※この作品はR-18です。

メモメモの実 凶悪度+100   作:塩レモン

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ロッキーポート事件の裏側 (カリファ、ハニークイーン)

 

 

マルコ達白ひげ海賊団残党との落とし前戦争を終えた俺たちの悪名はさらに世界に轟き、ティーチは白ひげの後釜として"四皇"の席に収まった。

 

懸賞金額も全員が跳ね上がり、手に入れた成果も大量で次は新世界でのナワバリを手に入れる予定らしい。言うまでもなく海賊島"ハチノス"のことだ。

 

原作では『ロッキーポート事件』と称されている出来事だ。

 

黒ひげ海賊団に加えて、トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団、コビー含む海軍が一同に介し、紆余曲折を得て黒ひげ海賊団はハチノスを手に入れ、ローは七武海となり、コビーは海軍の英雄と呼ばれるようになる。

 

原作では何度か事件の名が出てきただけで具体的な描写はされていないが、言ってしまえばそれだけだ。

 

既にハチノスでは事件が始まっている頃かもしれないが、俺が今いるのはレッドラインの頂上、聖地マリージョアである。

何をしに来たのかと言えば、ハチノスでの動きに政府や海軍が介入してくる可能性を減らすためにちょびっとだけ騒ぎを起こしに来ただけだ。ま、ついでに欲しい物をいくつか戴いていくつもりだけど。

 

 

聖地マリージョアと言っても誰も入ることが不可能な場所では無い。海賊が自分から攻め込むことは殆ど無いだろうが、マリージョアには不快民族こと天竜人が住んでいるので、彼らへの天上金、食糧や生活用品を搬入する為の経路が存在する。

 

当然それらを運ぶための人材も必要なので、たしぎのスケスケの能力で共に透明になり、輸送人の1人を暗殺してマネマネで成り替わり潜入した。

 

後は騒ぎを起こす手順だが、こんなものは簡単。

 

トゥルットゥ〜♪メモメモ3分クッキング〜!まず初めに死んでもいい人間を数人用意してください。騒がれたく無い場合は変装でもして静かに近づきましょう。こんな時に嬉しいマネマネの実

 

 

近づいた後は頭にタッチ。メモメモの能力を発動し、好きな記憶を打ち込みましょう。

 

 

オラ、お前は元奴隷で天竜人に復讐しに来たんだろ!この爆弾を持ってさっさと突撃して来い!

 

仲間の仇の海兵がここにいるぞ。この刀でぶっ殺してやれ!

 

よっ!奴隷解放のヒーロー!お前が次世代のフィッシャー・タイガーだ!

 

 

その他にも何人かに適当な記憶を打ち込みまして…はい完成〜全員が本物の記憶だと思い込み、血走った目で走り去っていった。

 

 

「ウオオオオ!天竜人!キサマらは悪魔の末裔だ!道連れにしてやるゥ〜〜〜!!」

 

「みんな〜!今仇を討ってやるぞ!待ってろよォ〜!」

 

「奴隷なんて間違ってる!!すぐに助けなければ!!」

 

 

ゼットのおかげで鍛えられた見聞色が遠くで轟く洗脳済みの操り人形達の叫びをキャッチする。今頃複数の場所でパニックが起こっていることだろう。

その隙に忍び込むのは、パンゲア城近くにある建物だ。ここは政府や軍に所属する人間の待機場所であり、俺の目当ての奴らがいるという情報を捕まえた政府の役人の記憶から得ている。

 

 

「わぁ…流石は聖地と呼ばれるだけはありますね…すごく豪華です。パンゲア城や天竜人の居住区である神々の地はもっと凄いのでしょうけど…」

 

俺のヌマヌマの身体から上半身だけを外に出したたしぎのスケスケの能力で一緒に透明になりながら廊下を進む。

 

 

「大勢人がいるような空間だったら、スケスケの透明化は本当に役に立つなぁ…たしぎがいてくれて良かった」

 

「はう…♡…任せてください…!…もっと役に立ってみせますね…♡」

 

 

姿を消せるという利点は隠密には最高だ。人間が密集しているような乱戦の場だったら気配だけで透明人間の居場所を読むのは至難の業だろう。

実際原作では老いたとはいえこの世界で最強格のガープが透明になったシリュウに乱戦の中、刀でブッ刺されていた。

 

いや、あれはコビーを庇ったせいだったか?…ま、でも刺されるぐらい近づいてもバレないレベルで隠密性が上がる凶悪な能力だ。

 

そんなこんなで目的の部屋に着く。扉の前に立つと中から誰かが近づいてくる足音が聞こえたので、扉の横に立ち、最近手に入れた音を消す『ナギナギの実』の能力を自身にかけて呼吸音や心臓の音を消し、気配も消す。

 

 

「…そちらの様子は?」

 

『暴動犯の身柄は拘束完了。間もなく静まります』

 

「身元は?」

 

『輸入業者の従業員です。偽造か変装の可能性もありますので生け捕りに』

 

「分かった…おれもすぐに向かう」

 

 

部屋から出てきたのは全身白スーツの長身の男。仮面を付けた顔は無機質だが、歴戦の強者の雰囲気を纏っている。

 

その男は政府の諜報機関サイファーポールの最上位、サイファーポールイージスゼロ…通称CP0のリーダーのような立ち位置だった男…名前は何だったかな。記憶を読めばすぐに分かるんだが、そんなことをしたらバレてしまうのでジッと待つ。

 

CP0の男は電伝虫の連絡を切り、通路の奥へと足早に去って行った。今の話の内容から俺のけしかけた操り人形達の暴動は鎮圧されたようだ。

 

ただ軽く気を逸らしたかっただけだし、どうでもいい。

 

そして約1分後、ナギナギの能力の効果も切れ、CP0の男が見えなくなるまで確認した後、早速部屋へと侵入する。

普通に入ってはいくら透明で音が無くても勝手に扉が開いてはバレてしまうので、予め記憶操作しておいた政府役人の1人を使う。

 

「失礼します」

 

ノックした役人が部屋に入る瞬間に隙間から侵入。中にいたのは情報通りのメンツだった。

 

 

「さっきのは何の騒ぎだ?」

 

「ハッ!輸入業者の中に暴動犯が紛れ込んでいたようで…既に鎮圧済みであります…!…()()()()()()殿()…!」

 

「随分と杜撰なセキュリティ体制じゃな…天下のマリージョアが聞いて呆れるのう…」

 

「ギャハハ!早速仕事が入るかと思って期待したが、ただのボヤ騒ぎ程度か…!」

 

 

部屋の中にいたのは7人の集団。肩に鳩を乗せたシルクハットの男に四角く長い鼻の男などクセのある外見ばかり。

 

原作に登場した諜報機関CP9の全メンバーが白スーツを身に纏い部屋の中にいた。原作2年後編では彼らもCP0に所属していた彼らが今日マリージョアに召集されていることを事前に調べていたが、ちゃんといてくれて良かった。

 

 

「総監殿がお呼びしておりますので、ご案内致します。ブルーノ殿カリファ殿は別件の任務のお話があるとのことでもう暫くお部屋での待機をお願いします」

 

 

記憶改変済みの役人が俺の目当ての2人を部屋に残し、ルッチ達を部屋の外へ連れ出す。一瞬ルッチは役人を怪訝な目で見たが、嘘の気配も無く一旦は着いていくことにしたようだ。

勿論総監の呼び出しなんて無く、全て俺が役人に打ち込んだ偽物の記憶だが、役人本人はそれを本物の記憶だと思っているので嘘だとはバレない。

ただ総監の部屋に着いてしまうと嘘がバレるので、時間は限られている。

 

 

「私たち2人だけ…何の任務かしら?」

 

「さァな…大方潜入あたりの話だと思うが…」

 

 

部屋に残ったのは後ろに流した金色の長髪とインテリ感のある眼鏡が映える長身美女と牛の角のような独特な髪型をした男。カリファとブルーノだ。

 

タイムリミットが迫っているので手早く済ませよう。まずは先ほども使った音を消す能力を発動させる。

 

そして俺はゆっくりとブルーノの最後に忍び寄り、無防備な首元へと両手の指全てを当て静かに能力を発動した。

 

 

ホルホル…クリムゾン…濃縮治癒ホルモン…!!

 

「オウ"…ッ…!?!!?」

 

「っ…!?…ブルーノ!?」

 

 

打ち込んだのはイワンコフが原作でルフィが受けたマゼランの毒を解毒する為に打った治癒ホルモンだ。寿命を削り、身体の免疫力を無理矢理高める危険なホルモンをブルーノの身体へと大量に注入した。薬も過剰摂取すれば猛毒、健康体であるブルーノの身体に流し込まれた治癒ホルモンが治す必要のない肉体を無理矢理治そうとし、ブルーノの細胞を破壊していく。

 

次に急に苦悶の声を上げたブルーノに驚くカリファの元へ移動し、同じようにホルモンを打ち込んでやる。カリファにはいつもの筋肉弛緩ホルモンだ。

 

「ア"ッッ…!!?」

 

脱力したように崩れ落ちたカリファを支え、スケスケの能力を解除するようたしぎに命令する。

 

「っ…ぁ…貴方…は…!?」

 

「グッ…オ"オ"オ"……!!?…ガァ…!?!!」

 

「おっと…騒ぐのはマズイな…サイレント…!」

 

ブルーノが絶叫しかけたので、ナギナギの能力の範囲を広げてこの部屋全体を覆う。これでどんな大きい音がしても外には聞こえない。

ブルーノは触れた場所にドアを作り出すことができる『ドアドアの実』の能力者。床や壁、果てには人体や大気にすらドアを生み出すことが可能で、潜入や逃走に関してはかなり強力であり応用力もある。

 

なので逃げられる前にさっさと殺そう。

 

俺は実体化させた槍をのたうち回るブルーノの口へと突き刺しトドメを刺す。

 

 

「オ"ガッ…!!!??」

 

「呆気ないな…ま、暗殺となればこうなるのは必然かな」

 

 

俺の第1能力のメモメモの実然り、スケスケやマネマネ、ナギナギなど直接戦闘では攻撃力を発揮し難い能力も潜入や隠密に特化させて掛け合わせればそれなりの強者も暗殺可能なようだ。

 

タフなブルーノは喉を貫かれながらもビクンビクンと痙攣してまだ生きていたので、更に槍を実体化させ、両目と心臓にも追加で突き刺す。

 

 

ブスッッ!!ドスッッッ!!!

 

「!!!」

 

「ッ…!…ブ、ブルー…ノ…!」

 

 

記憶の槍が消えた後、グロいことになったブルーノがピクリともせずに静かになる。死んだようだ。

 

「どうだ…ハニークイーン」

 

「ウフフ…ちゃんと変化してるわね…♡…はい、アゼル様…お目当ての実よん♡」

 

引っ込んだたしぎと交代するようにハニークイーンが飛び出し、ドアドアの実に適した果実を取り出す。ズズッ…といつもの不気味なオーラを纏った果実がグルグル模様へと変わった。

 

「サンキュー…よし…改変完了…と…ハニークイーン、食べさせて」

 

「フフ…いいわよ…♡…は〜い…アーンしてね♡」

 

モグモグ…マズイ!でも美女が食べさせてくれるおかげで何とか耐えられる。このゲロ不味さには慣れたくなくても流石に慣れてきたな。

 

「ゴクン…あ"あ"〜…マズ…!…早く口直ししてェ…」

 

俺は口の中に広がる不味さを誤魔化すようにヌマヌマの能力を展開し、カリファの身体を包み込む。

 

「く…ウプッ……ンン…ッ……!」

 

筋肉が麻痺して動けないカリファは抵抗無くズプズプと俺の身体に呑み込まれていき、静まり返った部屋にはブルーノの死体だけが残った。

 

「じゃ…誰か戻ってくる前に帰るか…」

 

早くカリファという美女を味わいたいのは山々だが、ゆっくりと遊んでいる時間は無い。俺は死んでいるブルーノの顔に一枚の紙を置き、その場から離れる。

 

「…さて『ドアドアの実』の使い方は…こうか…空気開扉(エアドア)…!」

 

早速ドアドアの能力を使い、大気にドアを作り出し建物の外へと脱出する。

オーガーの『ワプワプの実』のような瞬間移動でこそないが、異空間を経由して障害物関係無く移動できる能力は貴重だ。ただの劣化版ど◯でもドアである。

 

CP0に昇進したばかりでメンバーが1人死に、もう1人が行方不明となればきっと戻ってきたルッチ達は驚くだろう。

 

因みにブルーノの顔に置いた紙とは俺の手配書である。

ブルーノを殺し、カリファを誘拐したのが俺であると示すために置いた。

 

海軍に加えて世界政府からも危険視されるようになるだろうが、既に俺は四皇の最高幹部の1人。今更の話だ。

 

悪名の高さにそこまでこだわりは無いが、懸賞金の額は海賊達にとって最も分かりやすい力のステータス。

ロッキーポート事件で黒ひげ海賊団のメンバー達はまた懸賞金も上がるだろうし、こっちも負けてられないからな。

 

ドアドアの能力を練習がてら使いながらスタコラサッサと外に逃げ、そのままレッドラインの崖の端へと辿り着く。ブルーノ(ドアドアの実)とカリファという成果を手に入れた以上、もうマリージョアには用は無い。

 

記憶造形(メモリーメイク)

 

俺は赤い土の大陸(レッドライン)の崖から飛び降りて、記憶から実体化させた巨大な風船や鳥なんかを足場にしながらゆっくりと下降していく。

 

 

 

降りていき、辿り着く先は偉大なる航路(グランドライン)前半の海最後の島であるシャボンディ諸島だ。湾岸に船を停めたことはあったが島内にまでは入っていなかった為土地勘も無いし、目的の物がある場所の原作知識も朧げだが、見聞色で強者の気配を探ったらすぐに見つかった。

 

上手く隠された湾内に停められたライオンの船首が目立つ海賊船。原作主人公、麦わらの一味の船だ。

そして、船の傍に座す熊のような大男、七武海『バーソロミュー・くま』

 

俺の原作知識でもギリギリ知っている範囲でくまの過去があった。バッカニア族という特殊な種族であるが故に受けた奴隷の過去、大切な女性(ジニー)の死、その娘(ボニー)の病気だとか、読者だった時は思わず同情してしまうレベルで虐めすぎだろと思ってしまうほどの悲しい過去があるキャラだ。

 

バッカニア族に伝わる太陽の神とルフィを重ね、ドラゴンへの恩義もあったのかルフィたちが修行中の2年間、ルフィたちの海賊船であるサニー号を守り続けた麦わらの一味の恩人。

 

 

「何の、用だ…」

 

 

既にサニー号を狙い続けている海賊や賞金稼ぎ達と何度も戦ったのだろう。かなりボロボロの状態でくまが立ち上がる。

が、その動きは緩慢。モアモア100倍速の剃で接近してくまの頭に触れ能力を発動する。

 

侵食(インベイジョン)

 

「ウッ…!」

 

侵食で呆気なく動きを止めたくまの横に降り立つ。記憶を読み取っても殆ど何も感じ取れない。くまの頭の中には、サニー号を守るという任務と命じられたままに動くシステム、プログラムされた命令系統の優先順位程度しか残っていない…が、脳の奥底…本人すらも思い出せないほど深い場所に俺のメモメモの能力ですら読み取れない小さな何かがあるようにも感じた。

 

「今ここでニキュニキュの力を奪ってもいいんだけど…サニー号の守護者がいなくなるし、ウチの船長の命の恩人ってことで一旦見逃してあげる」

 

くまのニキュニキュの実は肉球人間なんて可愛らしい響きからは想像もできないほど強力な能力だ。奪いたいけど今はやめておく。

 

「くま、命令だ…今すぐ俺を()()()へ飛ばせ。できるだろ?」

 

ニキュニキュの実の能力者は手のひらの肉球で弾いた物を飛ばすことが可能。目視できる範囲でなければ訪れたことのある場所へしか飛ばすことはできないが数千キロ離れた場所にすら送り届けることができる。

 

俺を命令系統にプログラムされた記憶を打ち込んだくまにとある島に送るよう命令する。くまの記憶は消去されているが、ニキュニキュの実の意思はその場所を覚えているので問題無い。

 

「……了解…した…」

 

ギギギ…と、無機質なロボットのように動いたくまが手袋を外し、肉球の手のひらを俺へ向ける。

 

パッ、と軽い音が鳴った次の瞬間には俺はシャボンディ諸島の上空へ飛び、そのままどこかの水平線へと飛び去って行く。

 

寝転がったまま空を飛ぶ俺の身体から飛び出したハニークイーンが俺の上に重なるようにうつ伏せになる。どうやら俺のヌマヌマの身体に入っていた彼女達もニキュニキュの能力の対象になるようだ。

 

 

「行ったことのある場所ならどこでも飛んでいけるなんて便利な能力ね〜。旅行し放題じゃない」

 

「加えて戦闘でも使えるからな。欲しい能力ではあるんだけど…手のひらに肉球ができるのはちょっと嫌だな」

 

「私はちょっと可愛いと思ったけど…確かにエッチの時に吹き飛ばされちゃったらダメね〜♡」

 

 

ニキュニキュの実によってできる手のひらの肉球はデフォルトでオンオフができないようだ。だからくまもずっと手袋を付けていたんだろう。

 

 

「そういえばこれ…どこに向かって飛んでるの?」

 

「んー…ちょっと危険な性質があるけど、ただの島だよ。多分人間は2人ぐらいしかいないからほぼ無人島。そいつら始末したら、カリファを呼び出して遊ぶからハニークイーンも準備しといて」

 

「さっきの眼鏡美人ね…もうこっちはず〜っと準備万端よ♡…アゼル様の方ももうカチカチじゃない♡……んっ…チュウ…♡…ブチュゥ…♡…ヂュルッ…♡…ヂュロ…♡…!」

 

 

ハニークイーンの顔が近づき、そのまま唇を重ね、ハニークイーンはキスをしたまま俺のズボンの中へと手を突っ込み、肉幹を撫であげる。

 

舌と唾液を絡める濃厚なディープキスを感じながら、俺は懐から自分の手配書を取り出して眺める。

 

 

『黒ひげ海賊団10番船船長、"色欲の"アゼル 懸賞金9億6900万ベリー』

 

 

10億の大台を目前にした額に優越感に浸りながら次の行動の為に意志を固める。今の俺ならば簡単にできることだろうが、その行動の結果はこの世界の根本を揺るがすものだ。

 

しかし、もう止まることはない。ここはもう俺が楽しく読んでいた漫画の世界ではないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同刻。新世界、海賊島ハチノス。

 

「ウィ〜〜〜ハッハッハァ!!」

 

元から巨大だった筋肉をさらに膨張させたバージェスが蜂起した両腕で小さな山ほどもある巨岩を持ち上げ、そのままぶん投げる。

 

「何なんだこいつの怪力は!?」

 

「避けろォ!」

 

巨大すぎるあまり逃げ遅れた海賊たちは虫ケラのように潰れ、何とか回避した海賊たちももはや戦意は喪失していた。

 

 

「ヒ、ヒィィ…!…バ、バケモノだ…!」

 

「情けねェ奴らだ!くらえ…波動…()()()()()()タックル!!!」

 

「ぎゃばぼぇっ!!??」

 

 

バージェスの肥大化した肉体が更に変化する。肌色ではなく、身体全体が氷のような透明感を放つ青色となり、キラキラと輝き硬度を極限まで高めていく。

 

まさに巨大なダイヤモンドとなったバージェスの強烈なタックルに巻き込まれた数十人の海賊は潰れたトマトのような惨劇を晒した。

 

 

「ウィ〜〜ハッハッハァ〜!!!コリャ爽快だが…もっと潰し甲斐のある奴が出てきて欲しいもんだぜ!!」

 

 

『黒ひげ海賊団1番船船長、"チャンピオン"ジーザス・バージェス(リキリキの実×キラキラの実)懸賞金4億2000万ベリー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の場所では海兵たちは真っ黒い軍服を着た男と相対していた。かつて政府に所属していた裏切り者に対して海兵たちは鋭い目を向ける。

 

「ククク…!」

 

「消えたっ!?」

 

睨みつけられることを意に介さない男の身体が煙のように…否、実際に煙となって兵士たちの周囲へと漂う。

 

「狼狽えるなっ!ただの自然系(ロギア)だ!覇気を使える者は前に出ろ!!」

 

「馬鹿め!的が広がっただけ…ウッ!?」

 

「グ…ゲボッ!…なん、だ…!?」

 

「これは…!…全員この煙を吸うな!!()だ!!」

 

薄紫の毒煙に囲まれた海兵たちは、毒を吸わないように手で口元を抑え、目を細めるがそんな隙を晒しても良い相手ではなかった。

 

ズバッ!

 

「ギャアアッッ!?」

 

「どうせ結果は同じ"死"だ。諦めろ…!」

 

 

『黒ひげ海賊団2番船船長、"雨の"シリュウ(モクモクの実×ドクドクの実)懸賞金6億1000万ベリー』

 

 

煙から突然現れたシリュウに袈裟斬りにされ、血飛沫をあげる海兵を見下ろし、再び煙となったシリュウは次の獲物を仕留めるために煙の範囲を狭めていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゲホッ…ゴホッ…!…アァ〜〜…!…提督と同じ世代の奴と鉢合わせるとは…ハズレを引いちまったか…!…ゴホ…!」

 

医者であるというのに病人のように激しく咳き込み、顔色を蒼白にさせるのは黒ひげ海賊団の船医、ドクQだ。

 

 

『黒ひげ海賊団9番船船長、"死神"ドクQ(シクシクの実×ポケポケの実)懸賞金3億7200万ベリー』

 

 

「グフ…さぁ行こうかストロンガー…!」

 

「ヒヒィ〜ン…!…ゴホッ!ゴホッ!…っ!」

 

 

『ドクQの愛馬、ストロンガー(ウマウマの実"幻獣種"モデルペガサス)(喘息気味)懸賞金1000万ベリー』

 

 

幻獣種の悪魔の実を食べた愛馬のストロンガーに跨り、空を駆けるドクQはポケットから悪魔の実の能力によって創り出した病原菌入りのリンゴ型爆弾を空から落としまくる。その質量は小さいポケットに入っていたとは思えない物量だ。

爆破は湾岸にてハチノスに棲む海賊達と戦う黒ひげ海賊団と海軍に次ぐ第3勢力へと襲いかかる。

 

 

「チッ…シャチ!ペンギン!吸うな!…その煙…ロクなもんじゃねェ!!」

 

 

ドクQと相対するは毛皮の帽子と隈の目立つ冷たい目をした青年、黒ひげティーチと同じく"最悪の世代"と呼ばれる新時代の超新星の1人。

 

 

『ハートの海賊団船長、"死の外科医"トラファルガー・ロー(オペオペの実)懸賞金3億ベリー』

 

 

ローは自身の目的の為に王下七武海になろうとし、ハチノスへと侵入。そこに住まう大勢の海賊を政府への手土産としようとした。

尚、主目的はハチノスにあるとという噂を聞いたロード歴史の本文の奪取だったが、偶然近くの海を通っていたとある国の王と要人の乗る客船『ロッキーポート号』をハチノスへの密輸船と間違えシージャック。この凡ミスに加え、ハチノスにロード歴史の本文も無いことを確認したローは目的を七武海への足掛かりへと切り替えた。

 

人間を運ぶとなると、それが死体だったとしても大きな手間だが、ローの能力ならば生かしたまま簡単に凶悪な海賊達の命を握ることができる。

 

そしてサブの目標であった100人の海賊を狩り終えた辺りで同じタイミングでハチノスを襲った黒ひげ海賊団や、騒ぎに勘付いた海軍の精鋭部隊と鉢合わせ、黒ひげの部下の1人、幹部のドクQと戦闘になった。

 

「ウワァァッ!?何だこれ!?」

 

「シャチ!」

 

ドクQが次々と落とすリンゴ爆弾の怪しげなピンク色の煙を吸ってしまったローの部下が一瞬咳き込むが、痛みは無い。

ただその身体に奇妙な変化が起きる。平らな胸板がボンッと膨らみ、股間にある男として命の次に大切なモノが無くなってしまった。

ローの部下であるシャチはスースーする股間を押さえて叫ぶ。

 

「うえっ!?お、女になっちまった!?」

 

「ゲホッ…ハハハ…!…面白いだろう…?…"女になる奇病"…!…おっと気をつけろ…そいつは感染者に触れれば皮膚からでも感染(うつ)るぞ…!」

 

ドクQの『シクシクの実』は世界に存在するありとあらゆる病気の病原菌を操る能力だ。

 

どんな奇病でも存在するならウィルスを生み出すことができるが、爆弾などに加工しなければ広範囲にばら撒くことはできず、病弱であり海賊としては非力なドクQでは武器を多く持つことはできなかったが、白ひげ海賊団残党から奪った身体に質量を無視して大量に物を収納できるポケットを作り出す『ポケポケの実』のおかげでその弱点を克服した。

 

「まだまだ爆弾はあるぞ…次はどんな病気になりたい…?…ハハハ…!…ゥ…ゴホッゴホッ…!」

 

「…!…全員船に戻れ!目的は達成した…奴らとやり合うのはまだ今じゃねェ!!」

 

「アイアイ!キャプテン!」

 

ローは能力を発動し、自身とシロクマのペボをはじめとしたクルー達を一瞬にして船へと移動させそのまま逃亡する。

 

「んあっ!?…逃げられちまった…なんて能力だ…まぁ、いいか…提督も仕留める必要無いって言ってたし…」

 

「バヒィ〜ン…!…ゲホッ…!」

 

ドクQはローによって心臓を奪われた海賊達が絶望したように真っ青な顔で喚き散らしているのをつまらなそうに見下ろし、ストロンガーと共に仲間の元へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海賊島、ハチノスの象徴でもあるドクロ型の岩でできた要塞の足元にて、侵略に来た男と島の元締めである男の島の主導権を賭けた戦いが起こっていた。

 

そしてその戦いも既に終盤であり、互いに怪我を負いつつもその天秤は侵略に来た黒い髭の男へと傾いた。

 

その男こそ新たなる海の皇帝の1人である。

 

 

『"四皇"黒ひげ海賊団提督、"黒ひげ"マーシャル・D・ティーチ(ヤミヤミの実×グラグラの実×カゲカゲの実×フワフワの実)懸賞金22億4760万ベリー』

 

 

「ゼハハハハハ!!王直ゥ!オメェの死体はおれが部下として上手く使ってやるよォ!若い奴の影を入れりャあジジイでもマシに動けるだろう!」

 

「グ…ォ"ォ…!!」

 

 

この島の元締めであり、老いて尚強大な存在感を放つロジャー時代の大海賊、"王直"は強かったが、手の出しづらい遥か上空から飛んでくる地震の力や、何度倒しても湧いてくるゾンビ兵を1人で相手するには歳を取りすぎていた。

 

王直にも部下は大勢居たが、ハチノスに存在する一般市民のいる居住区に現れた海軍の相手に追われ、王直の援護に付くことは無かった。

もっとも、いたところで結果は変わらなかっただろうが。

 

「提督…向こうも全て終わったようだ」

 

「オーガーか。ゼハハハ!そりゃ上々…!…これでこの島はおれたちのモンだ…!」

 

パッと瞬間移動のように突然現れたオーガーから報告を受け取ったティーチは事切れた王直の首根っこを掴み、フワフワの能力で島全体を見渡せる上空に浮かぶと、王直の死体を掲げながら大声で叫んだ。

 

 

「海賊島ハチノスの元締め、王直は死んだァ!!これからはこのおれ!黒ひげ、マーシャル・D・ティーチがこの島の王だ!!まだ逆らいてェヤツはいるか!?」

 

 

ティーチの宣言に黒ひげ海賊団は歓声を上げ、王直の部下や、住民の元海賊たちは恐怖しながら次々と降伏する。

 

この瞬間、海賊島ハチノスは黒ひげ海賊団のナワバリになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くまのニキュニキュの能力によりとある島へと飛んだ俺は素早く用事を済ませ、電伝虫で状況確認の連絡を入れる。相手はラフィットだ。

 

 

「おーす、ラフィット…ハチノスはどう?」

 

『ホホホ…ご心配無く…我らのナワバリとなり既に後処理の最中ですよ。提督もかなり張り切っていた様子…よほど新しい能力が気に入ったのでしょう』

 

「昨日はティーチもホワイティ・ベイに海珍(かいちん)してテンション上がってたしな…俺も寄り道してるけど少し海珍(かいちん)したらすぐ帰るわ」

 

『提督とお呼びなさい。あと、そのゴミみたいな隠語を流行(はや)らせようとするのもやめなさい。ブチ殺しますよ』

 

「めんごめんご。じゃ、ティーチ提督にもよろしく」

 

『作戦や指示があればまた追って連絡しますよ。提督も貴方の力を認めているから単独行動を許しているのですから、成果もしっかりと出すように』

 

「あいあいさーっと」

 

 

ラフィットとの通信を切り、ヌマヌマの身体からカリファを吐き出す。

 

「ウッ…!…ゴホッ…!…グッ…ゥゥ…!」

 

ホルホルによる全身麻痺と軽い窒息により息も絶え絶えなカリファ。しかし、諜報部員のエリートの意地か激しく咳き込みながらもこちらを鋭く睨みつける。

 

「ウ…その顔…手配書で見たわ…!…黒ひげ海賊団の…幹部…!…女を好き好んで狙う、クズね……!」

 

「ハハ、じゃあこの後自分がどうなるのかも分かってる?」

 

「ふざけ…ないで…!」

 

カリファが震える身体に力を入れてヨロヨロと立ち上がる。ブルーノは即死レベルの量を打ち込んだが、カリファには少ししかホルモンを打ち込んでいない。時間も経っているし動けるぐらいには弱まっているだろう。

 

「…っ…死になさい…指銃(シガン)!」

 

「おっと」

 

カリファが指を弾丸のように突き出して攻撃してくる。軽く避け、軽く握った拳をカリファの腹へと打ち込む。

 

「ごふっ…!!」

 

「そんなヨロヨロじゃあ当たんないよ。お手本見せてあげよっか?」

 

両手の指を立てて、カリファへ向ける。狙いは彼女の豊かな胸元だ。…えいっ♡

 

ズボッッッ♡♡♡!

 

「オ"ウ"ッ!!?」

 

俺の両方の人差し指がカリファの双丘の頂点へ突き刺さる。

ホルホルの能力によって棘のように鋭くなった指先は服越しに乳頭を貫き、そのまま特製のホルモンをドクンドクンと注入していく。

 

「う"あ"っ…!…熱ッ…!?…な、何をしたの…!?」

 

「すぐに分かるさ」

 

ニュポンッ♡…とカリファの両乳首から指を抜き、様子を見ると、色っぽい声を零しながら胸を抑えるカリファの身体に変化が訪れる。

 

グッ…ググッ…ブルンッ♡

 

「うっ…!?…何コレ…ッ…む、胸が大きくなって…!?」

 

元から巨乳であったカリファの双丘が勢いよく水を入れられた風船のように膨らんでいき、白スーツの網目状のインナーがビリッ、と耐えきれずに破れる。

 

「あうっ…!?……くっ…!」

 

まさにボインボインという擬音が聞こえてきそうなほどの乳房が跳ねる超爆乳になったカリファは重くなった胸を支えながら、こちらを睨みつける。

しかし全く怖くない。

 

カリファは180センチ以上の長身で幼い頃から諜報部員としての訓練を積んだ超人である。勿論、一般人と比べればであるが。

鍛えられている為スタイルも良く、眼鏡越しの目は平常時であれば冷静さを感じさせる鋭さがあり、長いまつ毛は大人の女性の色気がある。

 

 

「ぐっ…なんて悪趣味…早く元に戻しなさい…!」

 

「うわ〜お…すっご〜い♡…バストサイズ一気に何段階上がってるのかしら。マリアンヌが見たらなんて言うか…」

 

「マリアンヌはちっぱいが魅力だから大きくさせないよ」

 

「あらま。まぁ、確かにあの娘が巨乳になっても違和感しかないけどね〜」

 

「そうそう。ま、今はいいだろ。ハニークイーン、カリファをダウンさせろ。俺はその間に良い場所を作っておくからさ」

 

「はぁ〜い♡まっかせて〜ん♡」

 

 

ハニークイーンがトロトロの実の能力を発動させ、カリファに粘液の弾をぶつける。無傷の状態ならまだしも全身に軽い麻痺が残り、巨大化した胸を抱えるカリファでは既に戦闘を続けることすら厳しく、身体と能力を鍛えたハニークイーンに勝つことはできないだろう。

 

長いベージュブロンドの髪をオールバックにしたカリファと蜂蜜色の眩しい金髪を短めのツインテールにしたハニークイーン。

タイプの違う金髪美女対決は予想通り時間も掛かることなくハニークイーンの勝利で終わった。

 

こっちもこの島特有の自然物であるハンバーガーのような形の植物(?)を齧りながら、記憶から特注のベッドと、プラスチック製のマットを実体化させる。

凄いなこの島の植物は。味もハンバーガーそのまんまだ。そんな食べ物を目当てにこの島には巨大な昆虫や鳥、海王類までやってくるので簡易的な小屋も実体化させる。

 

 

「っ…あぅっ……!」

 

「ふふふ…貴女も能力者みたいだけどそんな大きいおっぱい抱えてちゃ、ロクに動けないわよねェ…」

 

「よし。準備完了…ハニークイーン、こっちに来い」

 

「はぁい♡」

 

「んでもって…ジャラジャラ…鎖拘束(チェーンジェイル)

 

「あ"あ"っ…!?」

 

 

ハニークイーンにより服を剥がされ、粘液塗れになったカリファをジャラジャラの能力で生み出した鎖で拘束し、小屋の中へと吊り上げる。

 

 

「ははっ…絶景だな。おっぱいデカすぎて垂れてきてるじゃん…うわ重っ…!…ちょっとホルモン入れすぎたかな?」

 

「さ、触らないで…この無礼者!!」

 

 

両腕は合わせて頭上に、脚は膝裏に鎖を通してM字開脚のように吊られた無様で無防備極まりないカリファが顔を赤くさせながら吠える。

 

 

「焦ってるし嫌悪感もあるけど、絶望はしてないね。諜報機関としてそれなりの経験はしてきてるってことか」

 

「ッ…あっ!」

 

 

カリファの膨乳した乳房に顔を埋め、比例してぷっくりと巨大化した乳首に乳輪ごと大口を開けて吸い付く。

コリコリの乳首を舌で転がし、乳輪を刺激するように甘噛みすればカリファは声を零し、乳頭からジワジワと白色液を滲み出させる。

 

 

「ん〜…ぷはっ…甘っ…」

 

「は…!?…はぁ…!?…な、何で…!」

 

「ん…?…ああ、母乳が出たのが不思議?さっき注入した特製の女性ホルモンの効果だよ。妊娠してなくても母乳が出るようになる…ま、いずれ普通に出るようにもしてやるけど…ハニークイーン、お前はそっち側を頼む」

 

「はぁい♡じゃ、私も混ぜてもらうわね〜」

 

「ああっ…!…や、やめなさい…っ…!…あんっ…!」

 

 

俺はカリファの左側の乳房を左手で掴み上げ、乳搾りのようにグニグニと揉みしだきながら母乳を啜り、空いている右手でカリファの膣穴を愛撫する。

反対側のハニークイーンも同じようにカリファの右乳を咥え、伸びた手はカリファの肛門を弄っている。

 

 

チュウチュウ♡クチュクチュ♡ちうちう♡クリクリ♡

 

「はぁ"っ…!…はっ…あ"っ、ぁん"…!…こ、この…や、やめなさっ…んぁ…!!」

 

 

乳頭から滲み出る母乳はほのかに甘く、吸う度に聞こえるメスの声に股間が熱くなっていく。

 

ホルホルによる過剰なホルモンの分泌に発情したカリファに抵抗する力は残っていない。

カリファの頭を掴み、メモメモの力で記憶操作を施していく。諜報部員であるというカリファの人格を形成する事実はそのままに、過去の経験の記憶を編集する。

 

 

侵食(インベイジョン)記憶編集(メモリーエディット)

 

「あ"…!…ぁ"ぁ…!?…あ、頭が…!」

 

 

まずは世界政府の一員であったという過去を消し、俺個人のスパイとして幼少期から育てられた体験を差し替える。身内とCP9の同僚達の存在も無くし、ついでに教育された内容も変更させて彼女の知識と常識も改竄する。

 

 

「や…やめ"…なさい"…!…頭が…変になる…っ…!…ナニカが入って…くる…!!」

 

「抵抗したって意味無いから諦めて楽になりな〜」

 

「ん〜…ちゅぱっ♡…そうそう…どうせ私たちメスはアゼル様みたいな強いオスには勝てないんだから〜♡…貴女も一緒に気持ちよくなりましょうよ♡」

 

「あ"あ"あ"っ…!?…ぁ"っ…ぁん…♡…き、消えていく…私の…記憶が…!…な、何で…!?…わ、忘れて…いく…♡…!…イ…イク…♡…!」

 

グチュグチュグチュ♡グチュグチュグチュ♡

 

 

性感帯と脳みそを弄られる感覚に発狂しかけているカリファのぐちゃぐちゃの感情が記憶を通してビシバシと伝わってくる。

 

 

「イ"…イ"グッ♡♡…!!」

 

 

ビクンッ!…と、大きく腰を跳ねさせたカリファが絶頂した。反動で3倍ほどに大きくなっている超爆乳も跳ね、母乳を撒き散らす。

 

 

「んお"…!?…あ"お"ぉぉぉ♡♡…???」

 

 

同時に記憶改竄も完了。過去の思い出も学んできた常識も書き換え、諜報機関として鍛えた戦闘能力と名前以外の全てが俺にとって都合の良いものに変わったカリファはガクンと脱力する。

俺はカリファを拘束から外し、軽く服を着直してやった後、カリファを目覚めさせる様に声をかける。

 

 

「カリファ…起きろ」

 

「…ん…う………はっ…!…こ、ここは…?」

 

「任務の途中に居眠りか〜?…偉くなったもんだな」

 

「っ!?…も、申し訳ありません…!…アゼル長官…!」

 

 

俺を上司である長官と認識するようになったカリファは所々破れた自身の服を見て、爆乳を隠しながらこちらを見る。

 

 

「…アゼル長官…何ですかこの格好は…?…セクハラです…」

 

「おいおい、指令を出しただろ?…ほら、長官の体調管理も諜報部員としての大事な任務じゃないか」

 

「…そ、そうでした…!…直ぐに準備します」

 

 

カリファは素早く服を脱ぎ、成長した巨大な乳房を隠すことなく裸体を曝け出す。

その隣ではニヤニヤと様子を見ていたハニークイーンも同じように服を脱ぎ、カリファと共に俺の身体へとしなだれた。記憶操作されたカリファにとってハニークイーンは同僚のような認識になっているはずだ。

 

俺も服を脱ぎ捨て、用意したプラスチック製のマットの上に寝転がる。所謂ソープマットだが、この世界にもそういうプレイができる夜の店は存在していたので実体化させたマットはかなり完成度が高い。

 

 

「それでは長官…失礼します…」

 

「堅いわねェ♡もっと楽しんでも良いんじゃないかしら?」

 

ヌリュ♡ズリュウ…♡…ニュル…♡

 

 

ハニークイーンのトロトロの能力によって生み出された粘液が潤滑油となり、左右それぞれに覆い被さる二人の美女が身体を擦り合わせてくる。

 

 

「うわ…柔らか…暖かいし…これは気持ち良いな」

 

「お気に召しましたか?長官」

 

「うん。そのデカくなった胸の感触も最高だな…カリファも能力を使ってくれよ。もっとヌルヌルにする感じで」

 

「か、かしこまりました…!」

 

 

カリファは『アワアワの実』の石鹸人間だ。身体を擦ることで泡を生み出し自在に操る。その泡は触れたものを極限まで磨き上げ、ツルツルの無摩擦状態へと変化させる。また人間が触れると触れた箇所から力が削ぎ落とされてしまう。

 

超人系の能力らしく石鹸というイメージによる拡大解釈が強い能力だ。

もちろん普通の石鹸の泡としても使用できる。今回は普通の泡としてどんどん生み出してもらおう。

 

ぬっちゃ♡ぬっちゃ♡ぬっちゃ♡ぬっちゃ♡

 

ハニークイーンの粘液とカリファの泡が混ぜ合わさり、強力な滑りと摩擦の無さで身体の密着がとんでもないことになる。

 

 

「んっ…♡…んふ…♡…どう…気持ち良いかしら…?」

 

「ふっ…♡…ふぅ…♡…長官…貴方の熱くなっているここに…触れることの許可を…♡」

 

ニュリュゥ…♡…ニュル♡ニュル♡ニュル♡ニュル♡

 

 

密着した身体同士は皮膚が一体化していると錯覚するほどで、自然と互いの身体の形を全身で理解し合う。

彼女達からしてみれば俺の男の硬い身体だろうが、こっちからしてみれば天国の感触だ。

 

きめ細やかで、スベスベの柔らかい肌に沈み込むような双丘とその頂点の突起。絡まり合う脚と擦り付けられる股間から感じるショリショリとした陰毛の感触も良いアクセントだ。

 

 

「あはっ♡なんだかいつもよりもカチカチ…♡やっぱりこういうの好きなんじゃない♡…ウフフ…言ってくれればいつでもやってあげるのに♡」

 

「これはただの任務ですので、それ以外での行為はセクハラです…ただ…どうしても我慢できない時は命令をお待ちしてます…♡…私は優秀ですので…♡…ぁ…熱い…♡…なんて硬さ…♡」

 

 

ニュッコ♡ニュッコ♡ニュッコ♡ニュッコ♡

 

 

ハニークイーンとカリファのダブル手コキで肉棒が扱かれる。濃厚な潤滑油と2人分の刺激、更には全身で感じる極上のメスの感触と匂いにボルテージが一気に上がっていく。

 

「う…!!…射精()る…!」

 

ドビュルルルルルッ!!

 

カリファの霰もない姿にムラムラしていたせいですぐに果ててしまった。勢いよく飛んだ白濁液はハニークイーンとカリファの身体へと降り注ぐ。

 

 

「わ〜お♡…凄い勢い…♡…これ中出しだったら確実にデキてたわね」

 

「…う…火傷しそうな熱さ…これで任務は完了……え?」

 

「えーと、カリファ…だっけ〜?…アゼル様が一回ぽっちの射精で満足するわけないじゃない…今日は貴女が主役なんだから最初のおまんこセックスは譲ってあげるわ♡」

 

「っ…分かったわ…長官…失礼します…」

 

 

カリファがヌルヌルの状態に苦戦しながらも俺の腰の上に馬乗りになり、未だ反り勃つ肉棒の上に跨る。

 

 

クチュリ♡…ニュプッ…ニュブブブブブ…♡…!

 

「うっ…くっ…ふぅ…ぅ"ぅ…!」

 

 

騎乗位の体勢でゆっくりと腰を下ろすカリファ。成長した乳房以外はモデルのようなプロポーションの美女がガニ股で腰を下ろす光景はまさに絶景だった。

 

 

ズチッ♡…ヌチチチチッ♡♡

 

「あ"っ♡はうっ♡…!?…ふーっ…♡…ふーっ…♡…!」

 

 

仰け反るように上を向き、熱気で曇った眼鏡の美女のガニ股姿は何とも下品で間抜けで股間を硬くさせる。

ゆっくりと根元まで挿入され、アワアワによる滑りとカリファの鍛えられながらも柔らかい膣内の感触が肉棒全体を包み込む。

 

 

「ふっー…滑りが良いから、結構楽に入ったな…これは馴染むのも早そうかな」

 

「ん"ん"っ…♡…も"…申し訳ありません…ちょ、長官…!…少し時間を…!」

 

「早くこの島も出ないといけないし…俺も動きたいから、激しくするぞ」

 

「え"…ちょ…待ってください長官…!…まだ中が敏感で…!!」

 

ドッチュッ!!!

 

「おぎょほっ♡♡!?」

 

 

カリファの言葉を無視して腰を突き上げる。ヌルヌルすぎて身体が離れそうになるので、思い切り抱きしめて逃げられないようにした後、ピストンの速度を上げ、カリファの膣を何度も突く。

ホルホルにより発情と敏感体質になっているカリファは快感に動物のような声を出す。

 

 

ドッチュ♡!ドッチュ♡!ドッチュ♡!ドッチュ♡!

 

「お"っ♡お"お"っ♡お"ほっ♡ぉ"っ♡お"っ♡お"っ♡」

 

 

眼鏡はズレて、インテリ感のある美貌は下品に歪み、伸ばした爪先を震わせるカリファの中で肉棒が膨張する。

 

 

「カリファ…膣内に射精()すぞ…!」

 

「ん"ぉ"っ♡そ、それはっ…♡…他の…♡ぉっ…♡に、任務っ♡…できなくなっ…ぁ"ん♡…て…しまいますっ♡♡」

 

「別に良いだろっ…それがお前の一番の優先する任務だろうがっ…!」

 

 

ズチュッ♡ズチュッ♡ズチュッ♡!

 

 

「お"お"ぉ"〜〜〜〜♡♡♡!??…そ、そうでしたっ♡た…大変っ♡…申し訳っ♡ございません♡…お詫びにっ♡セクハラでもっ♡…何でもしてくださいっ…♡…!」

 

「っ…あ〜イク……射精()るっ!!」

 

 

ドビュッッッッ!!!ビュルルルルルッッッ!!!

 

カリファを強く抱きしめ上げ、そのまま膣内へと射精した。後頭部を押さえつ

け、さらに記憶を操作してカリファの意識構造を改造する。

 

 

ビュグッ!…ビュゥゥゥッ♡…!

 

「お"お"ぉ"ぉ"ぉぉ〜〜♡♡…!??…お、お腹…苦し…っ…♡…」

 

 

ビクビクと痙攣するカリファの中へ気持ち良く最後まで出し切り、失神したカリファを落とさないように繋がったまま立ち上がる。

実体化させた部屋やマットを消し去り、海岸の方へと向かう。

 

 

「もう終わり〜?私まだなんだけど〜?」

 

「続きはヤるぞ?帰ってからだけど…お、来たか…」

 

「ん…島が揺れて…地震?」

 

「この島自体が肉食の生物なんだよ。食われる前に帰ろうか」

 

「キャッ…ってアレがこの島の口!?怖っ!!」

 

 

この島は奥地に豊潤な食料があるが、実際はそれらはこの島自体が創り出した撒き餌だ。この島の最大の捕食者はこの島自身である。

 

なんとも恐ろしい島である。ま、この島には二度と来ることはないだろう。到着してすぐに殺した俺よりも先にこの島にいた2人組の持っていた所持品は全て記憶してある。すぐに役に立つはずだ。

 

俺は空中を蹴りながら湾岸まで逃げ帰り、身体中に付いたヌルヌルの粘液を実体化させたタオルで拭きながら、ハニークイーンと唇を重ねた。

 

 

 

 

 





ロッキーポート事件では裏でコビーがめっちゃ頑張ってロッキーポート号の乗客や島の市民を守りまくってましたが、ここの本編に全然関わらないんで描写は省略。

ハニークイーンとカリファのコンビはずっと書きたかった。拙者は拘束、膨乳、麻痺、発情…そして洗脳や常識改変などのバッドステータス付きの戦闘エロが大好きでござる。
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