マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテルロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
明日の結婚式を控えた独身最後の日。
その午後は、オリッシュの計らいとハメキューレの面々の悪ノリが融合した、淫らな乱痴気パーティーと化していた。
目隠しをされたカナメ・バッカニアの顔の前に、まず一本目の「標的」がセットされる。
進行役のマキナ・中島が、カナメが舐めやすいように甲斐甲斐しく補助を開始した。
「はいっカナカナ、まずは一本目だよー。手はこのままで、動かすの禁止ねー。あとー、舐めたり咥えたりするのは亀頭まで! だよー」
マキナはカナメの白い手を取り、一本目のペニスを握らせた。
ルールは厳格だ。
股間の産毛の感触や、根元から漂う男性特有のフェロモンで判別させないよう、カナメの動きを封じる。
亀頭への刺激という限られた情報だけで、都合三本の真贋を見極めるのは、流石のカナメにとっても難問……のはずであった。
オリッシュもまた、この背徳的なゲームに興じている一人だ。
自分と全く同じ造形のモノが並び、最愛の婚約者がそれを必死に鑑定しようとするシチュエーションに酔いしれ、自身のペニスをかつてないほど猛々しく怒張させている。
それに応呼するように、ハメキューレ五人の下腹部に刻まれた淫紋が、オリッシュの放つ波動に反応して淡くピンク色に輝きを増していく。
「よーし、そろそろカナカナの舐め舐めの時間かなー。ドキドキしちゃうねー」
「うん、いくわ!」
カナメは握った手の感触から標的の位置を完璧に把握した。
目隠しをされたまま、気合いの入った声で奉仕の開始を告げる。
「んちゅ……レロレロ……ぱくっ、ちゅぷちゅぷ……」
「ああ、ああぁ……っ、あふん! カナメ、その舌使い、凄すぎぃっ!」
勝負は一瞬だった。
カナメがフェラを開始して数秒、バイオペニスバンドを装着して対峙していた美雲・ギンヌメールが、あっさりと陥落してしまったのだ。
人為的に生み出された「星の歌い手」であり、実質的な人生経験が浅い美雲。
「性の歌い手」としてチューニング済みではあったが、それはあくまで女としての機能限定である。
男のチンポの感覚をエミュレートした陰核で受ける、カナメの磨き抜いた超絶的なフェラテクは、あまりにも強烈な未知の刺激だった。
「あー、ダメだよー、クモクモ。簡単に喘いじゃって、もー」
マキナが美雲の軟弱ぶりを嘆くが、カナメの舌は止まらない。
「ジュルジュル、ぴちゃぴちゃ……」
「ああっ、すごいわ……ああーんっ!」
ドピューッ!
美雲は甘い悲鳴を上げ、唐突なタイミングで射精へと至った。
予想外の早漏ぶりに、奉仕中のカナメも流石に面食らう。
「んぐっ、ぷはぁ……キャッ!」
慌てて口を離すカナメだったが、美雲の吐精を口内で受け止めてしまっていた。
「あんっ、あああんっ! ペニスが……ペニスが止まらないわっ!」
びゅるっ、びゅるるん!
カナメの口から解放されたバイオペニスバンドは、美雲のビクビクと震える身体に連動して射精を続け、目隠しをしたカナメの顔を白濁した液体で汚していく。
「ん、ううんっ……んっ? れろれろ……この味って……?」
カナメは顔をべちょべちょにされながらも、口をモゴモゴさせて疑問を浮かべた。
その鋭敏な味覚が、擬似精液の「正体」に気づいたらしい。
「あ、カナカナ気づいたー? 流石だよーっ。実はー、この擬似精液、オリオのらぶらぶスペルマをブレンドした特別製でしたーっ。じゃじゃーんっ!」
「ふっふっふっ。受精もバッチリ可能」
マキナとレイナが誇らしげに種明かしをすると、カナメの表情は一気に歓喜へと変わった。
「すごい! 素晴らしいわ、マキナ! レイナ! んちゅ、ずるずる……っ」
カナメは反射的に美雲のバイオペニスを再び口に含み、一滴残らず味わおうと貪り始めた。
もはや、バイオペニス越しに翻弄されている美雲への配慮など、欲情に染まった彼女の思考には欠片も存在しない。
「ああぁー、やってくれるじゃない、カナメ……っ! これが射精の感覚っ。ああっ!素晴らしいわっ♡」
腰を激しく震わせる美雲。
容赦なく舐めしゃぶり続けるカナメ。
美雲の「自爆」により、一本目は自動的にカナメの正解扱いとなった。
だが、この一連の体験は、美雲・ギンヌメールという存在に決定的な変革をもたらした。
男たちが味わう絶頂を、文字通り「身をもって」知った美雲。
男の悦楽を誘う自身の喘ぎ声を銀河に届ける行為を、これまで以上に尊いものとして捉え直す。
と同時に、射精へと至る欲望を喚起するためにデザインされた、己の女神のごときボディの真の価値と活用方法を、彼女は独り模索し始める。
また一つオリッシュの所有物としての「大人の階段」を登った美雲であった。
「ああっーカナメ、すごい! いい、いいわー!」
美雲の蕩けきった喘ぎ声がスイートルームに響き渡る。
カナメは美雲のバイオペニスから溢れ出す「オリッシュ・ブレンド精液」の味に完全に執着しており、マキナが強引に介入しなければ、いつまでもその熱源を離さない勢いだった。
「こらーっカナカナ、もう一本目は終了だってばっ!」
マキナに引き剥がされ、我に返ったカナメが名残惜しげに唇を離す。
「ちゅぽっ。そ、そうね……ごめんなさいっ」
己の暴走を自覚したのか、カナメは滴る白濁液を顔に付着させたまま、頬を上気させて謝罪の言葉を口にした。
しかし、目隠し越しにも伝わるそのペニスの誘惑は凄まじく、右手は未だに美雲のデバイスをニギニギと愛撫している。
マキナはその手を素早く次なる「標的」へと誘導し、あへあへと轟沈している美雲をなんとか救い出した。
「ほら二本目はこっちだよー、カナカナ」
「あんっ、次はこれね。じゃあ……その、早速始めちゃっていいのかしらっ?」
新たな感触を掌に収めたカナメは、待ちきれない様子で身を乗り出す。
「よーし、じゃあカナカナー。二本目レディーゴー!」
マキナの合図と共に、カナメは新たなペニスに顔を寄せた。
「あーむ……ちゅっ、れろれろ……」
「……ッ、……、……!」
先程の狂乱とは一転、カナメの舌使いは驚くほど丁寧で精密なものへと戻っていた。
目隠しによって研ぎ澄まされた触覚と味覚で、亀頭の形状や質感を隈なく探っていく。
その持ち主であるレイナ・プラウラーは、恋人であるマキナとの豊富な経験を総動員し、必死に自制心を保っていた。
ペニスバンドを小刻みに震わせることで刺激を逃がし、漏れ出そうとする声を喉の奥で押し殺す。
(さすがレイレイ! これならカナメも悩むはず!)
マキナが固唾を呑んで見守る中、カナメの動きが止まった。
「チュパチュパ……。うん、わかったわ。えっと、後は射精させればいいのよね?」
一通り舐め回しただけで、カナメはあっさりと唇を離した。
その口元には余裕の笑みすら浮かんでいる。
「えーーーっ!? もう答えがわかったのっ!?」
「ええ、そうよ。じゃあ、行きましょうか。レイナ、覚悟はいい?」
「……ッ!?」
目隠しをされたまま不敵に宣言するカナメに、レイナが戦慄する。
主を特定したカナメによる、詰将棋のような的確な「攻略」が始まった。
「あーんっ、れろれろれろれろ!」
大きく口を開けたカナメが、器用に舌を回転させながら、カリ首の最も敏感な箇所を集中的に攻め立てる。
「……あくっぅ! おおふっ! いいっ……!」
沈黙を守っていたレイナの口から、ついに堪えきれない嬌声が漏れた。
続いてカナメは、縦笛の吹き口に唇を当てるような仕草で亀頭の先端を深く咥え込むと、舌先を小刻みに震わせて射出口をダイレクトに刺激した。
「はむっ、ちゅるちゅるちゅる……カプリ」
最後に、亀頭の裏筋を優しく、しかし確実な力加減で甘噛みする。
それは、レイナのガードを完全に破壊するトドメの一撃だった。
「あっ、ああっ、カナメ、上手すぎっ、もう無理っ……!」
どぴゅーっ! どぴゅどぴゅーっ!
「おおぉぉぉぉ、あひぃいいいっ!」
レイナは幾度も身体を弓なりに跳ねさせ、猛烈な勢いで精液を放出した。
その白濁した奔流は、目隠しをしたカナメの顔をさらに白く塗り潰し、豊かな胸の谷間へとドロドロと流れ落ちていった。
先ほどのワクチンABVソフト撮影時に浴びたオリッシュの精液は、すでに肌の上で乾きかけていた。
しかし今、美雲とレイナのバイオペニスから立て続けに放たれた奔流を浴び、カナメの美顔は再び新鮮な白濁液でドロドロに塗り潰される。
顔から精液を滴らせながらも、目隠し状態のカナメは上品に、そして満面の笑みを浮かべて微笑む。
難問を正解できた喜びか、あるいは大好きなオリッシュの成分(ブレンド精液)を全身で浴びられた悦びか。
実のところ、その両方が彼女をこの上ない幸福感で満たしていた。
「あんっ……はぁ、はぁ、はぁ。流石、カナメ。どうして……あれだけでわかった……?」
射精の余韻からようやく意識を浮上させたレイナが、荒い息をつきながら尋ねる。
自身の敗北を認めつつも、カナメがどこで「本物ではない」と確信したのか、その根拠を確かめずにはいられなかった。
「うーん、そうね。ねぇレイナ、このバイオペニスバンド、フォールドバリアのテクノロジーを使っているわよね? 舐めた時の滑らかさが、本番中のオリッシュさんの質感にそっくりだったわ」
カナメの解説に、レイナの目が見開かれる。
撮影は先ほど終了しており、もし目の前のモノがオリッシュの本物であったなら、フォールドバリアのコーティングはすでに解除されているはずだ。
ここ三ヶ月、寝食を忘れてオリッシュへの慰安任務に専念してきたカナメにとって、バリアの展開有無によるナノマイクロレベルの摩擦抵抗の差は、無視できないほど巨大な違和感として機能していた。
「ABVのフォールドバリアは分子レベルの制御……それを舐め分けるなんて。カナメ、恐ろしい女っ」
レイナは戦慄した。
カナメの舌の鋭敏さもさることながら、オリッシュのペニスに対する、猟奇的なまでの把握能力に唸るしかない。
さらにカナメは、未だ握ったままのレイナのデバイスに再び顔を寄せ、実演を交えて嬉々として解説を続けようとする。
「うふっ。それに、やっぱりね。オリッシュさんの本物とは“感じ方”が違うの。れろっ……ここへの刺激とか、ちゅぷっ……ここへの圧力とか、あとはー……ここ、とかっ!」
「おおっ、おおふっ……カ、カナメ、そこはダメっ……!」
再び始まった超絶的な舌使いに、レイナは再び身悶え、腰を浮かせる。
「ねぇー、カナカナ。オリオリじゃないのはそれでわかったとしてー、何でレイナだってわかったのー?」
マキナの問いに、カナメは得意げに人差し指を立てた。
「それはねっ、ペニスの“跳ね方”よ。偽物だと仮定すれば、進行役のマキナを除いて、残りはクレアかレイナの二人のうちのどちらかですもの。カリ首を舐めた時に反応した角度が、本人の時よりだいぶ深かったから。それを見分けるのは、そんなに難しくなかったかな。うふっ」
クレアは身長172cm、対するレイナは147cm。
その圧倒的な体格差が、腰にセットされたデバイスの仰角に微妙な差異を生んでいたのだ。
「すっごーい! カナカナ、オリオリのペニスのそんなところまで見てるなんてっ」
「ええ。オリッシュさんのペニスが感じてくれるポイントとリアクションは、全部把握しているもの。バッチリだわっ」
目隠しをされたまま、カナメはこれ以上ないほど誇らしげに胸を張る。
「はぁ……はぁ……カナメは……はぁん、本当にマスターのペニスを、愛しているのね……」
一本目の勝負で文字通り腰砕けになり、床に横たわって休んでいた美雲が、潤んだ瞳でカナメを見上げていた。
その眼差しには、もはや揶揄するような色はなく、真理を究めた者に対する純粋な敬意が混じっていた。
見事に一本目と二本目がオリッシュの本物を模倣したバイオペニスであることを見抜いたカナメ。
皮肉にも彼女の「ペニス舐め鑑定ゲーム」は、三本目に到達する前に決着がついてしまっていた。
「カナカナ、おめでとー!」
「驚いた」
「カナメ、やってくれるじゃない……!」
「カナメ、ナイスファイトね」
ハメキューレのメンバーたちが口々に賞賛を送る。
「マンダリン・ゴージャス」の豪奢なアクセサリーと赤い目隠し、そして全身を白濁液で塗り潰した、あまりにも淫らな姿のカナメがその声に応えた。
「ありがとう……。これも全て、みんなのお陰だわっ!」
正解のご褒美として約束されていた「四人のバイオペニスバンドによる一斉奉仕」の時間が始まろうとする。
マキナが声を弾ませて進行を再開した。
「じゃあゲームはこれで終了! からの~、そろそろプレゼントの時間かな~」
「ふふっ、私は安くない女」
「It’s sex time!」
「覚悟はいいわね、カナメ?」
ハメキューレの四人がバイオペニスバンドを調整し直し、カナメを蹂躙する準備を整える。
しかし、その動きを止めたのは、他ならぬカナメ本人だった。
「そんなっ!? ダメよ、まだゲームは終わってないわっ!」
「何を言ってるの、カナメ。もう決着はついたでしょう?」
美雲が不思議そうに首を傾げる。
三本の中から一本を当てるゲームで、二本がハズレと確定したなら、残る一本が本物なのは三歳児でもわかる道理だ。
しかし、カナメは食い下がった。
「もうっ、ごまかさないで美雲。最初に『三本舐めてもらう』と宣言したのは貴女よ!」
カナメにとって、オリッシュのペニスを愛でる機会を「効率」や「理屈」で省略するなどあり得ない話だった。
それは彼女にとって、愛する対象への冒涜ですらあるのだ。
「ええっと、確かにそうは言ったけど……」
美雲が珍しく困惑し、マキナたちに助けを求める。
「えー、さっきの撮影でオリオリのペニスいっぱい舐めたのにー、カナカナまだ舐め足りないのー?」
「だって撮影中のはフォールドバリア付きだったもの。やっぱり、ちゃんと“生”で味わいたいわっ!」
あくまで「生」の質感と味に固執するカナメ。話は完全な平行線だ。
「もう何を言ってもムダ。社長、こっち来る」
レイナは早々に説得を諦め、無言でオリッシュのモノをシュッシュと扱き始める。
「あら? でもカナメ、貴女は配信が終わってすぐ、マスターのそれを舐めていたわよね?」
「あれはただのお掃除!」
「あらまぁ……」
美雲のツッコミも、むくれたカナメに速攻で叩き落とされた。
オリッシュのペニスが絡むと、驚くほど一途で頑固になるカナメの悪癖が全開になっていた。
「あーもぅ、オリオリ、お願いーっ」
「準備は万端」
「ふぅ、仕方ないわね。カナメ、存分に舐めなさい!」
「ご主人様、お願いできますか?」
匙を投げた四人は、オリッシュ本人の相手をそのままカナメに丸投げすることにした。
「ああ、わかったよ。カナメ、おいで」
これまで沈黙を守っていたオリッシュがようやく口を開く。
その声に、カナメは目隠しをしたまま「はい、あなた♡」と蕩けるような声で応じ、四つん這いでヨタヨタと愛しい熱源へと這い進んだ。
最後の一本。待ち望んだオリッシュの「生ペニス」にアーンと唇を寄せるカナメ。
「あんっ、れろれろ……やっぱりたまらないわっ、チュパチュパ。はぁむ……っ、生って最高……っ! んんっ、っんちゅうっ」
至近距離で観察を始めたハメキューレの面々の前で、カナメのフェラテクが炸裂する。
目隠しという制約が、彼女の中に眠る野性を呼び覚ましたのか。
普段の気品ある「お姉さん」の姿はどこへやら、そこにはただ欲情に突き動かされる一匹のメスがいた。
「じゅっぽ、じゅっぽじゅっぽ!」
気恥ずかしさも外聞も捨て、オリッシュのペニスを貪り食うような奉仕。
自己研鑽で磨き上げたテクニックを総動員し、舌と粘膜でオリッシュの急所を的確に突き上げる。
オリッシュもまた、四人の美女に見守られながら婚約者に奉仕されるという極限のシチュエーションに昂ぶっていた。
「カナメ......いい、いいよっ、やっぱりカナメのフェラが最高だっ!」
彼はカナメの頭を両手でガシッと掴むと、そのまま喉の奥深くへと突き立て、ドクドクと熱い射精を叩き込んだ。
「んんー……っ! ごくごく、ごっくん……っ」
直飲みを許されたカナメは、喉を鳴らしてすべてを飲み干す。
「じゅぽぽっ、ちゅるちゅー……ちゅぱっ。はぁー……ご馳走様でした。うふっ」
尿道口に残る最後の一滴まで吸い出し、満足げにペロリと唇を舐めるカナメ。
白濁液で汚れ、目隠しをされたその顔に浮かぶ、凄絶な色香と満足感。
そのあまりのエロティックさに、オリッシュのみならずハメキューレの全員が、息を呑んで見惚れてしまっていた。
(続く)