マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテルロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
ch.187「独身最後のハメ外し」
ついに明日は、オリッシュ・ハメルマンとカナメ・バッカニアの結婚式当日である。
前日のヒビキとの対談を終えた後、式場でのリハーサルも滞りなく済ませており、挙式に関する準備は万端に整っていた。
豪華なロイヤルスィートのダイニングにて、朝食の芳醇な香りが漂う中、オリッシュはいつもとは逆に自分の方からカナメに問いかけた。
「カナメ、今日はどうやって過ごしたい?独身最後の日くらい、俺に縛られず自由に過ごしてもいいんだぞ」
給仕のために控えていたメイド姿のカナメへ、穏やかな視線を向ける。
それは、親しい友人がいない己と違って社交的で友人も多いだろう彼女を慮った、オリッシュなりの精一杯の思いやりだった。
しかし、少し考え込んだカナメから返ってきたのは、彼の予想を遥かに超える答えだった。
「……でしたら、貴方のたくましいチンポを、今日一日たくさん愛でさせて欲しいです」
カナメは頬を赤く染め、恥じらいながらも真っ直ぐにオリッシュを見つめて答えた。
ここ十日ばかり、彼女の心は密かな飢餓感に苛まれていた。
美雲、マキナ、レイナといった面々が次々とハーレムに加わり、さらにはマクロス・オーオクの乗員百十七名との大規模な入社(射)式まで執り行われた。
その熱狂の渦中で、カナメがオリッシュの肉体を独占し、その感触を心ゆくまで味わう機会はほぼ失われていたのだ。
明日になれば、自分は妻として、後宮を管理する皇后として、公私ともにオリッシュに仕えなければならない。
だからこそ、今日という日だけは。
立場も責任も忘れ、ただ一人の女として、最愛のペニスの“生命の歓喜”を存分に感じたい。
それがカナメの切なる願いだった。
「カナメ……。そこまで俺を求めてくれていたのか」
その健気な献身に、オリッシュは胸が熱くなるのを感じた。
今日一日、他の誰でもないカナメだけを全身全霊で愛し抜くことを、彼は心に誓った。
だが、それだけでは彼女の純粋な想いへの報いとして足りない。
オリッシュは傍らで同じくメイド姿でサーブをしていたクレア・パドルを手招きすると、ある特別な趣向を用意するよう、そっと耳打ちした。
「……えっ?」
クレアは一瞬、驚愕に目を見開いた。
しかし、すぐにその意図を察したのか、口元にニンマリとした妖艶な笑みを浮かべる。
「おまかせください、ご主人様♡」
とろけるような声で囁き、クレアは一礼して部屋を後にした。
カナメにはまだ明かせない、オリッシュからの秘められたサプライズが用意されることとなる。
この日の午前中は、かつてカナメが一人でオリッシュの専属慰安要員を務めていた頃のような、濃密で穏やかな時間が流れた。
パーソナルジムでの朝のトレーニングでは、カナメが献身的にオリッシュの肉体をサポートし、心地よい汗を流す。
その後のバスルームでは、彼女の手によるねっとりとしたソーププレイが繰り広げられる。
ランチは恋人同士のようなデートのシチュエーションを楽しみ、食後はカナメの優しい子守唄に包まれながら、オリッシュは午睡で体力を回復させた。
昼過ぎ、十分な活力を取り戻したオリッシュが臨んだのは、新作ワクチンABVソフトの撮影だった。
今回のシチュエーションは、以前制作した『ハニトラ舞姫 カナメ・バッカニア』のセルフリメイクである。
当時はまだカナメがサキュバス化する前であり、その喘ぎに特殊な波長は含まれていなかった。
それゆえに、ベリーダンサーを模した極彩色の衣装「マンダリン・ゴージャス」に身を包んだ彼女は、ワクチンとしての使えるソフトにすべく、現在の高濃度なサキュバス波をよがり声に込めようと再録に心血を注ぐ。
「んんっ、ああっ……ああん!」
撮影の最終盤、激しくまぐわって全てをカナメの奥深くに注ぎ込んだオリッシュ。
濡れ光る己のチンポをゆっくりとカナメの膣から引き抜いていく。
愛しい質量が去った名残惜しさに、カナメの肉腔は寂しげに、しかし熱を帯びてゆっくりと閉じていった。
カナメは指先で自身の秘部を愛でながら、いつかこのワクチンABVソフトを体験するプレイヤーらに絶頂の余韻に染まった頬を向け、艶やかなクロージングに入る。
「はぁ……はぁ……いっぱい、出しちゃいましたね。……ご満足、いただけましたか? ふふっ。またのご利用を、お待ちしています……っ」
溢れ出す白濁液を惜しげもなくアピールし、ニッコリと微笑むカナメ。
オリッシュがサイバーゴーグルの録画モードを停止させると、ベッドルームには心地よい静寂が戻った。
「ふぅ、お疲れカナメ。完璧な撮影だったよ」
「はいっ、オリッシュさん。お相手ありがとうございました!」
見つめ合う二人の間には、変わらぬ信頼と愛着が漂う。
「よいしょっ……! ちょっと、ハメハメしすぎちゃったかしら。あんっ」
大アクメの余韻で膝を震わせながらも、カナメはなんとか立ち上がった。
マンダリン・ゴージャスの衣装は無残に剥ぎ取られ、散々に犯された後の裸体も同然だ。
白く長い脚には、オリッシュの放った粘度の高い精液がドロドロと伝い落ちていた。
「とってもステキでした。……じゃあ、お掃除させていただきますね」
ヨタヨタと足元にうずくまった彼女は、半立ちになったオリッシュのペニスに「お掃除フェラ」を開始する。
これは、かつてからの二人の恒例行事だ。
「ちゅっ。今日も頑張ったわね。うふっ、いい感じだったわよ」
秘部を快楽で満たしてくれた「至高のチンポ」へ感謝のキスを贈るカナメ。
自身の愛液と精液が混じり合った状態でも、彼女は一切の躊躇なく、むしろ愛おしげに頬ずりする。
オリッシュもまた、当然のように腰を突き出していた。
己の体液を舐めるのは嫌悪するが、女には嬉々として処理させる。
それが彼の歪んだ矜持であった。
「ちゅっちゅる……っ、ちゅぽ、ちゅぽ……」
丁寧な舌使いが熱を帯びるにつれ、四度の射精を終えたはずのオリッシュのペニスが再びビンッと硬度を増していく。
「困ったわ……。あんなに出したのに、まだ全然足りないみたい。……どうしようかしら」
全然困っていないどころか、欲情しきった瞳で熱をニギニギと確かめるカナメ。
彼女は潤んだ瞳で上目遣いに誘った。
「……オリッシュさん。その、このまま、もう一回……しませんか?」
甘い空気が最高潮に達し、二人がそのまま延長戦の快楽に沈もうとした、その瞬間。
オリッシュがクレアに準備させておいた「サプライズ」が、ついに発動する。
「ちょぉっと、待ったーぁ!」
ベッドルームの扉が勢いよく開き、カナメとオリッシュのなし崩しな延長戦を阻止する声が響き渡った。
「え? この声はマキナ?」
驚きに目を見開くカナメの前に現れたのは、マキナ・中島だった。
彼女はカナメが身に纏っていた「マンダリン・ゴージャス」と同系統の、紫を基調としたベリーダンサー風衣装「ビオレ・ゴージャス」を再び身に纏い、堂々と乗り込んできた。
相変わらず大迫力なバスト周りにオリッシュの視線が吸い寄せられるが、カナメの衣装とは一点、決定的に違う箇所があった。
腰元に纏ったヒップスカーフを大きく捲り上げ、かなり立派なペニスバンドがマキナの股間から誇らしげに屹立していたのだ。
「マ、マキナ。どうしたの? その格好……」
オリッシュの股間の前に跪き、そのペニスに手を添えていたカナメが驚愕の声を上げる。
マキナは特大の双丘をユサユサと揺らし、腰のブツをフリフリさせながら近づいてくる。
そのウォーキングは、ある種の暴力的なまでの迫力に満ちていた。
「えへへっ、今日はカナカナの独身最後の日でしょー。なのでー、思いっきり羽目を外してもらおうと、サプライズを用意しましたーっ♡」
カナメの顔の前に、腰にビンっとセットされたバイオペニスバンドを突き出すマキナ。
それは、カナメがたった今しがたまで奉仕していた、オリッシュの本物と瓜二つの造形であった。
「あっ……」
本物を握る手はそのままに、カナメはトロンとした瞳で、目の前で揺れる偽物に顔を寄せていく。
物欲しげに唇が開き、いつものように無意識に舌を這わせようとした、その時だった。
ぶるん、ペチン!
「あんっ」
オリッシュの分身とも言えるデバイスによる「ペニスビンタ」を受け、カナメは恍惚の表情を浮かべて仰け反った。
「こーら、まだだーめ! カナカナへのサプライズはこれだけじゃないんだぞっ。みんな来てー!」
マキナの合図とともに、他のハメキューレのメンバーたちも次々とその場に姿を現した。
「やっと出番ね♡」
「……ターゲット、確認」
「こ、この格好、ちょっと恥ずかしいわね」
アクアマリン・ゴージャスのクレア・パドル、エメラルド・ゴージャスのレイナ・プラウラー、そしてプルシアン・ゴージャスの美雲・ギンヌメール。
共通しているのは、全員がマキナと同じくヒップスカーフを捲り上げ、バイオペニスバンドを屹立させていることだった。
カナメよりも高身長なクレアが猛々しく反り立つブツを携えている姿は、女として完璧な造形をしているだけに、その異質さが際立っている。
また、小柄なレイナの身体にはオリッシュサイズのペニスはあまりに不釣り合いで、凄まじい「巨根アピール」と化していた。
そして、初めて装着した陰核感覚共有型バイオペニスバンドの鋭敏さに耐えかね、腰砕けになっている美雲は、女神のボディラインを内股に歪ませており、それが逆にえも言われぬ色香を放っている。
カナメの眼前に、大好きなオリッシュのペニスが、本物を含めて都合五本。
その圧倒的な光景に、カナメのオマンコからは新たな愛液が溢れ出し、白い腿を伝って床へと垂れ落ちていった。
視界のすべてを、愛してやまないオリッシュのチンポに埋め尽くされたカナメは、その圧倒的な光景に身を震わせた。
「ああ……! す、すごいわ……!」
「カナメってば、淫乱ね。これほど多くのチンポに囲まれるのが、そんなに嬉しいのかしら。ふふふ……っ」
初めて装着したバイオペニスバンドの感覚共有機能により、その至高の美貌を艶やかに上気させた美雲が、面白がるようにカナメを弄る。
「そんなっ、美雲! ちがうから……っ。私はオリッシュさんのチンポだから好きなの! だから、その……オリッシュさんのチンポがこんなにいっぱいあるなんて……ああ、なんて素敵な光景なのかしら」
淫乱認定を焦って否定し、あくまで明日に夫となるオリッシュのチンポ限定への愛着であることを強調するカナメ。
しかし、途中から再びうっとりと五本の雄々しいチンポを眺め回し始めた彼女の表情は、今にも涎を垂らしそうなほど欲情しており、否定の言葉とは裏腹に淫乱そのものであった。
「えへへー、ほんとかなー? じゃあちょっと試させてねー。クレクレー?」
「フフッ、カナメ、ごめんなさいね」
「きゃっ、何するの!? クレア!」
マキナの合図を受け、クレアが自身の腰に纏っていたアクアマリンのヒップスカーフを取り外すと、その水色の布でカナメの視界を優しく、しかし確実に奪った。
「カナメ、一旦手を離す」
「あんっ」
ずっと握りしめ、慈しむようにシコシコと奉仕していたオリッシュ本人のチンポも、レイナの手によって強引に引き離されてしまう。
「ふふっ、今からゲームをするわ。カナメにはこれから順番に、三本のチンポを舐めてもらいましょう」
「偽物だったら顔射、本物だったら口内射精を選択すべし」
「本物当てたらご褒美にー、オリオリの分も含めて、五本全部で犯してあげるねーっ♡」
美雲、レイナ、そしてマキナが、これから執り行われる淫らな趣向を順番に説明していく。
その間、カナメの手から離れたオリッシュのオリジナルペニスを、クレアがタオルで丁寧に拭って綺麗にする。
「さあ、これで準備オーケーよ」
オリッシュのペニスは、本番後のカナメのお掃除フェラで彼女の唾液でコーティングされてしまっていた為、ゲームの公平性を担保する為の措置であった。
「よーしっ、じゃあゲームスタートォ!頑張るぞー」
「「「おー」」」
「お、おー?」
マキナの宣言にハメキューレの他のメンバーたちも追従し、カナメのペニス舐めクイズが始まった。
これこそが、「貴方のペニスを今日一日たくさん愛でたい」というカナメの純粋な望みを、オリッシュがわざと曲解し、クレアに命じて用意させたサプライズの正体であった。
本物を当てるか、それとも精巧な模造品に惑わされるか。
カナメの独身最後の午後は、視覚を封じられた中での甘美な鑑定会へと変貌していく。
(続き)