「あ、死んだ」と思った次の瞬間には意識は途絶えいた。
そして次に目が覚めたら赤子になっていた。
鮮明に見える景色や不思議な力に戸惑いながらも生活して行く内に自分が転生したんだと自覚した。
それも呪術界の名家五条家の天才児五条悟として。
呪術が何かは知らなかったが成長するにつれて勉強していき理解できた。
そして自分がとんでもない才能を持って生まれたことも認識した。
五条家に代々伝わる六眼と無下限呪術の抱き合わせ。
数百年に一度の天才になった訳だ。
そんな重責に元一般人が耐えられる筈もなく、日々ゲロを吐きながら修行を行っていた。
何とか肉体のセンスに任せて呪術を鍛える日々。
そうした末に呪術高専に通うことになり、対して期待もせずに入学の日を迎えたのだが、そこで親友と出会うことができた。
生きるだけで重責を背負わされる辛さを理解してくれた初めての友人だった。
肩を並べて同じ目線に立ってくれる理解者が夏油傑という友人だった。
そうして俺は無二の友を得て、青春を謳歌している。
そんなある日のこと。
静岡県伊豆市のとある廃屋で発生した二級呪霊の祓除に駆り出されることとなった。
任務に同行するのは珍しく同級生の家入硝子だった。
いつもは傑が一緒に任務を受けて硝子は危険な任務には出されないのだが、今回は対象が二級呪霊ということに加えて俺がいることで任されたらしい。
担任の夜蛾先生曰く、偶には呪霊との戦闘を間近で見るのも良い経験になるとのこと。
そんなこんなで廃屋に足を運んで件の呪霊を呆気なく祓ったのだが、その後に問題が発生した。
突如として未登録の特級呪霊に襲撃を掛けられたのだ。
悪寒を覚えた頃には既に領域展開という最悪の文言が響き渡っていた。
そして─。
「この壁どうにかできないの?」
「最大出力の蒼ならワンチャン?でもこの距離なら確実に硝子を巻き込む」
「はぁー…最強さんも無理なら手詰まりだね」
深く溜め息を吐くのは硝子だ。
目を閉じて領域内の天井を眺めている。
俺達が閉じ込められたのはシンプルな部屋だった。
そこに呪霊の姿はなく、あったのは天蓋付きのベッドと扉だけ。
そしてその扉の上には看板があり、こう書かれていた。
『セックスしないと出られない部屋』
そんなふざけた領域があって良いのかと思う程だった。
しかし六眼で得られた情報とそこから導き出された推測から間違いなく看板の内容通りの領域であることを理解させられた。
「壁の破壊は不可能。恐らく領域内に必中必殺の効果を付与しないという縛りで結界の強度を底上げしている」
「結界を解体するのに掛かる時間は?」
「……早く見積もって三日だね」
「必殺ではない代わりにじわじわと追い詰める領域か。嫌になるね」
「同感。こんなところさっさと出てこんなことしてくれた呪霊をぶっ殺してやりたいが、その為には…」
その先の言葉は口にできなかった。
ここから出る最適解は見えている。
しかし余りにも最低な要求に停滞する以外になかった。
本意ではない相手とのセックスを強要する領域、それも一対一では使用できないように縛りを結んで領域の持続時間も増やしていると思われる。
随分と悪趣味な呪霊だ。
流石は呪いと言ったところか。
気まずい沈黙が流れる。
若くして死んだ俺は未だに童貞だ。
そんな俺がこんな状況に置かれるなんて。
領域対策である落下の情も意味を成さないし、どうしたものか。
俺が解決策に頭を悩ませて黙っていると先に沈黙を破ったのは硝子の方だった。
「私は別に五条なら良いよ」
「良いって…でもこんなんで!」
「やるしかないでしょ。ゴムはないから妊娠する可能性はあるけど、その時は責任取ってね♡」
「おぉぅ…」
思わず驚愕したのも無理からぬことだろう。
まさか硝子の方から提案してくるとは思わなかった。
俺としては嬉しい限りだが、本当に良いのか?
童貞の俺には女心が分からん。
本心なのか仕方なくなのかの見分けがつかないのだ。
乗って良いものか。
しかし乗らなければジリ貧なのも事実。
目まぐるしく思考を回して答えを導き出す。
「ヤろう」
つまりは股間に従った。
所詮俺は金玉に支配された雄なので欲求には勝てなかった…。
硝子はベッドに腰掛けて俺を見た。
俺も隣に座って硝子と顔を見合わせる。
どちらともなく唇を重ねて、舌を入れた。
「んぅ…んむ…んぢゅる♡」
舌を絡めると互いの体温が伝わってくる。
空いた手を硝子の胸に伸ばして制服の上から揉みしだく。
「ん♡…ちゅむ♡…レロ♡…はぁ♡」
そこで一旦キスをやめて、服を脱がして下着を露わにする。
純白のブラジャーとパンツが目に入った。
パンツには小さな染みがついており、今のやり取りで多少興奮したのが分かる。
それを見て俺の陰茎はバキバキに勃起する。
俺も服を脱いで全裸になり、屹立した陰茎を見せる。
硝子は息を呑んで陰茎を見た。
「デッカ…♡入るかなぁ…?」
「ゆっくり慣らしていけば入るでしょ」
所詮は童貞の意見だが納得したのか硝子は何も言わずに陰茎を扱き始めた。
しゅりしゅりと音を立てて陰茎を柔らかい手が包み上下される。
それに我慢汁が垂れて硝子の手を汚す。
それに構わず硝子は陰茎を扱き続ける。
しゅりしゅりぐちゅぐちゅという音が部屋に響く。
俺は我慢できず硝子のブラを外して胸を露出させた。
桜色の綺麗な乳首が姿を現し、控え目な胸が自己主張する。
俺はその胸を揉んで、乳首を摘んだり撫でたりを繰り返した。
そうすれば硝子から可愛い声が漏れる。
「あ♡…んん♡!乳首弱ぃ♡」
ならばと俺は乳首を口に含んで、吸い付いたり、舌で舐めたりと刺激した。
硝子は我慢できないと声を上げた。
「ああっ♡!んっ♡!気持ち、良い♡」
陰茎を扱く手が止まったのを見て俺は硝子をベッドに押し倒してパンツを脱がせた。
年相応に生え揃った陰毛が露わになり、硝子は恥ずかしそうに手で顔を覆った。
俺は愛液で濡れた陰唇に口を当てて膣に舌を入れた。
嬌声が硝子から上がる。
「あんっ♡!あっ♡!はぁっ♡!」
舌をGスポットを刺激するように動かせば硝子は善がって体を捻らせた。
それに構うことなく俺はクンニを続けた。
クリトリスの皮を剥いて舌で刺激し、膣の中に指を入れて的確に反応の良い所を攻め立てた。
「あ、や♡…それ駄目♡…イクゥ♡」
硝子は足をガクガクさせながら絶頂した。
愛液が更に分泌される。
それを舐め取って味を確認し、俺はいよいよ陰茎を膣に充てがった。
絶頂に浸る間もなく俺は膣にゆっくりと挿入した。
「まってイッたばっかだから♡!敏感なの♡!」
「待たない」
俺は硝子の懇願を切って捨てて処女膜を突き破って奥まで挿入した。
全部入るように腰を深く押し付ける。
それに硝子は苦しそうに声を出した。
「かっは♡!」
それでもまだまだ余力はありそうだったので俺はそのまま腰を前後させてピストンする。
ギュウギュウと膣内が締め付けて来て最高に気持ちが良い。
「あああっっっ♡!イッたばっかなのにぃ♡♡!またイク♡!」
硝子は耐え切れず再度絶頂して膣を痙攣させる。
それでもなお動きを止めることなく抜いては入れてを繰り返す。
できる限りGスポットを抉るように動けば汚い声が硝子から聞こえて来た。
「おおっ♡!それヤバいぃ♡♡!!イグイグイグ♡♡♡!!!」
処女なのに何度も絶頂を繰り返し、口からは涎が垂れる。
顔は耳まで真っ赤になっていて実に愛らしい。
その淫靡な姿に射精感が高まり、ラストスパートに入る。
腰の動きを早めて最後に思いっ切り腰に打ち付けて射精した。
「イッグッッッ♡♡♡!!!」
ビュルルルルル!!!
硝子の絶頂と共に子宮内に射精する。
万が一妊娠したら五条家の権力を使って娶れば良いなどと考えながら俺は快感に身を委ねるのだった。
◇
「さて、無事にセックスが終わったことだし服着て出るとするか。」
「そうだね〜。いやー凄かったよ。悟ってベッドヤクザなんだ?」
「そんなつもりないけど、そう見えた?」
「だって待ってって言っても全然聞いてくれなかったし」
それはそう。
あれはまぁ初めてのセックスで気分が上がっていたからというのが多分にある。
申し訳なく思って俺は硝子の頭を撫でた。
それを硝子は気持ちよさそうに受け入れた。
ふと、俺はある疑問に思い至る。
「そう言えば下の名前で呼ぶことにしたんだ?」
「だってこれでカレカノでしょ?なら名前呼びは当たり前でしょ」
カレカノ認定を受けていたらしい。
それは非常に嬉しいので素直に受け取ることとする。
そんなピロートークを交わしながら俺達は着替えて、満を持して扉を開けた。
するとどれだけ力を込めても開かなかった扉があっさりと開き、俺達は領域外に出た。
そして下卑た笑みを浮かべる四本足の蛸みたいな呪霊を蒼で瞬殺して廃屋を去った。
セックスを終えた俺達は倦怠感を抱きながら帰路に就いたのだった。
・オリ主
無事に童貞卒業。
新たな扉を開いた。
・家入硝子
オリ主への好感度がバチクソに高い。
理由は初任務で颯爽と助けられたから。
・夏油傑
一人で任務に向かうことになった。
さっさと処理して帰宅した。
オリ主が一般人的感性の持ち主だと理解している。