イリヤちゃんと毎日中出し治療しています 作:akdblack
夢を見ていた。
昼間に近所を散歩しているのに、人も車も通らない。
不思議なくらい静かで、風の音すらない。
蝉の声も聞こえず、真夏の陽射しだけが路面をじりじり焼いている。
俺は静かだなと思いつつも、不思議と気にならずに公園の小道へ足を踏み入れた。
砂利を踏む音がやけに大きく響き、遠くの木が揺れるのが映る。
ふと足元を見ると、芝生が掘り起こされたように荒れていて、草と湿った土の匂いが濃く鼻についた。
そうしたら突然ピンク色の衣装を着た女の子が、怪物と戦っている場面に出くわしたんだ。
今まで何もない公園に見えていたのに。
ビームみたいなのを放つ女の子と、それをかわす怪物が俺へと迫ってくる。
逃げようなんて思う間もなく、女の子がそいつを切り裂いて助けてくれた。
俺は事態を把握しようと消えていく怪物と女の子を見渡した。
だから、二匹目の怪物が女の子の背後から突っ込んでくるのに気づけたんだ。
庇ったつもりなのか俺は女の子を押し退け、そこで夢はプツンと終わった。
それからどうなったんだろう?
もちろん現実ではなく夢なので意識が薄れていって、遠くから誰かの泣き声が聞こえてきて。
「あー起きた! ……よかった、よかったよぉぉっ……うぇっ、うぅっ……」
目が覚めて、夢の続きのようなすすり泣きが耳に届く。
身体を起こそうとするが力はまるで入らず、僅かに顔と首が動くだけ。
天井や間取りで自室のベッドの上というのはわかるけれど、誰が泣いているんだろうとぼんやりしていた。
「イリヤさんイリヤさん、この方に説明しないといけませんよ」
「そうだね! えっと……ごめんなさいお兄さんを巻き込んでしまいました」
もう一人の声に促され、ひょこんと視界の斜め上に現れた女の子を見て驚いた。
天使が来たのかと勘違いするくらいに、可愛らしい銀髪の少女が傍らにいたからだ。
テレビやネットでも見た事のない、美少女という存在を形容したかのような可愛らしさ。
でも泣いていたためか目元が赤く潤んでおり、よく見ると瞳の色も赤みを帯びていて明らかに日本人ではない容姿だ。
白いセーラー服に赤いリボンが映えた衣装は、どこかの学校の制服だろう。
女の子の謝罪とともに下げられた頭から綺麗な銀髪が流れ落ち、剥き出しの肩にふわりとかかったのが少しくすぐったかった。
「巻き込んで……俺……なにかあったけ……?」
「私を助けてくれたんです。覚えていませんか?」
「……公園に怪物が出てきて……それから……夢じゃなかった?」
「うん、私はおかげで助かったんだけどお兄さんが……大怪我しちゃって……本当にごめんなさい」
「もしかして……俺死んじゃいそうなのかな? 全然動けないし」
「大丈夫です! 絶対に私が助けますから!」
胸の前で両手でグーを作ってふんすって鼻息を荒くする女の子。
実感はないが、絶対に助けてもらわないといけない事態らしかった。
「それでしないといけない事があって、お兄さんにも手伝ってほしいんです」
「できることならなんでも……死にたくはないし」
「その方法なんですが……」
と、歯切れが悪くなる。
続きを話そうとして、でも目線が彷徨って、ほんのり赤らんだ頬のまま両手をわたわたさせている。
「それでは私が説明しましょう!」
「………………なにコレ?」
いかにも魔法のステッキやロッドみたいなのが横から視界にスライドしてきて浮かんだまま喋ったんだ。
先端に星と翼の造形がある全体的に丸っこくて、いかにも魔法少女が持ちそうな見かけの
「情景描写とかカットカットで! 魔法少女イリヤさんの可愛いマスコット枠のルビーちゃんと覚えてください!」
「えぇ……あのホントに大丈夫なのかな?」
「うぅごめんなさい。ルビーはいっつもこんななの」
ルビーとやらがぐにょんぐにょんとボディランゲージ? して俺の疑問を断ち切った。
「結論から言いますと貴方はキメラの爪で死にかけたというかほとんど死んでました。
あ、キメラというのは獅子と山羊の双頭を持つでっかい肉食獣みたいなのでして、全身を強く打ってという事故の婉曲的表現をご存じでしょうか。
大体あんな感じです。キメラの爪をまともに食らうと、人間が人の形じゃなくなったりするんですね~」
「う、ルビー思い出させないでってば」
「あのう、ルビーさん……? めっちゃ軽く言うけど俺どうなってるの? 動けないんだけど手足とか残ってる?」
「おっと私のことはフランクにルビーちゃんでいいですよー。もちろん大丈夫です! ルビーちゃんとイリヤさんとで協力して治しましたから!
手も足もありますよー。毒も無かったし障害も多分残りません。中身はちょっとアレですけど」
不安になった。
「ご自身で確認をどうぞー」
「……身体の色が変わってる?」
ルビーがどうやっているのか先端が広がり鏡になるとパンツだけ履いた俺が映った。
見た感じ五体満足だが両腕と脇、それから胸元から腰にかけて大半が斑なピンク色になっており、それ以外は何も変わっていることはないように見えた。
「日焼けで皮が剥けた痕みたいになってるけど、もしかしてピンクが怪我した所だったり?」
「そうですよー、欠けていたそこを研究中の魔術でちょちょいとリジェネレーションしてですね!
いやー苦労しましたよ。治療は元々専門外ですからー。血とかバケツいっぱいぶちまけたみたいでしたし。
去年までのブラックジャックしか読んでなかった時の私でしたら諦めていたことでしょう。でも今は違います」
翼部分がギュっとなって
「K2も読んだので人体知識はバッチリです!」
「どっちも漫画じゃん! ホントに大丈夫!?」
凄く不安になった。
「信じてあげてください……ルビーはこんなだけど治さないと本当に危なかったので……」
「ですですー。頭と心臓が無事なのは不幸中の幸いでした。即死したり重要パーツが欠けていたら治療どころじゃなかったです。
並行世界の貴方から部品を持ってくるか、もしくは貴方自身と入れ替えるしか手がなかったかもしれません」
「へ、並行世界があるとしても、それじゃ内臓とか持っていかれた別の俺か、入れ替わる前の俺自身が死んじゃってるよね……」
マスコット枠とは思えない台詞を聞いて慄くしかできない。
どうも魔法少女とは言っても、メルヘンでラブリーなスタイルじゃないものらしい。
「お、さてはSFやファンタジーがいける口ですね。でしたら話が早い。余談はさておいて治療の続きといきましょう。
貴方の欠けてしまった血肉はある程度は再生していますが、なにしろ急ごしらえのものでして不安定となっています。
魔術媒体を――この場合はイリヤさんの魔術刻印のことですが――複製し、失った内臓神経などへ変成具現化して復元したものなんです。
クローンみたいなもので、現代医学でも不可能な魔法に等しいすごテクですよ」
「……よくわかんないけど魔術媒体とか刻印ってなに?」
「魔法少女というか魔術師にとって魔術を使う上で大事なものとだけ覚えてください。
そして魔術刻印は血族でもなければ普通は適合しません。前は本人というか身内だからよかったんですけどねー。
具体的にどうなるかと言うと、現在は夕方手前ですが日が変わる頃には貴方の内臓機能の大半が失調し苦しみぬいてから死にます」
「げ!」
情報量の多さに戸惑う暇もなく、半日も持たないと言われると今更ながら実感が湧いてきた。
「もー脅さないでってばー。そうならないように治療するんだから」
「いえいえいえ! 大事な所なんです。それを理解した上でやってもらわないといけません。
治療のために刻印へただ魔力を通しても、魔術師ではない貴方の許容量をオーバーしてしまい逆に身体が持ちません。
なので魔力をイリヤさんへ返してもらう必要があります。そして治療魔術で更に送り返し、循環させ馴染ませていくんですね」
「魔力なんて言っても……どうやって? そもそも動けないし」
「ズバリ! 貴方の精液をイリヤさんに注いであげてください。経口摂取でもいいですが、中出しが望ましいです!」
「はい?」
首をじんわり動かすとすでに知っているのか、女の子―――イリヤちゃんは色白の頬を赤らめている。
小学生だがそれぐらいの性知識はあるようだ。
でも小学生でしかないわけで。
「え……なんで?」
「現状、貴方の身体と精液には常人には多すぎる魔力が込められてるからですねー」
「イリヤちゃん幾つ? 犯罪では? それに妊娠なんてしたら……」
「十一歳ですけど、これは治療行為ですからー。念のため身体を強化してますし、精は魔力になっているので心配ありませんよ」
「代わりに病院に行ったら?」
「複数の内臓移植をすぐにできるわけもありませんし、内臓が壊死していくのを看取られるだけですねー」
「そんな……死にたくないけど……! いやでも……」
突然の申し出に動揺を隠せなかった。
可愛い女の子とやれるからラッキーなどとすぐに思えるほど、無法でも性欲過多でもないつもりだ。
ましてや相手は小学生だし。
「突然こんな事になってごめんなさい。死にかけた上に、その……えっちな事をしろだなんて困りますよね……」
動揺してる所に身を乗り出したイリヤちゃんが頭を下げた。
「それでも見過ごすわけにはいかないんです。助けれる人を助けないなんて私は絶対に認められない」
真っすぐ見つめてくる瞳に気圧された。
恥ずかしさもあるだろうに、使命感と強い意志があるのがわかる。
魔法少女のイリヤちゃんが何をしていたかは知らないが、心に正しさや正義を備えているのだろう。
平々凡々に生きていた俺よりも深い何か―――それこそ死線を越えたような経験があるとそう思わされた。
「…………えっと、その……じゃあお願いします……」
でも小学生の圧に負けて射精補助をお願いするのは流石に情けなく思った。
「では納得していただけた所でやりましょういきましょう。大丈夫ですよイリヤさん。少々早めですが誰でもいつかは行うことですから」
「ルビー……カメラを下ろさないと本気で怒るからね」
「テンションの格差についていけないよ……」
ルビーがカメラを持ちながら反対の翼でグーを作って指の隙間から指を出す卑猥なジェスチャーをする。
教育に悪いと思うけど、今からもっと悪い事をするから何も言えねえ。
「では早速ですが彼のパンツを脱がせてください。……イリヤさんがですよ」
「ぅえっ!? そ、そうだよねお兄さん動けないもんね!?」
「う……」
まるでお医者さんごっこのように指示されたイリヤちゃんが体重で引っかかる所を少しずつずらしていく。
ほどなくぼろんと露出して外気に触れた感覚があった。
「わー……なんかでろんってしてる……どうすればしゃせーできるの?」
「どうすればいいでしょうかー?」
「そ、そんなこと言われても」
全く身動き取れないまま、小学生に抜きを頼むというのアブノーマル過ぎる。
凄く可愛い女の子だからって、そういう経験まではないようだし。
「イリヤちゃん……でいいよね?」
「はいイリヤスフィール・フォン・アインツベルンです。みんなからはイリヤって呼ばれてます」
「あ、俺は・・・って言います。あと敬語じゃなくていいよ。なんか慣れなくて」
「んー……だったらお兄さんも気楽に―――はできないよね大怪我だったし……うー……」
自己紹介しても俺達は空気をまごまごさせているだけで、えっちな雰囲気にはならない。
ただ命がかかっていては、そうも言ってられないので。
「それじゃ手コキって言って……握ってから擦るんだ」
「はいっ、わぁ、おちんちんってぶよんとしてるんだ……!?」
「う……」
治療と言う事で覚悟決まってるらしいイリヤちゃんが、躊躇なくまだ柔らかいままの俺を握ってくる。
柔らかな手肌が触れてくる初めての感覚。
小さな子供の手の平の中で俺のが握られて、おずおずと動かしているのがわかる。
嫌悪感はない様子で手コキしてくれている。
でもそれは、快感ではなく戸惑いのほうが先に立った。
具体的には数十秒触られていても立たないのだ。
「これではダメですよイリヤさん。男性はペニスがぐぐっと上向いて硬くなって勃起して気持ちよくならないと射精できないのです。
今は性的な興奮を感じていないということですね……なんて贅沢な! ウチのイリヤさんがご不満ですと!?」
「いやいやいや、そうじゃなくて緊張してるだけからっ! 死ぬかもしれないし……」
男は単純とは言うけどさ、精神的にそういうつもりがなくては上手くいかないよ。
死にかけて起きたら動けないまま、子供にエッチな事をさせて射精しろというのは難易度が高すぎる。
その難題を解く間もなく。
「ぅぅやっぱりこういうの私じゃ無理かもぉ……どうしようルビー……?」
「そんなはずはないんですけどねー。だってパソコンを覗いたら子供とエッチな事してる漫画本とかありましたよ沢山」
「え゛」
当たり前のように性的嗜好をバラされた。
「ちょ、ちょっと待って、そんな俺は……」
「いかにも一人暮らしといった風情の1Kアパートで、壁の半分は漫画でいっぱいの本棚と美少女フィギュアの数々。
他はベッドにテレビと各種ゲーム機に加えてパソコンデスク以外の家具はほぼ無し。
パスワードのかかってないPCは自分以外誰も使っていないということ。
加えてパソコンにいっぱいの整理されたエッチな漫画フォルダとDL○iteとFA○ZAの購入履歴!
ここまで状況証拠が揃えばわかります! 貴方は恋人がいないオタクのロリコンに間違いありません!」
「わーロリコンさんなんだー……」
「もう終わりだよこんなの」
少々引いた目をしてるイリヤちゃんの顔から目線をずらして絶望へと沈むしかなかった。
人には触れちゃいけない所があるだろうよ。
「なので二次元にしかいないだろう超絶美少女の可愛い可愛いイリヤさんに興奮しないはずがないのです!」
「そう言われても喜んでいいのかわからないよー」
「コロシテコロシテ……」
果てる覚悟を決めながらもちらっとイリヤちゃんと見ると、思いのほか瞳には嫌悪の色は無い。
絶対に助けるとの言葉に嘘はなかったようだ。いい子過ぎる。
こっちは申し訳ない気持ちでいっぱいなのに、ぎゅっと俺の手を握ってくれた。
「そういうことって人に知られたくないよね。私の友達も……あれそうじゃなかったかも……?
ええと、とにかく恥ずかしくても挫けちゃダメ。お兄さんを死なせたりはしないんだから」
「うぅっ……眩しい……こんな俺でごめんなさい……」
手が暖かくて嬉しかった。
まるでホッカイロみたいで、子供の体温って本当に暖かいんだなぁ。
「あれ? 手がちょっと、えっとかなり冷たいよ?」
「そ、うだね……エアコンが強いのかな少し寒いかも……」
「付けてませんし夏ですよって……ルビーちゃん一生の不覚!?」
「きゃっ! ちょっとルビー、いきなり大きな声出さないでよー」
「ぅ……寒い……」
二人が騒ぎ出してるけど、突如襲われた寒気で聞き取れてなかった。
いや、異常事態ですぐには気づいてなかっただけで、身体は少しずつ冷えていたんだ。
まるで血の代わりに冷たい水でも流れているかのような感覚なのに、身体は震えすらしなかった。
「身体機能が落ち込みすぎて体温を作り出せていません!
それどころか、代謝が衰え筋肉を動かす事ができなければ熱の維持も不可能。
呼吸と脈が弱く、血の巡りも悪くなっています。これでは夜どころか低体温症で一時間も持ちませんよ!」
「は、早くなんとかしないと! ルビーどうすればいいの!」
「こう……!! …………やる……イリ…………!」
声がよく聞こえないまま、眠たくなってきて目を瞑った。
死にそうだけど、女の子を守れたんなら、ましな死に方だよなってそう思えた。
憧れた事もなりたいとも思ったことはないけれど、ヒーローみたいでいいよな。
少しだけ寂しいけれど。
…………そうして観念した所で、ぽっと胸に火が灯った。
まるで凍えた身体を溶かそうとするかのように熱かった。
「……! お兄さ…………!」
唇に何かが触れる。
何かが入ってきて、熱が、温もりが注がれていくのを感じた。
ぐっと重みがあって更に熱が広がる。
その暖かさに誘われるようにして目を開けたら、何が起きているのかすぐにはわからなかった。
……気づいて心臓がドクンっと強く鳴った。
寝ている俺を、イリヤちゃんが抱きしめてキスをしていたんだ。
触れあっているそこからは生命の熱のようなものが、注がれているように感じた。
「はぁ……めがさめた……? よかったぁっ……もう少しだけ頑張って……んっ……」
躊躇なくキスをして舌まで入れてくる。
柔らかさ、気持ちよさ、熱く甘い吐息、嗅いだことの無い女の子の匂い。
弱った身体には少しだけ重く感じる体重と暖かな体温。
初めての体験が次々に襲い掛かってくる。
しかも俺の上でキスしているイリヤちゃんは裸のようで、すべすべでやわやわのこれまた感じたことのない肌の感触があった。
細い腕でぎゅっと抱きしめてくれて暖かく心地よかった。
小さい女の子に抱きつかれているのに、まるで全身が燃えない火に包まれているかのように熱かった。
「……はぁっ、あのね、こうやってオドって言うのを送って癒して―――え、お兄さんなんで泣いてるのー!?」
「ぁ、えっと……ぅっぅ……」
数十秒間の抱擁の中、俺は感じたことのない感情に打ちのめされていた。
幾ら助けたらしいからって、初対面の女の子がここまでしてくれるなんて考えてもいなかったんだ。
そういう方面には全くというほど縁はなく、自分の時間を埋める事に夢中になるばかり。
いつしかそれは人生そのものとなっていて。
こんな風に抱きしめられて命を助けてくれるなんて想像もしていなかった。
お礼にしても献身的過ぎるそれは、凍えた身体だけじゃなくて心まで暖めてくれているようだ。
俺は目を瞑って涙を堪えようとするが、どうにも収まらなかった。
「ぁ、そうだよね怖いよね。大丈夫だよ。お兄さんは大丈夫だから」
頭を撫でて、俺を逃がさないとばかりに強く抱きしめてくれる。
きっとイリヤちゃんは、俺が死にそうだから怖がっていると思っているのだろう。
実際はもっと情けないものなのに。
治療のためなのに、女の子から愛してもらっているかのように錯覚して。
たったそれだけで泣いてしまうほど感極まってしまっただなんて。
恥ずかしくて言えるはずもなかった。
「続きするね……んぇ、ちゅっ……」
涙を拭いてくれたイリヤちゃんは、人工呼吸というには熱っぽ過ぎる舌の動きで、口の中を掻き回してくる。
伝った唾液を吸えば、生命そのものを飲み込んでる気がした。
もっと欲しくて俺からも舌を動かせば、イリヤちゃんが子供とは思えないほどに舐めしゃぶってくる。
初めてのキスはとんでもなく気持ちがよくて、俺は夢中になって舌を絡めた。
それに不思議と甘くて美味しい。
オドというのはよくわからないが、キスしながら涎を飲み込むほどに内臓まで刺してくるような凍えはなくなっていた。
何よりもこうしているのが嬉しかった。
「……んっ、はぁはぁっ……あったかくなってきてる……よくなった……?」
「うん……」
赤くなってるイリヤちゃんが顔を上げた。
俺を見つめる瞳は心配げで、それでいて俺とのキスを喜んでるみたいに潤んでいた。
実際はそんなことはないだろうけど、ここまでして俺の命を繋ぎとめてくれたんだ。
「でもまだ顔色悪いね……続きを、きゃっ……!? ……こ、これが勃起なのー……?」
「げ、元気になってきたみたいで」
悲鳴はイリヤちゃんの太腿辺りでちんこが滅茶苦茶主張していたせいだった。
俺はやっぱり単純だったらしい。
抱きしめられてキスをされて、治療行為なのにまるで男として受け入れられてるみたいに感じて。
裸のイリヤちゃんへ完全フル勃起したものを押し付けてしまっていた。
普通ならば嫌がられ引かれてもおかしくないのだが。
「……じゃあ続きできるね。えっとこうかな……?」
「ぉぅっ……!」
イリヤちゃんは無造作に、当たり前のように、俺のを握る。
それだけでゾクンっとした快感が走った。
不思議なほど敏感になっていて、指や手の平のぷにっとした感触だけでよくなっている。
「わー……わー……おちんちんってこんなに硬くなるの……? どんどんあったかくなってる……元気になったんだー」
初めて触ったんだろうそれの感触を確かめている。
まるで動物でも撫でるみたいにゆっくりと優しく俺のを握って手を動かし始めた。
「……お兄さんこれでいい……? 私も頑張るから……ん、しょっ、んっしょ……」
「きもち、……いいよっ……イリヤちゃんっ……」
扱くというのは物足りない、さするような穏やかな動き。
でも今の俺にとっては十分な刺激だ。
命を助けてくれた女の子が息も吹きかかるような間近で、手コキをしてくれているのだから。
恥ずかしそうにしながらも積極的にしてくれるイリヤちゃんが堪らなく可愛いと思った。
「よかったー、気持ちよくなると、出ちゃうんだよね? ……何、ルビー……? もうちょっと強く握って動かすといいの?」
「うぉっ……!」
イリヤちゃんが更なる技を繰り出して変な声が出てしまう。
普通に手コキしてくれているだけなのだが、それが、それだけでよかった。
棒の根元から半ばくらいまでを、ぷにぷにしたおててで握って俺を気持ちよくしてくれる。
身体を起こせないから、どうなっているかはよく見えないけれど、イリヤちゃんが触れている所はわかる。
それだけでは終わらない。
「わー気持ちよさそうな顔してる……強く握ってるのがいいんだ……え、乳首を舐めるのも効果アリ……??? えっと……? れろ……」
「はぁぅっ!?」
あろうことか手コキを続けながらも、俺の乳首をイリヤちゃんが舐め始めたのだ!
「れろれろ……赤ちゃんみたいな色のお肌……治りたてだから優しくしないとだよね……ちゅ、ちゅっ……♥」
「ぅ、これ、ちょっと……」
「こういうのもいいんだ♥ 私、お兄さんのことわかってきたかもー♥ んぇ、れろぉ、るぅ~♥」
おれ、女子小学生に乳首舐め手コキされてる……!!!
そこが敏感なことなんて今までなかったのに、キスしたばかりの柔い舌でぺろぺろと舐められてると感じちゃう……!
濡れた舌の感触がちろちろと這い回っていて、強く吸ったりはせずにただ優しく舐め続ける。
そのくせちんこを扱く手は容赦なく、強烈に扱いていて俺をぐいぐい気持ちよくしてくれた。
もしかして、イリヤちゃんはすっごくエッチなのでは……!?
「ぁぅ、はぁ、ぅぅうっ……あんまり舐められるとおれ、その……」
「ダメだよ、お兄さんはいっぱい気持ちよくなって、治療しないといけないんだから……れろるぅ~♥」
「ぉく、ぅぁっ……!」
溶かすような舌使いで、右それから左と乳首を舐めてくる。
反応を確かめるみたいに、舌先でツンツンと突いてそれぞれにキスをしてきた。
唇に含まれたまま優しく吸われ舐められ続ける。
皮膚ができたばかりの俺には全然耐えられない。
女子小学生のベロで悶えさせられていた。
「ちゅ、んぇ……♥ お兄さんが気持ちよさそうな顔してると……♥ なんだか嬉しくて……♥ ぇろっ♥ れぉっ♥」
俺に覆いかぶさってるイリヤちゃんと視線があう。
どことなくSっぽい目つきでエロいが、責められている俺はそれどころじゃなかった。
連続する刺激によって限界が近いというか、あ、あ、あ……きちゃうっ!
「ぅぁ、あっ……!」
「ひゃんっ……♥ これがしゃせーなんだっ……♥ すごっ♥ いっぱいでてるぅっ……♥♥♥」
固くなってる乳首を舌で転がされながら、俺はイリヤちゃんの手の中にいっぱい出していた。
握ったままの手の中でびゅくびゅくしてて、それが何度も続いていて、今まで出した事のないくらいの量でメチャクチャ気持ちいい。
イリヤちゃんは戸惑っているようで乳首舐め手コキはやめないので、快感が続いている。
「せーえきってこんなにぐちゃぐちゃするんだっ♥ ちゅぅ、れぉれぉっ♥ んっ……♥ いっぱい気持ちよくなってお兄さん……♥」
「あ、はぁ、ダメだ……これ……ぅぁっ……!」
「きゃぅっ♥ あったかいっ……♥ お兄さん元気いっぱいだねっ♥ ちゅぅっ……れろれろっ♥」
いやらしく促されて舐められ吸われて、ちっちゃい手の中へ更に吐き出してしまった。
ふやかされているみたいに乳首責めされて、それだけでいっちゃったんだ。
エロ漫画のおっぱい吸うシーンで赤ちゃんみたいなんてヒロインが言う事あるけれど、これはそんなんじゃなくてもっとエッチな何かだった。
女子小学生に乳首舐め手コキで二度もイカされて、信じられないくらいに気持ちよかった。
「全部出たー♥ 頑張ったねお兄さん♥ ちゅっ、ちゅちゅっ♥」
「……う、ん……あり、がとう……イリヤちゃん……」
まるで子供をあやすみたいに褒められる。
当たり前のようにほっぺたへキスしてくれるのも嬉しい。
まるで俺のしてほしい事を全部知っているみたいだ。
どんどん好きになっていくのもばれてしまいそう。
「次はせーえきを……なーにルビー? んと……さっきのオドで魔力が濃くなり過ぎてるからもっと出してからがいい?」
「え゛」
何か不穏な事を言っているような。
「そうなんだ……♥ お兄さんは濃いのがいっぱい溜まってるんだー……♥」
「あの、その、なにか趣旨が違ってるような……はぅっ!?」
ぐちゅちゅっ! ぷじゅじゅっ! ぐちゅる! ぐちょんっ!
そんなぐちょぐちょ音がちんこから鳴り響いていた。
俺の出したばかりのアレごと、イリヤちゃんの手で掻き混ぜられてまた手コキが始まったんだ。
全然萎えずに勃起したままだから、びゅるって絞られたのがちょっと出ちゃって変な声を出してしまう。
「あぁっぅ、ちょ、ちょっと待ってっ! イッたばかりだと敏感でっ……!」
「ダメだよお兄さんっ♥ せーえき魔力出さないと治療できないからー♥」
有無を言わせずさっきよりも激しく扱かれる。
こんなこと初めてなはずのイリヤちゃんが、俺の気持ちいい所をわかっているみたいに手コキしてくる。
魔力が多いせいなのか特有の生臭さはほとんど感じないけれど、精液をローション代わりにして女子小学生から責められているんだ。
「いっぱい気持ちよくなってねっ♥ んーっ♥ ちゅ、ちゅっ♥ れろろっ♥」
また乳首を舐められ啄まれながら、ぐちょぐちょになってるちんこを掻き混ぜられる。
コツを掴んだのか上手くなっていて、快感が更に強い。
ちゅちゅって嬉しそうに胸元へキスしながら手コキしてくれて、亀頭のカリの所をぐちゅって擦られて。
「あぁ、はぁっ……!!」
「きゃぅっ♥ 出たーっ♥ イくって言うんだよねっ♥ お兄さんが気持ちよくなってくれるの嬉しいな♥」
塊みたいなのをイリヤちゃんの手にぶちまけてしまった。
腹回りがどうなってるかわからないくらいにドロドロしてる。
イっている最中も、ぐじゅぐじゅっと続けてくれてイリヤちゃんの手やお腹に擦れるのがよくて、また更に吐き出す。
手も身体もぐちゃぐちゃになってるだろうに楽しそうに笑っていて、残りを出すのを手伝ってくれる。
何回も出てその一回一回が気持ちよすきで少しきついのに、笑顔を見ていると全然萎えなかった。
「はぁ、うぅっ……イリヤちゃん……」
「ぁ、お兄さんキスしてほしい顔してる……♥ ん、ちゅっ♥ んぇっ♥ え、ろぉるぅっ♥」
どんな顔してるか自分じゃわからないまま、唇を塞がれた。
やばい……柔らかくて甘い舌で口の中をたっぷり舐められるのが気持ちよすぎる……!
ただでさえイキまくりで全身が敏感になってるのに、キスだけで感じさせられる。
だってイリヤちゃんがとんでもなく可愛い顔で迫ってくるんだもの。
「ちゅぇっ♥ キスするのって気持ちいいよねー……♥ 私ももっとしたくなっちゃうなー♥ れろ、れぉっ♥ ちゅじゅぅっ♥」
可愛い声で囁かれながら、ベロが重なった。
俺が動けないのとは関係なくメチャクチャ慣れているみたいで、突き出すように舌を吸われた。
やってほしいしてみたい事を先回りされるみたいに、キス責めされているんだ。
「んっと、ちょっと難しいかも♥ こう、やって♥ おちんちんの先がいいんだよねっ♥」
「いいっ……! もっと、してっ……!」
俺は情けなくもお願いしてしまう。
イリヤちゃんはちっちゃくて、キスしながらでは俺の股間まで手が上手く届かない。
その代わりにさっきイッたばかりのカリを、指先で擦ってくれている。
張りだった丸みを指先でなぞるような、接触面の小さい刺激。
勃起してるから指がやっと届いてるような状態なのに、それがすごく気持ちいい。
「ちゅっ、ちゅちゅっ……♥ べーってっ♥ うんっ♥ ちゅろっ♥ ちゅぶぅっ♥ えぉ、ぴちゃぅっ♥」
イリヤちゃんの口の中でベロを物凄くエロく吸われて、今にもイってしまいそうだ。
舌も指も美味しくて気持ちがよくてされるがまま。
指に挟まれた亀頭を緩く擦られているだけなのに、ビクビクと反応してしまう。
細い手先が何周かの円を描いて、穴の所に指先が引っかかる感覚に、たまらず腰が震えた。
「んぁっ、あっ♥ 出てるぅっ♥ ひゃーいっぱいー♥ ん、ちゅぅっ♥ 偉いね♥ お兄さん頑張ったねっ♥ ちゅ、ちゅぅっ♥」
あぁーめちゃくちゃ気持ちいい……
キスされながら射精を褒められるのがすごく嬉しかった。
上に乗ってるイリヤちゃんはポカポカで、優しく情熱的なキスを繰り返してくる。
そのキスは甘くて柔らかくて気持ちよかったけど、今は命のような熱は感じなかった。
これ以上俺の魔力を増やさないようにしてくれたのだろう。
だからこそ嬉しい。
治療関係なく本当の恋人へするみたいに、イリヤちゃんがキスをしてくれてるんだから。
「んーそろそろいいかもってっ♥ お兄さんの魔力……私が貰っちゃうね♥」
宣言したイリヤちゃんは出しまくって汚れただろう俺の腹へと視線を向けた。