※この作品はR-18です。

貞操逆転世界にTS転生した元男の娘配信者、放送事故で「規格外のふたなり巨根」を全世界に晒してしまい、S級美女たちに特定・監禁・わからせ搾精される件   作:七草七

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第11話:S級美女たちの共闘戦線。ゾンビパニックから「種」を守り抜け!

「ミナトちゃああああああん!!」

「くんかくんか……いい匂い、精液の匂い……!」

 

 部屋の中央で、俺は三人の美女に追い詰められていた。

 

 瞳孔が開いたカノンさん。

 よだれを垂らすリアさん。

 そして、顔を紅潮させて荒い息を吐く西園寺紅葉。

 

 終わった。

 ここで彼女たちに襲われ、骨の髄まで搾り取られて死ぬんだ。

 

 ――ガシャンッ!!

 

 その時、破壊された掃き出し窓から、さらなる絶望が雪崩れ込んできた。

 

「いたぞおおおおおおおお!!」

「種馬だ! 伝説のふたなり種馬だあああああ!!」

 

 特殊部隊の装備を身に着けた女兵士たち。

 そして、ベランダをよじ登ってきた野次馬の女たち。

 理性を失った数十人の「ゾンビ」が、俺を目がけて殺到する。

 

「ひぃッ!?」

 

 俺は頭を抱えてうずくまった。

 だが、予想された痛みは来なかった。

 

 ドゴォッ!!!

 

 鈍い打撃音とともに、先頭の兵士が吹き飛び、壁に激突したのだ。

 

「……あ?」

 

 顔を上げると、俺の目の前に早乙女カノンが立ちふさがっていた。

 その拳からは、湯気が立っているように見えた。

 

「……触るな」

 

 カノンさんの目は、まだ虚ろだ。フェロモンの影響下にあるのは間違いない。

 けれど、彼女の中で何かが――「性欲」を上回る、ドス黒い感情が弾けたようだった。

 

「私のミナトちゃんに……その汚い手で触るなぁぁぁぁぁぁッ!!!」

 

 ブンッ!

 カノンさんが近くにあったダイニングテーブルを片手で軽々と持ち上げ、群衆に向かって投げ飛ばした。

 人間離れした怪力。これが、愛(ヤンデレ)の力か。

 

「ちょ、ちょっと! お姉さん邪魔! 私の画角に入らないでよ!」

 

 続いて動いたのは、猫宮リアだった。

 彼女はスマホを構えながら、群がってくるゾンビたちの顔面に、容赦なく催涙スプレーを噴射し始めた。

 

「ギャアアアアアッ!?」

「目が、目がぁぁぁぁ!」

 

「ふん。ミナトちゃんを『食べて』いいのは、コラボ相手の私だけなんだよ! モブはすっこんでろ!」

 

 リアさんは笑いながら、怯んだ兵士の股間を的確に蹴り上げている。

 えげつない。

 

「……不愉快ですわね」

 

 最後に、西園寺紅葉が扇子を開いて前に出た。

 彼女はまだ頬を紅潮させ、俺のフェロモンに酔っている様子だったが、それ以上に「所有権」を侵害されたことへの不快感が勝ったようだ。

 

「あなたたち。わたくしが『買う』と決めた商品に、許可なく群がるとはどういう了見ですの?」

 

「あ、あぅ……種、種ぇ……」

 

「黙りなさい。……総員、配置につきなさい!」

 

 パチン! と指が鳴らされる。

 すると不思議なことに、紅葉が連れてきた特殊部隊の一部が、ビクッと反応した。

 彼女たちはフェロモンで発情しながらも、長年の訓練による条件反射で、主人の命令に従ってしまったのだ。

 

「侵入者を排除なさい! その種馬を守りきった者には、ボーナスとして……わたくしが搾り取った『残り汁』を舐める権利を与えますわ!」

 

「「「ウオオオオオオオオオオッ!!!」」」

 

 単純すぎる。

 だが、効果は絶大だった。

 味方の兵士たちが、外から入ってくる野次馬たちに銃床を叩きつけ、バリケードを築き始めた。

 

「す、すげぇ……」

 

 俺は呆然とその光景を見ていた。

 カノンさんが殴り飛ばし、リアさんが目潰しをし、紅葉が指揮を執る。

 さっきまで俺を襲おうとしていた三人が、今や鉄壁の「防衛ライン」となって、俺を守っている。

 

 彼女たちは正気に戻ったわけではない。

 ただ、「独占したい」というエゴが、ゾンビ化による本能をねじ伏せたのだ。

 

「ミナトちゃんは下がってて! ここは通さないから!」

「あとでいっぱいナカ出ししてもらうんだから、体力温存しておきなよ!」

「ええ、一滴たりとも他には渡しませんわ!」

 

 頼もしい。

 頼もしいけれど、言っていることは全員、俺を監禁して搾り取る気満々だ。

 

 ――数十分後。

 

 マンションの廊下は、気絶した女たちの山で埋め尽くされていた。

 なんとか撃退に成功したのだ。

 部屋の中はめちゃくちゃだが、とりあえずの平穏が戻った。

 

「はぁ、はぁ……。やったわね」

「疲れた~。指のネイル割れちゃったし」

「ふん、雑巾掃除ご苦労様でしたわ」

 

 三人の美女は、荒い息を吐きながら、互いの顔を見合わせた。

 そして、獲物を狙う目つきで、一斉に俺の方を振り返った。

 

「「「……で?」」」

 

「ひっ」

 

 俺は壁際まで後ずさる。

 

「守ってあげたわよ、ミナトちゃん。……お礼、してくれるわよね?」

「私、お腹ペコペコなんだよね~。ミナトちゃんの『プロテイン』飲みたい」

「わたくしも、無駄な運動をして喉が渇きましたわ」

 

 彼女たちの瞳孔は、まだ開いたままだ。

 フェロモンの効果は切れていない。むしろ、戦闘による興奮(アドレナリン)が加わって、性欲が増幅しているように見える。

 

「ちょ、ちょっと待ってください! 俺の中身、まだ空っぽで……!」

 

「あら、そうですわね。先ほどの不発が原因でしたわ」

 

 紅葉が扇子で口元を隠し、冷徹に告げた。

 

「ここ(マンション)はもう限界ですわ。窓も割れましたし、フェロモンの匂いを嗅ぎつけて、もっと遠くからゾンビが集まってきます」

 

「じゃ、じゃあどうすれば……」

 

「移動しますわよ。わたくしの別邸へ」

 

 紅葉がスマホを取り出し、新たな部隊(ヘリ)を要請する。

 

「そこなら、地下に核シェルター級の防音室がありますわ。……そこで時間をかけて、あなたのタンクが満タンになるまで『回復魔法(という名の愛撫)』をかけ続けます」

 

「え?」

 

「そして満タンになったら……今度こそ、三人で仲良く空になるまで搾り尽くしますわよ♡」

 

 カノンさんとリアさんが、同意するように頷く。

 

「賛成。ミナトちゃん、覚悟してね?」

「監禁生活・第二章の始まりだねっ!」

 

 迎えのヘリのローター音が近づいてくる。

 俺は抵抗する気力もなく、三人の捕食者に抱え上げられ、空へと連れ去られた。

 

 こうして、アパートでの小規模な監禁生活は幕を閉じ――。

 舞台は、逃げ場のない完全密室、「西園寺家・地下シェルター」へと移るのだった。

 

(第1章 完)

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