全てを抜き去る転生者 ~TS痴女のルサンチマンは過酷な栄光を掴み取る~ 作:信頼できる語り手
安全地帯の中で目を瞑ると、視界を覆うように広がる『ギフトツリー』が僕を出迎えた。全ての枝は中央に直立した騎士服のアバターから伸びている。
「僕は既にダンジョン内にいるから、
ここは僕の精神世界。アバターを調整する為の『祝福の間』だ。
意識だけの存在となった僕は、指輪に登録している供物のセットを確認する。
「帰還用の『エコーバック』は使用不可。侵入前に準備が必要な供物は使えないね」
装備枠は指輪を使い込むほど拡張される。だから、僕がダンジョンに持ち込める供物の数は他の供献者よりも多い。
「『スナーク狩り』『チェーホフの銃』の二丁拳銃。通常弾と特殊弾。防御用の『ウォール』、移動用の『スプリント』、体力回復の『リゲイン・シニュー』……」
意外と重要なのが『スプリント』。攻略に時間をかけると体力が減ってしまうからね。移動速度の向上は最優先事項だよ。
「安全地帯を作る『セーフハウス』。残りの枠が基礎能力を上げる系の装飾品と……他はあまり皆の前で披露したくないな」
帰還の許されない探索で手札を見せ過ぎると、僕の特異性がバレるだろうし。できれば、前回の初回攻略報酬で手に入れた『プロクルステスの寝台』も温存したい。
「それでも、死ぬくらいなら使うけどね。突発的なダンジョン発生だから、行動記録の提出と公開は攻略後になる。仮想領域保安局の権限で握り潰す猶予はあるはずだよ」
そう。今回の攻略は生身の上にアバターを召喚している。つまり、失敗したら……本当に死ぬ。
「良し、装備は問題なし。ギフトは速度と射程の向上にマナを割り振って……雪のダンジョンだから寒冷耐性も伸ばそう」
僕のアバターには『騎士』『銃士』などのイメージが定着済みだ。それに関連するステータスがプラス補正を受ける。他の能力値や特殊攻撃への耐性は装飾品で補えば良い。
「いつも通り、余りは固有ギフトに振ろうかな」
僕は最後にアバターの胸元で淡く光る選択肢にマナを注いだ。
「──『全てを抜き去る転生者』」
雪のダンジョンは先に進むほど足場が悪くなる。騎士衣装のロングブーツが深く埋まって歩きにくい。
だが、ダンジョン攻略において最大の敵は時間だ。モタモタしている暇はない。
「とりあえず、手分けして探索しようか。建物の外はここ以上に大雪だ。遭難しないように、なるべく班で行動したいね」
僕は皆に聴こえるように声を張った。ボブルヘッドとレイフを筆頭に、その場に集まった他のアバター達も頷く。
この状況での最悪は、ダンジョンを攻略し終わるまでに僕達の体力が尽きる事。全員一塊で動くより、分担して探索を進めたい。供献者ならば当然の思考だ。
「幾つかの偵察班を用意して、このダンジョンの内部構造を調査する。可能だったら、そのまま攻略しても良いよ。残りの供献者はここで民間人の保護。……どうかな?」
僕は余裕のある態度で場の空気を掌握しにかかる。見た感じ、この場で警戒に値する相手はボブルヘッドだけ。彼が様子見している内に主導権を握っておきたい。
幸いにも、僕が仕切る事に異論は出なかった。当然だろう。
生身の上にアバターを召喚した命懸けのダンジョン探索。皆が求めているのは民主主義ではなく、安心して判断を委ねられるカリスマ的リーダーだ。
「ちなみに、志願者はいるかい? ああ、勿論、僕は偵察班に志願するよ」
「俺も一緒に行きます!」
レイフが元気に手を挙げると、腕に自信がありそうな男性アバターが数人続いた。その中にはシャープな全身鎧を着たボブルヘッドの姿もある。
「じゃあ、僕はレイフ君と2人で組もうかな。今回はリアルタイムの視聴者がいない。新しく関係性を結べない以上、既に面識のある相手と優先して組んだ方が効率的だ」
大衆の共通イメージがアバターに与える影響は大きい。普段から絡みのある者同士が共闘すると、その恩恵として連携にプラスの補正を受けられる。
「そりゃ残念。俺っちも氷頭のお嬢ちゃんと組んでみたかったんだがな」
「悪いね。でも、ランカー級の実力を持つ君は今回のダンジョン攻略の要だ。頼りにしてるよ、ボブルヘッド君」
調子の良い事を宣いながら、初対面の班員という足枷と責任を彼に押し付け、僕は自由に動きやすい立場を確保した。
「このダンジョンからの生還には皆の協力が必要だ。意見があれば遠慮せずに言ってくれ」
真面目に取り合うかは保証しないけどね、と口の中で呟く。この世界に転生してから長い時間が経過し、こういう無責任な台詞を平気で吐けるようになった。
中身のない言葉。その場凌ぎの綺麗事。薄っぺらい虚像。前世の僕が忌避していた全てが、シズリ・ラウンドノーズを形成している。
ああ、そうだ。誇りと正しさに拘った結果があんな後悔に満ちた最期であるなら、手段を選ぶなんて馬鹿らしい。大勢から認められる為に必要なのは良心なんかじゃなかった。
ランキング1位。その順位が、たかが数字に過ぎないそれだけが、僕の存在を肯定する。魂に刻まれた渇きを癒してくれるに違いない。
「さあ、探索開始だよ」
僕は召喚の指輪を嵌めた手を掲げた。
作業着のレイフが道路に積もった雪の小山をスコップで崩す。掬った雪を遠くに投げて囮にしつつ、曲がり角の先を窺った。
「兎型の
「了解。行っておいで」
僕は彼の後ろを素早く追従し、右手に握った銃を連射する。弾丸はダンジョンと同化した電柱で跳弾し、不自然な軌道で3体の兎の頭部に命中した。
供献者間でのトレードで手に入れた『スナーク狩り』の効果。この銃は獲物を仕留める事に特化している。
「それにしても、接敵回数が多い。やっぱり普通のダンジョンじゃないね。現実の方もかなり広範囲に巻き込まれたみたいだ。ダンジョン災害として歴史に残るかもしれない」
「そんな事、見ただけで分かるんすか?」
「建物の間隔だよ。現実世界の地図との縮尺の差を観察すれば、おおよそのダンジョン規模は計算できる。君なら直ぐに真似できるさ」
これは本心だ。レイフには才能がある。独学にしては動きが良いし、何より観察力が高い。五感情報の取捨選択にセンスがあった。
ダンジョン探索を突き詰めると、如何にミスを減らすかという点が重要になってくる。景色の些細な変化に気付く注意深さ。大量の敵が出現しても冷静に捌ける処理能力。
プロの狩りは地味なものだ。派手な戦闘は視聴者に対するパフォーマンスになるが、リスクを踏む回数を最小限に抑えなければ、いずれは致命的な失敗を犯す。
「
モンスターの死体はマナとなり、僕達の指輪に吸収された。
「ふふ、君とは探索も戦闘も相性が良いね。『シヴァルリク・オース』に誘えないのが残念だよ」
僕が遊び以外で男に入れ込むと、明亜が悲しむからね。意図的にガチ恋営業してきた手前、僕としても彼女を優先したい。
「君が優秀な
アバターには3つのポジションがある。
まずは、
求められるのは
レイフは後者だろう。モンスターが多過ぎる神のダンジョンでなければ、普段は戦闘そのものを避けているはずだ。
次に、
当たり前だが、敵やトラブルが単独で襲ってくる事は少ない。状況が前衛の処理能力を越えないようにコントロールし、背中を守るのが中衛の役割。
僕が中衛である事からも分かるように、ユニットの司令塔が務めるポジションだ。
最後に、
シンプルだろう? 彼らは特殊なギフトや
「使い物になる女性の後衛は希少過ぎるからね。流石の明亜もそういう加入理由なら納得するんじゃないかな」
「うっ……すみません……。俺、地味なギフトしか持ってなくて……」
レイフが心底悔しそうに拳を握る。まあ、君は性格的に向いてないと思うよ。派手な戦い方をする後衛は、堅実な性格の人間には務まらないからね。良くも悪くもイカれてないと。
「レイフ君。探索を進めるのは大事だが、もう1つの目的も忘れないでくれよ」
ダンジョン発生に巻き込まれたと思しきタクシーをジャンプ台にして跳び、アバターの腕力でビルの壁面を登る。
「覚えてますよ。俺達と別の地点から呑み込まれた供献者と遭遇したら、情報を共有して味方に引き入れる事、っすよね」
スタイリッシュなアクションを披露する僕とは反対に、レイフは命綱のような供物を射出して慎重に登攀していた。
僕も無駄に疲れたくはないので、彼に抱き付いて恩恵に預かる事にする。
「良いモノを持ってるじゃないか」
「うわ……!」
「ふふ、手先が冷えると道具の扱いに支障が出るからね。人肌で温め合うのは寒冷系ダンジョンの基本だよ」
僕は喋りながら周囲を見渡し、地形とモンスターの行動パターンを記憶しておく。供献者は生身とアバターを同時操作するので、マルチタスクが非常に得意だ。
「裸で温めさせる為だけに、女性をユニットに入れる供献者もいるくらいさ。贅沢な話だね。君はそういうの、興味あるかい?」
洗体してやるような動きで、レイフに騎士服の生地を擦り付ける。
「ひ、氷頭さん……ヤバいですって……! ダンジョン攻略の目処が立つまで、
「それに関しては安心してくれ。実は前回のダンジョンで得た成果があって……おや?」
一瞬、ビルの上階で何かが動いた気がした。レイフが緩んでいた表情を引き締める。
「氷頭さん。俺のレーダーがアバターの存在を探知しました。あの階に誰かいます」
「話が通じる相手だと良いなぁ」
「怖い事を言わんでください……。俺、アバター同士での殺し合いは苦手なんすよ……」
できない、とは言わない辺りが供献者の倫理観だ。彼も彼なりに修羅場を潜って来たのだろう。
「ん……? ちょっと待った」
「どうしました?」
「もしかして、僕の知り合いかもしれない」
ホルスターから抜いた『チェーホフの銃』が反応している。この銃は殺害した生物の情報を記録し、同系統の敵に自動で反撃する性質の供物だ。
ギフトツリーに出現した固有武器だけあって、説明文から想像するよりも応用の幅が広い。獲物の感知機能があるなんて、今の今まで僕自身も把握できていなかった。
「君も彼女の名前……いや、悪名は知ってるんじゃないかな? 兄妹揃って、結構有名だから」
「兄妹……悪名……まさか!」
ああ、そう言えば、君は僕のファンだったね。最近の探索映像にも目を通してるか。
「──サリファ・ビーストリンク。奪献者ユニット『クロスファング』の後衛だ」
窓を割って部屋に飛び込んだ途端、褐色肌の少女が僕の腰にタックルしてきた。予想外の行動に困惑していると、水色の髪の隙間から細い目がこちらを見上げる。
「逢いかったわ、お姉様ぁ……!」
メイド服の下に感じる肉体は発育不良で、タイツに包まれた手足は病的に細い。明亜とは真逆の抱き心地だ。
「……お姉様? 僕の事かな?」
「そう。お姉様に頭を撃ち抜かれた時、私は気付いたの。貴女こそが頂点に立つべき御方。私のギフトはお姉様に奉仕する為にある。きっと、私達の出会いは運命だったのよ!」
サリファは興奮気味に捲し立てる。僕は額に指を当てて唸った。
「む……アバターの死亡ショックで錯乱状態に陥る人間もいるらしいけど、実物は初めて見たよ……。ところで、
「お兄様からは好きにしろって言われたわ。あの人は大きな目標を持って生きるタイプじゃないから、1人でも問題ないのよ。だから、お姉様を探してダンジョン巡りをしてたの」
「モンスター使い、サリ……ごぼっ!?」
何かを言おうとしたレイフの顔面に、蠢く黒い液体が被せられる。
「いけないわ。部外者は静かにしてないと」
「
「ええ。基本的にダンジョン探索が終わると支配は解けるけど、『ソロモンの鍵』の供物で数体だけ引き継ぐ事ができるの。この子はお気に入りの1体よ。可愛いでしょう?」
サリファは黒スライムを自慢するように薄い胸を張った。
「至れり尽くせりなギフトで羨ましいよ。そもそも、モンスターの使役は応用技で、君の本来の能力は他者の感情エネルギーを奪う事なんだろう?」
「どうしてそれを……。お姉様のギフトかしら?」
「惜しい。ギフトじゃなくて供物だね。『チェーホフの銃』。殺した相手の情報を読み取れるんだ。ついでに、こういう応用もできるよ。ぁ……」
大きく口を開いて、拳銃の太い銃口を咥える。僕は迷わず引き金を引いた。
発砲音と同時に僕のアバターが食らったのは、実弾ではなく『サリファ・ビーストリンク』という個体の記録。
そして、彼女の固有ギフト『情動を摘み取る略奪者』も流れ込んでくる。驚いているサリファの頬に触れて、試しに感情エネルギーを吸収してみた。
「っ! 私のギフトを使えるなんて……!」
「効果は一時的だけどね。それにしても、素晴らしいギフトだ。他人の感情を吸い取ってエネルギーに変換する。つまり、男性供献者のネックとなる射精欲求も奪えるんだろう?」
僕は唇を舐めながら、レイフに目を向ける。黒スライムが彼の顔から離れた。
「げほ、げほ……っ! 氷頭、さん……?」
「探索で少し体力が減ってきたからね。今の内に、小腹を満たしておこうかな。サリファ君もソロで動いてたなら、それなりに消耗してるはずだ。一緒に『食事』しないかい?」
僕がダンスに誘うように手を差し出すと、サリファはしっとりした手を乗せて微笑む。
「そうね。全て、お姉様の言う通り」
さて、上質な感情エネルギーを吸収するには、興奮を限界まで高めさせる必要がある。
「そういう事で、レイフ君。今回だけはダンジョンの中だからって我慢しなくても良いよ。射精してしまう前に、僕が君の性欲を頂いちゃうからね」
「い、いや、でも……。皆が必死に探索してる時に俺だけエロい事するのは、罪悪感が……」
真面目だなぁ。むしろ、ここで性欲を抜いてしまった方が探索に集中できるだろうに。だが、彼には今後も役に立って貰う予定だし、僕の方から発破をかけてあげよう。
「ふぅん、残念だ。今回は特別サービスで『恋人として』の
「こ、恋人……!?」
「最初に言っただろう? このダンジョンを出るまで、僕達は恋人。ユニットではなくても、常に行動を共にするパートナーだ。ほら、この大きな胸も……今は君だけのものだよ?」
自身の両胸を横から鷲掴みにし、果汁を搾るように掌を動かす。そのままレイフの股間に跪き、彼のジッパーを噛んで下ろした。
「知ってるかい? 僕の『お宝映像』はとても人気があるんだよ。全世界の男子達が銀髪女騎士の痴態をネタに、自分のおちんぽを慰めてるって事さ」
トランクスを押し上げる膨らみ。カウパーで濡れた陰茎の先端と思しき場所に、そっと口付けする。
敬愛を示す騎士のロールプレイ。それを手の甲ではなく鈴口に捧げるパフォーマンスは、氷頭のファンである彼には効果的だった。
「う、ぁ……!」
「ふふ、彼らが求めて止まないこの手で、直接シコシコ扱かれる気分はどうだい?」
反り返った男性器を長い指で弄び、竿の上から下まで頬擦りを繰り返す。
「僕は身内を甘やかすタイプなんだ。愛しい彼氏となれば尚更。ハグ、キス、生ハメ。何時でも何処でも、喜んで受け入れるとも」
「お姉様、私はどうかしら?」
「僕のユニットに加入したら、身内扱いしてあげるよ。それまではお預けだ」
レイフの腰が浮く。
「あ、ヤバ……射……っ!」
「おっと、射精は禁止だって」
限界に達した彼の性欲を素肌で吸い尽くすと、全身に活力が漲った。代わりに彼の陰茎が瞬く間にふにゃりと萎える。
「普通の膣内射精の何倍も体力が回復して、男性の側も吐精なし……か。これは凄い」
「ほ、本当にイク寸前で性欲が収まった……」
「手に入れて間もないのに使い熟してるわね。お姉様、流石よ」
「おちんぽの絶頂タイミングに合わせるくらい簡単さ。僕が何人の男に抱かれてきたと思ってるんだい?」
それに元男の転生者だからね。男性の心理や欲求はよく理解している。
「あ……氷頭さん……」
「おや、もう勃ったのかい? もしかして、僕の男性遍歴を想像して興奮しちゃったのかな。それとも、目の前の雌を上書きしたい雄の本能とか」
僕はレイフの反応に舌舐めずりした。尊敬の眼差しだろうと男性の獣欲だろうと、他者からの純粋な承認を確信できると僕の心身は高揚する。
「エッチの要望があったら遠慮なく言ってくれ。僕が恋人として叶えてあげよう。サリファ君に譲る分のエネルギーも作って欲しいからね」
供献者として探索を成功させる為なら、恋人プレイ程度に躊躇ったりはない。
理性が飛ぶくらいに溺れてくれると、こちらとしても本望だ。
担当区画の探索を終えた僕達が空港に帰還すると、何やら周囲がざわついている。
「やあ、ボブルヘッド君。そっちは収穫があったみたいだね」
「おう、まあな。ダンジョンの核……『楔』を発見した。つっても、俺っちのサブギフトで遠くから反応を捉えただけだが」
仮想領域と現実世界を結び付ける『楔』。それをアバターが掌握する事で、ダンジョンの攻略は完了する。
「楔の場所は『烏帽子タワー』の最上階」
「あ、俺がいた塔……」
「なるほど、レイフ君が僕達と近い地点に飛ばされたのは、ダンジョンの発生源にいたからか」
ダンジョンは発生の瞬間、楔のある1点から急速に膨張していく。発生源に近い者ほど開始地点のズレが大きくなる為、いきなり
「そういう事。で、今用意できるベストメンバーで畳み掛けがちに攻略しようじゃん、って話になってるわけ」
「それなら、あの娘もメンバーに加えてくれないかな。サリファ・ビーストリンク。戦力としての価値は僕が保証する」
「ビーストリンク……!?」
壁際の椅子に座って足をブラブラさせているサリファを指差すと、数人のアバターが眉を顰める。クロスファングの被害に遭った者達だろう。ボブルヘッドは彼らを手で制した。
「ま、戦力になるなら奪献者でも問題なし。先行きが不透明がちなこの状況で、過去の罪を裁くのも馬鹿らしいしな」
ボブルヘッドの宣言に場が落ち着きを取り戻す。供献者は実力が全て。彼はこの短時間で信頼されるに足る強さを見せ付けたらしい。
「その代わり、何かやらかした時はアンタに責任を取って貰う事になるが……」
「当然、そのつもりさ。班のリーダーだからね」
「お姉様。あの人、強いの?」
言い終わる前に、サリファは椅子から転げ落ちた。よく見ると、足の部分が綺麗に切断されている。
「とりあえず、これくらいの事はできるぜ?」
特別捜査官としての職権を濫用して、技の仕組みは事前に把握していた。
刀の供物を鞘から抜き、自在に変形する鎧の腕部を伸ばし、距離の離れた敵を斬る。そして、納刀。
頭で理解していても意識が追い付かない。それほどまでに、一連の所作は鋭く洗練されていた。
「神速……か」
これがダンジョン攻略実績ランキング世界29位──『ボブルヘッド』の居合い抜き。
盛って欲しいプレイは?
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口(キス、フェラチオ)
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顔(アへ顔、顔射)
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胸(パイズリ、胸射)
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腰(正常位、中出し)
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尻(騎乗位、後背位)
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愛(イチャイチャ、百合)
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他(アナル、首絞め)