※この作品はR-18です。

蛇っ子を拾ってしまった日   作:HUNK_The Reborn

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#1 アカネと2人暮らし

「どうぞ。あんまし広くないけど、好きなだけ居ていいから」

 

「…お邪魔します…」

 

蛇のような赤い目をしたデビルハンターの少女、沢渡アカネを拾い、コンビニから5分もしない所にある小綺麗なマンションに到着した。アカネには「お兄さんこんな良いとこに住んでるんだ、すごいね」とちょっと驚いた様子で言われた。俺が住んでるマンションは築年数はかなり経ってるが、管理がちゃんとされており中々綺麗なので気に入っている、1LDKだし、ひとり暮らしで生活するには十分な広さだが、急に女の子一人仮住まいとして住まわせるとなると、少し手狭かもしれない。

 

「結構綺麗にしてるんだね、お兄さんの部屋」

 

「あはは…流石に部屋が汚いのに家に誘おうとは思わないしね…小綺麗好きでよかったよ。」

 

さて、ひょんな事から彼女を自宅に招待してしまった訳だが、ここからどうするかだ。

アカネに歳を聞いたら20ちょいらしい、犯罪…ではないよな?同意あったし。とりあえず、俺はクローゼットから彼女が着れそうな服装を取り出して彼女に押し付けた

 

「とりあえず、アカネ、まずは風呂だな。」

 

「風呂…?」

 

「うん、外も凄い寒かったし、まずは身体を温めて綺麗にしないとな。丁度風呂も沸いてるからゆっくり入ってくれ。脱いだ服は洗濯機の中に入れておいて大丈夫だから」

 

コンビニに行く前に風呂を沸かしておいて正解だったな

 

「…」

 

「うん、じゃあごゆっくり」

 

「ねぇ…」

 

彼女に一通り説明し、リビングに戻ろうとした時、後ろから彼女に呼び止められた。

 

「どうしてここまでしてくれる訳?さっきまで私とアンタはただの他人だったのに。」

 

「…別に理由とかないよ。ただ、あんな寒い中で蹲ってたら誰だって心配になるでしょ」

 

「…は?それだけ?」

 

「それだけ!はいはい、ほら、早く入った入った、風呂冷めるよ」

 

ポカンとした表情をしたアカネの背中を押しながら、浴室へと半ば強引に連れ込む。彼女を自宅に招き入れたのは本当に彼女の事が心配だったからだ、泊めさせる代わりにヤらしてもらおうなんていうクズみたいな事でもなくて。…ただ彼女が親もなく、たった一人であんな化け物を相手にしながらその日暮らしの生活をしているのでがとてつもなく哀れで、可哀想だったからだ。だから、ほんの少しの間だけでも、彼女に普通の生活を送って欲しかった。

 

「変な奴…」

 

(…ん?今なんて…)

 

俺には聞こえない声で、彼女はボソリとつぶやき、浴室の扉を閉めた。

 

ーーー

ーー

ー

 

チャポン……

 

溜まった汚れをシャワーで洗い流し、あの男が沸かしてくれた湯船にゆっくりと浸かる。

 

「んっ…ふぅ…」

 

暖かい…さっきまで冷えていた身体が、じんわりと温まっていく。湯船に浸かるなんて久しぶりだ。この所ずっと漫喫のシャワーしか使ってなかったから、あまりの気持ちよさから口からはぁと息を吐いてしまう。

 

「アイツ…なんで私みたいな女にここまで…」

 

私のいままでの人生はクソだ。幼い頃から両親に虐待され、ヤツ…"銃の悪魔"によって両親や他の大勢の人達が殺された、それは別にいい。親はクソだったし逆に殺してくれて清々してる。でもそれからの生活は孤児院で暮らしていたが、周りに合わなかった私は施設を飛び出し、蛇の悪魔と契約し、その力を使ってデビルハンターとして暮らしてきた、それなりに犯罪にも手を出したし、ヤクザと仕事したことだってある…そんな私を、奴はなんの見返りもなく私に食事も住む場所もくれた…。

 

別に、この後アイツに無理やり抱かれたって別にいい。本当に金がない時は身体を売っていた時もあったし…そこそこ顔も整ってるからそんなに嫌ではないし…。

 

男の事は大体分かってる、仕事の時も、他のデビルハンターの男達からケツやら太ももやらをジロジロ見られる事がよくある。そういうフェチの奴らには多分私の身体は興奮するんだろうと。

 

だから、アイツも多分私の身体を見て家に誘ったのかもしれない。さっきはあんな綺麗事言っていたが、小さい頃から嘘や裏切りを多く経験してきた私にとっては、アイツの事はあんまり信用できなかった。

 

「まっ、いいか…」

 

ザブンと湯船を出た私は、彼がいつの間にか用意してくれていたバスタオルで身体を拭き、彼がいるリビングへ向かった。

 

ーーー

ーー

ー

 

「さて、アカネはベッドに寝かすとして俺はソファーだな。」

 

彼女が風呂に入っている間、俺は自分のベッドを彼女が寝れるように客用の布団と枕に交換していた、流石にソファーで寝かす訳にはいかない。

 

「ふぅ、こんなもんだな…」

 

その時、奥の浴室のドアが開く音がした。彼女が風呂から上がったのかペタペタと裸足で歩く音がする

 

「あぁ、アカネ、湯加減はどうだった?俺はアカネが寝れるようにベッドを…オ…オ…。」

 

「…」

 

リビングの扉が開いた瞬間、俺は彼女の方へ視線を移した途端、言葉を失ってしまった。

 

 

裸…アカネが素っ裸でリビングに立っていたのである。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 




次回、とうとうR18シーンへ移ります。 というか、筆者はチェンソーマンに出てくるヒロインキャラの中でもアカネが1番好きなのですが、彼女のバックボーンというか経歴が全く無さすぎて所々筆者の独自設定が入ってます。
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