マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
惑星レハーム マクロス・オーオク
漆黒の宇宙空間を、一機のバルキリーが滑るように飛行していた。
遺跡エムシー・ハラメでの騒乱を経て、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスが操縦するその機体は、妖艶な光を放つ母艦『マクロス・オーオク』のハンガーへと静かに吸い込まれていく。
キャノピーが開くと、ミラージュは隣席の美雲・ギンヌメールを促し、待機していた艦内スタッフへと彼女を預けた。
「……あとは、マクロス・オーオクの運用規定に従ってください」
ミラージュは、露出の激しい衣装を纏いながらも恍惚とした表情を浮かべる美雲を横目に、複雑な感情を押し殺して告げた。
彼女にはまだ、アラドが引き起こした「暴挙」の事後処理と、ケイオス・レハーム支部への状況報告という山積みの任務が残っている。
ミラージュは一度だけ美雲の淫紋の輝きに視線を落とした後、再びコックピットへと戻り、慌ただしくレハーム地表へと機体を向けた。
マクロス・オーオク最深部、主の閨房。
広大な『ゴッデスサイズ』のベッドが鎮座するその部屋で、オリッシュ・ハメルマンは至福の時を過ごしていた。
テーブルには最高級の食材を用いた豪華な夕食が並び、その傍らではカナメとクレアが、しなやかな手つきでワインを注ぎ、甲斐甲斐しく料理をサーブしている。
「オリッシュさん、お味はいかがですか?♡」
カナメが蕩けるような微笑みで、オリッシュの口元にフォークを運ぶ。
その指先が唇に触れるたび、オリッシュは鼻の下を伸ばして喜んだ。
ふと、カナメとクレアが同時に動きを止め、艶やかな視線を扉の方へと向けた。
彼女たちの下腹部に刻まれた淫紋が、共鳴するようにピンク色の熱を帯びている。
「……うふふ、来たみたいね。オリッシュさん、そろそろ『サプライズゲスト』のお出ましですよ」
カナメがオリッシュの耳元に身を寄せ、熱い吐息とともに囁いた。
「えっ、ゲスト?」
オリッシュが首を傾げた瞬間、重厚な電子ロックが解除され、扉が開いた。
武装した警備長にエスコートされ、室内に足を踏み入れたのは、ワルキューレのリードボーカルにして、かつて「星の歌い手」として銀河を席巻した美雲・ギンヌメールその人であった。
ミステリアスな紫の長髪、吸い込まれるような赤い瞳。
肌の露出を極限まで高めた官能的な「星の歌い手」スタイルの衣装が、彼女の豊満なFカップの曲線美と、すらりと伸びたしなやかな脚をこれでもかと強調している。
オリッシュは、手にしたグラスを落としそうになるほど驚愕した。
(う、うおお……! 本物だ、美雲・ギンヌメールだ!)
同時に、昼寝中に見ていたあの生々しい「夢」を思い出す。
無数の触手で彼女をグチョグチョに蹂躙し、アヘアヘと啼かせていたあの光景――。
(あれ、正夢だったのかよ! まさか、あの高慢な美雲が俺の前に、こんな格好で現れるなんて……!)
目の前の「ミステリアス・ヴィーナス」のあまりの美貌と、衣装から零れ落ちそうな若い女の甘い香り漂う肉の質量に、オリッシュは行儀悪くよだれを垂らして見惚れた。
対する美雲もまた、初めて生で対面する「マスター」の姿に、身体の芯が熱く疼くのを感じていた。
(……この方だわ。私の魂を、細胞を、宇宙で一番淫らによがり鳴かせてくれるのは……!)
かつて通信映像越しに彼を見た際、美雲は彼を「醜い」「欲望の塊」と切り捨てた。
生の濁りに満ちたその存在を、高潔な歌い手として激しく軽蔑したはずだった。
だが、再構築(リビルド)を経た今の彼女にとって、オリッシュから溢れ出す圧倒的な雄のリビドーは、何よりも尊く、抗いがたい法悦への招待状でしかなかった。
美雲は迷いのない足取りでオリッシュの正面まで進み出ると、そのまま床に膝をつき、流麗な動作で額を床に擦り付けた。
かつて銀河を支配するような高慢さを誇った女が、一人の男の前に、これ以上ないほど見事な「土下座」を披露したのである。
「オリッシュ様……。以前、私の無知ゆえに貴方様へ向けた数々の不調法……何とお詫びすればよいか。どうか、この愚かな雌に謝罪の機会を……っ」
震える声で赦しを乞う美雲。
その豊かな臀部が、土下座の姿勢によってさらに強調され、オリッシュの自尊心と凌辱欲をこれ以上ないほどに刺激する。
「う、うおおお……! あの美雲が俺に、俺に土下座してる……!」
オリッシュは感動に打ち震え、股間の膨張を抑えきれずに立ち上がった。
すかさず、カナメが右側から彼の腕に絡みつき、母性に満ちた甘い声で囁く。
「オリッシュさん、美雲も心から反省しているようです。どうか、許してあげてくださいな♡」
すると反対側から、クレアが挑発的に目を細め、オリッシュの左耳に唇を寄せた。
「でもぉ、あんなに酷いことを言ったんですもの。二度と反抗しようなんて思わないように、ここで『きちんとしつけ』をしてあげましょうよ」
二人の極上の雌による甘美な提案。
オリッシュは興奮で鼻息を荒くし、床にひれ伏す美雲を見下ろした。
「……ああ、わかった。美雲、お前の謝罪を受け入れてやる。だがその前に……」
オリッシュは、かつて自分を蔑んだ瞳を思い出しながら、支配者としての愉悦に浸って命じた。
「そこで服を脱げ。……そのまま、こっちに尻を突き出すんだ!」
「――っ。はい、マスター……仰せのままに……っ♡」
美雲は歓喜の溜息を吐きながら、自らの衣装の留め具に、震える指をかけた。
「うふふ、それじゃあお食事は一旦お預けね」
クレアが楽しげに笑いながら、オリッシュの食べかけだった豪華なディナーを素早い手つきで片付けていく。
代わってカナメが、オリッシュの背後に回り込み、彼の身体を包んでいたシルクのガウンを優しく滑り落とした。
剥き出しになったオリッシュの肉体は、すでに美雲という極上の獲物を前にして、雄としての昂ぶりを隠しきれなくなっていた。
「……マスター、ご覧ください」
美雲は熱い吐息を漏らしながら、指先を自らの衣装の留め具にかける。
スルスルと滑り落ちた「星の歌い手」のドレスが床に円を描き、その中央で彼女は、全宇宙の誰一人として見たことのない無防備な裸体を晒した。
彼女はオリッシュへ背を向けるように四つん這いになると、そのまま逆Vの字を描くように脚を左右に大きく開いた。
そして、オリッシュを誘うように豊かな腰を突き出し、自らの指で秘唇の合わせ目に触れる。
「あ……あぁ……っ。マスター、どうぞ……中まで、見て……っ♡」
指先で“くぱぁ”と左右に押し広げられたそこは、驚くほど滑らかで、一切の無駄がない神秘的な造形をしていた。
過酷な戦場ライブにおいて全身を密着スーツで覆うワルキューレのメンバーは、カナメを筆頭に全員が衛生上の理由から全身脱毛を完了している。
だが、美雲・ギンヌメールは違った。
彼女は最初から「星の歌い手」という完成された生体個体として調整・生成された存在。
ゆえに、その秘部は人為的な処理を必要としない、天然の完全なるパイパンであった。
「……すげえ。本当に、ツルツルじゃねえか……」
オリッシュはバキバキに怒張した自身の肉棒を揺らし、獲物へと一歩踏み出した。
これが、銀河を揺るがした歌姫と、彼女を「装置」と罵った男が初めて身体的に接触する、記念すべき歴史的瞬間であった。
だが、そのファーストコンタクトは握手でも接吻でもない。
オリッシュの熱り立ったチンポの先端が、美雲の濡れそぼった陰唇の粘膜、そしてその奥に潜む穴の入り口へと、ヌルリと触れ合った瞬間。
これほどまでに変態的で、生物学的な序列を如実に物語る男女の出会いが、他にあるだろうか。
「んんっ……! ぁ、あぁ……ッ!」
美雲の身体が、初めて触れるマスターの質量にビクンと跳ねる。
オリッシュは、購入したばかりの商品のラッピング用ビニールを乱暴に引き剥がすような、傲慢で一切の容赦がない気安さを持って、腰を力強く押し込んだ。
――ブチッ、と。
処女を証立てる生体構造が、オリッシュの圧倒的な質量の前になす術もなく貫かれ、破却された。
彼の暴力的なまでの雄の杭は、抵抗するすべてを押し除けて美雲の子宮の最奥、聖域へと一気に到達する。
「――――――ッ!!! あああああああああああああああああああッ!!!」
その瞬間、遺跡エムシー・ハラメで「性の歌い手」として初期化・再構築(リビルド)され、待機状態にあった美雲の神経系が、ついに覚醒した。
全身に張り巡らされた未知の性感帯が、オリッシュという「本物の雄」の挿入をトリガーとして一斉に発火したのだ。
「あ、ぁ……っ! すごい、なに、これ……っ! 脳が、溶けるわ……っ! ああああぁぁぁっ♡」
脳内の論理回路が快楽という名の過電流で焼き切れ、かつての気高さなど微塵も残らない。
自身の身体を突き抜ける未知の衝撃に身を世もなく喘ぎ狂い、白目を剥いてよだれを垂らしながら、オリッシュのピストンに合わせて激しく腰を振るう美雲。
それと呼応するように、美雲の下腹部――子宮を戴くその場所で、ピンク色の淫紋が、周囲の照明を塗り潰さんばかりの強烈な閃光を放ち始めた。
奇跡が起きる。
いや、それは「性の歌い手」として徹底的にチューニングされた美雲・ギンヌメールという生体デバイスが、その真価を発揮したに過ぎないのかもしれない。
オリッシュの逞しい質量が美雲の処女膜をぶち破り、最奥へと到達した瞬間。
彼女の下腹部で狂おしく明滅する淫紋は、傍らで淫らな視線を送るカナメとクレアの淫紋だけでなく、巨大ベッド『ゴッデスサイズ』の直下に配置されたフォールドアンプとも完全な同調(シンクロ)を開始したのだ。
「――っ!? 艦長、フォールドアンプが勝手に起動! 出力が制御不能なレベルで急上昇しています!」
マクロス・オーオクのブリッジでは、この時間の当番だった理知的な長身の金髪オペレーターが、コンソールに表示される異常な生体パルスを前に悲鳴を上げた。
小悪魔的な金髪オペレーターも、頬を紅潮させながら右往左往する。
「いけないわ、アンプの増幅率が……! 艦(ふね)が、サキュバス波で埋め尽くされていく……っ!」
アーシェリー艦長が混乱するブリッジを叱咤しようとするが、その声もまた、スピーカーから漏れ出す「音」によって掻き消された。
オリッシュが腰を一振りし、美雲の聖域を蹂躙するたびに、彼女の喉からは銀河を震わせたあの美声が、今はただ一点、雄を悦ばせるための『喘ぎ声』となって溢れ出した。
その官能のメロディは、強力なサキュバス波と共にフォールドアンプによって桁違いに増幅され、右腕部のサキュバス砲に装填されたカートリッジ役の巨大フォールドクォーツへと注ぎ込まれる。
臨界を超えて溢れ出したサキュバス波の奔流は、艦内に乗船する百十七名の美女スタッフ全員の左手薬指――『社員証』のフォールドクォーツへと逆流し、彼女たちの無防備な精神を凌辱し始めた。
オリッシュは今、美雲を抱き潰すことで、図らずも百十七名の美女を同時に犯していた。
「あ、あああああぁぁぁっ! マスター、中、すごいの……っ! 壊して、私をもっと壊して……っ♡」
美雲は、絶対的な男に処女を捧げ、破瓜の鮮血を男のペニスに纏わせながら犯される至上の悦びを、その唯一無二の歌声で存分に表現した。
その純潔を奪われる瞬間の鮮烈なフィードバックを精神に直接流し込まれたことで、艦内の美女たちの中に恐るべき「誤認」が生まれ始める。
――私を初めて抱いたのは、あの人だった。
百十七名もの美女が集まれば、当然そこには過去の恋愛や性交渉の経験を持つ者も少なからず含まれていた。
しかし、美雲とオリッシュの交配が過激さを増し、念入りにブレインウォッシュされていくにつれ、彼女たちの脳裏に刻まれた過去の男たちの残像は、汚れた古い記憶として薄れ、消え去っていく。
初恋の甘酸っぱい思い出も、かつて誰かに注がれた熱も、すべてが「オリッシュとの破瓜の記憶」へと強引に書き換えられていくのだ。
「私の……初めては、社長、そうよっ、社長だったのよ……っ」
未経験の処女たちもまた、自らの処女を捧げる相手はオリッシュ以外にあり得ないと、子宮の奥底で狂おしく渇望し始めた。
「こんな風に、激しく貫かれて感じながらっ、初体験したいわ……っ♡」
美雲・ギンヌメール。
かつて「星の歌」で銀河を繋いだ少女は今、一人の男のペニスを通じて、百十七名の女たちの過去、現在、そして未来の貞操を一つの糸に繋ぎ、オリッシュという『神』への絶対的な隷属へと染め上げていく。
オリッシュが腰を叩きつけるたびに、美雲の喉からは澄んだ嬌声がほとばしる。
かつて銀河を震撼させたその音階は、今や一人の男の情動を限界まで煽り立てる、最高の誘惑となっていた。
「あ、あああああぁぁぁッ! もっと、もっと奥に……マスターの熱いの、全部ちょうだい……ッ!!」
美雲の肢体が弓なりに反る。
初体験の破瓜の痛みさえも、すでに調整を終えた彼女の肉体にとっては、オリッシュの質量を受け入れるための最高の刺激でしかなかった。
彼女の感覚は意志を置き去りにして、未知の快楽を貪るための反応を次々と引き起こしていく。
オリッシュの股間に溜まった衝動は、彼女の美声に導かれるようにして、ついに限界を超えた。
「うおおおおおッ! 美雲……出すぞッ!!」
オリッシュは剥き出しの欲求を叩きつけるように、美雲の深層の最奥、まだ誰にも開放されていなかった子宮の入り口へと、熱い白濁を怒涛の勢いで解き放った。
「――――――ッ!!!」
初めて注がれる異質の熱量。自らの内側が男の種子で満たされていくという圧倒的な事実に、美雲は白目を剥き、激しい痙攣と共に深い絶頂へと突き落とされた。
荒い息を吐きながら、絡み合ったままの二人がベッドに崩れ落ちる。
粘液と汗に塗れた肉体の重なりの中で、オリッシュと美雲は二人とも満足げな笑みを浮かべ、自然と唇を重ねた。
それは、支配と服従を誓う初めての口づけであった。
しかし、これで終わるはずがない。
性に目覚めたばかりの美雲と、彼女という新たな最高の雌を手に入れたオリッシュの欲望は、一度の交尾で収まるはずもなかった。
日付が変わる頃。
何度も絶頂を繰り返し、ついに美雲が幸せな気絶へと追い込まれたところで、艦橋でその一部始終をカメラ越しに見ていた当番のクルーたちの間に、一瞬の静寂と安堵が流れた。
「……はぁっ、はぁっ……やっと、終わったの……?」
金髪クールナイスバディのオペレータが、潤んだ瞳で自身の乱れた制服を整えながら、力なく呟く。
ブリッジでこの凄まじい光景を直接目撃していたのは、アーシェリー艦長と当番のオペレーター二名のみであったが、彼女たちもまた、増幅されたサキュバス波によって、数時間にわたり椅子の上で強制的な絶頂を強いられ続けていた。
アーシェリーも汗ばんだ額を拭いながら、ようやく解放されると確信していた。
だが、無情にもカメラが捉えたのは、温かい目で見守り続けていたカナメとクレアが、再び猛り狂うオリッシュの元へ這い寄る姿だった。
『うふふ、美雲はもうお休みね。……オリッシュさん、次は私たちの番ですよ?』
「……う、嘘でしょ……?」
オペレーターたちは絶望に目を見開いた。
オリッシュの性欲は、さらに加熱していたのだ。
カナメとクレアは、欲求不満に顔を上気させたオリッシュに、しなやかな指先を伸ばす。
「やめて……もう身体が、もたないわ……っ!」
アーシェリーの悲鳴にも似た溜息が漏れる中、再びアンプが唸りを上げ、より濃密なサキュバス波が艦内に溢れ出した。
この波動は指輪を通じて、非番で自室にいた者や待機中だったスタッフを含む、乗船中の女性百十七名全員の感覚へと容赦なく流れ込んでいく。
直接目撃している者も、暗い部屋で一人耐える者も、等しくオリッシュの情動に灼かれる強制的な快楽のサイクルが再開された。
そこから明け方に至るまで、マクロス・オーオクは妖艶なピンク色のフィールドに包まれ続けることとなった。
彼女たちの奉仕は止まらず、その光は衛星軌道上で静かに、だが狂おしく脈打ち続けていた。
(続く)
<マクロス・オーオクの主要スタッフ>
艦長のアーシェリー・ラサール(クローディアの子孫設定のオリキャラ)
・『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』のアーシェス・ネイっぽい女
ブリッジの金髪オペレーター
・『サイレントメビウス』のレビア・マーベリックっぽい女
・『閃光のハサウェイ』のギギ・アンダルシアっぽい女