マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスイート「ルビー・プリズン」
ch.20「清楚メイドの朝のお口奉仕」
カナメ・バッカニアは、ゆっくりとまぶたを開いた。
視界に飛び込んできたのは、薄紅色の天井照明と、すぐ横で寝息を立てるオリッシュ・ハメルマンの顔だった。
ケイオス・レハーム支部に籍を置く三等兵にして、遺跡調査中にプロトカルチャーの世界改変システムと精神リンクしてしまった危険人物。
脂ぎった頬にうっすらと無精髭が生え、太った首筋には汗が光っている。
昨夜、あれほど激しく自分を抱き潰し、何度も何度も中へ注ぎ込んでいたキモデブ中年が、今はただの無防備な寝顔でイビキをかいている。
(こんなおじさんの隣で、朝を迎えるなんて)
胸の奥が、ズキリと痛んだ。
シーツはもう冷えきっていて、白濁と愛液がこびりついた跡が乾きかけている。
カナメは自分の裸体を見下ろした。
乳房は赤く腫れ、乳首はまだピンと尖ったまま疼いている。
太腿の内側はべとべとに汚れ、股間からは今も、ねっとりとした熱が滴り落ちてくる。
「んっ」
小さく身じろぎしただけで、子宮の奥に残る熱が波打った。
昨夜は都合四発。
処女だった自分の体に、中年の男の濃厚な精液をたっぷりと中出しされた。
膣口がひくひくと蠢き、どろりと粘度の高い白がシーツに落ちる音がした。
(私……もう、処女じゃなくなっちゃった。しかも、こんな年上の……キモいおじさんに)
頭の中で、アラド艦長の顔が浮かぶ。
『カナメさん、君にはワルキューレのリーダーとして、もっと大切な役目がある』
ごめんなさい、アラド艦長。
私はもう、こんなキモデブ中年男の慰安要員に……。
それでも、腹の底では空腹が鳴っていた。
昨晩は夕食も取らずに、ひたすらオリッシュの欲望を処理し続けた。
体力の消耗は激しく、胃がキリキリと痛むほど空いている。
(起きなきゃ)
そっとベッドを抜け出そうとして、太腿に伝う熱を感じて足が止まった。
膣口がぱっくり開いたままのように、精液が糸を引いて垂れてくる。
指でそっと拭っても、すぐに新しい滴が溢れてきて、どうにもならない。
「……はぁ」
小さくため息をついて、カナメはベッドサイドに置かれていたシルクのガウンを羽織った。
いつの間にか用意されていたらしい。
胸元が大きく開いた薄いピンクのネグリジェのようなガウンで、乳首の形がうっすら浮いてしまうほど透けている。
(こんな姿で廊下を歩くなんて……)
カナメはロイヤルスィートルームからよろよろと退出する。
廊下に出ると、そこには黒スーツ姿のミラージュ・ファリーナ・ジーナスが背筋を伸ばしてカナメを待っていた。
「おはようございます。カナメさん」
カナメは一瞬息を止めた。
(ミラージュ、こんなひどい姿を見られるなんて。死にたいかも……)
戦友であり妹分であるミラージュに、キモデブ中年男に犯され精液まみれで汚された体を晒すなど、本来なら耐えられないほどの羞恥だった。
だが、今のカナメにはそんな余裕すらなかった。
体も心も限界を超えていた。
なので、ミラージュもカナメの姿に何も言及しない。
目を伏せ、ただ静かにカナメの腕をそっと支えた。
「専用ルームへご案内いたします。お身体お疲れでしょう」
声は低く感情を完全に殺していた。
だが、支える手にわずかな震えが伝わってきた。
カナメはミラージュの肩に体重を預け掠れた声で呟いた。
「ありがとう。助かるわ、ミラージュ」
二人は無言でエレベーターに乗り、下層階の専用ルームへ。
カナメの太腿の内側は白濁と愛液でべとべとで、歩くたびにぬるぬると擦れて甘い疼きが走る。
ミラージュは一度もカナメの体に視線を向けなかった。
ただしっかりとカナメの体を支え、歩みを合わせて専用ルームへと導く。
(ミラージュ、気づいてる。全部。私のこの姿。でも何も言わないでくれてる……)
カナメは震える息を吐きミラージュの肩にそっと額を預けた。
「ごめんね、ミラージュ。こんな姿……見せちゃって……」
ミラージュは一瞬だけ手を強く握り返した。
「カナメさん……謝らないでください。貴女はこの宇宙を守る任務を立派にこなしたまでですっ」
声は震えていた。
だが、それ以上何も言わなかった。
専用ルームは、同じホテルの下層階。
オリッシュの軟禁されているロイヤルスィートほどの常識外れな広さではなく、通常のスィートルームである。
ワルキューレのメンバーが泊まる時にも使われる、完全防音のスイートだ。
テーブルにはすでに朝食が並べられていた。
クロワッサンにスクランブルエッグ、フルーツたっぷりのヨーグルト、サーモンのマリネ。
そして彼女の大好物の珍味——バレッタクラゲの燻製とチーズ盛り合わせ。
「こんなに用意してくれて。ありがとう」
思わず声が漏れた。
空腹のあまり涎が滲みそうになる。
ミラージュは静かに告げた。
「どうぞごゆっくり。こちらは本日の避妊薬です」
差し出された小さなカップには、白い錠剤が二錠。
カナメはそれを迷わず口に含み、オレンジジュースで飲み込んだ。
(これで、妊娠はしない)
そう自分に言い聞かせながら、フォークを手に取る。
クロワッサンをちぎって口に運ぶと、バターの香りが広がった。
「美味しい……」
思わず呟いてしまう。
昨夜の疲れが、ようやく癒されていく。
食事が終わると、ミラージュがタブレットを見せた。
「本日の朝のスケジュールです。慰安対象への起床誘導をお願いいたします」
画面に映し出されたのは——
・メイド服着用での朝フェラ起床
・その後、歯磨きのお手伝い
・朝食のサーブ
カナメは一瞬目を伏せた。
「了解、したわ」
ミラージュが静かに告げる。
「その前に、お身体をお清めください。バスルームはこちらです」
カナメは頷き、案内されたスィート内のバスルームへと足を向けた。
広々とした大理石の浴室。
壁一面の鏡に、自分の裸体が映る。
シルクのガウンを脱ぎ捨てると、昨夜の痕が露わになった。
首筋から鎖骨にかけて、赤いキスマークが無数に散っている。
乳房は揉みしだかれた痕で赤く腫れ、乳首はまだ尖ったまま疼いていた。
下腹部には、激しく打ちつけられた衝撃の名残で薄紫の痣が浮かび、太腿の内側は乾いた白濁と愛液でべとべとだ。
そして、白く長い脚。
内腿から膝の裏にかけて、無数のキス痕と歯型が散っている。
特に太腿の付け根近くは、昨夜何度も口づけられ、吸われ、舐められた痕が赤く残り、触れるとまだ熱を帯びていた。
「こんなに、痕が残ってるなんて」
鏡に映る自分の姿を見て、カナメは息を呑んだ。
(私……本当に、あのキモデブな慰安対象と、こんなに……)
昨夜の記憶が、鮮明に蘇る。
太い腕に抱き潰され、脂ぎった腹に押し潰されながら、何度も何度も中へ注ぎ込まれた感触。
子宮口をこじ開けるような、熱くて重い射精の波。
四発。
合計で、どれだけの量を……。
(処女だったのに。23歳にもなって、あんな男に……)
胸が締めつけられる。
再びアラド艦長の顔が浮かぶ。
さらに美雲の冷ややかな視線。
マキナやレイナ、フレイアの悲しむ顔。
(みんなに、こんな姿……絶対に見せられない)
涙が滲みそうになる。
でも——
カナメは、ぎゅっと拳を握りしめた。
(違う。私はワルキューレのリーダーだもの)
メッサーの声が、耳の奥で響く。
『歌ってくれ、カナメさん』
(歌うだけじゃない。今は、この球状星団を守るために……私にできることをする)
深呼吸。
熱いシャワーを頭から浴びる。
白い肌を伝うお湯が、昨夜の痕を優しく洗い流していく。
首筋のキスマークに指を這わせながら、カナメは目を閉じた。
(対象は……確かに見た目はキツいけど、悪人じゃない。ただ、怖がってるだけ。孤独で、怯えてるだけよ)
無理くり自分を納得させる。
シャンプーの泡が、赤みがかった茶髪を包む。
(私がここにいることで、彼が暴走しなければ……それで、誰かが苦しむことが減るなら)
乳房を優しく洗いながら、ふと指が乳首に触れた。
「……んっ」
びくんと体が震える。
(こんなに敏感になっちゃって……私、やっぱり変になっちゃってる)
でも、恥ずかしいと思う反面、どこかで小さな疼きが芽生えている自分に気づいて、カナメは苦笑した。
股間を丁寧に洗う。
指を滑らせると、まだ熱を持った膣口がひくひくと収縮し、中から残った精液がとろりと流れ出た。
(こんなに、奥まで注ぎ込まれて……)
一瞬、膝が崩れそうになる。
でも、カナメは唇を噛んだ。
(いいえ。落ち込んでる暇なんてない。私はカナメ・バッカニア。ワルキューレのリーダー。どんな舞台でも、笑顔で歌い続けるのが、私の役目でしょ)
シャワーを止めて、鏡に映る自分を見つめる。
濡れた髪をタオルで拭きながら、頬を軽く叩いた。
(よしっ。行くわよ、カナメ)
その瞳に、再び強い光が宿る。
トイレも済ませてバスルームを出ると、ミラージュが待っていた。
ミラージュが差し出したのは、黒と白のクラシックなメイド服だった。
「カナメさん、こちらの衣装にお着替えください」
カナメは頷き、メイド服に袖を通し始めた。
黒のロングドレスは首までしっかり覆い、白いレースのエプロンとカフス、長いスカートは床に届きそうなほど優雅で、ガーターストッキングすら隠れる清楚そのものの装い。
頭には白いヘッドドレスで、一見して「完璧なヴィクトリア朝メイド」だった。
しかし、その清楚な衣装の下は、ノーブラで純白のレースのTバックと、ニーハイストッキングだけ。
鏡の前で着替えを済ませると、23歳の歌姫がキモデブ中年の性欲処理メイドに変貌していた。
(こんな格好で奉仕しないといけないなんて)
頬が熱くなる。
でも、もう迷わない。
(私は今、この球状星団で一番大切なステージに立ってる)
カナメは深呼吸して胸を張る。
ミラージュがカナメのメイドスタイルを褒め称える。
「カナメさん、よくお似合いです」
「ありがとう、ミラージュ。あなたがいてくれてよかった」
ミラージュは目を伏せ、静かに敬礼した。
「任務の無事遂行をお祈りいたします」
そしてカナメは、再びミラージュに見送られながら、彼女の戦場であるロイヤルスイートへと戻った。
部屋の中は、まだ薄暗い。
オリッシュは相変わらずイビキを立てている。
寝起きは気づかなかったが、昨日のセックスの濃厚な性臭と、中年特有の、汗と脂の匂い臭いが微かに鼻をつく。
換気を行って、エンペラーサイズのベッドに近づく。
「オリッシュさん、おはようございます」
小さな声で囁きながら、カナメはベッドの端に膝をつき、そっとシーツをめくった。
そこには、朝立ちした肉棒が、すでに硬くそそり立っていた。
昨日の夜に十発近く射精したとは思えないほどの太さと、長さ。
血管が浮き、先端からは我慢汁が滲んでいる。
昨日の荒淫によるオリッシュの精液とカナメの愛液がまだ纏わりついている。
エプロンのポケットからハンカチを取り出したカナメは、肉棒の根元に手を添えて固定し、そっと汁を拭い取っていく。
(さて、いくわよ)
あらかた汚れを拭い終えると、カナメは覚悟を決めてその先端にゆっくりと顔を近づけた。
匂う。
先端から、昨夜と同じ——いや、朝の分だけさらに濃厚な中年男の匂いがする。
カナメにとって二回目となるフェラ。
一回目よりは勝手がわかってる。
「んっ」
舌先で、ちろりと舐め上げる。
オリッシュの太い体が、びくんと震えた。
「……う、ん……」
イビキが乱れる。
でも、まだ目は開かない。
カナメは、もっと深く、口を開いた。
(朝から、こんな男の人のチンポを……。でも、これが私の仕事)
唇をすぼめ、ゆっくりと咥え込む。
熱い。
太い。
長い。
喉の奥まで、ずぷりと埋まる。
昨日よりも、味が濃い。
「んふっ、んんっ……」
上下に頭を動かし始める。
唾液が糸を引き、肉棒がぬるぬると光る。
オリッシュの脂ぎった腹が、微かに波打った。
(――ん……? チンポの先が気持ちいい......この柔らかい感触は……夢、じゃない……?)
ようやく目を開けたオリッシュが、濁った瞳で見下ろす。
「……あ、カナメ・バッカニア……?」
脳裏でうごめいていた意識の霧が、一瞬にして晴れていく。
昨夜、あれほど狂ったように抱きまくったあの夢のような現実が、まだ続いているのだと気づいた瞬間、オリッシュの胸に熱い安堵の波が押し寄せた。
夢オチではなかった。
あのカナメ・バッカニアが、今、自分の股ぐらに顔を埋めている。
一度冷静になって頭が冴えたからこそ、この状況の異常なまでの幸運と、与えられた奇跡の重みが全身にしみじみと染み渡る。
あんな雲の上の存在であるワルキューレのリーダーが、起きてすぐの自分に、自ら進んでこんな淫らな奉仕をしてくれている。その事実だけで、感無量で心臓が破裂しそうだった。
無精髭の頬が、興奮で赤く染まっていく。
(あ、起きたわ……)
カナメは首の動きを止めると、ちゅぽっ、と音を立てて喉の奥から肉棒を抜き放った。
唇の端に伝った涎を再び取り出したハンカチで上品に拭い取り、潤んだ瞳のまま柔らかく微笑む。
「おはようございます、ご主人様……♡」
(……私、何言ってるの)
でも、言葉は自然に出てしまった。
オリッシュの目が、一瞬で潤み、涙が滲んだ。
「カナメ、朝から……こんな、俺なんかに……ありがとう、ありがとうな……!」
震える声。
中年のキモデブ男が、泣きそうな顔で感謝している。
カナメは微笑みながらオリッシュの涙をそっと見つめ返した。
(――大袈裟ね。でもまあ、これまで女性と全く縁の無かった殿方だもの。いきなり長年の憧れの女性に朝フェラで起こされたら……泣いて喜ぶのも無理ないわよね)
我がことながら、女性特有のリアリストな視点でカナメは心中で小さく息をつく。
慰安任務である以上、中途半端な態度は見せない。
彼が心から満たされ、暴走せずに穏やかでいられるように、今の自分の出来る最上の奉仕で尽くすのみである。
「ご主人様、朝のご奉仕をさせてください♡」
カナメは再びその巨根の前に膝をつき、ゆっくりと顔を近づけた。
いきなり無理に飲み込むようなことはしない。
ワルキューレのステージと同じように、まずは相手の身体を丁寧に観察し、一番心地よいリズムと手順で悦ばせる。
それが彼女の選んだプロとしてのスタンスだった。
まずは、開いた唇で肉棒の輪郭を優しく包み込むように、根元から先端まで丁寧に愛撫していく。
「んふ……ぅ……」
ねっとりとした熱と、中年男特有の濃厚な匂いが鼻腔をくすぐる。
上品に唇を滑らせるたび、オリッシュの太い体がびくりと波打った。
次にカナメは口を離し、潤んだ瞳でオリッシュを見上げながら、その長い舌を這わせた。
太い軸に沿ってじっとりとなめ上げ、一番敏感な雁首のふちを丁寧にトレースする。
そして、ぽっかりと開いた尿道口に小さな舌先をねじ込むように、ちろりと円を描いて刺激した。
「ひっ……あぁ、カナメ……そこ、すごく……っ!」
オリッシュが情けない声を漏らし、熱を帯びた巨根がさらにピクピクと跳ねる。
(敏感なところ、ミランダのレクチャー通りだわ。……男の人って、やっぱりこういうのが一番嬉しいんだ♡)
カナメは心中で自分のテクニックが通用している事実に喜びを見出しながら、今度は見せつけるように大きな亀頭全体をふっくらとした唇でくわえ込んだ。
歯が当たらないよう細心の注意を払いながら、口内を満たす肉の塊にしっかりと舌を這わせ、カリの溝にねっとりと絡みつかせる。
「んちゅっ……れろ、れろっ……!」
吸い上げるたびに甘い水音が響き、オリッシュの汗ばんだ腹が大きく上下した。
十分に先端を味わい、熱を持たせてから、カナメはゆっくりと深く頭を預けていく。
ここで初めて、その太く長い肉棒を喉の奥へと迎え入れた。
熱い。
ずぷり、と、息が詰まるほどの容積が食道を圧迫する。
昨日よりもさらに濃度を増した朝の精液の匂いと味が、口いっぱいに広がった。
(この味、昨日より、もっと濃い。でも、なんだか……珍味みたいで、癖になりそう)
「んっ、んんっ、んふぅっ……」
激しく頭を振る。
メイド服の胸元が揺れ、乳首がこすれて疼いた。
「カナメ、もう……出る、出ちまう……!」
オリッシュの上ずった叫びとともに、肉棒が盛大にびくんと跳ねた。
カナメは口を離して、あえて艶やかに舌を突き出す。
「どうぞ、ご主人様のお目覚めのミルク、全部、私のお口にください♡」
そして、また深く咥え込む。
どくん、どくん、どぷっ……!
熱い精液が、喉の奥に直接、大量に注ぎ込まれた。
「んぐっ、んんんっ……!」
ごくん、ごくん、ごくん。
全部、飲み干す。
最後の一滴まで搾り取って、カナメはゆっくりと口を離した。
(おじさんの精液、朝イチだと塩味が強くて、燻製みたい。私、こんなの、好きになりかけてる……?)
唇から、白い糸が長く引いている。
「お目覚め、いかがでしょうか?」
オリッシュは、涙目で噛み締めるように頷いた。
「最高、だぁ……カナメ、夢じゃなかった……!」
カナメは、微笑みながら顔を上げる。
「さ、起きてください。次は歯磨きのお手伝いをいたしますね」
オリッシュの体を起こそうと身を寄せるカナメ。
すると、オリッシュの太い腕が、まるで獲物を捕らえるように彼女の手首を掴んだ。
カナメの朝の性的奉仕は、まだまだ終わりそうになかった。
(続く)
カナメの衣装
WALKÜRE CAFÉ 2018のメイド服