※この作品はR-18です。

呪泉郷の溺愛譜(できあいふ)   作:坂本太郎

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許婚の絆と異質な好奇心
天道あかねは、乱馬(男)の許婚であり、常に彼の最大の理解者であり最大の敵でもあった。しかし、第三話でのらんま(女)としての自己探求を経て、らんま(女)の心の中には、あかねに対する異質な好奇心が芽生えていた。


第六話:天道あかね - 百合の探求

ある夜、二人が格闘の訓練で水を浴び、らんま(女)の姿になったまま、あかねの部屋で寝転がっていた。あかねは、いつものように乱馬(男)への不満を口にしていた。

 

「全く、乱馬のバカ! いつになったら素直になるのかしら。私だって、許婚としてどう接すればいいのか、もうわからないわ」

 

らんま(女)は、あかねの愚痴を聞きながら、自分の女の身体と、あかねの女の身体を重ねて見ていた。女同士で同じベッドにいるという状況が、らんま(女)の男の意識を刺激し、女の身体を熱くさせた。

 

「あかね……お前さ、男の乱馬じゃなくて、女の俺に触れられるのは、どう思うんだ?」

 

らんま(女)は、自分の衝動を抑えられず、あかねに尋ねた。あかねは驚いた顔をしたが、すぐに真剣な表情になった。

 

「どうって……。らんまは、私にとって親友であり、ライバルよ。そして、私の一部だと思っているわ」

 

あかねの純粋で強い言葉が、らんま(女)の男の理性を吹き飛ばした。らんま(女)は、男の時には絶対にできなかった、許婚の身体への探求を試みようと決意した。

 

「そうかよ……。じゃあ、女同士の親密さってのが、どこまでいけるのか……お前と試してみたい」

 

らんま(女)は、あかねの手を取り、その柔らかな指を自分の頬に押し当てた。あかねは一瞬戸惑ったが、らんま(女)の瞳に宿る真剣さと切実な感情を見て、その要求を拒否できなかった。

 

「らんま……分かったわ。許婚として、親友として、あなたの気持ちを受け止める」

 

二人の女の身体が、静かに、そして密接に、夜の帳の中で結びつこうとしていた。

 

月明かりだけが差し込むあかねの部屋。敷かれた一組の布団の上で向かい合う少女たちの影が一つに溶けかけていた。らんま(女)が男の時とは違う潤んだ瞳で問いかけた。

「なああかね……許婚なのに、ちゃんと向き合ってなかったよな。男の俺じゃなく、今の姿で……お前の事もっと知りたい」

 

普段の勝ち気な許婚ではない、年上の娘のような落ち着きを纏うらんまに、あかねも胸の鼓動を早めた。

 

「バカ……そんなの今さら言うなんて」

言葉とは裏腹に細い肩が僅かに揺れる。らんまの白い指があかねの頬を滑り唇に触れた瞬間――

 

最初はおずおずと啄むだけのキスだったが、徐々に唾液を絡めるディープな口づけへと変わっていった。

「んふっ……らんまぁ……」

あかねの鼻にかかる吐息が耳朶を擽る。彼女自身も無意識に胸元を開けており乳房が月光に浮かび上がっている。

「待って……汗臭くないかしら」

「いや……柔らかくて良い匂いがする」

 

らんまは鎖骨から乳房へと舌を這わせていった。鍛え抜かれた肉質だが脂肪層は薄く敏感な先端は既に硬くなっている。

「っんぁあっ……そこばかり弄っちゃだめぇ」

あかねの反応を見計らい左右交互に吸い付きながら右手では太腿を撫で回す。すると彼女の腰がモジモジと動いてしまう。

 

「なんだよ……もしかして感じちゃってる?」

「そっちこそ……んぅ……触られただけでこんなになってるくせに」

仕返しと言わんばかりにあかねの手が下方へ伸びていき茂みを掻き分けた。湿り気に満ちたそこへ中指を忍ばせると――

 

くちゅっ……ちゅぷん……

「んあっ!?」

突然の刺激にらんま(女)の身体が跳ねる。あかねは驚いた顔を見せたものの即座にニヤリと笑った。

「へぇ……男の時は平然としてたくせにココ弱いんだ」

執拗なGスポット攻めが始まった。指の腹で的確に叩くたびに透明な液が滲み出る。

「ああぁぁ……待ってぇ……出ちゃうからぁ!」

抵抗虚しく腰が浮き上がると同時に潮吹きが始まった。

ぴゅっぴゅっ! しゃあああっ!

「わっ……すごい勢い……!」

あかね自身も興奮を抑えきれず股間を濡らしていた。そこで互いの性器を晒す「シックスナイン」の姿勢に移行する。

 

「あぁ……らんまのもトロトロになってる……」

「おまえのこそ……ほらクリトリス勃起してるぞ」

双方の視点で確認しながら舐め合いが始まる。

ぺちゃっ……ちゅくちゅくっ……

「ひゃうっ! あんっ……そこ舌入れたらダメぇ!」

「んぐっ……でもあかねのナカ凄い吸い付く……」

互いに愛液と唾液が混ざり合い泡立っていく。らんま(女)の舌先が子宮口近くまで届いた瞬間――

 

「あ゛あぁぁーーっ!」

あかねが悲鳴のような嬌声と共に全身を痙攣させる。同時にお漏らしみたいな勢いで噴出した液体がらんまの顔面に降り注ぐ。

「うっ……やば……喉奥に引っかかった」

むせるも構わず飲み込んでみると不思議な甘さがあった。

「ごめん……汚しちゃった……」

 

泣きそうなあかねの顔を引き寄せ再度口づけすると塩味と酸味が混ざった独特の風味が広がる。

「美味いよ……お前の全てを受け入れたいんだ」

男と女の意識が完全に融合した瞬間だった。

 

その後は正常位で貝合わせ。重なり合った部分からは絶えず水音が響き続ける。

「はっ……はっ……一緒に行こう……」

「うん……一緒にイク……」

最後は互いの乳首を擦り合わせながら同時に絶頂に達した。

「あぁぁぁーーーッ!!」

「んおぉぉッッ!!」

全身痙攣しながらも強く抱き合う二人。快感の波が引いた頃には汗と体液で布団一面がグショ濡れになっていた。

 

秘密の共鳴と深まる絆

行為を終えた二人は、互いの身体の温もりを感じながら、シーツの中で抱き合っていた。らんま(女)は、男の時とは全く違う、魂が共鳴するような、深い安らぎを感じていた。

 

「あかね……お前って、すげぇよ。こんなにも、心が通じ合うなんて……」

 

あかねは、静かに笑った。彼女の目には、涙が浮かんでいた。

 

「らんま。私も、あなたといると、すごく安心する。女同士だからこそ、こんなにも素直になれるのかもね」

 

この夜、二人は許婚という運命的な絆とは別に、女同士として最も深い秘密と共鳴を共有した。それは、男の乱馬には、そして女のらんまにしか到達し得ない、究極の親密さだった。

 

らんま(女)は、あかねの温もりの中で、男に戻る必要性すら一時的に忘れていた。

 

翌朝、乱馬(男)に戻った時、乱馬はあかねに対し、いつもの悪態をつくことができなかった。あかねもまた、乱馬(男)の顔を見ながら、昨夜のらんま(女)との秘密の記憶を共有しているかのように、どこか優しく、そして複雑な笑みを浮かべていた。

 

二人の間には、「男と女」の喧嘩の裏側に、「女と女」として分かち合った特別な秘密が加わり、運命の絆はさらに複雑で強固なものとなった。




第七話予告
第七話:久遠寺右京 - 鉄板の熱情と甘いソース

次は、もう一人の許婚、お好み焼き屋「うっちゃん」を営む右京。男として育てられ、女を捨てたはずの彼女が、乱馬の前でだけ見せる「女の子」の顔。大きなヘラを置き、さらしを解いたその下にある、隠しきれない熱い想い。鉄板の熱気よりも熱く、甘いソースのように濃厚な、二人だけの夜が始まる。
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