※この作品はR-18です。

マクロスΔ オペレーション・スィートプリズナー   作:夜叉五郎

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2068年3月7日夜
惑星レハーム行き民間シャトル・個室


ch.5 「お尻だけは、絶対に阻止限界点」

「……やっと……終わった……」

 

カナメはVRゴーグルをしたまま、リクライニングシートに深く沈み込む。

 

セックス編の最後のミランダの絶頂シーンが、まだカナメの瞼の裏に焼き付いている。


 

四度の自慰による絶頂の余韻で、太ももが小刻みに痙攣していた。


 

股間は熱く、愛液でぐしょぐしょになった下着が肌に張り付き、個室内には甘く濃厚な女の匂いが充満していた。

 

「……もう……次なんて……無理……」

 

それでも震える指でチャプターリストをスクロールし、【特殊プレイ】のサムネイルをタップする。

 

 

 

 

 

視界にミランダ・メリンが現れた瞬間、彼女は妖艶に微笑みながら告げた。

 

「さぁ、カナメさん♡いよいよ初級編のラスト、特殊プレイよ。今日はアナルセックスをたっぷり教えてあげる」

 

カナメの全身が凍りついた。

 

ミランダはゆっくりと四つん這いになり、カメラに向かって完璧な曲線を描くお尻を突き出す。

 


ピンク色の窄まりが照明に照らされて艶やかに光り、わずかに震えているのがわかる。

 

「処女でもアナルは別のお口だから安心して♡ローションをたっぷり塗って……指一本から始めて……ほら、こうやって……んっ……入っちゃう……」

 

指がするりと消え、甘くくぐもった喘ぎ声が響く。

 

カナメの視界が歪んだ。

 

「次は二本……三本……そして本番よ」

 


男優が後ろからゆっくりと挿入していく。


 

ミランダは涙目になりながらも恍惚の表情で喘ぐ。

 


「最初は痛いけど……すぐに気持ちよくなってくる……ほら、こうやって……奥まで……あぁぁっ!」

 

カナメは悲鳴を上げそうになり、両手で口を塞いだ。
涙がぽろぽろとこぼれる。

 

――嘘……こんなの……絶対無理……!

 


――お尻に……あんな太いものが……!?


 

――裂けちゃう……! 絶対に死ぬ……!

 

生理的な嫌悪感が全身を駆け巡り、胃がひっくり返りそうになる。


 

背筋がぞわぞわと鳥肌立つ。


 

映像を飛ばそうとする指が震えてボタンが押せない。

 

「カナメさん、覚えておいて。アナルは最高の奥の手よ。彼がどうしようもなく暴走しそうになったら、ここを差し出せば一発で落ち着くから」

 

カナメは両手で耳を塞いだ。

 

――絶対に……!

 


――お尻だけは……絶対に守る……!

 

その瞬間、決意が鋼のように固まった。

 

――フレイアは命を賭けて歌った。


 

――メッサーはヴァール化を恐れずに最後まで戦った。


 

――それに比べたら、私の処女なんて……


 

――アナル以外なら、いくらでも捧げられる……!

 

「……気分を切り替えるべきね」

 

カナメは一つ大きく深呼吸した後に乱れた服を整え直し、壁のパネルで機内食をオーダーした。

 

 

 

 

 


数分後、自動サーブポートが開き、温かいビーフシチューとサラダ、パンがトレイに乗って現れる。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「……しっかり食べなきゃ……」

 

アナルの衝撃で味のしないシチューを無理やり胃に流し込み、パンをかじり、サラダを平らげる。

 


食事が終わると、わずかに冷静さも戻ってきた。

 

気力を振り絞り、残りの特殊プレイ――足コキ、言葉責め、羞恥プレイ、授乳手コキプレイ、拘束プレイ、乳首責め、玩具プレイ、ソーププレイ、氷を使った温度差プレイ、目隠しでの感覚増幅プレイ、軽いスパンキング、ロウソクプレイの入り口まで――を休憩なしに一気に視聴しきった。

 


アナルが絡むパートだけは目を逸らし、音量を最小にして耐えた。

 


それでも映像の端々に映るミランダの恍惚の表情と、甘くくぐもった喘ぎ声が耳に残り続ける。

 


吐き気を何度も堪えながら、カナメは研修ビデオの視聴を最後までやり遂げた。

 

 

 

 

 

ビデオの結末に、ミランダが優しく微笑む。

 

「カナメさん、あなたの素材は本当に素晴らしいわ。顔も身体も……そして何より、あの歌声。私以上のAV女優になれるって、本気で思う」


 

「だから自信を持って。あなたのファンを、声で、身体で、全部で蕩かしてあげてね♡」

 

画面が暗くなり、【研修終了】の文字がゆっくり浮かび上がる。

 

「……やっと……終わったわ……」

 

カナメはVRゴーグルを外し、リクライニングシートの上で脱力する。

 

自慰疲れとフル回転だった脳のシャットダウンが重なり、カナメはそのまますぐに深い眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

夢の中で――

 

カナメは四つん這いで、嫌悪していたはずのアナルを激しく突かれていた。

 

「だめっ……お尻はダメなのに……!」

 


「気持ちいい……! もっと奥まで……!」

 


「いくっ……お尻でいくぅぅっ!!」

 

自分の歌声が絶叫に変わり、何度も何度も果てていく。


 

涙を流しながら悦びに溺れていく自分がいた。

 

(続く)

 

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