『実の妹の「性欲ステータス」が見えるようになったので、毎晩こっそり処理してあげることにした』 作:七草七
翌朝。
キッチンに立った結衣の姿を見て、俺は思わずガッツポーズを取りそうになった。
「……お兄ちゃん、何ニヤニヤしてるの? 気持ち悪い」
相変わらずの罵倒。だが、その顔色は昨日とは段違いに良い。
肌には艶があり、昨日までピリピリと張り詰めていた空気が霧散している。
何より、彼女の頭上の数値が劇的に改善されていた。
【 名前:春日野 結衣 】
【 性欲:35/100(安定) 】
【 状態:スッキリ・賢者モード 】
(よし……! 成功だ!)
俺の「深夜のメンテナンス」は完璧に機能したのだ。
昨夜、俺は兄としての責任を果たした。あふれそうだったダムを安全に放流し、彼女の平穏な学園生活を守ったのだ。
俺はトーストをかじりながら、名もなき英雄のような気分でコーヒーを啜った。
「行ってきます」
「おう、行ってらっしゃい」
軽やかな足取りで登校する妹を見送る。
これでしばらくは大丈夫だろう。俺も安心して自分の生活に戻れるというものだ。
──そう、思っていたのだが。
◆
その日の夕方。
学校から帰ってきた結衣を見て、俺は玄関で石になった。
「ただいま。……はぁ、疲れた」
カバンを置いてため息をつく結衣。
その頭上に、信じられない数値が表示されていたからだ。
【 性欲:85/100(急速充填中・ムラムラ) 】
「はあぁっ!!??」
「な、何よ大声出して! びっくりするじゃない!」
結衣がビクリと肩を震わせて睨んでくる。
だが俺はそれどころではなかった。
(85!? 朝は35だったよな!? 半日で50も回復したのか!?)
バグか?
いや、システムは正常だ。
俺は冷や汗をかきながら思考を巡らせる。
若さか。十代の代謝の良さが、性欲にも反映されているというのか。あるいは、一度「味」を知ってしまった体が、より強い刺激を求めて活性化してしまったのか。
結衣は顔を赤くして、もじもじと内股になっている。
今の彼女は、歩くたびに下着が擦れるだけで感じてしまっているのかもしれない。
「……私、先にお風呂入ってくるから」
「あ、ああ……」
逃げるように脱衣所へ向かう妹。
その背中を見送りながら、俺は再び決意を固めざるを得なかった。
──今夜も、やるしかない。
放っておけば、明日の朝には確実に『100』を突破する。
その時、視界のウィンドウに新たなポップアップが表示された。
『 熟練度が上昇しました 』
『 対象:春日野 結衣 の詳細解析が可能です 』
『 弱点を表示しますか? YES / NO 』
俺は迷わず空中の『YES』ボタンをタップした。
すると、結衣のステータス画面の下に、新たな項目が追加される。
【 弱点部位:乳首(感度:S級) 】
【 推奨攻略法:執拗な愛撫 】
(……乳首が弱点、だと?)
S級。その響きにゴクリと喉が鳴る。
昨日は下半身へのアプローチだけで数値を下げたが、どうやら効率的な攻略ルートが別にあったらしい。
なるほど、これはシステムからの啓示だ。「そこを攻めれば、より効率的にガス抜きができますよ」というアドバイスに他ならない。
「……仕方ないな」
俺は自分に言い訳をする。
これは俺が妹の胸を触りたいからではない。
あくまで、短時間で効率的に、彼女のストレスを解消してあげるための「最適解」を選んでいるだけなのだ。
◆
深夜一時。
二度目の潜入ミッション。俺の手順は昨日よりもスムーズだった。
ベッドに忍び寄り、ステータスを確認する。
【 性欲:92/100 】
風呂に入って少し落ち着いたようだが、それでも危険水域だ。
俺は布団をまくり、結衣のパジャマのボタンに手をかけた。
今夜のターゲットは下ではない。上だ。
第二ボタンまでを慎重に外し、襟元を大きく開く。
月明かりに照らされた、白く豊かな膨らみが露わになった。ブラジャーは着けていない。開放的なノーブラだ。
(……でかいな)
兄として直視してこなかったが、結衣の発育は暴力的だった。
そして、その頂点にある淡い桜色の突起。
まだ触れてもいないのに、心なしかツンと尖っているように見える。
「……失礼するぞ、結衣」
俺は小声で断りを入れてから、その「S級弱点」に指を伸ばした。
ぷに、という柔らかい感触と共に、指先で突起を転がす。
「んっ……ぁ……!」
反応は即座だった。
昨日の下半身への愛撫よりも、明らかに声が高い。
背中を弓なりに反らせ、無防備な胸を俺の手に押し付けてくる。
【 性欲:92 → 88 → 80 】
(下がるのが早い……! これが弱点特効か!)
数値が面白いように減っていく。
俺は両手を使って、左右の膨らみを同時に攻めることにした。
全体を揉みしだきながら、親指の腹で敏感な先端を擦り上げる。
「ぁ、ん……お兄、ちゃん……だめぇ……」
寝言で名前を呼ばれ、心臓が跳ねる。
だが、ステータスの状態異常欄には【 夢:兄に胸をイタズラされる夢 】と表示されていた。
夢だと思っているのか。なら、好都合だ。
「夢の中でくらい、素直になればいい」
俺は少し大胆になり、パジャマをまくり上げて、その豊かな双丘に顔を埋めた。
甘い匂い。弾力。そして舌先で捉えた、硬くなった突起の感触。
「ひゃうっ!?」
可愛らしい悲鳴と共に、結衣の体が大きく跳ねた。
数値が一気に10ほど下がる。
俺は夢中になって、彼女の弱点をむさぼり続けた。
妹のため。これは妹のため。
頭の中で壊れたレコードのように言い訳を繰り返しながら、俺自身の手も、いつしか彼女の下半身へと伸びていた。
上と下、同時攻撃。
それが、今夜のフルコースだ。
(続く)