絶対服従の海賊団、褒賞は船長の全て 作:最高司祭アドミニストレータ
次なる獲物は、悪徳海運商ギルデンスターン。その男が帝国海軍から非合法に手に入れたという「新航路図」は、今後の海賊稼業の勢力図を塗り替えるほどの価値を持つ、垂涎の的の『お宝』だった。メリアが、それを欲しないはずがなかった。
問題は、その受け渡し場所。ギルデンスターンが主催し、選ばれた大富豪や貴族だけが招待されるという、船上オークション。その舞台となるのは帝国でも一、二を誇る超豪華客船「ポセイドン・デライト号」だった。
正面からの襲撃は、愚の骨頂。帝国海軍の最新鋭護衛艦隊がそれこそネズミ一匹這い出る隙間もないほど、その周囲を固めているのだ。
「…というわけで、今回はスマートに『お呼ばれ』することにしたわ」
作戦会議の席で、メリアがそう告げた時、居並ぶ屈強なクルーたちの間に、一瞬の沈黙と、そして大きな動揺が走った。
「お呼ばれ、ですかい? 船長」
「ええ、そうよ。私とあんたたちの中から選んだ数人で、別人に成りすましてこの船に乗り込むの。そしてオークションの裏でこっそり行われるという、航路図の取引現場をひっそり襲撃して、お宝だけを頂いて帰る…完璧な計画でしょ?」
悪戯っぽく笑うメリアに、クルーたちは顔を見合わせる。スマートとは聞こえがいいが、それはつまり自分たちの本性を完全に殺し猫を被って、あの鼻持ちならない上流階級の連中の真似事をしろ、ということだ。
彼らにとって、それは戦闘で死ぬことよりも、ある意味では屈辱的な任務だった。
選抜されたのは、三人の男。
まず頭脳明晰で、いかなる状況でも冷静さを失わないクロード。彼は、メリアの「執事」役として、その知略で一行をサポートする。
次に小山のような巨躯と、その威圧感だけで並のチンピラを黙らせるバルガス。彼はメリアの「用心棒」として、万が一の際の物理的な壁となる。
そして最後に、甘いマスクと女を口説くことにかけては天才的な才能を持つジュリアン。彼はメリアの「従者」として貴婦人たちに取り入り、情報収集を行う役目を担う。
メリア自身はどこかの没落貴族の令嬢「サロメ」という、もっともらしい偽名を名乗ることになった。
完璧な偽造身分証と裏社会のコネを最大限に利用し、一行はいとも容易く「ポセイドン・デライト号」の乗客名簿にその名を連ねることに成功した。
船に乗り込んだ瞬間、彼らは自分たちが完全に異世界に迷い込んでしまったことを悟った。
足元には血や酒の染み一つない、深紅の絨毯。頭上では星々を砕いて散りばめたかのような巨大なシャンデリアが、目も眩むほどの光を放っている。
行き交う人々は男も女も、宝石と高価な香水の匂いをその身に纏い、腹の底では何を考えているのか到底窺い知ることのできない、薄っぺらな笑みを浮かべていた。
そこは海賊船とは真逆の煌びやかで偽善と虚飾に満ちた、巨大な牢獄のようだった。
潜入初日。メリアは生まれて初めて、コルセットという名の拷問器具をその身に装着させられた。背中の紐をクロードに容赦なく締め上げられ、その豊満な胸はこれでもかとばかりに持ち上げられ、ドレスの胸元からこぼれ落ちんばかりに強調された。
「くっ…! なによこれ! 息ができないじゃない!」
「お言葉ですが、サロメお嬢様。上流階級の淑女たるもの、これくらいの窮屈さは、当然の嗜みでございますよ」
執事役になりきったクロードが、一切の感情を見せないポーカーフェイスで答える。その声には普段は決して滲ませることのない、かすかな愉悦の色が混じっていることに、メリアはまだ気づいていなかった。
裾を踏みそうになる動きにくいドレス、歩くたびにカツカツと音を立てる窮屈なハイヒール。そして、常に淑女としての優雅な微笑みを絶やさない役割。その全てが自由を愛するメリアの精神を、少しずつ確実に削り取っていった。
それは、クルーたちにとっても同じだった。彼らは従順な使用人として嫌味な貴族たちに顎で使われ、虫ケラを見るような目で見下され、無礼な扱いを受け続けた。
バルガスは自分よりも遥かに非力で、酒と美食で醜く太ったデブ貴族に「おい、そこのデカブツ。俺の靴を磨け」と命じられ、その巨大な拳を血が滲むほど強く握りしめながら、床に膝をついた。
首筋には怒りのあまり、血管がミミズのように、太く、青く、浮き上がっていた。
ジュリアンはその美貌を武器に貴婦人たちの輪に潜り込んだはいいが、その会話のあまりの低俗さと中身のなさに、内心で何度も嘔吐しそうになるのを必死で堪えていた。
彼らの間では主であるメリアに気づかれないよう、アイコンタクトだけで常に無言の会話が交わされていた。
「(船長、ご辛抱を。全ては、作戦のためです)」
クロードが、冷静な視線で合図を送る。
「(…分かってるわよ。でも、あのキツネ目のクソ貴族、後で必ず覚えときなさい。宝を奪った後、あいつの寝室に蛇でも放り込んでやるんだから)」
メリアが扇子の影で、唇だけで悪態をつく。
「(あのデブ…絶対に許さねえ…!)」
バルガスが殺意に満ちた視線を、主人の背中に送る。
監視の目が光る船内では自由に振る舞うことは、一切許されない。海賊としての荒々しく自由な本能が、まるで檻の中で鎖に繋がれた猛獣のように、ギリギリと音を立てて暴れ出しそうになる。
メリアと三人のクルーたち。彼らの心の中には共通の「鬱憤」が噴火寸前のマグマのように、熱く重くぐつぐつと溜まっていくのだった。
潜入から、三日目の夜。そのマグマは、ついに限界点を迎えた。
メリアはその日開かれた晩餐会で、ギルデンスターンにうまく取り入ることに成功し、航路図の取引が明日の深夜、船の最奥にある彼の私室で行われるという重要な情報を手に入れていた。
その代償として、彼女は何人もの下品な貴族たちのねっとりとした視線と、その汚れた手による執拗なダンスの誘いを、完璧な淑女の笑みで受け流し続けなければならなかった。
精神は既に限界だった。自室である船で最も豪華なロイヤルスイートに戻るなり、メリアはその場にいたクロードに勢いよくハイヒールを投げつけた。
「もう限界! 我慢ならないわ! 特にあのデブ貴族! 私の手を取った時、わざと指を絡めてきやがったのよ! 明日にでも海に沈めてやりたい!」
普段の彼女らしい荒々しい不満の爆発。それが今夜の特別な『戯れ』の開始を告げる、ゴングの音となった。
それまで完璧な執事として、彼女のドレスの裾を直していたクロードの動きがぴたりと止まった。
彼はゆっくりと顔を上げると、それまでの従順な使用人の仮面を、まるで脱ぎ捨てるかのように、音もなく剥がした。その口元には下卑た笑みと呼ぶにふさわしい、愉悦に満ちた笑みが浮かんでいた。
部屋の隅で用心棒として控えていたバルガスと、従者として彼女の外套を預かっていたジュリアンもまた、同じ種類の獣のような笑みを浮かべていた。
三人は示し合わせたかのようにゆっくりと、獲物を追い詰める狩人のようにメリアを取り囲んだ。
「おやおや、サロメお嬢様。そのようなはしたない言葉遣いは感心いたしませんな」
クロードがねっとりとした、しかしどこまでも冷静な声で言った。
「これは我々『使用人』がそのなっていない口と身体を、今一度しっかりと『教育』をして差し上げる必要がありそうですね」
「なっ…! なによ、クロード! あんたまで、そんな言い方して…!」
メリアはいつもとは違う明確な敵意を含んだ雰囲気に、思わず後ずさった。その背中は、すぐに硬い壁にぶつかった。そこにはいつの間にか回り込んでいたバルガスが、腕を組んで立っていたのだ。
「そうだぜ、お嬢様。昼間は俺たちのこと、散々顎で使いやがってくれたじゃねえか」
バルガスはメリアの顔のすぐ横の壁に、ドンと大きな手をついた。その巨体から放たれる威圧感に、メリアの身体がびくっと震える。
「その生意気な口は一体、何のためにあるんだ? ああ? 俺たち『下僕』に、感謝の言葉を囁くためか? それとも、俺たちのこの鬱憤の溜まったチンポをしゃぶるためにあるのか?」
「なッ」
あまりにも直接的で下品な言葉に、メリアは絶句した。ジュリアンがその美しい顔に残酷な笑みを浮かべて、メリアの逃げ道を完全に塞ぐようにその横に立った。
「泣いてももう遅いですよ、お嬢様。今夜はこの部屋から一歩も出すつもりはありませんから。あなたが我々『使用人』の、忠実な『玩具』になるまでね」
いつもの船上での行為とは、明らかに空気が違う。あれは互いの合意の上での信頼に基づいた『褒賞』だった。だが、これは違う。
「お嬢様を身分が下の使用人たちが、その鬱憤を晴らすために辱める」
あまりにも倒錯的で、背徳的なシチュエーション。そしてクルーたちの、つもより遥かに意地悪で、ねっとりとした執拗な言葉攻め。これに絶対的な支配者であるはずのメリアが予期せぬ、そして致命的な反応を示してしまった。
「なっ…! あんたたち、何よ、その言い方…! これはただの役だって、分かってるの!?」
メリアの声は自分でも分かるほど、上ずっていた。そしてその頬が、カッと熱くなるのを感じた。その反応を、クロードが見逃すはずがなかった。彼はまるで獲物の弱点を見つけたかのように目を細め、さらに追い詰めるように甘く残酷な言葉を囁いた。
「おや、お顔が、熟れた果実のように、真っ赤でございますよ、お嬢様?」
「う、うるさい!」
「図星ですか。…もしかして本当はこうやって我々身分の低い男たちに、見下されながら辱められるのがお好きなのでは?」
「ち、違うわよ!」
否定の言葉とは裏腹に、メリアの心臓は警鐘のように激しく鳴り響いていた。身体の奥がずくりと疼くのを感じる。ジュリアンがその美しい指で、メリアのドレスの胸元をそっとなぞった。
「ええ、きっとそうなのです。その証拠にお嬢様のその豊かな胸、我々の言葉に、正直に反応して、こんなにも…」
ジュリアンの視線が鋭い針のようにその一点に突き刺さる。
「興奮でドレスの上からでもはっきりと分かるくらい、硬く張り詰めておりますよ」
その指摘にメリアはと息を飲んだ。自分の身体がこの屈辱的な状況に、興奮している。その紛れもない事実を、突きつけられた。
普段は決して見せることのないメリアの羞恥と混乱と、そして抗いがたい興奮に染まった表情。
獣のスイッチが入った。
それは三人のクルーたちの内に眠っていた、サディズムという名の獣を、完全に解き放つ、最高の媚薬となった。
クロードがそれまでの執事然とした仮面を完全に捨て去った。その口元に浮かぶのは、下卑た笑み以外の何物でもない。彼は命令した。その声は冷たく、絶対的な熱を帯びていた。
「バルガス、その邪魔なドレスを引き裂け。ジュリアン、逃げ出さないようにしっかりと押さえるんだ」
「へへっ、お任せくださいよクロードさん」
「御意に」
その言葉を合図に、巨漢バルガスがメリアに襲いかかった。彼の巨大な手が、メリアの着る豪奢なシルクのドレスの背中にかけられる。
「ちょっ…! 何するのよバルガス! やめなさいっ!」
メリアの制止の声も虚しく、バルガスはただ力任せにその布地を左右に引き裂いた。
ブチブチブチッ。
ドレスの内側でメリアの身体を締め上げていたコルセットの鯨骨が砕け、紐が弾け飛ぶ鈍い破壊音。
「やっ…! 人のドレスを…! これすっごく高かったのよ! あんたたちの稼ぎじゃ、一生かかっても買えないんだからっ♡」
メリアの悲鳴に近い声が響く。その声は怒りよりも、むしろどこか悦びの色を帯びて震えていた。
「うるせえなお嬢様。黙って俺たちの好きにさせろや」
バルガスは低く唸る。締め付けから完全に解放されたメリアの豊満な巨乳が、ぽふんっという幻の音が聞こえそうなほど豊かに躍り出た。
「きゃっ…♡ みっ、見ないでよこんなところ…!」
メリアは、咄嗟に腕で胸を隠そうとする。だが、そのか細い抵抗は、ジュリアンによって易々と封じられた。彼はメリアの足元に跪くと、その華奢な足首を掴み抵抗を封じた。
「んっ…♡ ジュリアンあんたまで…!」
ジュリアンはもう片方の手でメリアの豊かなふくらはぎを、その感触を確かめるようにゆっくりと撫で上げた。
「ああお嬢様。その恥じらうお姿もまた、格別な美しさでございますな」
「だっ黙りなさいっ…! あんたたち、本当に今夜は変よ…いつもと違うじゃない…♡」
クロードがメリアの前に立ち、その無防備に晒された身体を見下ろす。彼の視線は、燃え盛るような欲望が渦巻いていた。
「この方がずっとお似合いですよ、お嬢様。その完璧な肌には、何の飾りも必要ない」
彼はそう言うと、メリアの豊かな胸の一つを鷲掴みにした。
「んんっ…!♡ あっ…♡ くっクロードの手…冷たくて気持ちいい…♡」
メリアの口から押し殺したような声が漏れる。クロードの冷たい指が熱を帯びたメリアの肌の上で、その形を変えるほどに、何度も何度も揉みしだいていく。
メリアはなすすべもなく、その快感と屈辱に身を捩った。
「やっ…やめてよ…あんたたち…本当に…! 私を誰だと思ってるのよ…船長にこんなことしてただで済むと…んんっ♡」
「おやおやおや? まだそのような口が利けるとは。随分と余裕がおありのようだ」
クロードはせせら笑うと、メリアの身体に刻まれた古い火傷の痕跡を指でなぞった。
「あっ…♡ そこはだめェ」
「この傷も美しい。あなたの気高さを引き立てる、最高の装飾品だ。しかしながら今夜は我々だけの新しい『印』を、この白い肌に刻ませていただきましょう」
「いやぁっ♡ そんなことしたら私、あんたたちの匂いがついちゃうじゃない♡」
欲望の嵐が吹き荒れる中、クロードがふと動きを止めた。彼はメリアの口元に、人差し指をそっと当てた。シーッというジェスチャー。
「声は殺してくださいお嬢様。他の客にこのお戯れが聞かれてしまいますよ」
「んっ…♡ 聞かれたっていいじゃない…別に…♡」
メリアは強がって見せるが、その身体は正直だった。見つかるかもしれない。聞かれているかもしれない。その背徳的なスリルが、メリアの身体の芯をぞくぞくと震わせた。
「いいでしょう。ならば次は、もっと面白い趣向をご用意いたしました」
クロードはそう言うと、メリアの腕を掴み無理やり立たせた。そして彼女を部屋の隅に置かれた、豪奢な装飾の大きな姿見の前へと引きずっていく。
鏡の中には、一人の女が映っていた。高価だったはずのドレスは無惨に引き裂かれ、白い肌には男たちの欲望の跡が紅い痣となって点々と刻まれている。
「いやっ…! 何これ…ひどい…私の身体が、あんたたちのせいでめちゃくちゃじゃない…♡」
「さあお嬢様、よくご覧なさい。それがあなたの本当の姿だ」
クロードが鏡越しにメリアと視線を合わせながら囁く。
「我々『下僕』によって気高い仮面を剥がされ、欲望のままに弄ばれる哀れで美しいあなたの姿を」
「いやぁっ…! 見ないで…見せないでちょうだいっ…! こんな恥ずかしい姿…♡」
メリアは必死に顔を背けようとするが、バルガスがその背後から彼女の身体をがっしりと抱きしめ固定する。
「んんっ…! ♡ ばっバルガスの身体…熱くて硬くて…ダメぇ…♡」
バルガスが硬い巨大な肉棒を、メリアの豊かな臀部の間に押し当てた。
「へへっお嬢様。こいつがどうして欲しいか分かりますかい」
「ひっ…!♡ そっそんな大きいの入らないわよ、絶対に…♡」
同時にジュリアンがメリアの前に跪くと、その豊かな巨乳に顔を埋めた。
「ああっ…♡ ジュリアンの髪が…私の胸に当たってくすぐったい…♡ やめ、やめないで…♡」
メリアの身体は、前後から完全に塞がれていた。そしてその全てが、鏡の中に映し出されている。
「さあ、お嬢様。我々下僕の奉仕を、その身体で存分に受け入れてください。ただし、約束はお忘れなく…声は殺すのですよ?」
その言葉を合図に、バルガスがメリアのスカートの残骸を乱暴にまくり上げ、肉棒を彼女の蜜壺へと導いた。
「んあああっ…!♡♡♡ だめっ、入ってくるぅ!♡ 熱くておっきいのが奥まで…んんっ♡」
ジュリアンは、彼女の胸の頂きをその舌で味わい始めた。
「ひゃんっ♡ そこはだめだって言ってるでしょ…! 感じちゃうから…ああっ♡」
そしてクロードはメリアの前に立ち、その蕩けきった表情を指でなぞりながら彼女の口を自身の肉棒で塞いだ。
「んむっ…んぐぅ…♡♡♡」
メリアは必死に声をこらえた。だが、その唇の隙間から「んんっ…」「ふぅ…」という甘く濡れた媚声が、どうしても漏れ出してしまう。
鏡の前で体勢が変えられていく。
「きゃっ! なにするのよバルガス! 人を軽々と持ち上げないでっ…ひん!♡」
バルガスの巨体に軽々と持ち上げられ、壁に押し付けられたまま貫かれる。
「あああんっ♡♡♡ 奥の奥まで…突かれちゃってるぅ…♡♡♡」
あるいは机に手をつかされ、無防備な腰を突き出す体勢を強要される。
「いやっ♡ こんな格好…犬みたいじゃない…!♡ もっもっとやって…♡♡♡」
その度に鏡に映る自分自身の姿がメリアの羞恥心を煽り、そして快感を増幅させた。彼女の瞳からはいつしか生理的な涙となり、大粒の雫が止めどなく流れ落ちていた。
長い長い時間が過ぎたように感じた。あるいはほんの一瞬だったのかもしれない。
「あああっ…!♡ もうだめ…イっちゃう…! あんたたちのせいで私、変になっちゃうからぁっ…!♡♡♡」
鬱憤を完全に晴らしきったクルーたちの身体が、同時に大きく痙攣した。
「んっあああああーっ!!!♡♡♡」
メリアの身体が稲妻に打たれたかのように大きく弓なりにしなり、その喉から声にならない絶叫が迸った。
クルーたちはメリアの身体のあちこちに、自分たちの熱く濃厚な精液をこれでもかと刻みつけていく。
「んくっ…♡ たくさん…出ちゃった…♡ あったかいので、お腹の中も口の中も…いっぱい…♡」
行為の後、メリアは糸の切れた人形のようにぐったりとベッドに倒れ込んだ。クロードが真新しいシーツを、メリアの身体に優しくかけた。
「お戯れはこれくらいでよろしいでしょうか、お嬢様。少しはお気が晴れましたかな」
メリアは乱れた呼吸を整えながら、ゆっくりと顔を上げた。
「ふふっ、最悪だけど最高だったわ♡ ありがとう、あんたたち」
彼女はそう言うと不敵な笑みを浮かべた。
「…明日必ずあの『航路図』手に入れてやるんだから!」
溜め込んだストレスを最も歪んだ形で解消し、主従の絆(?)を再確認した一行。その夜メリアが見た夢は、自分が三匹の忠実な獣を従える気高き女主人となる夢だった。
拙作「絶対服従の海賊団、褒賞は船長の全て」、誠に勝手ながらお休みさせていただきます。
執筆を進める中で、物語は私の想定を超えて動き出しました。1年前書き溜めていた作品がまさかここまでカオスで熱く、そして面白い展開になるとは思わなんだ…。
とはいえ、次の展開に悩んでいるのも事実。もしかしたら、メリアを主人公とした短編小説へと移行するかもしれません。海賊時代のままかもしれないし、科学が発達した時代が舞台になるかもしれない…。
なんだかなんだ言いつつも、私は再び筆を取り創造していくかもしれません。至らない部分も多々あるかと思いますが、その時は温かく見守っていただければ幸いです。
それではまたいつか、お会いしましょう。