。セレナに動揺して、モンスターの拘束が緩んだな。

 

 これだから本能で動くモンスターは信用ならないんだ。明亜だったら命を捨ててでも僕の命令を遂行する。

 

「舐めやがってぇ! 俺は『クロスファング』のヴァルド・ビーストリンク……」

 

「貴方が誰であろうとも」

 

 明亜がナイフを振るうと、ヴァルドの首がバグッと深く裂けた。

 

「私の主は氷頭様だけです」

 

「お兄さ……ぇ!? ご、ぁ……!?」

 

 勝敗は決した。僕は既に銃口をサリファの喉に突っ込んでいる。

 

 さて、言葉を返そうか。

 

「ほら、上手に媚びて(おしゃぶりして)ごらん?」

 

 この瞬間が気持ち良いんだ。そんな僕の表情を見たサリファの瞳が、恐怖の色に染まる。

 

「ゆ、ゆふひ……!」

 

「駄目だよ。許さない」

 

 僕は笑顔で引き金を引いた。

 

「今回はセレナの手を借りたけどね。僕はいずれ、君達も抜き去るつもりだよ」

 

 さようなら、『クロスファング』。

 

 

 

「遅いですね」

 

「まだ5分前だよ、明亜」

 

 僕達『シヴァルリク・オース』は広いテーブルを囲んでいた。

 

 供献者がアバターのまま交流する為に設けられた特別ダンジョン。ここにはあらゆる情報が集まる。

 

 何でも、とある供献者の能力(ギフト)でダンジョンが成長しないように固定されているらしい。

 

「氷頭さーん!」

 

「やあ、レイフ君。来てくれてありがとう」

 

「いえ! お呼び頂けて光栄です!」

 

 初々しい供献者──レイフ・フィーンドが、大型犬のような勢いで僕達のテーブルに駆け寄ってきた。

 

「ふふ、君は良い子だね」

 

 僕はレイフの頭を抱き寄せて、頬に軽くキスをしてやる。彼の体が面白いくらい跳ねた。

 

「……っ! は、はいっす!」

 

 こんな軽いサービスでデレデレするレイフが、いっそ可哀想に思えてくる。

 

 言っては悪いが、彼の装いは陰キャ寄りだ。アバターの服装はお洒落とは程遠い作業着だし、主力供物もスコップである。

 

 男性供献者にしては珍しく戦闘より探索技能に力を入れており、視聴者からの人気はあまり高くない。その結果、ギフトツリーの解放状況も微妙となっている。

 

 とにかく、パッとしない。趣味に傾倒し過ぎて異性からの見られ方を意識していない、典型的なモテない男子だ。

 

 だが、そっちの方が都合が良い。性格が素直で才能があり、僕に依存させられる人間。手駒にするには最高だろう?

 

「また誰か誑かしてんのかよ、氷頭」

 

 僕がそんな算段をしていると、野性的な風貌の金髪の青年──雷雅(ライガ)もやってきて、適当な椅子にドカッと腰かける。

 

 こちらは一定数の女子から黄色い声援を送られそうなイケメンであり、実際にファンも多い。ガサツに見えて、よく他人を観察しているストイックな供献者だ。

 

 それ故に、腹黒い僕を邪険に扱う。彼が明亜に惚れていなかったら、助力してくれる事はなかったかもしれない。

 

「この前のダンジョン、お前らが攻略したんだろ? 攻略報酬の供物は何だった?」

 

「答える義理はないね」

 

「おい、馬鹿にしてんのか。何の情報も出さず、一方的に協力しろってか?」

 

 そう、僕が彼らを呼んだのには理由がある。次のダンジョンを攻略する為の臨時追加メンバーを探しているのだ。

 

「話にならねぇ。帰る」

 

 席を立つ雷雅を見て、僕はわざとらしく深い溜め息を吐く。

 

「困ったな。今の段階で差し出せるモノと言ったら、僕達どちらかとのデート権くらいしかないよ」

 

「話だけは聞こう」

 

「受けます」

 

 男性陣2人は雷光の如き速度で着席していた。

 

「物分かりの良い男は好きだよ」

 

 僕はしてやったりと微笑む。交渉は需要と供給で成り立つものだ。

 

 女に生まれ直して良かったよ、本当に。




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