マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
三度目の射精を終えたオリッシュは、すでにカナメを「憧れ」ではなく「自分の女」として見ていた。
「……カナメ……もう……我慢できないよ……お願いだ……本番……いいかな? カナメ……!」
その瞳は獣のように熱く、飢えたように濡れていた。
だが、次の瞬間、オリッシュはハッと我に返ったように脂汗を拭い、慌てて周囲を見回し始めた。
「あ、待って……! ご、ゴム……避妊具つけなきゃ……! カナメの体を傷つけるわけにはいかないし、万が一妊娠なんてさせちゃったら大変だ……! えっと、どこだっけ、この部屋のアメニティの引き出しに……!」
キモデブ童貞特有の、無駄に真面目で不器用な紳士ぶり。
重い体をドタバタと揺らし、サイドテーブルの引き出しを漁ろうとするオリッシュの手を、カナメは白く細い指先でそっと包み込んで制した。
「ふふ……オリッシュさん、落ち着いて……大丈夫よ」
カナメは慈愛に満ちた聖母のような笑みを浮かべ、上目遣いにオリッシュの瞳を見つめた。
「ちゃんと事前にピルを飲んでいるから、生でいけるわ」
「……え!? ピ、ピル……!?」
「ええ。それに……お互いに記念すべき初めてなんですもの。ゴム越しだなんて味気ないじゃない? どうせなら直で、オリッシュさんを感じさせてほしいの」
オリッシュの息が止まる。カナメはさらに濡れた唇を耳元へと近づけ、吐息混じりに甘く囁きを重ねた。
「さっき手や口で受け止めた、オリッシュさんの射精の雄々しさ……今度は、私のお腹の奥で直に感じてみたいの。……オリッシュさんの濃いの、私の中にいっぱい注がれてみたいわ♡」
「――――っ!!」
生。
そして、中出し。
あまりに刺激的な言葉の連続に、オリッシュの脳髄は完全に焼き切れそうになった。
なぜ、銀河に名を馳せる絶対的歌姫カナメ・バッカニアが、自分のような薄汚いオタクに対してここまで尽くし、一切の防壁もなく生で受け入れようとしてくれるのか。常識で考えればもはや理解不能、奇跡を通り越して狂気の領域ですらあった。
だが、目の前で微笑むカナメの豊満な肉体と甘い香りが、そんな理屈をすべて消し飛ばす。
生で繋がれるという究極の期待と全能感が、オリッシュの股間にさらなる灼熱の血流を送り込み、剛直を限界以上に猛り狂わせた。
「カナメ……! 生で……俺のを……! うおおおおっ……信じられない……最高だ……!!」
(……よし、これで完全に逃げ道はなくなったわね)
カナメは内心で深く覚悟を決め、艶やかな微笑みを崩さずにオリッシュの胸に手を添えた。
「私に任せてくださいね」
(来たわ。本番。今ここで、私の処女を生でこの男に捧げるっ)
VR研修で予習した通り、カナメはオリッシュをそっとベッドに押し倒し、自分はその上に跨った。
深紅のドレスの胸元はすでにズリ下げられ、白い乳房がゆったりと波打ち、尖った乳首がピンと突き出している。
スリットは完全に割れ、Tバックの布が秘唇に食い込み、すでに蜜でぐっしょりと濡れ、甘い匂いを漂わせていた。
挿入のために、Tバックの細い金の紐を自ら解く。
男の前で初めて下着を脱ぐ行為に、カナメの指はかすかに震えていた。
(これで本当に晒すのね。誰にも見せたことのないここを)
紐が外れると、小さな布がハラリと落ち、完全に裸になった秘部が空気に触れた。
パイパンの白い恥丘。
淡い桜色をした秘唇が、わずかに開き、蜜に濡れて妖しく光る。
そのびらびらは、戦場ライブ後の回復ポッドでの全身の肌ケアにより、同年代の女性に比べて圧倒的なピンク色であった。
下着を自ら外したカナメは、オリッシュの上に跨がったまま、ゆっくりと腰を沈めて素肌を重ね合わせた。
ベッドに仰向けに倒されたオリッシュは、首を伸ばして懸命に下半身を見ようとする。だが、自らの突き出た太鼓腹が巨大な壁となって立ちはだかり、肝心の結合部がどうなっているのか視界は完全に遮られていた。
しかし、視覚が奪われている分、肌と肌が直接触れ合う生々しい触覚が、濁流のように脳髄へと流れ込んでくる。
熱い。
柔らかい。
そして、信じられないほど滑らかで、しっとりと濡れている。
脈打つ肉棒がパイパンの秘唇を、クリトリスを、ねっとりと淫らに擦る。
カナメが体勢を整えようとゆっくり腰を前後に揺らすたび、敏感な部分同士が熱を帯びて擦れ合い、互いの体温を溶かし合っていく。
「あ、あああっ……! お腹で見えないけど……すっごく熱くて、ぬるぬるコリコリしてる……! カナメも……カナメも俺のことで感じてくれてるんだね……!? ああ、嬉しい……嬉しいよぉっ……!」
憧れの歌姫が、自分との触れ合いで身体を潤わせている――その絶対的な喜びにオリッシュは腰を震わせ、歓喜の声を張り上げた。
興奮によって熱狂した剛直が小刻みに跳ね、カナメの最もデリケートな一点、クリトリスを意図せず激しく擦り上げる。
「っ……! あぁんっ……♡ んくっ……!」
予期せぬ直接の刺激に、カナメの背筋を電撃のような熱い痺れが駆け抜けた。
相手を安心させるための準備運動のはずだった。だが、直に伝わってくる男の激しい脈動と摩擦の熱に、理性とは裏腹に下腹部の疼きが一気に加速していく。
(だめ……ただの素股なのに……直に触れ合うと、こんなに刺激が強くて……っ! 声が……漏れちゃう……っ♡)
「はぁっ……んっ……オリッシュさん……っ、とっても、熱いですよ……♡」
カナメが艶っぽく身悶えながら吐息をこぼすと、その淫靡な喘ぎ声がオリッシュの最後の理性を完全に焼き切った。
「うっ……やばい……もう限界だよ……! カナメ……もう……我慢できない……そのまま入れてくれ! カナメ……!」
その懇願にカナメの脳裏にメッサーの声が蘇った。
『歌ってくれ!カナメさん!』
(メッサー君ごめんね。私はもう歌えない。でも今はこれが私の歌っ)
覚悟を決め、カナメは自らゆっくりと腰を沈めていった。
「じゃあ、んくっ、入れるわね……っ、はああんっ♡」
息を呑む静寂の中、熱く張り詰めた剛直が、未だ誰の手も入ったことのない清らかな秘奥へと分け入っていく。
きつく閉ざされた肉の壁が押し広げられる圧迫感に、カナメの喉から小さく掠れた吐息が漏れる。
だが、完全に沈み込む直前――ツンと確かな抵抗感に行き当たり、カナメの腰の動きがピタリと止まった。
(……っ……ここが……最後の……)
カナメの強張りとともに、下から見上げるオリッシュの神経にも、先端を押し留める強固で繊細な「壁」の感触がダイレクトに伝わってきた。
(……え? これ……もしかして……これが、カナメの……『膜』なのか……!?)
生まれて初めて直面する、手つかずの純潔が持つ絶対的な抵抗。
これまで誰一人として越えることの許されなかった聖域の扉が、いま自分の熱塊を押し返している。
その神聖な確信にオリッシュが息を呑み、全身の毛穴を開いた――まさにその刹那。
「……っ、ふぅぅ……っ!!」
カナメは躊躇いを完全に断ち切るように、残された全体重を乗せて一気に腰を落としきった。
ズブッ……ズブズブ……ヌプッ……!
プツン、と小さく境界が破れる感覚。
引き裂かれるような鮮烈な痛みが下腹部を貫き、カナメの身体が弓なりに反り上がる。
躊躇なく最奥まで迎え入れられたオリッシュの剛直が、一切の隔たりをなくして彼女の体内の限界深部へと到達した。
「うわああっ……! 入った……奥まで……全部入っちゃったよ……! カナメの……中……すごい締め付けてくるっ。処女……俺が……本当に俺が破ったんだ……! 夢じゃない……現実なんだっ!!」
自分のすべてが手つかずの熱い肉壁に飲み込まれた喜びに、オリッシュは歓喜の叫びを上げ、下から突き上げるように腰を震わせた。
カナメの体が痛みに震える。
「あぁぁっ……!!」
溢れ出た涙がカナメの頬を伝い落ち、背中が弓なりに反る。
激しい痛みが全身を支配し、己の奥深くに楔を打ち込まれたような圧倒的な異物感に息が詰まる。
だが童貞だったオリッシュに、カナメの痛みを気づかう優しさなどない。
「す、すごい……キツくて……熱くて……こんなの……初めてで……カナメの中……最高すぎる……!この穴は……もう俺のものだっ!」
もう一度入れたらこの女の穴は俺のもの。
誰にも譲らない!
その暗い欲望にプロトカルチャーの遺跡エムシー・ハラメの宇宙再構築システムが静かに応え始める。
宇宙再構築システムが一瞬発した不可思議な波長が、世界の因果を変える。
カナメの体が突然熱く、甘く疼き始めた。
オリッシュに突き上げる毎に、痛みが快感に変わっていく。
「……っ……あ、あぁ、え、嘘っ? なんだか、気持ち、いい?」
カナメは自分でも信じられない声を上げ、腰を勝手に動かし始めた。
悦ぶオリッシュ。
ズチュ……ズチュ……ヌチュ……ヌチュ……
「んっ、あっ、あぁっ、奥、当たってる♡ ひあっ、凄くっ、いいっ!」
任務のため、女性上位の騎乗位によって、初めてのセックスをコントロールするはずだった。
なのにカナメはよがり啼き、腰を振り、乳房を揺らし、オリッシュの上で淫らに踊り始めた。
オリッシュはカナメのそんな姿にさらに興奮し、さらに下から腰を突き上げ続けた。
「うそだろ……カナメが……俺の上で……こんなエロい顔して……腰振ってる……俺のせいで……俺のチンポのせいで……もう……死んでもいい……!」
宇宙再構築システムの効果で二人の相性はどんどん完璧になっていく。
(だめ!任務なのに気持ちよすぎて、頭が真っ白になるっ。でも止まらないわ。もっと奥まで欲しい♡)
カナメは快楽に堕ち寸前となる。
ほぼ理性の糸が切れかけとなるカナメであったが、それでも騎乗位の体勢を維持し、オリッシュの長大な肉棒をハメたままで腰を振り続けた。
処女のはずの彼女が、尻を振り子のように振るハメ腰使いを一体どこで覚えたのか。
売れないソロアイドルの時代。
カナメは憧れのランカ・リーが出演する番組に出演したことがあった。
そこでビキニのカウボーイスタイルで銀河カバに乗り、振り落とされず我慢出来た時間だけアピールタイムをもらえるコーナーに挑んだカナメ。
意気込んでロデオに挑むも、番組プロデューサーの指示で内緒で衣装係に細工され、紐が解けてビキニのトップがすっ飛んでしまう。
手ブラ状態となったカナメは、三十秒も保たずにあえなく撃沈。
収録後に相当落ち込んだカナメは、二度と同じ轍を踏まないよう密かにロデオマシンでの特訓に打ち込む。
騎乗したままどんな激しい動きでも対応できるよう、腰と尻のバランス感覚を磨きまくったのである。
しかし、悲しいことにカナメがもう一度同じ番組に呼ばれる機会はついぞ無かった。
その隠れた努力が、この慰安任務により花開いたのだ。
「んっ、あぁっ、だめ、もうイっちゃう!」
オリッシュもカナメの蕩けた姿に完全に限界を迎えた。
「だめ……もう……出るぞ……!カナメ……中に出しちゃうよ……!いいだろっ、未使用の新品の子宮で……俺の……全部……受け止めてくれ……!うううっ」
その希望に応じ、カナメは腰を深く沈めたまま、オリッシュの肉棒を子宮口にぴったりと押し当てた。
(中、初めてだけど中で受け止めなきゃ。私は娼婦、今夜は娼婦なんだからっ♡)
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……!
「出てる……! 出てるよ……!カナメの奥に……俺の精子……いっぱい……いっぱい出てる……!こんな幸せ……この世にあったんだ……俺……最高すぎるぅ……!」
熱い濃厚な大量の精液が、カナメの処女の子宮に直接容赦なく注がれた。
ある意味、カナメが自分の体の子宮を正しく認識できた瞬間だった。
瞬間、カナメの体がびくんと跳ね、全身が弓なりに反り、背骨が浮き上がる。
乳房が激しく揺れ、乳首が空気を切り裂くように突き出された。
「あぁぁぁぁっ!!熱い!奥にいっぱい出てる!子宮が精液で満ちてるの、わかる!私、初めてなのに中で、イク、イクゥゥゥゥゥゥッ!!」
カナメは初めての中出しと初めての絶頂に全身を痙攣させ、甘く淫らに絶叫した。
処女喪失したばかりで中出しされて激しくイキまくるなんて、御伽話でもあり得ないファンタジーである。
しかし、オリッシュの願望が宇宙を、世界を、カナメを塗り替え、そのファンタジーがここルビー・プリズンのベッドルームで実現してしまう。
秘唇が肉棒を締めつけ、子宮口が精液を飲み込むように蠢き、蜜が噴き出す。
結合部から白濁と愛液が混じり合って滲み出し、シーツに淫らな水たまりを作る。
頭が真っ白、体が溶ける、セックスがこんなに気持ちいいなんて知らなかったっ、もう戻れないわっと、無意識に喘ぎ泣くカナメ。
「カナメ……もっと……もっとしていいよね……?俺……まだ……全然足りないよ……一生……カナメの中に入ってたい……!」
オリッシュはカナメの絶頂する姿にさらに興奮し、肉棒をまだ硬いままカナメの奥に押し当てた。
(続く)
カナメの衣装
オシャレマクロス10の赤ドレス