マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」プレイルーム
ch.148「百万本突破記念、広報クレアの壁尻配信」
オーオク社の記念すべき第一号商品の最新式オナホールKBモデル――通称『カナメホール』の正式発売から僅か三日。
その爆発的な売れ行きは、銀河の経済学者たちの予測を遥かに上回り、出荷台数は瞬く間に「百万本」の大台を突破した。
今夜、球状星団中の全ネットワークには、緊急の生配信告知が躍っている。
『オーオク社プレゼンツ KBモデル百万本突破記念・広報クレアの謝恩ライブ配信』。
前回の「前夜祭」で数万人の男たちを絶頂に導いたクレア・パドルが、再び姿を現すというのだ。
しかし、今夜の舞台は冷気漂うファクトリースタジオではない。
オリッシュ・ハメルマンの居住区である、重厚な絨毯と甘い芳香に満ちた「ルビー・プリズン」のプレイルームだった。
「……ミラージュ、本当にこれでいいの? このシチュエーション、異様過ぎないかしら……」
配信開始を目前に控え、クレアが不安げに、しかし上気した顔で背後を振り返った。
今夜の彼女の装いは、前回のタイトなスーツとは正反対だった。
身に纏っているのは、サイズの大きな、薄い生地の白いワイシャツが一枚きり。
ノーブラの胸元はボタンが大きく開かれ、豊かなFカップの双丘が、ゆるやかなシルエットの隙間から今にもこぼれ落ちそうに揺れている。
透け感のある生地越しには、ピンク色の乳首が浮き上がり、視聴者に「この下には何も着ていない」ことを確信させる、あまりにも無防備な「彼氏のシャツ」スタイル。
だが、その立ち姿は異常だった。
プレイルームの中央には、急造された一枚の「ハリボテの壁」が設置されている。
壁の中央にはちょうど腰の高さに穴が開けられており、前傾姿勢になったクレアは、その細いウエストから先を壁の向こう側へと「埋めて」いた。
「文句を言わないでください、クレア。慰安対象が『自分も参加したい』と言い出した以上、これ以外に最適解はありません」
カメラを構えるミラージュがそっけなく、やれやれといった表情で告げる。
「カメラには貴女の上半身だけが映ります。壁の向こう側――下半身がどうなっているかは、視聴者の下世話な想像に委ねる。それが配信の最大のスパイスになります」
「あはは……。クレア、最高だよ。後ろから見ると、本当においしそうだ……」
壁の裏側から、オリッシュの興奮した声が漏れ聞こえてくる。
視聴者の死角となる壁の向こう側で、クレアは完全な「壁尻」の状態となっていた。
突き出された豊かなお尻と、露わになった秘部。
そこには、配信用のデータ送信端子を備えた特製のディルドが、オリッシュの手によって今まさに、その最奥へと突き立てられようとしていた。
「んっ……ぁ、ご主人様……鼻息荒すぎです……っ!」
壁の穴に固定され、逃げ場のない状態で、オリッシュの熱い吐息を至近で秘唇に浴びるクレア。
彼女のウエストから先は、壁の向こう側でオリッシュに完全に支配されている。
百万人の男たちが手にする『KBモデル』の動きは、今夜、オリッシュがクレアの膣内で振るう、その「生のピストン」とダイレクトに同期するのだ。
「開始三十秒前。……クレア、その『壁尻で蹂躙される女』の顔、百万人の殿方たちにしっかり見せつけてください。目指せ、一千万本です!」
ミラージュの合図と共に、カメラの赤いランプが点灯した。
配信開始のシグナルとともに、銀河中のモニターが一点の「異常」を映し出した。
殺風景なハリボテの壁から、前傾姿勢で突き出した美女の上半身。サイズ違いの白シャツからはだけた鎖骨と、ノーブラ特有の重量感で揺れる豊かな双丘。
そのあまりに倒錯的な構図に、SNSのタイムラインは一瞬で爆発的な熱量に包まれた。
カメラと壁の間には、クレアが肘をつくためのデスクが置かれ、その中央には前回同様、反り返るように屹立した『配信用ディルド』が鎮座している。
「ブリージンガル球状星団の皆様、こんばんは。オーオク社広報担当のクレア・パドルです」
クレアは乱れた髪をかき上げ、まずは居住まいを正してビジネスライクな微笑を浮かべた。
「弊社製品『KBモデル』が、正式発売からわずか三日で百万本という驚異的な売れ行きを記録いたしましたこと、厚く御礼申し上げます。今夜は、その感謝を込めた特別配信……。お手元のデバイスの『ネットワーク同期モード』を最大限に楽しんでいただくための、機能紹介ライブとなります」
彼女は手元のパネルを操作し、画面中央にアクセスコードを表示させた。
「こちらが同期用のキーです。……さあ、準備はいいかしら?」
コードが表示された瞬間、画面左下の【接続中KBモデル数】のカウンターが、デジタルの限界を試すような速度で回転を始めた。
10万、30万、50万……。凄まじい勢いで「百万」の大台へと肉薄していく数字を横目に、クレアは一転、妖艶な笑みを浮かべてカメラを射抜いた。
「ふふっ。……今夜も、いっぱい楽しんでいってね♡」
茶目っ気たっぷりにウィンクを送る彼女の瞳は、欲望を煽るサキュバスの輝きを宿している。
今この瞬間、自分ひとりの一挙手一投足が、銀河中の百万近い男たちの股間を直接管理しているという事実に、クレア自身も抗いがたいゾクゾクとした興奮に包まれていた。
「……あら、接続数はもう九十万を超えたのね。まだKBモデルを手に入れられず、指をくわえて画面を見ているだけの可哀想な殿方たち……。今夜、同期している『選ばれしエリート』たちがどんな悦びに浸るのか、その目に焼き付けておきなさい」
クレアは妖艶に微笑むと、デスクに鎮座する配信用ディルドへの先端へと顔を寄せた。
まずは挨拶代わりに熱を帯びた吐息を「……フゥーッ……」と吹きかける。
その微細な振動が、同期した九十万超の男たちの中心を、吐息の温度そのままに震わせた。
さらに彼女は、白く細い指をデバイスの軸に絡め、ねっとりと、けれど力強く上下に愛撫し始める。
二週間前の初めての3Pでのカナメからの指導、一週間前のサキュバス波強化訓練での集中的な練習、そして前回の配信での一般男性たちをカウントアップさせる勘所の学び。
それら全て繋がって、彼女のフィンガーテクニックが今、花開く。
デバイスの根元を強固に締め上げ、先端へ向けて粘りつくような摩擦音を響かせるクレアの手コキ。
「んっ……はぁっ、あ、あああっ……! さあ、私の掌の中に、貴方たちの全てを吐き出しなさい……!!」
前傾姿勢でバウンドするFカップの質量。視覚と触覚の同時攻撃に、九十万人の男たちは抗う術なく陥落した。
画面右下の【累計射精感知数】が「900,000」を刻み、銀河規模の同時絶頂が達成される。
配信開始から十五分。
接続している九十万人が一斉に賢者タイムへと突入し、ネットワーク上に奇妙な静寂が訪れたその隙を、クレアは見逃さなかった。
「ふふ……みんな、いい子ね。最高の『涙目射精音』、ここまで聞こえてきそうだったわ。……さて、貴方たちが賢者タイムに浸っている間に、改めて製品紹介をさせてもらうわね」
彼女はデスクの下から、片手で軽々と扱える最新の『KBモデル』を取り出した。
「一ヶ月前の製品発表でもお見せしたけれど……このモデルの真骨頂は、この『後処理の完璧さ』にあるのよ。見て……ここには今、放出されたばかりの、まだ生温かい『熱』がたっぷりと詰まっているわ」
クレアは、壁尻の姿勢で前傾になったまま、慣れた手つきでデバイス先端のカバーをワンタッチで開いた。
カチリ、と硬質な音が響き、内壁から白濁した液体でタプタプに膨れ上がったコンドームが、ヌルリと姿を現す。
彼女はそれを指先でつまみ上げ、カメラに向かって、あるいは自分自身の熱を確かめるように、ねっとりと撫で上げた。
「……こうして指一本で簡単に取り外せるの。この重量感……濃くて、熱くて、最高に淫らだと思わない? 射精の瞬間、すべてを自動的にこのコンドームに吸引してくれるから、貴方たちはただ、悦びに身を任せるだけでいいのよ」
クレアは、その使用済みコンドームをカメラに急接近させ、指で軽く揺らして中身の揺らめきを見せつける。
さらに、一ヶ月前のあの伝説的なシーンを再現するように、大きく開いた白シャツの谷間――豊かな乳房の間へと、その生温かい塊をゆっくりと沈め込んだ。
「んっ……ぁ、まだこんなに熱い……。肌に直接、貴方たちの証が染み渡っていくみたいだわ……」
乳房がコンドームを包み込み、シャツ越しに硬く尖った乳首が突き出す。
その背徳的な光景に、賢者タイム中の男たちは戦慄し、未購入者たちは狂乱した。
「新しいコンドームの装着も、こんなに簡単。……さあ、今画面に出ているバナーをクリックして。正規販売サイトでは、今この瞬間も追加ロットの注文を受け付けているわ。……まだ迷っている九百万人の殿方たち、いつまで指をくわえて見ているつもり? 今すぐ私の……いえ、『噂の彼女』を貴方のベッドに招待しなさい。……ふふ、次の快楽まで、あと少しだけ待っててあげるわね♡」
クレアは未使用のコンドームを一枚引きちぎり、不敵な笑みと共に本体へ装着してみせる。
一千万人という膨大な観衆の欲望を、彼女は一枚のハリボテの壁を背に、完全に支配していた。
製品紹介という名の「慈愛に満ちたインターバル」を経て、一千万人の視聴者のリビドーは再び静かに、しかし力強く膨れ上がっていた。
九十万個のKBモデルは、再び同期の青い光を点滅させ、二度目の、そしてより深い快楽の訪れを待っている。
「……そろそろ二度目に挑む活力が戻ってきた頃じゃないかしら? お待ちかね……今度は私の『口内の熱さ』を、貴方たちに届けてあげるわ」
クレアは妖艶に微笑むと、慣れた手つきでデスクの上に設置された配信用ディルドの前へ、すりガラスのパネルをスライドさせた。
「壁尻」という極端な前傾姿勢は、立位だった前回よりも深く、無理なく腰を落とすことを可能にしている。
それは図らずも、人間の口腔が異物を受け入れるための「最短かつ最適な角度」を生み出していた。
彼女はパネルの向こう側で深く顔を伏せ、屹立するデバイスを根元まで一気に飲み込んでいく。
「んむ……じゅぷ、んんんっ……!!」
パネル越しに映るシルエットは、もはや芸術的なまでの淫らさを放っていた。
クレアの頭は大きく、そして重戦車のような力強さで激しく上下に振られる。
喉の奥を突くたびに響く深い嚥下音と、パネルの向こうで震える喉元のシルエット。
その視覚情報と完全に連動し、銀河中の男たちの股間には、クレアの口腔がもたらす強烈な負圧と、舌のぬめり、熱い粘膜の感触がダイレクトに叩き込まれた。
「ん、んむぅっ……! じゅぷ……れろ、んんっ……♡」
画面右下の【累計射精感知数】のカウンターが、再び濁流のような勢いで跳ね上がっていく。
一瞬にして十万、三十万と数字が積み上がり、ついには「1,800,000」――累計で百万人の二回転目すら飲み込む驚異的な数字に達した瞬間、クレアは名残惜しそうに配信用ディルドから口を離した。
二度目の、そして一度目より深い多幸感に包まれた賢者タイムが訪れる。
「……ふふっ、みんな最高の顔をしてるんでしょうね。さて、貴方たちが呼吸を整えている間に……5月6日にリリースしたばかりの新曲、『涙目射精音』のミュージッククリップを楽しんで。……でも、今夜は特別に、ファン垂涎のメイキングシーンも初公開しちゃうわよ」
画面が切り替わり、アクアマリンの薄布に身を包んだ「舞姫」としてのクレアが映し出される。
宮殿のセットで腰をくねらせ、バイオペニスバンドとKBモデルを装着して「中出しの渇望」を歌い上げるその姿が、一千万人の網膜を焼き尽くした。
リリースからまだ十日も経っていない新曲ゆえに、百万本突破のニュースに引き寄せられて今夜初めて配信を覗いた膨大な層にとって、その破壊力は未知の劇薬だった。
未購入だった数百万の視聴者が一斉にダウンロードサイトへ殺到し、チャートの数値を物理的に破壊するような勢いで再加速。
その相乗効果で『KBモデル』本体の追加注文にも、未曾有のブーストがかかっていく。
そして映像は、未公開のメイキングシーンへと雪崩れ込む。
本編の優雅さとは裏腹に、リハーサル中に「……んっ、ミラージュ、これ……クリトリスへの振動が強すぎて、立っていられないわ……っ」と、潤んだ瞳で本気の弱音を漏らすクレア。
特に視聴者の目を釘付けにしたのは、コンドーム交換シーンの別テイクだ。
オリッシュから超特急配送されたばかりの「生温かい本物の中身」が詰まったコンドームを指で摘んだ瞬間、クレアの指先が熱にびくんと震え、顔を真っ赤にして絶句するリアルな反応。
「ん、ぁ……っ。まだ、こんなに熱いなんて……ご主人様の……っ」
カメラが回り続けていることも忘れ、恍惚とした表情で自らの谷間にその白濁の塊を沈め、腰を小さく前後に揺らす彼女の「使徒」としての素顔。
一千万人の視聴者は、二度目の絶頂の余韻の中で、その広報担当の仮面の下に隠された、あまりにも献身的で、あまりにも淫らな「一人の女」の記録に、魂を奪われていた。
(続く)