超昂大戦SS ダイビート5周年! 君も見よ! 始まりの夜、紅蓮の超昂 作:環 藍河
…ぷはあっ。
はっ、はあっ、はあっ…。
(長官…いつもより…いっぱい…!)
甘くかぐわしく、濃密な口吻。
ルビーは気だるさにも似た恍惚に身を委ね、5年の時を戻すかのように、初々しく心を委ねる。
すっ…(…はい。)
こくり。
トキサダが右手を腰のプロテクターに、左手を改めてうなじに回す。
無言の指令を拝命し、軽く首肯すると、ルビーは導かれるまま、ベッドに全身を沈める。
そのままマウントポジションで、トキサダは上から下まで、エスカルビー・ノーマルフォームを余す処なく凝視する。
どくんっ。どくんっ、とくんっ、どきっ…!
「…長官…?」
「…素敵だ。」「えっ…?」
「あの日…初めての変身の日、そのままの眩しさだ…」
かああっ……!
アカリに闘志と勇気を与え続けてくれた、エスカ・ルビーの戦闘スーツ。
5年の間、自分を護り続けてくれた。力なき自分を変えてくれた。
すべての始まりである戦闘服は、園崎アカリそのもの。
そんなユニフォームへの手放しの賞賛。普段のまま、ありのままのエスカ・ルビーが綺麗なのだと、大切な人が褒めてくれた。
そのことが、こんなにも誇らしい。それだけのことなのに、言葉が何よりも胸に沁みる。
(長官…!)
ベッドに仰向けのまま、総ての手足から力を抜き、トキサダの全部を受け入れようと身も心も解き放つルビー。
潤むエメラルドの瞳を、燃えたぎるピジョンブラッドの髪を、鼓動で煌めく胸のジュエルを…トキサダは隅々まで心に焼き付ける。
「エスカ・ルビーをこの距離で堪能できるのは、過去にも未来にも、俺だけだな…」
どきっ。
今、私は…
違う。今までも、これからも…
エスカ・ルビーは、長官だけのもの…!
一度意識したら、高鳴る胸がもう止まらない。
(長官…もっと私を…ルビーを見てください。
戦闘フォームの下の…素肌の私を…見てほしいです…!)
何をされてもいいと覚悟を決め、ぎゅっと目をつぶる。
次の瞬間、トキサダの視線がその胸に落ちる。
「今日は…こっちだ。」
(…えっ?)
ちゅぷっ。
(……えっ!?)
くりくりっ…きゅううっ…!
「ちょ…長官っ!?」
ベッドに投げ出した手足から思わず力が抜け、胸とお腹をさらけ出したルビー。
しなだれたツーサイドアップも相まって、さながらご主人に甘えるわんこの降参ポーズ。
視線でおねだりした期待を裏切り、トキサダは戦闘服を脱がさない。
「えっ…あっ、あっ、うっ、上っ…?
スーツのっ、うえ、から…?!」
スーツを脱がさず、堅牢なガードの上から超昂戦士を愛撫するトキサダに、ルビーは当惑する。
ベッドに沈ませた両手のグローブが、両脚のブーツが、わなわなと震える。
ちゅうううっ。
くにゅっ。もにゅっ、ふるふるっ。
「あっ…あああああっ! ちょ…長官っ!?」
胸元のジュエルも、カチューシャやパルシオン、腕や絶対領域のリングも、デバイスを引き立てるホワイトとレッドのツートンのレオタードも、スカート、カラー、ブーツにグローブ…
フォームの総ては本来、D2エナジーで戦士の急所を護るシールド。ルビーの全てを赤裸々に鑑賞するには邪魔な、超昂戦士を激闘でも守り抜く最強の鎧だ。
トキサダは…勇者へのリスペクトと、下心のフェティシズムをない交ぜにして…
ぎゅううっ。ふるんふるんっ。
きゅうっ。くりくりっ…きゅううう……っ!
最強の盾を、超昂戦士の科学の鎧を剥がさないまま、生地越しにルビーの双丘をこねくり回し、あるいは強くつまんでしごく。
「なっ…何、でえっ…!?」
「言っただろう…そのままのルビーが、今日は…欲しいんだ…」
「そ…そん…なあっ…!」
するっ。「!!」
つつうっ…くにっ、きゅううっ…!
しゅしゅっ…!
突起を責める右の指を真っすぐ下に伝わせ、ルビーの腹筋を…女の子らしい適度な脂肪の下に秘めた、シックスパックの稜線をなぞるトキサダ。
レオタードの縫い目を手がかりに、さらに親指でおへそを探り当て、まずは円を描くように城壁を外から囲むように撫で回していく。
左手でルビーの胸を愛撫、右手で深紅の丘陵を巡回し、やがて前後に往復。
たちまちルビーは、上から下から熱を帯びていく。
(ああっ…やっぱり…
長官にお腹撫でられるの…いいよお…!)
いつも拳で堅牢にガードされる腹筋は、超昂戦士エスカ・ルビーの難攻不落の砦。
その最重要拠点への侵略を、トキサダには容易く許してしまう。
(でも…でも…!)(…?)
上気した桜色の頬をわずかに曇らせたルビー。その躊躇いを察し、指を止めるトキサダ。
「わ…私、腹筋ゴツゴツで…女の子らしさなんか、欠片もなくて…」
(……!!)
ぐりっ!「ひゃふうっ!」
ずぶすぶっ! ずるっ…ぐちゅっ!!
「あああーーーっっ!?」
コンプレックスを吐露するルビーに、それまで腹筋をほぐし続けていたトキサダの指が、窪みの奥の噴火口をレオタードの上からずぶりと暴く。
暴虐の右人差し指がルビーの深部を掘り起こすと、羞恥と驚愕が噴火した。
ぐちゅっ。こりっ。ずぶっ、くりくりくりくりっ…
「ちょ、長官っ、そんなっ、おへそのっ、奥なんて…、やだあっ…!」
ディフェンスが突破され、紅蓮のバトルフォームも役に立たない。
心の奥まで暴くように、腹筋を裏から横からえぐるドリルが、降参するルビーを許さずいじめ抜く。
「あああ~~っ!! …はあっ、はふっ、かはっ…」
ようやく赦されたおへそ。
さすっ…つううううっ……。
(…あっ…。)
そのまま人差し指は中指をお供に、正中を優しく撫で下ろす。
(…長官…。)
下腹部をゆっくりとダウンヒルしていくトキサダの右指。
さらに下、秘所をめざして筋を伝わせるかと思いきや…
ずぶりっ!
「!! ……っ、…あああーーーっ!」
一転、鷹の急襲さながら、ルビーのいちばん敏感な処を一発必中、ピンホールショット。
子宮を外から直に掘り当てるかのような、トキサダの百戦錬磨の手技の前に…
びくびくびくっ、どくっどくっどくうっ!!
…がくっ。
さしものエスカ・ルビーも、ひとたまりもなかった。
セーラー服のカラーを両肩ごと千切れんばかりに震わせ、エクスタシーの迅雷に貫かれる。
仰け反る腹筋は、トキサダの指を一層ずぶりと深く咥え込み、オーガズムを増幅させてブーツの先まで超昂戦士を一気通貫。
甘く激しく、高みに到り…
ルビーは一撃で、沈んだ。
…
……
(さすが、お兄ちゃんだね…
あのルビーさんが全てを預けてる。身も心も、信じ合って…)
ADDDのテクノロジーを結集させた静音ドローンからの、傍受を許さない送信映像。
ダイビート最高の機密を一瞬たりとも見逃さない影が、基地の某所に息を潜めていた。
(あ~あ…ボクにもその想い、お裾分けしてほしいなあ…)
その正体は世紀の怪盗を目指してダイビートに身を寄せる超昂戦士、ファントムシーフ・ハイネ。
大切な一夜を狙う暗殺者からダイビート長官を護る…人知れぬ諜報任務。
それゆえにDチャージに最接近した怪盗戦士は…、罠に絡め取られてしまう。
どくんっ。「!!」
ハイネが超昂戦士として暗躍するエナジー。
その源も、ADDDに注ぐD2エナジーだった。
ルビーの生み出すエナジーがハイネのADDDを共振させ、異空間越しに莫大なエナジーのスコールを一身に浴びせていたのだが…当のハイネは気づく由も無かった。
(お兄ちゃん…ボクも…ボクにも、分けてえっ…!!)
二人だけの秘密、甘美な純心を盗み見るハイネは…雫を腿に伝わせる。
(だってボク…こんなに濡れてるんだ…
んっ…んぷっ…んくっ…)
動揺を呑み込み、伸ばした指で拭った果汁を…そのまま唇へ。
怪盗たるもの、その秘密を私欲に供さず。
ましてや自らの欲情にくべる薪にするなんて、許されないのに…!
(ボクは、怪盗、失格だ…。)
今宵だけは、その背徳が至高のスパイス。
夜明けの迫る暁空のような、澄み渡る静寂をたたえたハイネのマントさえも、濡れそぼるVゾーンを秘匿できない。
スーツに止めどなく注ぎ続ける、とろとろの涙は…どんな秘宝よりも煌めいていた。
……
…
はあっ…はあっ…
「こんなに感じるお腹が、女の子らしくないもんか。」
「そ…そんなぁ…」
「お腹だけじゃない。ルビーは柔らかくて、どこを触っても感じてくれる、えっちな女の子だぞ。」
「えっ…あっ…?」
かぷっ。
(!? ……~~~~~っっっ!!!)
甘言をさえずるトキサダがようやく口をつぐむ。
だが、休むこと無くその嘴は…
十全に揉みしだいて昂ぶったルビーの左胸、そのそそり立つ頂にかぶりついた。
ちゅううっ…!
れろれろっ、きゅううううっっ……!!
裏からはルビーの汗で、表からはトキサダの唾液で、パールホワイトのボディスーツは今や艶やかな桜色に染め上げられていた。
容易に崩せる最後の砦をそのままに、突起をスーツごとしゃぶり尽くすトキサダ。
「ひゃふっ! あひっ、ああんっ…!
うあっ…!」
バキュームの刺激が中枢を貫き、引いては寄せるオルガズムに、ルビーの背筋が脊髄反射で反り返る。
「ス…スーツ越し、なんてぇ…やだあっ…!!
おっぱい、吸わないでえっ…!!
ルビーの乳首ぃ…舌で、転がさないでぇ…!!」
誇りの戦闘服越しに蕾を舐め回され、胸の鼓動はとっくにオーバーレブ。
右に左に空を仰ぎ、びくんびくんとツーサイドアップを振り乱しても赦されない。
両手で挟み込むように押さえられた両胸は、スーツで程よく引き締められ、その弾力がトキサダを一層昂らせる。
ルビーは防戦一方、トキサダの蹂躙を甘受する。
額に、髪に、下半身に噴き出す雫が、悶えるルビーが体をびくびく震わせるたび、弾け飛んで二人を輝かせる。
…ちゅぽん。
「はあっ、はあっ、あっ、……ああっ…。」
束の間の恩赦に、ルビーは官能に抗い、喘ぎを圧し殺して深呼吸を繰り返す。
夢うつつの蕩けた瞳で、次の愉悦に備えようと弾む息を整えていた。
「どんな敵にも怯まなかった。恐怖で足が震えても、胸を張り続けた。
幻魔にも悪魔にも、俺たちを蔑む市民にも、胸を開いて手を伸ばしてきた。
ルビーのこの胸は…俺たちの希望だ。」
「そ…そんなこと…」
がぶり。
「は…ああっ!? ま…またあ…!?」
今度は右の膨らみを急襲。同時に、グローブ越しに掌で、丘の麓を愛おしそうに撫で、揉みしだいていく。
猛禽類の獰猛な嘴が、可愛い獲物を弄び続ける。
ついばみ、吸い上げ、時に前歯を立てて、桜色に染め上げた突起を乱暴に引きちぎる。
「か…噛まないでえっ…!」
スーツ越しの乳首責めは、刺激が弱まり焦らされる一方、生地で擦れてルビーを不規則な昂ぶりに誘う。
言葉と裏腹、陵虐から解放されたルビーの左乳首は…今まさに責め苦のさなかにある右乳首を羨むように、戦闘服を衝き破るくらい勃起していた。
もはやルビーは抗えない。どこまでも、どこまでも深く、ADDDのアクセルを踏み込まれていく。
超昂戦士はなすすべ無く、嬌声を抑えることさえかなわなかった。
「ああーーーーっ!! そんなあっ、私っ、私いっ…!
あっあっあっ、だっ、ダメえええっ!!」
びくんっ!! びくびくびくびくびくっ!!
どくんっ、どくんっ…!
…がくっ。
「はあっ…はあっ…あっ…くっ…」
脱力した四肢をベッドになげうち、ルビーは法悦に身を焦がした。
(わ…私…長官に…胸で…!)
…
……
(こ…これが、エスカ・ルビーさんと長官さんの…Dチャージ…!)
五年間の想いをぶつけ合う、二人だけの秘密を…
小さな伏兵が、天井裏から覗く。
(ルビーさんと長官さんの出会い、戦闘記録、挫折も成長も…
ウチはデータでしか知らなかった、お二人の心が…伝わって…くるのです…!)
魔女、クルル・センテネラ。
ジークフリート派で斥候・諜報を務め、ダイビート着任後はレジェンド閃忍・スバルに師事した、偵察のエキスパート。
(見えます…赤裸々な、ルビーさんの、心が…
長官として公平に距離を置いているけど、ルビーさんを人一倍大切に想う、長官さんの、心が…!)
戦闘フォーム越しの、剥き出しの心が交差するDチャージに当てられ…
クルルの接現力も昂ぶりを抑えられなかった。
(こ…これも、お二人を深く知るための…隠密任務なのです…ふんすっ!)
……
…
「…長官…どうしよう…?」
(…?)
「次の出撃…変身して今日のこと思い出したら…その場で動けなくなりそうです…!
私…このフォームで明日から…戦えないかも…?」
くすっ。
「それじゃあ、もっとこのスーツを誇れるよう、ルビーにわからせないとな。」
ぎゅっ…(あっ…!)
左右に力なくなげうった両手を、力強く掴んで正面に寄せる。
甲と指の付け根を手厚く防護する、ルビーのナックルグローブ。
少女には不釣り合いな、いっそ無骨なその両拳で、エスカ・ルビーは人類の絶望を打ち破り、女神の祝福を掴み取った。
そんな想いを無言で語り、トキサダはその小さくも尊い両手を愛おしく掌で包む。
聖母の祈りにすがる咎人を、宗教画に描いたような…
そんな二人をハイネやクルル、数多の超昂戦士が瞳に焼き付けていた。【続く】
はいお待たせしてます。
11月の5周年記念に前編投下、エターナル過疎化中の弊社SSにあるまじき多数アクセス感謝です!
なのに後編は…まとめきれず。まだ中編ですよー…。
『ルビーの純愛コスHが、もっと読める…!』あなた神ですか?
『おんどれ大概にせいやー! まとめやがれこのー!』返す言葉もごぜえやせん…。
Xに超昂大戦の駄コラ落とすのにかまけてますが、もうちょっとだけ続くんじゃ。
あ、フェイクルビーシリーズもちゃんと完結させますからー!!