早乙女 乱馬 (男)
天道 あかね (正妻の座を譲らぬ許婚)
シャンプー (愛の呪殺師・女傑族)
九能 小太刀 (黒バラの狂気・格闘新体操)
久遠寺 右京 (一途な鉄板娘・もう一人の許婚)
究極の嫉妬と共同の目的
乱馬の所有権を巡って日夜争い続けてきた乙女たち。彼女たちは、乱馬が他の女性たち(かすみや、異世界のヒロインたち)と深い仲にあるという不穏な噂を察知した。ここに、普段は犬猿の仲である四人による、前代未聞の「乱馬更生・独占協定」が結ばれた。
猫飯店に集結した四人の視線が火花を散らす。
シャンプーが机を叩いた。「乱馬はアタシの婿! よその女の匂いつけるの、アイヤー許さないネ!」
小太刀が不敵に笑う。「おーっほっほ! 乱馬様の心身を清めるのは、このわたくしの至高の愛のみですわ!」
右京が大きなヘラを畳に突き立てた。「あかん、あかんわ! 乱馬はウチが一生面倒見るって決めたんや。他の女にうつつ抜かす暇、一秒も与えへんで!」
あかねは拳を握りしめ、全員を睨み据えた。「……みんな、今回だけは同意見ね。乱馬のバカに、『誰が一番なのか』を身体に叩き込んでやるわ!」
四人は乱馬を「確保」し、逃げ場のない愛のリングへと引きずり込んだ。彼女たちの目的は、乱馬の魂に刻まれた他の女の記憶を、圧倒的な情熱で上書きし、自分たちの鎖で縛り上げること。
「おいおい……! 四人まとめてかよ! 正面のあかねに、変幻自在のシャンプー、搦め手の小太刀、そして一途な右京……。へっ、これだけの強敵(おんな)に囲まれりゃ、格闘家として逃げるわけにゃいかねぇ! 最高の勝負、受けて立つぜ!」
乱馬は、四つの愛憎が渦巻く極限の戦場へと、自ら飛び込んでいった。
猫飯店の一室。お好み焼きのソースの香りと、黒バラの芳香、そして乙女たちの熱い吐息が混ざり合い、濃密な空間を作り出していた。床に組み伏せられた乱馬に、四人の手が同時に伸びる。
「まずはウチや! 乱馬、熱々の愛、受け取りや!」
右京が乱馬のシャツをヘラで裂くように脱がせ、逞しい胸板に吸い付いた。
「んむっ……れろっ……乱馬、ウチの味、忘れんといてな」
「甘いわよ右京! 私こそが許婚なんだから!」
あかねが乱馬の唇を強引に奪い、ディープな口づけを交わしながら、彼の意識を自分だけに向けさせる。
ちゅくっ……じゅるり……。
その隙にシャンプーが背後から乱馬の耳元で囁く。「乱馬、アタシのテクニック、もっとすごくなったネ。逃がさないアル……」
中国古伝の秘技を思わせる指使いで乱馬の敏感な場所を愛撫し、一気に昂ぶらせる。
「おーっほっほ! 皆様おどきなさい! わたくしの黒バラの香りで、乱馬様を悦楽の奴隷にいたしますわ!」
小太刀が乱馬の足元から這い上がり、太腿を這わせるように舌を滑らせる。
「じゅるっ……ふふっ、ここが一番欲しがっていますわよ?」
「さて、仕上げアル!」
シャンプーが先陣を切って乱馬に跨り、熱い楔を飲み込んだ。
「ハァッ! 乱馬のナカ、アタシのものでいっぱいにするネ!」
パンッ! ドチュッ! と肉のぶつかり合う音が響く。
「ずるいわよ! ウチにもさせぇ!」
右京が横から割り込み、乱馬のペニスを半分引き抜くようにして自分の蜜壺へ導く。
「あぁっ……! 来たわ……! 乱馬、ウチのことだけ考えてぇ!」
あかねは乱馬の顔を両手で挟み、狂おしい目で見つめた。
「乱馬……私を見て! 私が一番でしょ!?」
乳房を乱馬の口に押し込み、その感触で他の女の記憶を消し去ろうとする。
小太刀は乱馬の肛門を指で弄りながら、彼の絶頂をコントロールするように動き回る。
「九頭竜閃のように……わたくしの中に、全てを解き放ってくださいまし!」
四人の波状攻撃に、乱馬の理性は完全に消し飛んだ。
「ぐぅ……っ! ああぁぁ!! 同時なんて……もう、我慢できねぇ!!」
「出して! 私の中に!」
「アタシが一番飲み込むネ!」
「ウチを、あんたの印でドロドロにして!」
「さあ、わたくしの黒バラを潤して!」
ドピュッ! ビュルルルルッ!! どぴゅーっ!!
四人の乙女たちの胎内へ、平等に、そして激しく注がれる熱い精気。全員が同時に、これまでにない深い絶頂へと達し、崩れ落ちた。
「「「「あ゛ぁぁあああーーーーーッッ!!」」」」
四者四様の呪縛
行為を終えた後、乱馬を中心に四人のヒロインが、戦い終えた戦士のように(しかし独占欲に満ちた瞳で)横たわっていた。
シャンプーは乱馬の首筋に深く、消えない噛み跡を残した。「これで、おまえはアタシの獲物アル。一生、この印を見るたびにアタシを思い出すネ」
小太刀は乱馬の指先に黒バラの香油を塗りつけた。「あなた様の指先一つまで、わたくしの芸術の一部。他の女に触れるたび、わたくしの香りがそれを邪魔いたしますわ」
右京は乱馬の手に、お好み焼きのヘラを象った小さな銀の指輪をはめた。「乱馬、これはウチとの契約や。あんたの胃袋も、その下の『ヘラ』も、全部ウチのもんやからな」
あかねは乱馬の胸を強く叩き、そのまま抱きしめた。「バカ乱馬……。あなたがどこへ行っても、私たちのこの情熱からは逃げられないわよ。これが、あんたに相応しい罰なんだから」
乱馬は、四本の強力な愛の鎖に繋がれたことを自覚した。彼女たちは、明日になればまた乱馬の取り合いを始めるだろう。しかし、この夜の共闘を経て、乱馬という「最強の獲物」を縛り付ける呪縛は、もはや神話の領域にまで達していた。