マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー 作:夜叉五郎
アルテミシア・グランドホテル ロイヤルスィート「ルビー・プリズン」
朝食を終えたオリッシュは、嬉しそうにカナメの手を握りジムルームへと向かった。
カナメはメイド服からトレーニングウェアに着替える前に、オリッシュに衣装の指定を聞く。
「ご主人様、ジムではどんな格好がよろしいでしょうか?」
オリッシュは目を輝かせ、勢いこんで答えた。
「カナメのいつものトレーニングウェアが見たいんだ……俺……カナメが普段どんな風に汗かいてるのか知りたい!」
カナメは一瞬困惑した。
(普段のトレーニングウェア?まさか……本当に運動目的?)
オリッシュの瞳は、純粋なファン心理で輝いていた。
ミラージュが用意してくれた普段のトレーニングウェアに着替えるカナメ。
黄色のホルターネックトップに黒のジャージパンツ。
お腹が大胆に露出され長い脚が強調される動きやすいウェアだ。
鏡に映る自分を見てカナメは小さく息を吐いた。
(これで本当にいいのかしら。いつも通りだけど)
ジムルームに現れたカナメを見て、オリッシュは喜ぶ。
「カナメ……毎日そんなウェアでトレーニングしてるんだね。すごく似合ってる」
カナメは曖昧に微笑みながらトレーニングを始めた。
「じゃあ、まずは軽いストレッチから始めましょう!」
彼女はゆっくりと体を曲げ長い脚を伸ばす。
オリッシュはすぐにへたばった。
「はぁ……はぁ……カナメ……俺……もう……限界……」
カナメは苦笑しながらオリッシュを見下ろした。
「少し休みますか?」
オリッシュはしかし目を輝かせ懇願した。
「カナメ……俺……カナメが……日課にしてる……トレーニング……見たいんだ……他のファンが……絶対に見れない……カナメの……姿を……俺だけ……見たい……」
カナメは一瞬息を呑んだ。
(そうだった。ワルキューレの普段の訓練シーンは公開したことないものね。熱烈なファンなら、わからないでもないわ……」
彼女は微笑みながら頷いた。
「いいわ。オリッシュさんには特別に見せてあげる」
オリッシュは興奮で震えながらスマホを構えた。
「やったぁ!カナメのトレーニング姿……撮らせてもらってもいい?アップロードしないから……いいよね……?」
カナメは一瞬眉を寄せたが、どうせ通信規制で外部公開は出来ない。
苦笑して了承する。
「大丈夫よ。全然撮って構いません」
日課のトレーニングを始めるカナメ。
ジムルームはとてもロイヤルスィート内のプライベート空間とは思えない広さで、トレーニング器具も一通り揃っている。
まずはヒップスラストマシンでの25kg15回×3セットで、腰を突き上げお尻を締め上げると熱と汗が溢れ出す。
レッグエクステンション・カール、アブダクター&アダクターを各15回×2セットで秘部まで火照り甘い吐息が漏れる。
ケーブルで後ろに蹴り上げるヒップアブダクション20回×2セットで、お尻がぷるぷる揺れて背中を汗が伝う。
横に開くサイドレッグレイズ20回×2セットでくびれが浮き立ち、滴る汗が艶めかしく光る。
筋肉トレーニングを終えたカナメは、次はランニングマシンによる有酸素運動に移る。
時速10kmから始め、12km、14km、16km、18km、20kmと上げていく。
乳房が上下に激しく揺れ、トップが汗で張り付き、乳首の形が浮かび上がる。
20分間走り続け、息が上がり髪が乱れ瞳が熱を帯びる。
その後マットに移動し、今度はピラティスによる体幹トレーニングだ。
仰向けになり腰を浮かせて百回打ちを繰り返し、腹筋がくっきりと浮き上がり、汗で光る腹が艶めかしく波打つ。
さらにプランク三分間で、肘とつま先だけで体を支え全身が震える。
汗が滴り落ち床に大きな水たまりを作る。
最後にワルキューレの曲に合わせての振り付け練習。
「いけないボーダーライン」「恋!ハレイション THE WAR」「AXIAの風」「GIRAFFE BLUES」を連続で全力で踊る。
汗が首筋から胸へ、胸から腹へ、腹から太腿へと流れ、ウェアが肌に貼り付いて体のラインが丸見えになる。
カナメはトレーニングに集中していき、オリッシュの視線も忘れて、本気で体を動かし続けた。
気がつけば一時間半以上が経過している。
カナメは息を切らしながら、タオルで汗を拭き、オリッシュを見た。
「……あ……オリッシュさん……ごめんなさい……夢中になって……放っておいちゃって……」
だがオリッシュは目を輝かせ、興奮で顔を赤くしながら首を振った。
「いや最高だったよ……こんなに汗かいて頑張ってる姿、見れてよかった……ワルキューレのパフォーマンスこういう努力で作られてたんだ……」
美人なお姉さんが汗を流して運動してる姿を生で眺めるだけで、オリッシュにとって十分に目の保養だ。
彼はカナメの汗ばんだ肢体を貪るように見つめる。
「でも、それで仕上げたこの完璧な体、今は俺が独り占めしてる思うとたまんないよ……」
カナメは汗で張り付いたトップを直しながら苦笑する。
(結局、それなのね)
カナメはトレーニングを終えた汗だくの体のまま、オリッシュに提案する。
「せっかくだから、オリッシュさんも軽く運動してみませんか?」
オリッシュは目を輝かせた。
「カナメ……俺……運動苦手だけど……もし……カナメが俺の足抑えてくれて……腹筋手伝ってくれるなら……やってみるよ!」
カナメは一瞬困惑した。
(私が足を抑える?そんな密着して大丈夫かしら)
そのままセックスに移行しそうで身構えるカナメ。
だがオリッシュは、さらに期待を込めて続けた。
「ご褒美も欲しいな……腹筋何回できたかで、このあとのソーププレイでオプション追加してくれる……?」
カナメは言葉を失った。
(この人、自分でそんな提案しちゃうの?)
だが、これで少しでも運動して体重を減らしてくれるならと思い、カナメは苦笑しながら頷いた。
「しょうがないわね。それで体を動かしてくれるなら約束します」
オリッシュは興奮で顔を真っ赤にしながらマットに仰向けになった。
「やった!じゃあカナメ早く来て!」
カナメは、仰向けのオリッシュにゆっくりと近づき、彼の脚に自分の尻をどすんと乗せた。
柔らかい肉感たっぷりのヒップが脂ぎった太腿にぴったりと沈み込み、熱い体温が布越しにじんわりと伝わる。
カナメはびくっと体を震わせた。
(あんっ、昨日の騎乗位、思い出しちゃうっ)
オリッシュは、カナメの柔らかくて重い尻が自分の太腿を押し潰す感触に、鼻息を荒くした。
「ふひぃ……!カナメのお尻……俺の足に乗ってる……これなら……100回でも200回でも……腹筋できるよ!!」
彼は興奮で顔を赤くしながら、すぐに腹筋を始めた。
カナメはオリッシュの膝を両手で押さえ、上半身を支えるように前傾になる。
オリッシュの上半身を起こすたび、カナメのトレーニングウェアに包まれた美乳が、オリッシュの顔のすぐ前でぷるんぷるんと淫らに揺れる。
汗ばんだ谷間がオリッシュの鼻先をかすめ、甘い女の匂いが鼻腔を直撃する。
「うおお……カナメのおっぱいが目の前で揺れてる……汗の匂いまで……俺……最高……幸せすぎる……!」
カナメは困惑しながらもオリッシュの膝を押さえ、腰の動きをサポートした。
(本当にやる気満々ねっ。散々揉んで吸ってるのに、私のおっぱいやお尻でこんなに頑張っちゃうなんて)
オリッシュは鼻息を荒くしながら腹筋を五回、十回と続けていった。
実はそのオリッシュの思いに応え、彼にリンクしている宇宙再構築システムが、密かに稼働し始めていた。
オリッシュの肉体が微かに変化し始め、筋肉が少しずつ引き締まっていく。
すぐにまたへたばると思われたオリッシュが、腹筋をしっかり二十回、三十回と続けていく。
カナメは驚いた。
「オリッシュさん、すごいわ。まさかこんなにできるなんて思いませんでしたっ」
普段の彼なら絶対に無理なはずの五十回。
今日の目標に到達したオリッシュは、息を荒くしながら嬉しそうに呟いた。
「はぁ、カナメが……はぁはぁ、ご褒美くれるって……はぁ、言うから……はぁはぁ、俺……頑張れたよ……!」
カナメは呆れながらも、オリッシュの胸にそっと手を置いて、頑張りを讃える。
「約束は守るわ。ソーププレイでいっぱい気持ちよくしてあげますね♡」
この日以降、二人の午前中のトレーニングは、日課となった。
オリッシュの腹筋が少しずつ引き締まり、お腹の贅肉の脂肪が分解され、体重は日々確実に減っていくことになる。
(続く)
カナメの衣装
TVシリーズ3話のレッスン時のトレーニングウェア