side:ヘルマン
『じゃあ……明日やるけど……本当に後悔しない? ほんっと――に後悔しないのね??』
『ああ。頼む……』
絶対後悔する。それを味わいたくて、妻を他の男に犯させる。
こんな事になったのは俺のせいだ。
こんな辺鄙な田舎での楽しみなんて読書くらい――昔は夜這いや乱交が盛んだったらしいが俺の小さい頃に廃止になった――なので、俺も本を読むか、剣を振るくらいしか楽しみがなかった。それでも昔は狩猟に行けたが、色々あったせいでそれも難しいからな。
そんな鬱憤の溜まる生活を送ってきた息抜きと言えば……オナニーだ。男なら分かるだろ? よくある男の話だが、ここで問題になったのが『性癖』だ。俺の性癖は『寝取らせ』という変わった性癖だ。こんな性癖をこじらせてしまい、俺は妻に『他の男に犯されてほしい』と頼み込んだ。
『男の考えているエッチと違うのよ、女のって。もしかしたら、本当に好きになっちゃうかもよ?』
これが最後のチャンスだったんだろう。たかが一時の興奮のためになんて……馬鹿げている……ッ!
いや、大丈夫だ……。
俺のためにやってくれているんだ。
俺が頼んだから……。
俺のことを愛しているから。
俺の――
俺はそこから仕事に向かった。これから妻が他の男とセックスをすると想像しながら。
仕事中も、食事中も、知り合いの家に泊めてもらった時ですら、マルレーネが他の男とセックスしている姿が頭から離れない。
――そして、翌日の夕方になった。
(一体どんな顔をして会えばいいのか……)
家に着いても中々玄関を開けられない。きっとマルレーネは夕飯の準備をしてくれているのだろう。
(いや、それも覚悟の上だったじゃないか! 自分で頼んだことなんだから、これくらいでぐじぐじしてどうするんだ!)
そう考えたら心が軽くなった。今回の事を忘れて、これからは夫として”ちゃんと”妻を愛していこう!
「ただい――」
むわっ♡
「ま……?」
家に入って最初の感想は『エロいにおい』だった。発情した男と、女の……。
冷静に考えれば、これはセックスをした男女の匂いなんだろう。だが、玄関に入ってすぐ、こんなに匂いがするのもなのか!?
家の中に入ってみれば、ソファーもカーテンもぐっしょり濡れている……。
(この白いの……全部、精液なのか……? まるでミルクの様なサラサラの液体、ヴェルが作ってくれたヨーグルトの様なドロッドロの液体? まである……)
こ、これからどんな顔してここに座ればいいんだよ!
それだけじゃない。普段食事をとるリビング、書斎、家畜小屋、トイレ、物置……全ての部屋にセックスした形跡が残っている!!
「こ、こんな量……!」
どれほど気持ちよかったのだろう! マルレーネはどれほど犯されたのだろうか!!
今すぐマルレーネの口から聞きたい! どんな風に犯され、どれほど気持ちよかったのかを!!
(そういえば、マルレーネはどこだ?)
先ほど台所を見た時には居なかった。それどころか食事の準備も、使った食器すらなかった。
(後見ていない部屋は……寝室だけだ)
いや、とっくに気づいていたのかもしれない。
「ああっ♡ あっ♡」
家に帰ってきた時から、女性の甘い喘ぎ声が聞こえていたのだから。
「おっ! おぉっ! お゛♡」
マルレーネの……! でもこんな声、聞いたことないぞ……!
「イっイぐっ! もうっ……お゛おお♡♡」」
ま、まだしているのか……!? 昨日からずっと……!?
それに俺とする時と全然違う……! こんな……こんな声……!!
「ん゛ほぉ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡」
気づいたら俺はその声に聞き入ったしまった。――部屋から”音”が聞こえなくなったのは、周囲が見えなくなるほど暗くなってからだった。
ガチャリ
「ッ……!?」
「……あなた? 帰っていたの?」
部屋から出てきたのは一糸まとわぬ――汗と精液にまみれたマルレーネだった。
「ま、マルレーネ……その格好……ッ」
「え……? ふふっ、何を言っているのよ♪ ついさっきまで他の男とセックスしてたのよ? 裸なのは当たり前じゃない♡♡♡」
「うぅ……ッ!!」
マルレーネの股からは他の男の精液が垂れており、胸のあたりにも大量の精液がかかっていた。全身汗ばんでおり、精液の匂いが充満している。
「マルレーネ……その身体……!」
「あら……あなたが私を他の男に犯させたのに……そんなにショックだったの?」
「そ、それは……っ」
言葉に詰まる俺を尻目に、マルレーネは自分の股間に指をあてると、びちょびちょになった精液を指ですくって舐め始めた。
「じゅるるっ♡ ちゅぱっ♡」
「……ッ!!」
初めて見る光景だった……。俺とした時はこんな事したことなんてなかったのに。それなのに……他の男の精液を舐めるなんて……ッ!!
「おいしい~♡ あの子の精液はと~~ってもおいしくて♡ 濃厚で♡ あなたと違って……優秀なオスって感じがするわ♡♡」
「そんなことはないだろ……俺だって……」
領地の中では体力はあるし、剣の腕だって一番のはずだ。
「ねぇ、あなた。まさかと思うけど……嫉妬してるんじゃないでしょうね……?」
「あ、当たり前だろ……」
「ふふっ♡ それじゃあ……お風呂に入ってきてね」
「ふ、風呂? だが、風呂は……」
「あの子が簡単に入れるお風呂を造ってくれたのよ。だからこれからはいつでも入れるの♪」
風呂を造る!? そんな事、一体だれが出来るって……。
「そしたら私がどんなふうに犯されてきたか教えてあげるからね♪」
俺が風呂から出た後、マルレーネは夫婦のベッドで待っていた。
「どうしたの、そんな泣きそうな顔して? ヘルマンがそういう性癖だから、ヘルマンがお願いしたから、私はやりたくもない”他の男に犯される”なんてことして来たって言うのに……」
ため息をつくマルレーネだったが、寝室に染み付いたメスの匂い、その体に刻まれた他の男の痕跡はそのままだった。
「って、あらら♪ 顔は辛そうなのに、オチンポはしっかり勃起してるのね。ヘルマンって、本当に寝取られ好きの変態ね~」
「へ、ヘルマンって……」
そんな他人行儀な呼び方……。
「だって、あの人――”あの子”から『マルレーネは俺の女だ!』って言われてるんだから。仕方ないでしょ?」
「お、女……!? お前は俺の妻だろ!?」
「でも、あの子に『寝取らせなんてする奴より、俺の方が良いに決まってる!』って言われたし……ね?」
「っ!!」
俺の想像していた『妻は自分を愛しているから大丈夫』という前提が崩れた瞬間だった。既に妻は他の男のものになっていた……。
「じゃあ、寝取らせ報告しながらシコシコしてあげるわね♡ まず、誰を相手にするかって考えたのよね。どういう人ならヘルマンは興奮するのかって」
「で、でも”あの子”って……」
「そうよ。やっぱり、こういうのは知っている相手のほうがいいと思ったのよ。妻のいる男性と不倫するわけにいかない。それでね――ヴェンデリン君としてきたのよー」
「なっ!?」
ヴェンデリンは俺の実弟だ。今年で7歳になる子供であり、セックスの相手として想像すらしていなかった存在……想像なんてできるわけがない……。
「ど、どうだったんだ……?」
「まぁ、簡単に言うとね……気持ちよかったわよ?」
「そ、そんなに?」
「うん♪ ヘルマンよりずっとね♡ ヴェンデリン君とセックスするまでの流れから説明しようかしら? それともすぐにシコシコして欲しい??」
「さ、最初から……」
きっと、俺はおかしかったんだろう。
「私の方から誘ったのよ? 『寝取らせ性癖の変態夫のために私を犯してください』って。事情を説明したら喜んで協力してくれたのよ? それに食べた事もないようなご馳走も用意してくれて」
話を聞くと、あの雑魚のウナギを美味しく調理して、海の幸まで用意しただと!? 突然の誘いのはずなのにすぐ用意できるって……。
「やっぱり魔法使いって凄いわよね。毎日お風呂に入れるようにって、薪がなくてもお湯を入れられるお風呂まで造ってくれたのよ」
「ヴェルの奴……でもなんでだ……!? なんでそんな……!」
「そんなに私が他の男に抱かれたのが嫌なの?」
「そりゃそうだろ! 嫉妬しない方がおかしいじゃないか!」
「ふふっ、その割にはギンギンね♪」
マルレーネは俺の下着の中に手を突っ込んで、チンコをシコシコとしごき始めた。その手つきはいつもより激しく、昨日までの彼女と別人の様に感じた……。
「もう我慢できそうにないし、”アレ”を見せてあげるね」
「アレ?」
「ヴェンデリン君が作った魔道具を見せてあげる♪」
そう言ってマルレーネは黒い板を取り出した。一体なにが……?
『い、今から……あなたじゃない人の……ぉ……おちんちんで……私のなか……ぐちゃぐちゃにしてもらうから――しっかり見ててね?』
その板にマルレーネの姿が映し出された。
「これは『スマホ』っていう魔道具で、動画――動く写真を記録できるの。それに音声まで記録できるから、私が『寝取らせ報告』をするよりも楽しめるわよ♡」
ぴゅぴゅっー!♡♡
「もう射精しちゃったのね♪」
「あぁ……!」
「あなたのオチンポ、私がどんな風に犯されているか……想像だけで射精したのね。でも、まだまだこれからよ?」
「へ……?」
「ヴェンデリン君からね、『限界まで射精させた方が良い』ってアドバイスを貰っているの♡」
「そ、そんなぁ……」
『イ゛クッ♡ あ゛ああ~~~ッ♡♡』
動画の中でマルレーネがヴェルに犯されていた。初めて見た……! マルレーネが本当の意味で気持ちよさそうに喘いでいる姿を……!
「お、俺の時は……」
「あぁ、もしかして、『自分は妻を気持ちよくさせていた~』とか勘違いしていたの? ヘルマンとの時に出してた声は、全部、気を遣って出してた演技よ。全然気持ちよくなかったし」
妻から告げられた残酷な事実。かなりの重大事実を、どうでもいい事の様に言っている。夫として、男として情けないのに……っ!
『んおおおおおっ♡♡♡』
『んあああああぁっ♡♡ すごいぃいっ♡ 旦那以外ので気持ち良くなっちゃうッ!!』
『らめぇ♡♡♡ 子宮に響くゥゥ♡♡』
「マルレーネ! もう!」
「どうしたの? 私が犯されているのがそんなに気持ちいい?」
どぴゅっ!!
射精の瞬間は、頭の中で何かがはじけ飛ぶような感覚だった。腰が勝手に痙攣して、情けない声を漏らしながら――
「そんな情けない声出して……まだ半分も見終わっていないのよ? あなた、これ以上耐えられるの?」
「そ、そん……あ゛あぁ!」
『マルレーネっ! ヘルマン兄さんとどっちが気持ちいいッ!?』
『それ……っ……ふあぁ♡ そんなほぉ♡ 言えなひぃぃ♡』
『言え! 言え! 言え!』
『あ゛~~っ♡♡♡』
ま、まさか!
『気持ちいいっ♡ ヴェンデリン君の方が気持ちいいのぉぉおおおお♡♡♡』
そ、そんな……。
「ヴェンデリン君にオチンポ突っ込まれている時は凄かったのよ? 演技する余裕なんてとてもとても! オマンコが感じるままに、獣みたいにはしたない声をあげることしかできなくなってね~」
その時の事を思い出したかのようにマルレーネは声色が変わっていく。
『マルレーネ義姉さん……♡ もうイキそうだよ!』
『まってっ♡ いまイカされたら……死んじゃう……から……♡』
『あぁッもう精子上がってきたよッ♡ 射精するよ!』
『イグぅううう~~~♡♡♡♡♡』
ドピュドピュッ!! ビューーーーッ!! ビューーッ♡♡♡♡
「あ……あ……」
「壊れちゃったの? これからが楽しいのに♪」
「いや……もう……勘弁してくれぇ……」
もう限界だった。だが、この苦しみが快楽となって、俺は――俺は……。
『義姉さん、俺のモノになってよ』
『えっ?』
「えっ?」
俺とスマホの中のマルレーネの声が同時に出た。
『義姉さんだって、俺の方が良いって言ってたじゃん♡ 俺なら他の男に自分の女を犯させるなんてサイテーな事しないしさ!』
『だ、ダメよ……/// 私はあなたの義姉で……』
『セックスしたいんじゃないの? ヘルマン兄さんより気持ちよくなれるんだよ! 今日だってセックスするためにお願いしてきたんだよね? ほら、カメラの方を見て! ヘルマン兄さんに教えてあげてよ♡ 夫と比べてどちらの方が満足できるのか! 俺の方が気持ちよかったよね!』
『い、イジワル言わないで///』
マルレーネは必死にヴェルを拒もうとしていた。子供に手を出したこと、夫への義理立てを考えているのだろう。
だが結果から言えば、マルレーネの返答は聞かなくてもよく分かった。
『あーそうそう。チューチュー精子を吸い上げる感じで……金玉もペロペロして……上手い上手いよー』
『ん~』ジュポジュポ
そこから先はさっきまでとは比べ物にならないごど、非現実的な光景だった。
『わかる? ここがポルチオ――女にとって一番幸せを感じる場所だよ?』
『や……っ♡ わかん、な……っ♡』トンットンッ
「ヴェンデリン君って凄いわよね。私、”ポルチオ”なんて言葉初めて知ったわ。やっぱり優秀なオスだからかしら?」
非現実的な妻の映像と現実の妻の他人事の様な発言。だが、チンコをしごく手は一切変わらない。ヴェンデリンに奉仕した時とはまるで違う、雑でテキトーな動きに……悔しいけど感じてしまう……っ!
『ひゃ、ひゃめてっ♡ わ、わらしのきもちぃ♡ ひょうが……っぅう♡♡』
「ヴェンデリン君って『気持ちよくなれ!』『幸せになれ!』って感じの腰使いで、セックスの度に幸せな気分になるのよね~。ヘルマンとは大違い」
「お゛っ♡♡♡ あ゛あっ♡♡ お゛おおッ♡♡」
「ヘルマン? もう喋れないの? 私がヴェンデリン君に寝取られて、気が狂うぐらい興奮しちゃったの?」
「ああぁ……!」
「でも、まだまだ出したりないでしょ? 実はヴェンデリン君が渡してくれたものがあるの」
マルレーネが手コキを止め、枕元から何かを取り出した。
「ヘルマン、これが何かわかる?」
それは小さく透明な瓶。中には妖しいピンク色の液体がちゃぽんと揺れている。この状況なら精力剤とか興奮剤とかだと――
「これはね――”強制射精剤”という魔法薬なんだよ♡ どんなに射精できなくても、飲んだ人に無限の快楽と射精をもたらすんだって♡ 副作用がエグいけど」
「ふく、さよう……?」
「そうよ。限界を超えて射精する度にオスとしての機能が失われる――オチンチンが小さくなって、薬がないと勃起すらできなくなっちゃうのよ♡ まぁ、妻を寝取らせてその報告を聞いて興奮するド変態マゾ野郎には関係ないもんね? 最初からオスとして最底辺だもんねw」
「い、いやだぁ!」
そんなの人として終わってしまうじゃないか!
「大丈夫よ、ヘルマン♡ これからは寝取らせて興奮するあなたに、私とヴェンデリン君のセックスをみせてあげるから。安心してね♡」
涙を流す俺だが、自分の意志に反して、俺のチンコは大きく、硬く、そびえ立っていた。
「はい、あ~ん♪」
ごきゅん♡
抵抗すらできなかった。限界まで射精して俺は抵抗すらできず、マルレーネによって強制的に薬を飲ませられた……。
「飲んじゃったわね♪」
「あ……ぁあ……!」
なんだコレぇ……頭の中がかき回されて……心臓が爆発するみたいに!!!
「ふふっ、射精したいわよね♡ 薬を飲まされた瞬間に頭がおかしくなっちゃうくらいに射精したいって思っちゃうそうだけど……」
「だじだい゛!!!」
「ダメよ。今日はこのまま終わりましょうか♪」
このまま? 限界まで射精して、強制的に薬を飲まされて? このまま?
「む、むりぃ! 射精させてくれぇ!!」
情けない声が出た。
「じゃあ、私のお願いを聞いてくれる?」
「き、聞く……何でも聞くからぁ……!」
「それじゃあ……まずは土下座して、『ボクは妻が寝取られて興奮してしまう変態寝取らせ性癖持ちのゴミクズ野郎です』って言ってもらおうかしら♡」
「ぼ、ボクは妻が寝取られて興奮してしまう……変態寝取らせ性癖持ちのゴミ野郎です……///」
恥ずかしかった。だが、今はこの辱めを受けないと……射精できないのだ。
「それから……『妻を無理矢理他の男に犯させてごめんなさい』って言ってね」
「妻を無理矢理他の男に犯させてごめんなさい……///」
土下座のままなのに、メチャクチャ興奮するよぉおお!
「『目の前で他の男の子に犯される妻を見て興奮します』って言いなさい♡」
「目の前で他の男の子に犯される妻を見て興奮します……///」
射精できる♡ 気持ちよくなれる♡
「最後に……『今後一生、ヴェンデリン様に逆らわず従います』って言ってね♡」
「今後一生……ヴェンデリンに、逆らいません……」
これで……射精させ――
「”ヴェンデリン”じゃなくて、”ヴェンデリン様”でしょ!」
「ぐわっ!!」
思いっきりチンコを蹴り上げられた! 痛みで床に転げ落ちるが、追撃でチンコを踏みにじられる……ッ! なのに、なんで気持ちいいんだ!?
「ヴェンデリン様に逆らわずに従いますぅ!!」
「よろしい♪ ちゃんと自分の”立場”を理解しないとね~」
「わ、わかりました……っ」
もう……プライドも何もかも失われていた。射精さえ出来ればいい。射精できるなら何でもいい!
「あら、もっと硬くなったわね♡ やっぱり”ヘルマンさん”って、とんでもないドマゾだったのね。さっきまであれだけ射精しておいて、まだまだ勃起しちゃってるじゃない♡ そんなに射精したいのかしら??」
「ハァハァ!!」
「うわぁ……もう完全に理性がぶっ飛んでるわね。それじゃあ、その情けなく膨らんでるオチンポ……私の”足”で終わらせてあげるわね♪」
「ああっ! んあぁっ!」
グリグリグリグリッ!!!
「ほらほらッ! 気持ちよくなってきたでしょ?」
「ああぁ!!」
「また射精しそうなのかしら? さっき散々射精したのにね」
「もうむりぃ!」
「そんなに射精したいなら射精しなさいよ!! ほら、射精しなさいッ!!」
「ああぁ!」
どぴゅどぴゅどぴゅっー!!!!
「あらあら、射精しちゃったわね~。言ったわよね? 『射精の度にオスとして弱くなっていく』って。見てみて~」
「ぁ……」
マルレーネに踏みつけられている俺のチンコが、20年以上の相棒が、自分でもこれ以上ないほど勃起状態だと断言できる状態のチンコが……明らかに小さくなっている……。
(このまま射精が続けば、薬がないと射精すらできない体になってしまう……そんなの……)
「ヴェンデリン君からの伝言」
射精した直後、今まで聞いたこともないような冷たい声が聞こえてきた。
「『マルレーネ義姉さんをプレゼントしてくれたお礼に、家にいる間は好きなだけ薬をあげる』だって♡ 明日からオナニーしかできない哀れな兄のためにここまでしてくれる優しい弟を持てて幸せよね~」
「お、俺には、マルレーネ、がッ!」
「私? あはは! それって冗談でしょ? ――妻を他の男に犯させた時点で愛情も、所有権もあるわけないでしょ。今日の”寝取られ報告”が済んだら手伝いすらしないから」
「い、いや――」
「私はヴェンデリン君の”お嫁さん”になったの。正常な夫は自分のお嫁さんを他人の性処理に使わせないでしょ?? だけど、薬とオナネタは渡してあげるって」
グリグリッ!
マルレーネに踏まれたオチンチンが! また! 気持ちよくッ!!
「安心して。夫婦らしいことはしないけど、仕事や家事、表向きの夫婦としての役割くらいはしてあげるから。子作りはヴェンデリン君がやってくれるから、ヘルマンも表向きは父親になれるわよ~。どーせ子供なんて作れなくなるんだからヨカッタワネー」
「いやだ! いやだぁ!!」
「どうしたの? そんな情けない声を出して。これがして欲しかったんでしょう?」
妻を奪われる絶望。子供が作れなくなるという慟哭。それ以上の快楽。
「朝までは寝取られ報告の時間だから、それまでは私が射精させてあげるから。クスリも動画もまだまだあるからね~」
俺はこの日、男として世界一惨めな目に遭ったはずだ。そのはずだが――
(俺は世界一の幸せ者だぁ♡♡♡)
この日の事を、後悔することはなかった。
名前:マルレーネ
職業:性奴隷
スキル:性魔法/奉仕/搾取
〇職業について
・職業は実際の仕事ではなく、ヴェルとの関係性を示す。
・職業ボーナスがあり、性剣士なら性行為と剣術に対するボーナス、性魔法使いなら性行為と魔法に対するボーナス、性奴隷なら性行為に対する高いボーナスが与えられる。
・元々剣士だった者に”性剣士”の職業を与えれば、剣士としての実力が向上する。
・元々魔法使いだった者に”性剣士”の職業を与えれば、疑似的な魔法剣士となる。
〇スキルについて
・本人の持つ元々の能力ではなく、『性魔法』によって取得したモノ。
・性魔法:魔法が使えない者でも魔法が使えるようになるスキル。全属性(火・水・風・土・聖)の魔法が使えるようになる。元々魔法使いとしての適性があれば、さらなる実力を発揮できるようになる。ヴェンデリンによってON/OFF可能。
・奉仕:奉仕を上手になる。性行為だけでなく、ヴェンデリンに尽くすための行動すべてに適応(例:ヴェンデリンのために語学勉強をする際にボーナス)。ヴェンデリンのステータス向上のために母乳をステータスアップアイテムとして活用可能。
・搾取:相手の力(ステータス)を奪う事で自分の力に変えられる。また、ヴェンデリンに搾取したステータスを譲渡することが可能。ただし、搾取相手よりも絶対的優位を取っていなければならないため、限定的な条件でしか使えない。