※この作品はR-18です。

2次元純愛編   作:USAGIMARU

3 / 9
3話

2人は、橘の服を購入して、上機嫌にレディースフロアへと移動した。

 

「こ、ここは!?」

 

橘は驚いたような声をあげる。

 

「はい!水着売り場です!!」

 

七咲は頬を赤く染めながら、冷静を装っていた。

 

「夏休みに海行く時の水着が欲しかったので、先輩に選ばせてあげます」

 

「い、いいの!?」

 

橘は興奮気味に七咲の顔を確認する。

 

(これは凄いチャンスだぞ!!!マイクロビキニやハイレグを七咲に着て貰うチャンス!!!水泳で鍛え上げられた身体をあんな布切れ一枚で……!)

 

ゴクリッ!!!

 

橘の顔はわかりやすくニヤつき、七咲は思わずため息が出た。

 

「もちろん常識の範囲内の物ですよ?」

 

呆れた声で橘を牽制する。

 

「わ、わかってるよ!! 常識の範囲内! そうだよな!」

 

橘は動揺を隠すように、水着を物色し始めた。

初めて見る水着売り場に、彼の興奮と下心は抑えきれず、派手なデザインばかりに目が行く。

 

「七咲!!これなんてどうかな???」

 

橘一が手に取ったのは、紐が細く、肌の露出がかなり多い、攻めたデザインのビキニだった。

七咲は、冷静にそれを受け取ると、すぐにハンガーに戻した。

 

「却下です!!もう少し落ち着いた物にしてください!!あと、先輩!!顔がニヤけすぎです……」

 

「うぐっ……ご、ごめん!」

 

(さて、そろそろ真面目に考えないとな)

 

橘は七咲がギリギリ着てくれるラインを考えながら、改めて水着を選び始めた。

 

(これだ!!!)

 

橘はまるでお宝を見つけたかのように目を輝かせて七崎に近寄る。

 

「これなんてどうかな?」

 

純一が選んだのは、布面積でいうとやはり攻めてはいるが、胸元と腰の部分にフリルがついて、可愛らしいデザインのビキニだった。

 

「これは……」

 

少し躊躇いはあったが、橘の期待に満ちた目に負けた。

 

「はぁ……とりあえず試着してみますね!」

 

「うん!!!楽しみにしてるよ!!!!」

 

七咲は橘の期待に満ちた瞳に後押しされて、試着室の中に入って行った。

 

まず、服とスカートを脱ぎ下着姿になる。

脱いだ服を畳み、ブラを外す、ここで普段なら水着の上を着るが、今日は違う。そのままショーツも脱ぎ、服の上に置いた。

 

鏡に映る自分は、完全に裸だった。

 

(すぐそこに、先輩がいる……)

 

普段ならありえない行為だが、七咲は薄いカーテン一枚隔てた向こうに、橘が立っていることを強く意識し羞恥心と、背徳的なスリルが全身を駆け巡る。

 

「先輩ちゃんと待ってますか?」

 

「もちろん待ってるよ!!」

 

「もう少しまっててくださいね」

 

「うん!!」

 

(ふふっ♪先輩はまさか今私が裸なんて思って無いんだろうな)

 

ほんの少しだけ口元を緩め、七咲はそのまま水着を着けて確認する。

 

橘が選んだ水着に、水泳で鍛えた身体、頑張って寄せて作った谷間。

 

(先輩喜んでくれるかな?)

 

橘が喜ぶ顔を想像しながら、カーテンをゆっくり開けた。

 

!?

 

七咲の瞳に、衝撃的な光景が飛び込んできた。

 

隣の試着室に居る、巨乳の大学生らしき女性グループの胸元を嫌らしい瞳で凝視し、だらしなく口を開けていた。

あまりにもショックな光景に七咲は感情を飲み込み、無理やり言葉を絞り出した。

 

「せ、先輩…に、似合ってますか?」。

 

「ウンスゴクニアッテルヨ」

 

橘は、七咲が試着室から出てきたことすら認識する事無く、一度も七咲を見ずに女性グループの巨乳を凝視したまま、棒読みで答えた。

 

(これは凄い巨乳だ!!!目が離せない!!!)

 

橘は日頃見る事のない大きな胸に夢中で釘付けになっていた。

その姿に七咲の何かが壊れた。

 

ガシャーーー

 

橘の意識が戻ったのは、七咲が水着から私服に着替えて試着室を出て走り出した時だった。

 

「えっ……七咲!?」

 

橘の必死な呼びかけを背中に受けながら、七咲は、涙で前が見えないまま、ただひたすらに人混みの中へ消えていった。

 

 




普段だったらここからレイプですが、今回は純愛なのでレイプ出来ないのがもどかしいです。

読むならどっちがいい?

  • 純愛
  • 凌辱
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。