マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
ch.109「禁断のアナル拡張OTM」
朝の柔らかな光が、カーテンの隙間からベッドに差し込んでいた。
カナメはオリッシュの隣でゆっくりと目を覚ました。
彼の逞しい腕が、まだ腰に絡みつき、熱い体温が肌に伝わる。
昨夜の激しい交わり——オリッシュの長大な肉棒が奥深くを掻き回し、熱い白濁を子宮に注ぎ込む感覚が、体に甘く残っていた。
乳房が微かに疼き、重力制御ブラジャーのプレートが淡く光る。
昨日は初めてオリッシュも重力制御ブラジャーの接し、カナメの美乳っぷりに感動。
乳を揺らしまくるプレイに及び、その激しさを思い返して頬を染めるカナメ。
だが、下腹の奥に、鈍い重みと熱い疼きが広がる。
左手首のシルバーリング——ケイオス支給のバイタルチェック用デバイスが、淡く振動し、赤いランプを点滅させる。
バイオリズムを検知し、生理の到来を告げていた。
(……来たわね)
カナメは静かに体を起こし、下腹部の重い感覚を確かめる。
子宮が熱く疼き、オリッシュの肉棒を渇望する体に育ってしまった証。
お預けの期間——セックスができない日々が、また始まる。
乳房が重く揺れ、乳首が敏感に尖る。
秘部が、物足りなさにじんわりと熱くなる。
オリッシュはまだ眠っている。
カナメはそっとベッドを抜け出し、自室に戻った。
シャワーを浴びる前に、端末を取り、ミラージュにメールを打つ。
『朝のブリーフィング時に、アナル拡張グッズを届けてちょうだい』
送信後、すぐに返信が来た。
『本気ですか!? カナメさん……』
カナメは無言で、短く返信する。
『いいから、持ってきて』
シャワーを浴び、温かな湯が体を流す。
乳房を優しく洗い、下腹部の重みを確かめる。
(オリッシュさん……ごめんなさい……今日から、少し我慢してね)
朝食を取り、ユニフォームに袖を通す。
重力制御ブラジャーのプレートが、胸を軽やかに支える。
ワンサイズ大きめの上着が、ゆったりと収まる。
やがて、ダイニングに緊張した足音が響く。
ミラージュが、ケースを抱えて現れた。
エージェントスーツ姿の引き締まった肢体が、わずかに硬い。
「失礼します!」
緊張した面持ちで、キリッと敬礼する。
カナメは頷き、席を勧める。
ケースを開け、グッズの説明を要求する。
頬を上気させたミラージュがケースから三つのアイテムを取り出す。
「まず、拡張ステップ用のアナル拡張プラグです。括約筋の伸縮度を上げる特殊な薬液を染み出しつつ、その薬液を染み渡らせるための特殊な振動を常時発生します」
次に、滑らかなディルドー。
「次に挿入練習ステップ用のアナル用ディルドー。表面にフォールドバリアを張って摩擦率を極限まで減らし、挿入を簡単にするものです」
最後に、連なったビーズ。
「最後に快感調教ステップ用のアナルビーズ。ビーズのサイズを調整可能で、挿抜時に尻穴の性感帯をアップさせる特殊な振動を発生します」
ミラージュは緊張したまま続ける。
「どれもレディM提供のOTM(オーバーテクノロジーオブマクロス)が搭載された優れものです。素材にフォールドクォーツの粒子が混ざられており、フォールドレセプター保持者の生体フォールド波に反応して、性能が格段に強化されます。三日あれば……アナルセックスが、楽しめるようになります。」
カナメは硬い顔で、その説明を聞く。
最後にミラージュは少し声を張り、驚愕の事実を述べる。
「私自身、このセットを試してみましたから……効果は保証出来ます」
カナメの目が見開く。
驚きの声が、思わず漏れる。
「ミラージュ……貴女、いつの間にそんなことを」
ミラージュは顔を赤らめ、自分の発言を補足してくる。
「い、いえ! もちろん、実際の殿方のものは受け入れたことはありません。あくまでこれらの器具で尻穴準備を整えただけです。ですが……その、プレイ可能な尻穴のサイズには十分達していると思います」
尻穴——その言葉だけで、かつての強い忌避感がカナメの胸を刺す。
だが、今は違う。
無言で、アイテムを見つめる。
ミラージュが、念を押す。
「カナメさん……本当によろしいのですか?」
カナメは、静かに頷いた。
ミラージュは端末を操作し、カナメの端末に情報を転送する。
「使い方はこちらの動画を参照ください。詳細な解説になってます」
カナメは頷き、動画を受信する。
ミラージュは敬礼し、部屋を後にした。
カナメは一人残され、ケースを見つめる。
下腹部の重みが、静かに疼く。
ミラージュが去り、部屋に静寂が戻った。
カナメは一人、ダイニングテーブルに座り、端末を開く。
ミラージュから転送された動画ファイル——「アナルセックス初心者向け拡張ガイド」。
約一ヶ月前、前回のカナメの生理開始前に撮られたものだという。
カナメがレハームへ向かうシャトル内で見た、慰安任務研修資料の講師。
ケイオスアダルト部門のトップAV女優のミランダ・メリン。
あの時、画面越しに見た妖艶な笑みが、鮮やかに蘇る。
一ヶ月半——遠い昔のように感じる。
あの頃は、まだ処女だった。
オリッシュの肉棒に子宮を開発され、快楽に溺れる体になるなど、想像もしていなかった。
カナメは深呼吸し、動画を再生した。
画面に映るミランダ——薄褐色の豊満な体を惜しげもなく晒し、妖しい笑みを浮かべる。
金色の髪を乱れさせ、Fカップを超える乳房が重く揺れ、ピンク色の乳首が硬く尖る。
整えられた恥毛が彩る秘部はすでに濡れ光り、尻穴がひくついている。
『カナメさん、貴女ついにアナルを開発するんですってね。順調にステップを踏んでるわね。私からすれば、こんな器具を用意してもらえるなんて、貴女すごく恵まれてるわよ。とても羨ましいわ。じゃあ早速レクチャーに入るわよ。……貴女の可愛いお尻を、たっぷり開発してあげましょう♡』
ミランダの声が、甘く響く。
カナメの体が、わずかに震えた。
忌避感が胸を刺すが、無視する。
オリッシュのため——それだけ。
ミランダは三つのグッズを手に取り、カメラに近づける。
拡張プラグ、ディルドー、ビーズ——それぞれを尻穴に挿入しながら甘い喘ぎを交え、実践的にレクチャーする。
『三日あれば、貴女の可愛いお尻は、立派に男のものを迎え入れられるようになるわ。オーバーテクノロジー搭載の優れものたちだから、ね♡』
『1日目は、アナル拡張プラグで慣らしよ。挿入したら、トイレに行く時以外は基本付けたまま。薬液がじんわり染み込んで、振動が尻穴を甘く震わせ続けるの……はあっ……当然このままじゃ寝れないから、寝る時は睡眠薬を使って、刺激に悶えながらぐっすり眠ってね。朝起きたら、尻穴が熱く疼いて、もっと欲しくなってるはずよ……ふふ、貴女の体、すぐに順応しちゃうわ』
ミランダの指がプラグを押し込み、体がびくっと震える。
尻穴がひくひくと収縮し、秘部から蜜が溢れる。
『2日目は、ディルドーで拡張訓練。慰安対象に手伝ってもらって、とにかくズポズポ……奥まで何度も出し入れして、尻穴を広げてあげるの……んあっ……大変だろうけど、貴女の可愛い手で相手のチンポをシコシコして紛らわせて乗り越えてね♡ それ以外はプラグ付けたまま生活よ……はあんっ……尻穴が熱くなって、秘部まで疼いちゃうわ……』
ディルドーが腸内を掻き回され、ミランダの腰が勝手にくねる。
潮が噴き出し、体が痙攣する。
『3日目は、アナルビーズで快感調教。慰安対象に手伝ってもらって、とにかくヌポポン……ビーズをゆっくり引き抜くたび、尻穴が締めつけて……あぁっ……振動で性感帯がどんどんアップするの……イキまくっちゃうわよ……2日目と同じく、大変だろうけど、チンポを舐めたりパイズリしたりして耐えてね♡ もちろんそれ以外はプラグ付けたまま……ふふ、三日後には、貴女のお尻、男のものを欲しがるようになってるはず……』
ビーズが引き抜かれ、ミランダの体が激しく痙攣し、絶頂に飲み込まれる。
動画が終わり、ミランダがカメラに近づき、妖しい笑みを浮かべる。
『貴女の慰安任務の様子をまとめた映像、何本か拝見させてもらったわ。あの高級娼婦姿で、男のものを貪るように咥えて、腰を振りまくる姿……ふふ、最高だった。ソープ嬢もあっという間に極めて、貴女自身がセックスに夢中になってるのが丸わかり。才能ありすぎて、勿体ないわ。一人の男だけじゃ満足できないはずよ。任務が終わったら、是非AVデビューしましょう? 私と乱交コラボで、銀河中の男たちを一緒に狂わせましょ♡』
ミランダの目が、妬みと愉悦に輝く。
女優を目指してAV堕ちした彼女にとって、星団中を股にかけて英雄兼トップアイドルとして活躍するカナメを堕とす手助けをするこの仕事が、楽しくて仕方ないらしい。
カナメは画面を睨み、静かに呟く。
「……勝手なこと言ってるわね」
歯牙にもかけない。
ミランダの言葉など、どうでもいい。
それよりも——今はただ、オリッシュにアナルを捧げる準備に集中せねばならない。
下腹部の重みが静かに疼く。
生理の期間は、ある意味ではカナメにとっても良い機会であった。
前が使えない以上、きっとオリッシュもアナルに興味を持ってくれるだろう。
部屋の空気が、重く甘く感じられる。
カナメは深呼吸し、自分に言い聞かせる。
(私が、アナルを開発する理由……それは、贖罪のためよ)
自分が今一番恐れていること——尻穴を弄られる恐怖、アナルセックスへの強い拒絶感。
それに向き合うことで、罪を償う。
それが、カナメの決意であった。
一つ目は、アラドへの償い。
プロポーズを断り、彼の心を深く傷つけた。
映像通信で姿を消し、避けられているのかもしれない。
あの優しい笑顔を、失ってしまった罪。
自分も、罰を受けるべきだ。
尻穴を広げられる痛みと屈辱——それで、少しでもバランスが取れるなら。
二つ目は、マキナとレイナへの償い。
クレアの策略に巻き込み、後輩たちをテスターに仕立て、アナルプラグまで着けて震えさせるまでに至らせてしまった。
リーダーとして、守るべき子たちを、こんな淫らな道に引き込んでしまった。
自分だけが、無傷でいるわけにはいかない。
同じ痛みを、味わうべきだ。
カナメはそう信じ、決意を固くする。
他のことは、考えない。
心の奥に、わずかなざわめきを感じても、無視する。
気づけば、怖いから。
だが、側から見れば——ミラージュのように、近くで見守る者から見れば——本当の理由は一目瞭然だった。
グッズを届けた時の、ミラージュがカナメから感じたもの。
それは嫉妬だ。
クレア・パドルがオリッシュに取り入ろうとしているのは、誰の目から見ても明らかだ。
クレアが慰安任務に割り込んでくる前に、先行者として圧倒的なポジションを築いておきたいカナメの焦り。
それをミラージュは確かに感じ取っていた。
カナメは知らずに嫉妬を抑え込み、贖罪の名で自分を納得させていたが、それほどカナメの心と体はオリッシュなしでは満たされなくなっているのが、丸わかりだった。
オリッシュの長大な肉棒が尻穴を押し広げ、奥深くを掻き回す未来を想像し、カナメの体がわずかに震えた。
痛みと、未知の悦び。
乳房が熱く疼き、子宮が熱く収縮し、秘部が蜜でじんわり濡れる。
(オリッシュ・ハメルマン。あの人に本当の自分を曝け出すことになっても……自分はこの罰を甘んじて受け入れないといけないわ……)
ケースを開け、拡張プラグを手に取ったカナメ。
冷たい感触が、指先に伝わった。
(続く)