マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
ch.142「カナメ・バッカニアの秘密日記④」
<2068年5月7日(月) 晴れのちどろどろ>
今日から私の「ワクチンABV(アダルト・バリア・ヴィジョン)」の撮影と、クレアのセックス特訓の両方が本格的に始まる。
朝。
クレアと二人でロイヤルスィートのベッドルームへ。
私は足首まで隠れる長いスカートの清楚なビクトリアンメイド服。
クレアは短いスカートからガーターベルトが覗き、Fカップの胸がはち切れんばかりの淫らなフレンチメイド服。
朝の挨拶を彼の耳元で囁きながらお布団をめくると、そこにはいつもどおり彼の逸物が、はち切れんばかりに反り返っていた。
ダイエットで体が絞られたせいで、以前より猛々しさを増してる気がするわ。
この人が私の「婚約者」。
指先に伝わる熱ささえ愛おしく感じられる。
朝から白濁液でドロドロに汚される。
でも、それが今の私の幸せ。
午後。
一回目のワクチンABV撮影。
ABVの撮影自体はこれまで何度か繰り返してる。
だけど、今回は意味合いが違う。
ついに、ブリージンガル球状星団の約20億人の殿方たちに届くことを企図した撮影が始まったの。
ワルキューレ・ユニフォームに袖を通し、ミラージュが用意してくれた台本を読み込んで撮影に挑む。
手慣れた手つきでサイバーゴーグルを装着し終えてる全裸のオリッシュさんの前に立つ。
戦場ライブへと赴く時の高揚感と使命感が入り混じった「ワルキューレのリーダー」の心持ちに自然となっていた。
撮影開始のサイン。
私はベッドの縁に腰掛けるオリッシュさんに、ユニフォーム姿のまましなだれかかった。
ゴーグル越しに私を見つめる彼の瞳を真っ直ぐに見つめ、来店のお礼を告げるように語りかける。
「この度のワクチンABVの利用、ありがとうございます......銀河系全域で猛威を振るっている『ヴァールシンドローム』。その原因は、人体の細胞に寄生する『フォールド細菌』にあります」
言葉の合間に、オリッシュさんの唇を深く吸い、唾液を絡ませる。
「細菌の作用で血管が拡張し、筋肉が肥大して自我を失い暴徒と化す……。この細菌増殖の引き金となっているのが『セイズノール』という物質です。このセイズノールを体から排出する仕組みを、私たち人類はこれまで持ち得ませんでした……」
私は素肌の手で、彼の怒張を根元から包み込み、手コキを開始した。
「でもセイズノールは、私のような特殊な生体フォールド波――『サキュバス波』を発する女性の喘ぎ声を浴びながら、こうやって射精することで、精液と一緒に体外へ排出できることがわかったんです……。さあ、我慢しないで、イッちゃっていいですよっ♡」
咆哮とともに迸った一発目の白濁を、私はあえて逸らさなかった。
淫紋が浮かび上がるユニフォームの剥き出しの腹部で、しっかりと受け止めてあげる。
「あんっ……! すごい……貴方の『生命の歓喜』、いっぱい出ましたねっ♡」
次に私はユニフォームの上着を脱ぎ捨て、シャツのボタンを外す。
Fカップ近くまで実ってしまったおっぱいを解放し、彼の肉棒を優しく挟み込むパイズリへと移行する。
「でも、サキュバス波の強さは......あんっ......私の性的興奮の度合いによって決まってしまいます……。だから、こうやって私もいっぱい感じないと、あなたのセイズノールを絞り取れないんです……っ」
尖った乳首を硬い肉棒に擦り付けて刺激しながら、この「新時代のワクチン」が何故これまでの戦場ライブより優れているのかを、上目遣いを意識して囁く。
「……これまでの私たちの歌声による生体フォールド波は、あくまで一時的に症状を抑えるだけの『対症療法』。んんっ......録音やデータ化されるとその効果が激減するため、んっ......私たちが直接、生の歌声を届る必要がありました。だから救える数にも限界があった」
長大肉棒をおっぱいで強く圧迫しながら上半身を揺らし、恍惚とした表情でオリッシュさんの顔を見上げる。
「でもヴァールの原因のセイズノールを断つこのやり方は『根治療法』。ああんっ......殿方のリビドーを刺激するサキュバス波は、デジタルデータ化されてもある程度効果が維持されます。あひっ......そして......貴方が私という存在を強く感じてくれればくれるほど、いっぱいセイズノールを絞り取れちゃう性質があるんですっ♡」
ピンク色の乳首をビンビンに尖らせながら、二発目の射精を誘発させ、顔で受け止めてあげる。
熱い飛沫が視界を遮り、頬を伝う感触に私は目を細めた。
滴る白濁液を指先ですくい、オリッシュさんの顔を覗き込むようにして艶めかしく舐めとる。
「ふぅ……。サキュバス波が宿るのは、声だけじゃないわ。この、チュパ音も効果があることが、これまでの研究で明らかになってます」
今度は跪き、亀頭を深く口に含んだ。
じゅぼじゅぼと、はしたない音をわざと上げて、喉の奥まで突き入れさせる。
「んむっ……じゅぷ、んちゅ……っ!」
三発目の口内射精。
私は口を開き、溢れんばかりの白濁液を見せつける。
そして艶めかしく飲み干していく。
「もちろん、一番効果があるのは……男女のまぐわいねっ......直接繋がって私を存分に感じてください♡」
私はユニフォームを全部脱ぎ捨て、全裸の肢体を晒した。
オリッシュさんをベッドに押し倒し、その上に跨ってゆっくりと結合していく。
「あはぁっ……! すごい、お腹の奥まで、貴方を感じるわ……っ!」
淫紋が輝く下腹にオリッシュさんの長大勃起をずっぽし根元まで受け入れ、ゆっくりと腰をグラインド。
快感で思考が飛びそうになりつつも、なんとか宣伝を開始。
「気をつけて。あんっ、同じワクチンABVを使い続けると、んんっ、興奮度も下がってセイズノールの排出率も下がっていきくわ……。んっ...でも大丈夫。はぁんっ......私たちオーオク社は今後もっ、様々なワクチンABVをリリースしていくっ予定ですっ。オーオク社は決して貴方を見捨てない......っ!」
ここからは、もはや言葉はいらない。
私はひたすら腰を振り、溢れ出る愛液と混じり合う吐息を、最高純度のデータとして刻み込んでいく。
絶頂の瞬間、私の下腹部の淫紋が激しく明滅し、最大出力のサキュバス波が部屋を満たした。
オリッシュさんの四発目の精液が最奥へ注ぎ込まれるのと同時に、私の意識も白く塗り潰される。
撮影終了。
30分足らずの超速版。
ノーマルでベーシックなワクチンということで、プレイ時間も短く効率的。
この初回ワクチンABVで各星系政府の補助金を引っ張り、安い値段で出来るだけ多くの男性に提供することを意図していた。
これで問題なく撮れたかしら?
ワクチンABVの撮影終わりにオリッシュさんから「あ、あの、カナメ……ちょっといいかな」と呼び止められ、小さな紺色の箱を渡された。
「カナメ……これ、受け取ってほしいんだ。……俺が、自分の力で稼いだお金で買った、初めての贈り物だよ」
箱を開けると、そこにはシンプルながらも気品ある輝きを放つ、若い女性に絶大な支持を受けるハイエンド・ジュエリーブランド『スターリィ・ライン』の婚約指輪が収められていた。
巨大企業複合体のケイオスの軍属とはいえ、三等兵の給料は薄給のはず。
おしゃれや遊興費、乗り物といった嗜好品には一切目もくれず、ただひたすらに私のグッズを買い込むためだけに溜め込んでいた貯金。
その全てを投じて、銀河系全域に名を馳せるブランドの逸品を通販で用意したみたい。
「アクシア・ステラって名前の指輪みたい。カナメにピッタリだなって思って」
『AXIA ~ダイスキでダイキライ~』は私の大切な歌だ。
その歌の名前を冠する指輪を婚約の証として用意してくれた彼。
ふとメッサー君との思い出のブレスレットのことを思い出す。
そういえばあの形見にブレスレット、今は何処にあるんだっけ?
まあいいわ、今はこの指輪のことしか考えられない。
今の彼なら、オーオク社の資産を使って、もっと桁違いに豪華なものを用意することだってできるはず。
なのに、あえて「オリッシュ・ハメルマン」という一人の男が汗水垂らして稼いだ誠意を形にしてくれた。
徹頭徹尾、私のために尽くしてくれるそのいじらしい心意気に、胸の奥が熱くなる。
「ありがとう、オリッシュさん……。嬉しいわ」
彼はおどおどとした手つきで、でも大切そうに私の左手を取った。
「サ、サイズを聞くのが恥ずかしくて……でも、これ、最新モデルだから……」
彼が震える指先で、私の薬指に銀色の輪を滑り込ませる。
指輪の内側に仕込まれたナノ・フィッティング機構が作動。
私の指の形に合わせて吸い付くように自動でサイズが固定された。
「……あ、綺麗だ。すごく、似合ってるよ、カナメ」
「ええ、最高に素敵よ。……一生、大切にするわね」
私の薬指に宿ったその輝きは、どんな派手なステージ衣装の宝飾品よりも重く、そして彼の体温のように温かかった。
夕方。
ラグナ支部との定期ミーティング。
前回の通信で、私がオリッシュさん専用の「慰安任務」に就いていることは既に告白済みだ。
あの時のマキナとレイナはアナル開発グッズとバイオペニスに夢中で、私の任務そのものはあっさり受け入れてくれていたけれど……。
今日は、そこからさらに踏み込んだ報告をする。
私は抑えきれない悦びを滲ませ、髪を直すふりをして左手の薬指をカメラの正面に晒してしまっていた。
「あーっ! カナカナ、指輪!? 左手の薬指……それって、それって!!」
鋭いマキナがいち早く声を上げ、画面に身を乗り出した。
「……婚約。慰安任務から、一気にそこまで?」
レイナも淡々とした口調ながら、驚きを隠せずに瞳を細める。
「ええ。私、オリッシュさんと婚約したの」
私の言葉に一瞬の静寂の後、二人は「おめでとー!」「……似合ってる。お幸せに」とまずは祝福の言葉をくれた。
けれど、すぐに年頃の女の子らしく野次馬根性が顔を出す。
「でもびっくり!カナカナって身持ちすっごい硬いよねっ...... 慰安任務って言ってたけど、それで気が合っちゃったとか?」
「……安直。カナメは、そんな安い女じゃないはず。……でも、薬指の輝きは本物」
祝福と冷やかしが混ざる賑やかな空気の中、一人だけ、先週の通信を欠席していた美雲だけは違った。
彼女にとって、私の「婚約」は寝耳に水どころか、理解不能な裏切りに近いものだったのだろう。
「……婚約? 歌い手が、特定の男に縛られるというの? カナメ、正気なの?」
美雲の瞳には、戸惑いを通り越した激しい怒りが宿っていた。
「歌は兵器ではない。……ましてや、誰か一人のために捧げられる供物でもないはずよ。あなた、その指輪に囚われた肉体で何を歌おうというの!」
美雲、私はね。
今「性」という新しい歌で銀河を救おうとしているの。
いつか美雲にも「生命の歓喜」の素晴らしさを実感してほしい。
左手の薬指に宿る誇らしくて愛おしい重みを噛みしめながら、私は心からそう願わずにはいられなかった。
夜。
クレアのサキュバス波強化特訓。
テーマは「キスと正常位」。
クレアのキスのテクニックの向上に努める。
でも正常位の訓練になると、オリッシュさんは妊娠を恐れて中出しを躊躇っちゃう。
その耳元で、「大丈夫よ。貴方が望まない限り、クレアは身籠らないから。安心して、いっぱい出して♡」と囁いてあげる。
彼は吹っ切れてくれて、咆哮してクレアを抱きまくったので、最後はクレアも力尽きて失神してしまったわ。
でも、彼の欲求はそう簡単には収まらない。
「やっぱり最後は、カナメじゃないと」
汗ばんだ巨体に引き寄せられ、眠るクレアの横で仕上げのセックス。
服を脱ぎ捨て、全裸になっても左手の薬指にだけは、夕方に彼からもらった指輪が光っている。
本格的に繋がる前に、私はその左手で、そそり立つ彼の剛直を根元から包み込んだ。
「ん……ご主人様。この指輪した手で扱き上げられたら、もっと気持ちいいんじゃないかしら?」
私がゆっくりと、しかし執拗に手を上下させると、銀色の輪が彼の反り返った怒張の上を滑り、硬い金属のヒンヤリした質感が熱い皮を鋭くこすりあげた。その瞬間、オリッシュさんの視線は私の左手に釘付けになった。
「カナメ……その指輪……っ、僕の証が、こすれて……たまらないよ……っ!」
冷たい指輪と熱い肉棒が擦れる、異質な触覚のダブルパンチ。
彼は獣のように咆哮し、一気に絶頂へ登りつめた。
「出すぞ、カナメっ!!」
ドクン、ドクンと、左手の中で彼の命が爆発する。
私はあえて手を離さず、指輪の嵌まった薬指で脈打つ肉棒を力強く握りしめ続けた。
噴き出した大量の白濁液が、私の顔を、胸を、そして左手の指輪を白く汚していく。
指輪の金属越しに伝わってくる、凄まじい射精の鼓動。
彼が私に尽くしてくれた証であるこの指輪にも、彼の熱い「生」を存分に味わせてあげたかった。
顔中を精液でドロドロにされ、淫紋の共鳴効果で自分も快感に震え、うっとりと恍惚の表情を浮かべる私。
その私の左手に輝く婚約指輪が精液に濡れるの見た瞬間、オリッシュさんの瞳に再び猛烈な火が灯った。
本来なら訪れるはずの「賢者タイム」が、独占欲という名の狂気によって強制キャンセルされたのだ。
「……カナメ、もう我慢できない。指輪をしたお前のまま、中をめちゃくちゃにしたい……っ!」
「ええ……あなた。あなたの専用になった私の奥で、好きなだけ暴れて……っ♡」
いざ挿入されると、彼は二発目とは思えないほど熱烈に、深く私を貫いてきた。
私は彼の首に腕を回し、指輪の嵌まった薬指を彼のうなじに強く押し当てる。
大量の種を最奥に注がれる瞬間、私は恍惚の中で確信した。
薬指を締めつける銀色の輪と、子宮を叩く彼の命の重み。この二つが一つになった今、私は無敵になれる。
いつか美雲たちも、この神々しいチンポに跪く日が来て、生命の歓喜を全銀河に響かせるのだと。
(続く)