長年相棒だった全身鎧の戦士が実は甘えたがりの高身長女子だった話 作:山崎世界
長期の二人旅。道中で依頼をこなしたりしながら進んでいく。当然出来る限りは宿に泊まったりもするが、小人族の里は秘境にあるのでどうしても野宿を挟む必要がある。
暗くなる前に拠点を確保し、テントを構え、食事の準備をする。数年来冒険者稼業をやっているのだ、抜かりはない。
「それじゃあワレが見張りをするからあにきは寝てて」
「アホか。交代でやるんだよ。今はとっとと寝ろ」
野宿も初めてではないが、ワレは勇者の鎧の効果で寝ずの番が出来た。だが今はその必要もないのできっちり休んで明日に備えるのも必要だ。
「……眠れないから、お話していい?」
「仕方ねえな」
雲一つない夜空を見上げながら、火を焚き、談話に興じる。膝の上に座ってくるのはまあ仕方ない。前が見えないのは難点であるが。
「……そっか。ワレの姉ちゃんは国の将軍として立派にやっている、と」
「うん。結婚した、って聞いたから驚いたけど……どんな人なんだろう」
父親のヴァルセントと和解して、家族たちの近況を聞いたという。
ワレの姉、マリアンヌは剣の道を確かに諦めた。そこには挫折もあっただろうし俺たちが知らん苦悩もあったんだろう。だがそこで折れはしなかったし代わりに人を率いる才能を伸ばすことに決めた。
「……会いたいな」
「会えるだろ」
「うん……」
会いたいなら会いに行けばいい。それは当たり前のことだ。
「あにき……ありがとう……あにきのおかげで、ワレは強くなれた、と思う」
「そこは強く言い切ってもいいとこだぞ」
「……んー……でも、ね」
ワレは一瞬、振り返ってキスをする。
「やっぱり、ね。まだまだちょっと……甘えたいなって……そう思うから」
再び前を向いて表情は見えない。だがうす暗い中でも首筋が紅潮しているのが分かる。
「……眠れないから……抱いて、ほしい……そうしたら、眠れると思うから……」
「そうか」
正直ホッとした。あんまりいきなり立派になられても困るのだ。
「ん、ぁ……」
後ろから胸を鷲掴みにする。
「ふぁ、ん……あにき……」
乱暴に、しかし的確にワレの弱い部分を刺激する。
しかし、不意にワレの尻が俺の勃起した肉棒を擦る。グイグイと押し込まれ、尻の谷間にすっぽりとハマり、そのまま擦られる。
「ぁん……あにきの、おち〇ちん……熱い……」
「っ、コイツめ……」
インナーの滑らかな生地に擦られ、我慢汁で滑りがよくなる。
時に押しつぶされるように。腰を回転させてきたり。熱に浮かされるようにメチャクチャに動いてくる。
「はぁ、はぁ……あにき……!」
俺はしがみつくようにワレの胸を掴みながら、ワレは腰を動かす。
「ぁ、イく、イくぅ……ッ!!」
ビュル、ビク。ワレの尻と背中に目掛けて射精する。
「はぁ……はぁ……んん……」
流し目で俺を見るワレ。その手は自らの股に伸びて、その秘部を弄る水音がこちらに聞こえるように激しくなる。
「……仕方ない奴だな」
後ろから太ももを掴み、肉棒を膣ひだに合わせる。
「ぁ……」
期待するようにワレは息を呑み、俺はワレの手を取り引っ張るようにしてその反動で挿入する。
「ぁん! ひゃ、はぁ、はぁ、うん……!」
ワレの体重が反動を付けながら圧し掛かってくる。さすがにそれで押し潰されるほどやわではないがややバランスを崩して、それが不規則な刺激になる。
「……ワレ……」
俺はワレを抱きしめるように手を回す。左手は胸に。乳首を摘まんでぐにゃりと大きく歪ませ。右手は秘部に。クリトリスを弄りながら、太ももで挟まれる感触も楽しむ。
「ひゃ、それ、らめぇ……!」
段々と射精欲が高まり、ワレもグイグイと尻を押し付けてくる。
「ん、イく、またイく……あにき……ずっと、ずっと、いっしょに……!」
ワレは手を伸ばして俺も手を絡めてそのままグイッと引っ張り最奥を突く。
「っ! イっくう!!!!」
ワレの身体が前のめりに倒れそうになり、俺はそれを支える。
「ん……あにき……」
肉棒を抜き、ワレは俺の顔に近づいて、そのままキスをしてくる。
「あむ……ちゅ……れろ……」
舌を絡め、けれどそこまで激しいものではなく、じゃれつくように。そうしてしばらくしたのち、ワレの頭は俺の膝に収まった。
「……くぅ……」
そのまま寝息を立てるワレの頭を撫でながら、夜の番を過ごすのだった。