※この作品はR-18です。

マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー   作:夜叉五郎

207 / 218
2068年6月4日(月)
惑星ディバイド上空・衛星軌道 クォーター級マクロス艦マクロス・オーオク メインブリッジ


2068年6月4日
ch.207「ハメキューレアタック――去勢の閃光」


二日間にわたる濃密な時空の旅が終わりを告げ、マクロス・オーオクがフォールド空間から現実の宇宙へと滑り出た。

艦の最深奥に位置する社長室(閨房の間)にて、空間跳躍の完了を示すかすかな振動と共に、凄まじい肉音と嬌声が響き渡る。

 

「ひゃぁあああっ♡ あなた、ああんっ、抜ける、魂が抜けちゃうううっ!!」

 

空間が激しく軋む強烈な高揚感のなか、オリッシュの底無しの狂暴性を孕んだチンポは、正妻カナメのぽってりとした子宮口をこれ以上ないほど深く貫き、限界まで怒張した先端から濃厚な白濁をドクドクと一気に出し尽くしていた。二日間のファックハイの総決算として放たれた絶対王者の種子を、カナメの肉厚な子宮口はまるで熱烈なキスのごとくムチュムチュと貪欲に吸い尽くし、その身を歓喜の痙攣で激しく震わせる。

 

ベッドの中央で、しなやかな肢体を心地よい疲労の汗で輝かせた正妻カナメが、最愛の夫オリッシュの頼もしい腕の中に身を委ねる。深く満たされた吐息を漏らしながら、彼女は幸せそうに細い胸を上下させた。その周囲には、美雲、マキナ、レイナ、クレアの四人が、薄手の白いガウンをゆったりと羽織った姿で寄り添っていた。

 

丸二日もの間、お互いの絆を確かめ合うようにオリッシュの深い愛情を貪り、また捧げ続けてきた彼女たちの肉体には、ハメキューレとしての気高い連帯感と、官能的な退廃美が宿っていた。だが、極限の結びつきが生み出した愛のエネルギーがサキュバス砲のチャンバーを満たす一方で、眼下に広がる惑星ディバイドの戦況は、まさに混沌の極みに達していた。

 

---

 

メインブリッジのホログラムスクリーンには、地表の惑星ディバイドの歪んだ情勢が映し出される。

 

マクロス・オーオクがフォールドアウトした先――眼下に広がる無法の星「惑星ディバイド」には、新統合政府の統制を離れた荒くれ者たちのバルキリーや重兵器がひしめき合い、血と硝煙の匂いを撒き散らす無秩序な戦場が、至る所で広がっている。

 

この星の先住民であり、人間とほぼ変わらぬ容姿を持つディバイド人は、かつて「ザーディッシュ」「ブルトコッホ」「ケネスリード」「マジェス」「ツァルスクレブト」と呼ばれる五大国家を築いていた。しかし、新統合政府の進駐に合わせて樹立した「ディバイド政府」内の利権の分配を巡って決裂し、泥沼の内戦へと発展してしまったのだ。さらに新統合政府の進駐軍の内部までも複数の軍閥に分裂し、それぞれが異なる大国を裏から支援して代理戦争の泥沼を深めていた。

 

マクロス・オーオクが衛星軌道上にフォールドアウトした直後、メインブリッジのコンソールには、各陣営からの緊急通信要請が殺到した。

 

ザーディッシュ臨時政府の最高司令部からは、軍の公式手順に則った厳格な口調で、貴艦の識別信号が新統合軍のデータベースに未登録であるため、直ちに所属コードおよび当星系への進入目的を報告されたしという通信が届く。だが、その背後では即座に別のウィンドウが強制的に割り込んできた。

 

一番最初にディバイド政府を二つに割って内乱の元凶を作った強硬派のブルトコッホ国防軍本部からは、現時刻より300秒以内に正規の識別信号および詳細な航行計画書を送信せよ、不応の場合は当方の防衛規程に基づき対空迎撃システムのロックオン対象とする、という一触即発の警告が突きつけられる。

 

さらに、経済権の死守を目論む商業国家のケネスリード共和国外務省からは、事前通告なき進入に対し公式に見解を求めると共に、不測の軍事衝突を回避するため貴艦の戦闘意志の有無、および目的について大至急表明されたし、という事務的で冷徹な探りが入る。

 

独自の思想と伝統を重んじる古き国家マジェスの地下司令部からは、反統合同盟の生き残りたちによって高度に暗号化された不気味な通信波が送りつけられ、周辺の小国家を巻き込んで防衛戦を張るツァルスクレブト防衛司令部からも、防衛警戒レベルを最高段階に引き上げたため直ちに戦闘意志を表明して通信に応じられたし、という緊迫した問い合わせが回線を埋めていた。

 

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地表が蜂の巣をつついたような大騒ぎに陥るなか、第一ブリッジの指揮台に立つミラージュは、冷静にその指先でコンソールを叩いた。

 

「フォールドアウト完了。目的地、惑星ディバイド衛星軌道への定着に成功しました。これより、全セクターの戦場を網羅する広域発情調和フィールドを展開します」

 

地表の五大勢力から所属確認の通信要請が多数寄せられていたが、ミラージュはそのすべての通信を黙殺することを決め、警告を放つ画面を一括して消去した。公式な宣戦布告も事前の警告すらも与えず、ただ冷酷に、徹底的な無力化のために艦の全システムを発射シーケンスへと移行させる。

 

「サキュバス砲展開、地表の五大拠点を同時にロックオン。カウントダウンを開始します」

第一ブリッジの指揮台で、ミラージュが冷徹な声を響かせ、コンソールを素早く叩く。

 

ブリッジのオペレーターたちもまた、二日間に及ぶ「届かぬ本物への飢餓感」という精神的焦らし拷問によって脳髄を限界まで焼かれ、制服のタイトスカートの奥を愛液でぐっしょりと汚しながらも、その指先は狂気的な精度でサキュバス砲の照準を敵の軍勢へとロックしていった。

 

「操舵部、自動航行キーをロック。本艦を射撃安定軌道へと維持します」

茶褐色の髪を揺らす操舵手が、しなやかな指先でコンソールを固定した。

 

「ザーディッシュ、ブルトコッホ、ケネスリード、マジェス、ツァルスクレブト、全五箇所の指令部座標を完全捕捉したわ。誤差修正、完了よ」

流れるような金色のロングヘアが美しい、理知的で涼やかな1stオペレーターが、落ち着いた大人の声音で精密な標的データを転送していく。その直後、コンソールに警告灯が灯った。

「――待って。衛星軌道上の各勢力拠点から、多数の可変戦闘機部隊が発進したわ。本艦に向けて急速に接近中よ!」

 

「慌てることはないわ。サキュバス砲のロックオンはそのまま維持」

指揮を執る艦長のアーシェリー・ラサール中佐が、グラマラスな褐色肌の美脚を震わせながら冷徹に命じる。

「カタパルトデッキ、待機中のセイレーン小隊へ緊急発進命令。敵機を本艦の防衛ラインに近づけさせるな!」

 

「セイレーン小隊、発進要請を受領!」

通信ウィンドウが開き、護衛を担う四名の女性パイロットたちの姿が映し出された。

 

「セイレーンα、了解。これより迎撃に移行する。不届き者どもに我が艦への手出しはさせん」

透き通るような赤い瞳と流麗な銀髪が映える冷徹な美貌を持ち、軍服に包まれた威圧的なほどの巨乳と長身を誇るエースが、静謐な威厳を纏って告げる。

 

「セイレーンβ、発進準備完了! すべて叩き落としてみせます!」

燃えるような紅蓮の髪と鋭くも澄んだ眼差しに不屈の闘志を宿し、タイトなパイロットスーツに包まれた肉感的な曲線美を震わせる少女が、気高くも官能的な声で応じる。

 

「セイレーンγ、命令受領だ。どこのどいつか知らねえが、大将の邪魔はさせねえよ!」

意志の強さを宿した鋭い瞳と赤茶のショートヘアが凛々しく、しなやかで引き締まった肉体美を誇る、姉御肌のパイロットが不敵に笑う。

 

「セイレーンθ、承った。主様のために、不浄の羽虫どもをその翼ごと毟り取って差し上げましょう」

濡羽色にも似た紫の長髪を持つ古風な美貌の女侍が、細められた瞳の奥に嗜虐的な本能と冷徹な暴力性を艶やかに混在させながら微笑んだ。

 

四名のパイロットたちは、それぞれ最新鋭の無人戦闘機ゴーストを二機ずつ引き連れ、カタパルトから漆黒の宇宙へと次々と射出されていった。

 

「右腕部のフォールドチャンバー、エネルギーが臨界を突破しちゃった。……ねえ、頭のなかがすごく熱くて、どうにかなりそう……っ」

ブロンドの長髪と碧眼を持つ、神秘的な透明感の2ndオペレーターが、どこか浮世離れした甘く気だるげな吐息を漏らしながら出力の上昇を告げる。

 

「サキュバス波の同調波形、最高値をマークよ! チャンバーへの全装填もバッチリ確認。艦長、いつでもいっちゃって!」

金髪セミロングで、制服の胸元が弾けそうなバストボリュームを誇る3rdオペレーターが、悪戯っぽくも自信に満ちた生徒会長のような口調で、衣服の下から突き上げる発生器のストロークに身を悶えさせながら数値を叫んだ。

 

117名の美女スタッフたちが放つ、本物の肉体と射精の熱量を求める怨嗟と渇望の絶頂エネルギー。それが社長室のベッドの下から逆流する最高純度のサキュバス波の濁流と完全に混ざり合い、右腕部五連装薬室(チャンバー)の巨大フォールドクォーツを眩いピンクの光で爆発んばかりに脈動させていく。

 

「右腕部全チャンバー、臨界駆動。セイレーンシステム同調率200%を検知。五発のサキュバスバレット、いつでも放てます」

 

ミラージュの報告がブリッジに響き渡ると同時に、要塞の右腕部が巨大な牙のごとく展開し、惑星ディバイドの全戦場を見下ろすようにその砲口を持ち上げた。

 

事前の宣告なき去勢の牙が、内戦に沸く五つの拠点を冷徹に見下した。

 

「素晴らしいわ……。ディバイドの男たちに、私たちの絶対的な調和を教えてあげる。――操舵手、撃て!」

アーシェリーはグラマラスな褐色肌の美脚をガクガクと震わせながら、潤んだ瞳で鋭く命じた。

 

「はーい、了解よぉ。それじゃあ、撃鉄落ちゃうわね。ハメキューレアタック、全弾連続射出――いっくよ〜ん♡」

応じたのは、茶褐色の髪を揺らす、どこかの大企業のOLっぽい落ち着きと茶目っけのある色気を漂わせる操舵手だ。タイトな制服越しにもわかる柔らかな曲線美から成熟した雌特有のフェロモンを放ち、衣服の下の発生器の刺激に潤んだ吐息を漏らしながら、彼女は艶っぽく発射ボタンを押し込んだ。

 

その瞬間、マクロス・オーオクの右腕部から宇宙の暗黒を鮮やかなピンク色に染め上げる、圧倒的な恍惚の閃光が放たれた。それは五つの巨大な光の濁流となり、ディバイドの大気圏を突き破って、五つの司令部へと同時に、かつ正確に直撃した。

 

まず第一発目、カナメの【生命と歓喜の弾丸】が、現ディバイド政府主導国であるザーディッシュ最高司令部を直撃した。絶対的な支配者のごとき正妻の統制波が、さっきまで画面の向こうで所属を問い詰めていた高官たちの脳髄を貫く。男たちは一瞬で理性を奪われ、優しく包み込まれてすべてを委ねてしまうような圧倒的な包容感の幻覚に襲われ、通信機を投げ捨てて床へと平伏した。

 

続いて第二発目、美雲の【神秘と闇の弾丸】は、威嚇の通信を放ってきた強硬派の最大国家であるブルトコッホ軍事要塞へ突き刺さった。主専用の歌い手としての圧倒的な歌声と、脳裏に直接響く濃密な喘ぎ声が、好戦的な将軍たちのオスの本能を容赦なく破壊していく。強烈な逆調教の快感に襲われた男たちは、迎撃指示の真っ最中に腰をガタガタと震わせて完全に戦意を喪失した。

 

さらに第三発目、マキナの【希望と絶望の弾丸】は、統合政府の派閥を利権で操り、内乱の恒常化を裏で主導してきた商業国家であるケネスリード議事堂を捉えた。すべてを全肯定するような圧倒的な母性の波が、利害を計算していたエリート官僚たちのプライドを木っ端微塵にする。豊かな果実に顔を埋められ、存在そのものを甘やかし尽くされるような背徳的な快感の前に、男たちは自らの意思を失って床に転がり狂った。

 

間髪入れず放たれた第四発目、レイナの【愛と欲望の弾丸】は、暗号通信で探りを入れてきた反統合同盟の生き残りたちが潜伏する、独自の思想と伝統を重んじる古き国家マジェスの地下司令部へと入った。自らすべてを差し出すアナル特化としての底なしの肉欲波が、冷徹を気取っていたテロリストや戦略家たちの理性をシャットダウンさせる。背徳的な情欲の波に脳髄を焼かれた男たちは、互いの服を掴み合い、一寸の猶予もなく暴発的な恍惚へと叩き落されて戦闘不能となった。

 

正式な新婚旅行の引き金を引く最後の第五発目、クレアの【勇気と背徳の弾丸】が、緊迫した通信を送り続けていたツァルスクレブト辺境小国家同盟の密談室を包み込んだ。恐怖心を反転させた、優しく狂おしい妊娠願望の波。美しい肢体に優しく抱きすくめられ、自分の種をねだられるような禁断の快感に、幹部や首脳たちは下腹部を激しく痙攣させて完全に従属した。

 

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血を流すことなく、ただ圧倒的な連続絶頂の波動だけが地表を席巻していく。

 

五つに分裂し、それぞれの派閥や反統合同盟の生き残りを巻き込んで醜い内戦を繰領していた惑星ディバイドのすべての首脳陣の男どもは、事前の宣告もなく放たれたハメキューレアタックの去勢の閃光によって、ただの一瞬で全員が腰を抜かし、カナメらサキュバスたちの奴隷へと変えられてしまった。

 

ブリッジのモニターで、地表の五大勢力が同時に沈黙し、全セクターの男たちが出し尽くした恍惚の中に沈んでいく数値を見つめるミラージュ。彼女は絶対的な冷静さを保ち、この艦がもたらした完璧な調和を静かに見届けるのだった。

 

(続く)

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