シティハンター - 冴羽獠と禁断の依頼(もっこり) 作:坂本太郎
ソニア・フィールド: 元アメリカの女殺し屋。獠の昔の相棒ケニー・フィールドの娘。ユニオン・テオーペとの戦いを経て、獠への憎しみが消え、今度は彼を看病している。殺し屋の運命から解放され、普通の女の子として生きたいと願っている。
冴羽獠: ケニーの相棒。ユニオン・テオーペを単独で壊滅させ、重傷を負って帰還した。ケニーとの約束通り、ソニアを殺し屋の呪縛から解放し、普通の人生へ送り出すという「解放の贖罪」を果たす。
死闘の後の「解放の夜」
新宿の事務所。
夜明け前、獠はユニオン・テオーペとの単独の死闘から帰還した。全身に深手を負い、かろうじて意識を保っている状態だ。その傍らで、ソニアは手慣れた様子で彼の傷の手当てをしていた。彼女の瞳には、以前の復讐心や憎しみはなく、ただひたすら獠の無事を祈る、一人の女性の感情があった。
ソニアは、獠を殺そうとした過去も、父の因縁も、全てを乗り越えていた。獠が命を懸けて自分と父の因縁にケリをつけてくれた。
「獠、あなたの無謀さには、本当に呆れるわ。こんな怪我をして……。でも、ありがとう。ユニオン・テオーペは、もう存在しない。これで、私の殺し屋としての人生も、本当に終わるわ」
ソニアは、獠の胸の包帯を巻きながら、静かに言った。
「父の相棒だったあなたを、私は殺そうとした。でも、あなたは私を赦し、私の未来のために、命を懸けてくれた。父があなたを信頼していた理由が、今、ようやく分かったわ」
彼女は涙を浮かべたが、すぐにその涙を拭った。
「そして、今夜が最後の夜よ。父はあなたに、私を『普通の女の子』にすることを約束させたんでしょう? 私は明日、殺し屋という過去と決別し、普通の女の子として生きるわ。だから、獠……」
ソニアは、獠の無事な方の手に自分の手を重ねた。
「私を、あなたの愛で、熱く溶かしてちょうだい。殺し屋の運命から私を完全に解放し、新しい人生への純粋な旅立ちを与えて。それが、ケニー・フィールドの娘に対する、あなたの最後の仕事よ」
(獠の心情)
ソニアは、もう復讐の道具ではない。ケニーが俺に託した、純粋な娘だ。この傷だらけの身体で、彼女を最高の女として抱き、過去の因縁、殺し屋としての呪縛、そして父への依存、その全てから解放してやらなければならない。
彼女に与える最後の愛は、ケニーとの約束であり、俺自身の贖罪だ。彼女の新しい人生の門出を、俺の全てで祝福し、普通の女の子としての自由を与えてやる。
獠は、深手を負いながらも、静かにソニアの手を握り返した。
「ソニア。お前の憎しみも、悲しみも、殺し屋としての過去も、全部俺が受け止めた。後は、お前が愛という名の自由で、生きていくだけだ。ケニーとの約束、今、果たしてやるぜ」
重傷を負った身体で、獠はゆっくりとソニアを抱き寄せた。いつもの軽薄さはなく、ただただ深い愛情と優しさだけがあった。ソニアは彼の傷に触れないように気をつけながら、自ら彼の衣服を脱がせ、自らも一糸まとわぬ姿になる。
「獠、無理しないで。でも、あなたの全部で、私を解放して」
彼女の肌からは、復讐の冷たさは消え、新しい人生への期待という、温かい匂いが立ち込めていた。
ベッドの上でソニアは、まるで殺し屋という重い鎧を脱ぎ捨てたかのように、素直でしなやかな女性の体を晒していた。彼女の体には、ユニオン・テオーペとの戦いでついたであろう、獠の血が微かに付着していたが、ソニアはそれを拭おうとはしなかった。
「ソニア……この傷だらけの俺で、満足できるか?」
獠は、体の痛みに耐えながら、優しく尋ねた。
「ええ。この傷は、あなたが私を救ってくれた証。そして、あなたが私を解放してくれた勲章だわ」
ソニアは、獠の怪我をしていない方の肩に顔を埋めた。彼女の唇は、以前の刺すような鋭さがなく、ただただ甘い。
獠は、静かにソニアの乳房に口をつけた。殺し屋として鍛えられた硬質な体を、内側から温め、愛で満たしていく。ソニアの身体は、純粋な快感に激しく反応し、小さく悲鳴を上げ始めた。
「んっ……! はあっ……! りょうっ……!」
「ソニア……怖くないか?」
獠の低い囁きに、ソニアの肩がピクリと震えた。
「怖くなんてないわ。ただ……慣れていないだけよ」
強がりながらも、彼女の声には微かな不安が滲んでいる。ケニー・フィールドの娘として育ち、父親の相棒である男を前にして裸になるという異常な状況が、彼女の理性を掻き乱していた。
獠はゆっくりと覆いかぶさり、まず額に軽い口づけを落とした。それから首筋へ、鎖骨へと唇を滑らせていく。ソニアの肌は氷のように冷たく感じられ、それは彼女の長年の復讐心の表れかのようだった。彼が指先で触れると、彼女の体がビクッと跳ね上がる。
「ん……!」
小さな喘ぎ声が漏れ、ソニア自身が驚いたように口元を手で押さえる。羞恥で顔が赤くなる。そんな初心な反応に、獠の胸がきゅっと締め付けられた。この娘は本当にケニーの忘れ形見なのだ。
「力を抜いてごらん」
獠の手が優しく乳房を包み込み、やわやわと揉みしだく。初めて味わう愛撫に、ソニアの呼吸が荒くなってきた。
「あっ……! ひぅ……!」
甘い吐息が途切れ途切れに漏れる。彼女の感覚は鋭敏で、少しの刺激にも敏感に反応してしまう。それは訓練によって研ぎ澄まされた戦士の証でもあった。
獠の唇が乳首を捕らえる。舌先で転がし、時折強く吸い上げる。ソニアの腰が弓なりに浮き上がった。
「んっ……! やぁっ……!」
「気持ちいいかい?」
「ばかっ……! 聞くんじゃないわよ……!」
顔を真っ赤にして抗議するソニアだが、その声には既に蕩けた響きがあった。獠は微笑みながら体をずらし、秘部へと手を伸ばす。
濡れている。その事実に、ソニア自身が最も衝撃を受けた様子だった。殺し屋として感情を排してきたつもりの自分が、こんなにも容易く快楽に溺れるなんて。
「大丈夫だ、ソニア。そのまま流されろ」
獠の指が花弁を開き、膣口を探り当てる。くちゅり、という水音が鳴り響き、ソニアの耳まで染まった。
「んんっ……!」
初めて迎え入れる異物に戸惑うように、彼女の内部はキツく締め付けてくる。だが、その熱さは歓迎の証だった。
「少しずつ慣らそうか」
獠の指が浅く出入りを繰り返すたび、クチュッ、クチュッという卑猥な音が部屋に響いた。ソニアの腰が無意識に揺れ始める。
「んっ! んぅ……!」
彼女の口からは短い喘ぎが漏れ続ける。やがて指が二本に増やされ、膣内を広げるように動くと、彼女の腰が大きく跳ねた。
「ああっ……! やぁ……!」
快感の波に押し流されるソニアを見下ろしながら、獠は自分の衣服を脱ぎ捨てた。怒張した肉棒が露わになり、ソニアの視線が釘付けになる。
「これが父さんの相棒の……」
言葉を詰まらせる彼女に、獠は苦笑した。
「そうだ。今からこれを君の中に導く。怖いか?」
「……怖くなんかないわよ」
強気な返答とは裏腹に、彼女の目には明らかに怯えの色が浮かんでいた。初体験への恐怖と、何よりも父親の相棒という禁忌に対する恐れが入り混じっているのだ。
「ゆっくり行くからな」
獠は慎重に亀頭を当てがい、少しずつ体重をかける。ミシッという音と共に、処女膜が破れた瞬間、ソニアが小さく悲鳴をあげた。
「んっ……! くぅ……!」
涙を浮かべながらも、彼女は痛みを耐え忍ぶ。獠は動きを止め、彼女の額に浮かんだ汗を拭った。
「大丈夫か? 痛むか?」
「平気よ……! この程度で弱音なんて……!」
歯を食いしばるソニアを見て、獠の胸に愛しさが込み上げる。彼女の頑なな強がりこそが、ケニーの面影を強く感じさせるものだった。
「もう少し進めるぞ」
言葉と共に、獠は腰を深く沈めていく。ミチミチと肉壁が引き裂かれていく感覚に、ソニアの背筋が粟立った。獠は、痛む傷に耐えながら、彼女の体へとゆっくりと侵入した。傷口が軋むたび、彼は小さく歯を食いしばるが、ソニアの歓喜の表情を見るたび、その痛みを忘れる。
「んんっ……!」
ついに根元まで収まると、二人の間に深い結合感が生まれた。獠は動きを止め、ソニアの震えが治まるのを待つ。彼女の体内は熱くうねり、獠を包み込んでいた。
「動いていいかい?」
ソニアはこくりと頷く。その瞬間、獠はゆっくりと前後運動を開始した。
パンッ、パァンッ!
乾いた肌がぶつかり合う音がリズミカルに響き渡る。最初は緩やかだった抽送は次第に激しさを増し、二人の息遣いも荒くなっていった。
「んっ! んっ! あっ!」
苦痛の中にも確かな快感を見出していたソニアの表情が徐々に崩れ始める。彼女の内部は収縮と弛緩を繰り返し、獠を迎え入れる準備が整っていく。
「ああっ! 何か変っ……!」
突然の高まりに混乱するソニアを抱きしめながら、獠は動きを加速させる。ズチュッ、ズチュッという水音が結合部から溢れ出し、淫靡な香りが充満していく。
「ソニア……! もう我慢できない……!」
限界を感じた獠のペニスが大きく膨れ上がり、ソニアの中で暴れ回る。
「ああっ! 何これ……! 熱い……!」
未知の感覚に翻弄されるソニアの膣内が激しく痙攣し始めた。絶頂の予兆を感じ取った獠は、ラストスパートをかけるべく
激しく腰を打ち付けた。
「んっ! あっ! やだ……! 止めないで……!」
矛盾した願望を叫ぶソニアの体が大きく仰け反る。同時に、彼女の膣内が絶頂を迎えた。
「あああああっ!!」
長い悲鳴と共に、ソニアの全身が硬直した。獠のペニスを強く締め付ける痙攣の中で、獠もまた限界を迎え傷ついた体で最後の精気を放出した。
「うっ……! 出る……!」
ドクンッ! ドクンドクンッ!
大量の精液が勢いよく放出される音が聞こえてくるようだった。ソニアの最奥に何度も叩きつけられる熱い飛沫が、彼女の意識をさらに朦朧とさせる。
ソニアは、全身で獠の愛を受け止めた。彼の激しい愛の行為は、彼女の中の過去の因縁を洗い流し、未来への希望で満たしていく。彼女の膣内は、殺し屋の緊張から解き放たれ、純粋な女性の熱で、深く、優しく獠を包み込んだ。
「あっ……! 熱いのが……! 中で……!」
絶頂の余韻に浸る二人は、しばらくそのまま動かなかった。ソニアの体からは力が抜け、ただ獠の腕の中で安堵の息をついている。彼女の内部ではまだ断続的に痙攣が続き、獠の精子を搾り取ろうとするかのようだった。
二人は繋がったまま、荒い息を整える。ソニアの瞳からは、もう涙は出ていなかった。解放された喜びと、深い満足感に満ちた、穏やかな眼差しだった。
「獠……ありがとう。私、本当に自由になったわ」
ソニアは、獠の傷だらけの胸に優しくキスをした。
(獠の心情)
「ケニー。約束通り、お前の娘を、殺し屋の運命から解放したぜ。もう二度と、暗い路地裏で生きることはねぇ。これからは、愛という名の自由の中で、幸せになれ」
夜明け。ソニアは、獠の傷の手当てを終え、新しい服に着替えた。
「獠、私は行くわ。普通の女の子としての人生を探しに。あなたは、ここでゆっくり休んで」
ソニアは、獠の額にキスをし、静かに事務所を後にした。彼女の背中は、もう殺し屋の冷たいそれではなく、新しい希望に満ちた、一人の女性の背中だった。
獠は、煙草の煙を静かに吐き出し、ソニアの旅立ちを見送った。傷ついた彼の心は、最高の贖罪を果たした安堵と、ソニアの未来への希望で満たされていた。
第七話予告
第七話:麻生かすみ - 怪盗の交換条件
次は、世界的怪盗「怪盗305号」を名乗る麻生かすみ。元華族の令嬢である彼女との依頼は、美術品を巡るスリリングな駆け引き。美貌の令嬢怪盗が、『もっこり』を「報酬」ではなく「交換条件」として持ちかける。